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第87話:レトロなゲームをプレイしましょ(その6)
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「いかがかしら?私がさっきまで履いていた靴下のお味は?」
「・・・・!?」
結衣の言葉に黒川は驚愕する。
(結衣様の・・・靴下?!)
姉妹たちは調教時にゴシックドレスからボンテージドレスへと
着替えたので恐らくその際に脱いだものであろう。
「ふぐっ・・・ぐぶっ!ぐほっ!」
突然の出来事に彼は思わずえずいてしまう。
(な、なんてものを・・・)
自分が吐き出した黒い靴下を眺めて黒川は呆然とする。
しかし不思議と「汚い」という感情は湧かなかった。
それどころか彼のモノはさらに大きくなっていった。
「あらあら、そんなに喜んでもらえて光栄ですわ」
結衣はクスクスと笑いながら黒川を見下ろす。
「ふふ、本当に変態さんですわね」
そんな二人の様子に友麻もクスクスと笑う。
「・・・っ!」
その二人の笑顔を見て、黒川の股間が更に固さを増していく・・・。
「あら、お姉さまの靴下で興奮しているようですのよ」
「やはり思っていた通りお前は最低の変態ですわ」
結衣が冷酷な笑顔でそう言い捨てると
彼の膨れ上がった股間を思い切り踏みつけた。
「あぎゃぅぅぅっ!!」
激痛と興奮の中で黒川は悲鳴と共に射精してしまった・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・」
荒い呼吸を繰り返す黒川。
「あら、もう果ててしまったのですか?」
結衣が呆れたように言う。
「・・・っ、も、申し訳・・・ございません・・・」
股間を踏まれて射精してしまったという事実に羞恥し、
彼は赤面する。
己の性癖を理解し、こんな事をされるのもいつもの事とはいえ、
未だに恥ずかしさは抜けきらないようだ。
そんな彼を二人は蔑むように見下ろす。
「あらあら、本当に堪え性のない子」友麻がクスクスと笑う。
「本当にお前は想像を絶する程の変態ですわ」
結衣が冷たい目で言い放つ。
「ほら、もう片方ありますから、今度はじっくり味わいなさい」
そう言って結衣がもう片方の靴下を黒川の口へと突っ込む。
「ふご・・・むぐっ!」
口の中に布の感触が広がり、独特の臭気がわずかに感じられる。
(あぁ・・・これが・・結衣様の靴下の味)
こんな事で興奮するだけでも充分に変態的だという自覚はある。
しかし自分では興奮を止めることが出来ないでいた・・・。
そして身体はさらなる興奮を求めてしまっている。
(変態でも構わない・・・)
そんな彼の脳裏を、彼女たちに対しての服従の意識が支配していく。
「さっき出したばかりだというのに、もうこんなに
元気になって・・・お姉様の靴下って強力ですのねぇ」
「まあ、それだとまるで私の足が超絶臭いみたいに
聞こえてしまいますわ」
「あら失礼、私としたことが」
そんな姉妹の他愛ない談笑を聞きながら黒川の下半身は
はち切れんばかりに大きくなる。
(あぁ・・・お二人に見られながら、こんな・・・)
そんな事を思いながらも、彼は結衣の靴下を口から離すことが
出来なかった。
そして自分の理性が溶けていくのをその身に感じ取っていた。
「ふふ、そんなに私の靴下がお気に召しましたの?」
「・・・っ!」
そんな彼の様子を見て結衣はクスクスと笑いながら言った。
「靴下だけでこんなになるんだから、
これがストッキングだったらどうなるのでしょう?」
「きっと大喜びで即射精してしまうでしょうね」
友麻も笑いながら同意する。
(そんな・・・)
そんな二人の様子を見て、黒川は胸を高鳴らせた。
「あら、ますます大きくなりましたわ」
「きっと変な想像してるに違いありませんのよ」
「まったく、本当に困った変態さんですわね」
そう言って結衣と友麻は黒川の股間を
ブーツでグリグリと踏みつける。
「・・・ふごっ!ふぐっ!!」
強烈な痛みに思わず悲鳴を漏らしてしまう。しかしそれでも
彼は彼女たちに抵抗する事が出来なかった。
「ほら、苦しいでしょう?もう吐き出してもよろしいですわ」
そう言って結衣は黒川の口から靴下を引き抜く。
「ふごっ!・・・げほっ!」
ようやく口の自由を得た黒川だったが、
咳き込みながら 口からは涎が糸を引いた・・・。
そして、その下半身もビクビクと痙攣している。
「・・・ふふ、本当に無様な子ですわ」
結衣はそんな黒川を見下ろしながらクスクスと笑う。
「・・・・・。」
黒川は呼吸を整えながら姉妹たちを見る。
しかしその顔はどこか寂しそうにも見えた。
「あらあら、そんな顔をしてどうしたんですの?」
「・・・え、あ・・・その・・・」
結衣の言葉に黒川は口ごもる。
「ふふ、そんなにお姉さまの靴下が恋しくなってしまいましたか?」
友麻もそう言って彼のつるりとした頭を撫でた。
「い、いえ・・・そういうわけでは・・」
「あら、ではなぜここをこんなにしているのですか?」
友麻が意地の悪い笑みを浮かべ、ブーツの先で
黒川のものを突っつく。
「・・・・」
黒川は顔を赤らめ、黙り込んでしまった。
そんな彼の姿を見て二人はクスクスと笑う。
「さあ、言ってごらんなさい。今の自分の事を」
結衣も妖艶な笑みを浮かべている。
そんな姉妹の様子に黒川は、真っ赤になりながら
絞り出すように声を出す。
「は、はい・・・お二人のおっしゃるように、結衣様の靴下の・・・
味と・・・臭いに・・・興奮・・していました・・・」
そこまで言うと彼は再び俯いてしまう。
「・・・ですから、その私の足が超絶に臭いみたいな言い方は、
およしなさい!」
先程友麻に言われたのを気にしてか、結衣が不満げに返す。
「え、決してその・・・結衣様の足が臭いとか・・・
そういうのではなくて・・・あの・・・
お気になさっていたなら、申し訳ありません・・」
「・・真面目に謝らなくてよろしい!」
結衣は黒川の頭を小突いた。
「あ痛っ!」
「まったく・・・」
「・・・すみません」
そんなやり取りを見ながら友麻がクスクスと笑う。
「ふふ、ちょっと脱線しましたが面白いです。
文月、お続けなさい」
「もう、友麻まで・・・!」
楽しそうな友麻に結衣が恥ずかしそうに顔を赤くする。
「ふふ、お姉さまの恥ずかしがる顔・・・可愛いですわ」
そんな姉妹の様子を見て黒川は微笑んだ。
(やっぱりこのお二人は仲睦まじいんだな)
そんな事を思いながら彼は二人を見つめる。
「・・・では気を取り直して。さぁ続きをお言いなさい」
少々変な空気になってしまったが、友麻に促され、
黒川は再び話し始める。
「は、はい・・・口の中にある靴下に、包まれていた結衣様の・・・
白く小さく美しいおみ足を想像しました。」
「そして?」
友麻がますますニヤニヤしながら問いかける。
「そんな美しいおみ足で・・・浅ましく貧欲な自分の身体すべてを・・
好き放題弄ばれたら・・・私はどうなってしまうのか・・・
想像したただけで・・・私はもう・・あぁ・・・」
黒川は恥ずかしさと興奮のあまり最後の方が言葉にならなかった。
「まぁまぁ・・・靴下だけでそこまで妄想できてしまうなんて、
呆れた変態ぶりですわね」
「ええ、本当に」
結衣と友麻はそんな黒川を見てクスクスと笑う。
そしておもむろに履いていたブーツとその下のストッキングを
床に脱ぎ捨てた。
「結衣様?・・・友麻様?」
突然の事に黒川は困惑する。
そんな彼に構わず、結衣は椅子に座り
「お前が先ほどから妄想するほど欲しいのはこれでしょう?」
そう言って黒川の眼前に素足の先を差し出した。
「・・・っ!」
その神々しさに黒川は言葉を失う。
「まあ、先ほどとは比べ物にならないぐらい大きくしていますのよ」
「私たちの足に興奮するなんて、変態の考える事は分かりませんわ」
結衣が妖艶な笑みを浮かべ、友麻はクスクスと笑う。
「あぁ・・・」
姉妹に性癖を見透かされた黒川は、強い恥辱を感じるが、
何よりも目の前にいる姉妹の素足を見て、
言いようのない興奮を覚えていた。
そして、その股間は先ほどよりもさらに大きくなっている。
「ほら、欲しければ態度でお示しなさいな」
そう言って結衣は黒川の口に素足の先を押し付けた。
「・・・」
黒川はその美しい足に見とれながら、恐る恐る舌を伸ばす。
(ああこれが・・・)
そして舌先が触れた瞬間、彼は感動に打ち震えた・・・。
(あぁ・・・結衣様の生足・・・)
その感触に彼の興奮はさらに高まっていく。
そんな様子を見て二人はクスクスと笑った。
「ふふ、本当に無様ですわね」と友麻が言う。
ぺちゃ・・ちゃぷ、れろ・・・
黒川は結衣の足に舌を這わせ、その感触を存分に味わう。
「ふふ、そんなに私の足が美味しいのですか?」と結衣が聞く。
「・・・はい」と黒川は素直に答えた。
すると彼女は妖艶な笑みを浮かべ、その足で彼の股間を踏みつけた。
「ああっ!」痛みに悶えながらも彼は興奮していた。
「次は私の足をお願いしますのよ」
今度は結衣の隣に座った友麻が足を差し出す。
「は、はい・・・」
黒川はその足を丁寧に舐め始めた。
ぺろっ・・・ちゅぱっ・・・れろぉ・・・
(あぁ・・・友麻様の足もなんて美しいんだ・・・)
そう思いながら彼は夢中でその足にしゃぶりついた。
勿論その間に結衣に足で股間を弄られている。
「興奮しすぎて噛まないで下さいませね」
「ふぁ・・・ふぁい・・」
黒川は交互に二人の足を味わいながら答える。
「ふふ、本当に変態さんですわね」
「まともに相手したらこっちまでおかしくなりそうですのよ」
「ひゃう・・・」
上と下を同時に責められ、姉妹からの罵倒を浴び、
黒川は身も心も溶けそうな錯覚に陥っていた。
(あぁ・・・気持ちいい・・・)
そして、ついに限界が訪れる。
「あら、もう果ててしまいそうですわね」と結衣が笑う。
彼女は黒川のペニスがピクピクと震えているのを見逃さなかった。
「うぅ・・・はいぃ・・」
黒川は恥辱に耐えながらも、素直に答える。
「まったく、しょうがないペットですこと」
「まぁ、お姉さまったら」
クスクスと二人は笑い合う。
そして
「ほら、お前の大好きな私たちの足で
さっさとイっておしまいなさい」
そう言って結衣は黒川のペニスを思い切り踏み潰した。
「あがぁっ!!」
その衝撃に黒川は悲鳴を上げるが、それでも彼は幸せだった。
(あぁ・・・)
そして、そのまま再び絶頂を迎えた・・・。
「・・・っ!・・・っ!」
声にならない声を上げながら、黒川はビクビクと身体を震わせて
そのまま仰向けにひっくり返った・・・。
「はぁはぁ・・・ぜぇぜぇ・・」
黒川は床に倒れ込み、肩で息をしている。
「ふふ、無様な姿ですわね」
結衣がクスクスと笑う。
「本当に、こんな事が気持ちいいなんて、
頭がおかしいとしか思えませんわ」
そう言って彼女はとどめと言わんばかりに黒川のペニスを踏みつけた。
「あがぁっ!」
その刺激に彼は悲鳴を上げる。しかし、その表情には
どこか喜びが混じっていた。
(・・・やはり俺には・・このお二人しか・・・)
黒川は汗だくになった顔を上げてほくそ笑む二人を見つめる。
そこには、間違いなく自分の主人である結衣と友麻の姿があった。
「ふふ・・・どうしましたの?」
結衣が妖艶な笑みを浮かべて尋ねる。
「・・・いえ、なんでも・・・ありません」
黒川は恍惚とした顔で答えた。そして同時に思う。
(あぁ・・・やっぱり俺はこのお二人に一生ついていきたい・・・)
その思いと共に、彼は再び二人に対する忠誠を心に誓ったのだった・・・。
つづく
「・・・・!?」
結衣の言葉に黒川は驚愕する。
(結衣様の・・・靴下?!)
姉妹たちは調教時にゴシックドレスからボンテージドレスへと
着替えたので恐らくその際に脱いだものであろう。
「ふぐっ・・・ぐぶっ!ぐほっ!」
突然の出来事に彼は思わずえずいてしまう。
(な、なんてものを・・・)
自分が吐き出した黒い靴下を眺めて黒川は呆然とする。
しかし不思議と「汚い」という感情は湧かなかった。
それどころか彼のモノはさらに大きくなっていった。
「あらあら、そんなに喜んでもらえて光栄ですわ」
結衣はクスクスと笑いながら黒川を見下ろす。
「ふふ、本当に変態さんですわね」
そんな二人の様子に友麻もクスクスと笑う。
「・・・っ!」
その二人の笑顔を見て、黒川の股間が更に固さを増していく・・・。
「あら、お姉さまの靴下で興奮しているようですのよ」
「やはり思っていた通りお前は最低の変態ですわ」
結衣が冷酷な笑顔でそう言い捨てると
彼の膨れ上がった股間を思い切り踏みつけた。
「あぎゃぅぅぅっ!!」
激痛と興奮の中で黒川は悲鳴と共に射精してしまった・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・」
荒い呼吸を繰り返す黒川。
「あら、もう果ててしまったのですか?」
結衣が呆れたように言う。
「・・・っ、も、申し訳・・・ございません・・・」
股間を踏まれて射精してしまったという事実に羞恥し、
彼は赤面する。
己の性癖を理解し、こんな事をされるのもいつもの事とはいえ、
未だに恥ずかしさは抜けきらないようだ。
そんな彼を二人は蔑むように見下ろす。
「あらあら、本当に堪え性のない子」友麻がクスクスと笑う。
「本当にお前は想像を絶する程の変態ですわ」
結衣が冷たい目で言い放つ。
「ほら、もう片方ありますから、今度はじっくり味わいなさい」
そう言って結衣がもう片方の靴下を黒川の口へと突っ込む。
「ふご・・・むぐっ!」
口の中に布の感触が広がり、独特の臭気がわずかに感じられる。
(あぁ・・・これが・・結衣様の靴下の味)
こんな事で興奮するだけでも充分に変態的だという自覚はある。
しかし自分では興奮を止めることが出来ないでいた・・・。
そして身体はさらなる興奮を求めてしまっている。
(変態でも構わない・・・)
そんな彼の脳裏を、彼女たちに対しての服従の意識が支配していく。
「さっき出したばかりだというのに、もうこんなに
元気になって・・・お姉様の靴下って強力ですのねぇ」
「まあ、それだとまるで私の足が超絶臭いみたいに
聞こえてしまいますわ」
「あら失礼、私としたことが」
そんな姉妹の他愛ない談笑を聞きながら黒川の下半身は
はち切れんばかりに大きくなる。
(あぁ・・・お二人に見られながら、こんな・・・)
そんな事を思いながらも、彼は結衣の靴下を口から離すことが
出来なかった。
そして自分の理性が溶けていくのをその身に感じ取っていた。
「ふふ、そんなに私の靴下がお気に召しましたの?」
「・・・っ!」
そんな彼の様子を見て結衣はクスクスと笑いながら言った。
「靴下だけでこんなになるんだから、
これがストッキングだったらどうなるのでしょう?」
「きっと大喜びで即射精してしまうでしょうね」
友麻も笑いながら同意する。
(そんな・・・)
そんな二人の様子を見て、黒川は胸を高鳴らせた。
「あら、ますます大きくなりましたわ」
「きっと変な想像してるに違いありませんのよ」
「まったく、本当に困った変態さんですわね」
そう言って結衣と友麻は黒川の股間を
ブーツでグリグリと踏みつける。
「・・・ふごっ!ふぐっ!!」
強烈な痛みに思わず悲鳴を漏らしてしまう。しかしそれでも
彼は彼女たちに抵抗する事が出来なかった。
「ほら、苦しいでしょう?もう吐き出してもよろしいですわ」
そう言って結衣は黒川の口から靴下を引き抜く。
「ふごっ!・・・げほっ!」
ようやく口の自由を得た黒川だったが、
咳き込みながら 口からは涎が糸を引いた・・・。
そして、その下半身もビクビクと痙攣している。
「・・・ふふ、本当に無様な子ですわ」
結衣はそんな黒川を見下ろしながらクスクスと笑う。
「・・・・・。」
黒川は呼吸を整えながら姉妹たちを見る。
しかしその顔はどこか寂しそうにも見えた。
「あらあら、そんな顔をしてどうしたんですの?」
「・・・え、あ・・・その・・・」
結衣の言葉に黒川は口ごもる。
「ふふ、そんなにお姉さまの靴下が恋しくなってしまいましたか?」
友麻もそう言って彼のつるりとした頭を撫でた。
「い、いえ・・・そういうわけでは・・」
「あら、ではなぜここをこんなにしているのですか?」
友麻が意地の悪い笑みを浮かべ、ブーツの先で
黒川のものを突っつく。
「・・・・」
黒川は顔を赤らめ、黙り込んでしまった。
そんな彼の姿を見て二人はクスクスと笑う。
「さあ、言ってごらんなさい。今の自分の事を」
結衣も妖艶な笑みを浮かべている。
そんな姉妹の様子に黒川は、真っ赤になりながら
絞り出すように声を出す。
「は、はい・・・お二人のおっしゃるように、結衣様の靴下の・・・
味と・・・臭いに・・・興奮・・していました・・・」
そこまで言うと彼は再び俯いてしまう。
「・・・ですから、その私の足が超絶に臭いみたいな言い方は、
およしなさい!」
先程友麻に言われたのを気にしてか、結衣が不満げに返す。
「え、決してその・・・結衣様の足が臭いとか・・・
そういうのではなくて・・・あの・・・
お気になさっていたなら、申し訳ありません・・」
「・・真面目に謝らなくてよろしい!」
結衣は黒川の頭を小突いた。
「あ痛っ!」
「まったく・・・」
「・・・すみません」
そんなやり取りを見ながら友麻がクスクスと笑う。
「ふふ、ちょっと脱線しましたが面白いです。
文月、お続けなさい」
「もう、友麻まで・・・!」
楽しそうな友麻に結衣が恥ずかしそうに顔を赤くする。
「ふふ、お姉さまの恥ずかしがる顔・・・可愛いですわ」
そんな姉妹の様子を見て黒川は微笑んだ。
(やっぱりこのお二人は仲睦まじいんだな)
そんな事を思いながら彼は二人を見つめる。
「・・・では気を取り直して。さぁ続きをお言いなさい」
少々変な空気になってしまったが、友麻に促され、
黒川は再び話し始める。
「は、はい・・・口の中にある靴下に、包まれていた結衣様の・・・
白く小さく美しいおみ足を想像しました。」
「そして?」
友麻がますますニヤニヤしながら問いかける。
「そんな美しいおみ足で・・・浅ましく貧欲な自分の身体すべてを・・
好き放題弄ばれたら・・・私はどうなってしまうのか・・・
想像したただけで・・・私はもう・・あぁ・・・」
黒川は恥ずかしさと興奮のあまり最後の方が言葉にならなかった。
「まぁまぁ・・・靴下だけでそこまで妄想できてしまうなんて、
呆れた変態ぶりですわね」
「ええ、本当に」
結衣と友麻はそんな黒川を見てクスクスと笑う。
そしておもむろに履いていたブーツとその下のストッキングを
床に脱ぎ捨てた。
「結衣様?・・・友麻様?」
突然の事に黒川は困惑する。
そんな彼に構わず、結衣は椅子に座り
「お前が先ほどから妄想するほど欲しいのはこれでしょう?」
そう言って黒川の眼前に素足の先を差し出した。
「・・・っ!」
その神々しさに黒川は言葉を失う。
「まあ、先ほどとは比べ物にならないぐらい大きくしていますのよ」
「私たちの足に興奮するなんて、変態の考える事は分かりませんわ」
結衣が妖艶な笑みを浮かべ、友麻はクスクスと笑う。
「あぁ・・・」
姉妹に性癖を見透かされた黒川は、強い恥辱を感じるが、
何よりも目の前にいる姉妹の素足を見て、
言いようのない興奮を覚えていた。
そして、その股間は先ほどよりもさらに大きくなっている。
「ほら、欲しければ態度でお示しなさいな」
そう言って結衣は黒川の口に素足の先を押し付けた。
「・・・」
黒川はその美しい足に見とれながら、恐る恐る舌を伸ばす。
(ああこれが・・・)
そして舌先が触れた瞬間、彼は感動に打ち震えた・・・。
(あぁ・・・結衣様の生足・・・)
その感触に彼の興奮はさらに高まっていく。
そんな様子を見て二人はクスクスと笑った。
「ふふ、本当に無様ですわね」と友麻が言う。
ぺちゃ・・ちゃぷ、れろ・・・
黒川は結衣の足に舌を這わせ、その感触を存分に味わう。
「ふふ、そんなに私の足が美味しいのですか?」と結衣が聞く。
「・・・はい」と黒川は素直に答えた。
すると彼女は妖艶な笑みを浮かべ、その足で彼の股間を踏みつけた。
「ああっ!」痛みに悶えながらも彼は興奮していた。
「次は私の足をお願いしますのよ」
今度は結衣の隣に座った友麻が足を差し出す。
「は、はい・・・」
黒川はその足を丁寧に舐め始めた。
ぺろっ・・・ちゅぱっ・・・れろぉ・・・
(あぁ・・・友麻様の足もなんて美しいんだ・・・)
そう思いながら彼は夢中でその足にしゃぶりついた。
勿論その間に結衣に足で股間を弄られている。
「興奮しすぎて噛まないで下さいませね」
「ふぁ・・・ふぁい・・」
黒川は交互に二人の足を味わいながら答える。
「ふふ、本当に変態さんですわね」
「まともに相手したらこっちまでおかしくなりそうですのよ」
「ひゃう・・・」
上と下を同時に責められ、姉妹からの罵倒を浴び、
黒川は身も心も溶けそうな錯覚に陥っていた。
(あぁ・・・気持ちいい・・・)
そして、ついに限界が訪れる。
「あら、もう果ててしまいそうですわね」と結衣が笑う。
彼女は黒川のペニスがピクピクと震えているのを見逃さなかった。
「うぅ・・・はいぃ・・」
黒川は恥辱に耐えながらも、素直に答える。
「まったく、しょうがないペットですこと」
「まぁ、お姉さまったら」
クスクスと二人は笑い合う。
そして
「ほら、お前の大好きな私たちの足で
さっさとイっておしまいなさい」
そう言って結衣は黒川のペニスを思い切り踏み潰した。
「あがぁっ!!」
その衝撃に黒川は悲鳴を上げるが、それでも彼は幸せだった。
(あぁ・・・)
そして、そのまま再び絶頂を迎えた・・・。
「・・・っ!・・・っ!」
声にならない声を上げながら、黒川はビクビクと身体を震わせて
そのまま仰向けにひっくり返った・・・。
「はぁはぁ・・・ぜぇぜぇ・・」
黒川は床に倒れ込み、肩で息をしている。
「ふふ、無様な姿ですわね」
結衣がクスクスと笑う。
「本当に、こんな事が気持ちいいなんて、
頭がおかしいとしか思えませんわ」
そう言って彼女はとどめと言わんばかりに黒川のペニスを踏みつけた。
「あがぁっ!」
その刺激に彼は悲鳴を上げる。しかし、その表情には
どこか喜びが混じっていた。
(・・・やはり俺には・・このお二人しか・・・)
黒川は汗だくになった顔を上げてほくそ笑む二人を見つめる。
そこには、間違いなく自分の主人である結衣と友麻の姿があった。
「ふふ・・・どうしましたの?」
結衣が妖艶な笑みを浮かべて尋ねる。
「・・・いえ、なんでも・・・ありません」
黒川は恍惚とした顔で答えた。そして同時に思う。
(あぁ・・・やっぱり俺はこのお二人に一生ついていきたい・・・)
その思いと共に、彼は再び二人に対する忠誠を心に誓ったのだった・・・。
つづく
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