双子の令嬢姉妹の専属ペットになった俺は今日も二人の足の下にいる。

桃ノ木ネネコ

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第18話:結衣様はハイヒールが苦手!?(その1)

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「ふふ、お前はこうされるのが本当に好きですわね」
「ひ・・ひゃい・・・」
結衣が黒川の顔を踏みつける。
彼はそれを心地よさそうに受けいれながら
彼女の足を舐めるような仕草をした。

ここは松葉家の屋敷の地下室。
黒川は今日も調教され、全裸で床に転がされ、
結衣に顔を踏まれていた。

「あら、もうそんなに感じてしまったんですの?」
そう言って、彼女は足の指先を使って彼の顎を
持ちあげるかのように軽く持ち上げてみせる。
そして自分のつま先にキスするよう促した。

黒川はそのまま舌を伸ばして一心不乱に彼女のつま先を舐めた。
「まったく・・・どうしようもない変態ですわね」
結衣はそう言いながらも、黒川の行為を愛おしそうに見つめていた。

「ほら、四つん這いにおなりなさい」
結衣に命じられるままに、彼は四つん這いになった。
「ふふ・・・いい格好ですわね」
そう言うと彼女は黒川のつるりと剃られた頭を
彼の唾液にまみれた足で踏みつけた。

「ふごっ・・・!!」
黒川は結衣の足に押される形で顔を床にこすり付ける。
結衣はそんな彼の姿を見て、恍惚とした表情を浮かべた。

「ふふ・・・可愛いですわ」
彼女はさらに強く黒川の頭を踏みつける。
そしてそのままグリグリと踏みにじった。
剃り跡すら目立たない程丁寧に剃られた頭に汗がにじむ。

「うぐっ・・・がっ・・・」
(苦しいはずなのに気持ちいい・・・。)
黒川は苦痛を感じながらも快感を感じていた。

「あらあら、もうこんなに大きくさせてしまいましたのね?」
結衣の反対側にいた友麻が背後から黒川の股間を蹴り上げる。
「ふぎゃっ!」
黒川は悲鳴を上げながら身体をのけぞらせた。
「あらあら、お行儀が悪い子ですわね」
結衣が踏みつけた足を離すと、
今度は友麻が黒川を仰向けに蹴り倒した。
そしてそのまま友麻が彼の股間を踏みつける。
「ひぎっ・・・!!」
(痛いはずなのに気持ちいい・・・)
黒川は苦痛を感じながらも快感を感じていた。
「ふふ、もうこんなに先っぽを濡らしてしまって・・・。
まったく浅ましい変態ですわね」
友麻が黒川の股間に足を乗せたままぐりぐりと動かす。

「あ・・・ああ・・・」
黒川は快楽に身を委ねながら、無意識のうちに腰を動かし始めた。
「まぁ・・・こんなにみっともなく大きくしてしまって・・・」
結衣がそう言うと、勃起した黒川のペニスを思い切り踏んだ。
「あぎゃぁぁ!!」
そのあまりの激痛に絶叫する黒川。そんな彼に
追い討ちをかけるかのように友麻も彼の睾丸を狙って踏みつける。

「ひぎぃ!」
黒川は絶叫しながら身体を弓なりに反らせた。
「ふふ、そんなに痛いのに感じてしまうなんて
本当に救いようがありませんわね」
結衣がそう言いながらグリッと強く踏みつける。

「ぎゃひぃっ!!」
姉妹から玉と竿を同時に踏まれ、
黒川は絶叫しながら身体を痙攣させた。

「ふふ・・・そんなに痛いのに感じてしまうなんて
おぞましいほどの変態ですわね」
結衣がそう言いながらグリッと強く踏みつける。

「あぎゃああぁぁ!!」

「お姉さま、あまりやり過ぎると、
使い物にならなくなってしましますのよ」
「ふふ、友麻こそそちらが潰れたら大変ですわよ」
「うふふ、お姉さまこそ」
2人は笑いながら黒川の股間を踏みつけた。

「あがぁぁ!!」
(痛いぃ・・・でも気持ちいい・・・。)
黒川は涙目になり、苦痛と快楽を感じながら
ゾクゾクと身体を震わせる。

そんな様子に興奮したのか、姉妹はさらに強く踏み付ける。
「ああ!! ああぁぁ!!」
「ほら、出しておしまいなさい!
気持ち良くてたまらないのでしょう?」
「ふふ、もうイキそうなんですのね?みっともないですわね」
姉妹はそう言いながら黒川を踏みつけ続ける。
「ひぎぃぃ!」

そしてついに限界を迎えたのか、
彼のペニスから大量の精液が噴き出した。
「あ・・・ああぁぁぁ・・・!」
「あらあら、こんなに沢山出して・・・はしたない子」
「こんな事で興奮するなんて・・・まったくこの変態は」
2人は笑いながら黒川を踏みつける。その快感に酔いしれる。

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
射精して呼吸を整えている黒川の眼前に、
結衣が精液まみれになった自分の足を出す。
亀頭から竿部分に掛けてを踏んでいたせいで、
掛かってしまったようだ。

「・・・汚れてしまいましたわ。キレイにしてくださる?」
黒川は言われるままに結衣の足を口に含んで、丁寧に舐め回す。
ぺちゃぺちゃと舌の動く音がした。
「ふふ・・・いい子ですわね」
精液独特の臭気とえぐみが口の中に広がるが、
それでも彼は構わなかった・・・。

「ん・・・ちゅぱ・・・」
(結衣様の美しい足・・・それが俺の舌で・・・)
黒川は恍惚とした表情を浮かべながら結衣の足を舐め続けた。

「あらあら、自分の精液を舐めて喜んでいますのね。
恥ずかしくないのですか?この変態マゾは」
友麻がその様子を見て笑った。「ふふ、まったくですわね」
結衣も微笑みながら黒川の頭を撫でた。
「も・・・勿体のうございます・・・」
(あぁ・・・結衣様、友麻様・・・)
姉妹の冷ややかな罵倒を、黒川は恍惚とした顔で聞いていた。

「ふふ、嬉しそうですわね。本当に変態になってしまったのね。」
「でも仕方ありませんわよね?」
「はいぃ・・・。私は、どうしようもない変態です・・・・。」
そう言いながら結衣と友麻に頭と股間を踏まれる。
黒川はそれに酔いしれながら、快楽に身を浸していた・・・ 

***

黒川があの姉妹に出会ってから数ヶ月・・・
彼は結衣と友麻に調教され、
ペットとして飼われる生活を続けていた。

姉妹から気まぐれに屋敷に呼び出されては弄ばれる日々・・・
黒川はそんな生活に満足していた。

(俺が・・・こんなに変態だったとは)
黒川は結衣と友麻に調教されて、隠された性癖を暴き出され、
自分が変態のマゾヒストである事を自覚していた。

彼女たちに踏まれることに快感を覚え、
性的に興奮までする今となっては、
もはや言い逃れすることは出来ない。

だが、それでも構わないと黒川は思った。
(彼女たちに飼われるのが・・・こんなにも幸せだなんて)
彼はそう思いながら、今日も姉妹に呼び出されるのを
心待ちにしていた・・・。

***

そんな生活を送っていたが、ある時ふと気づいたことがあった。
(そういえば足で踏まれるときは、裸足の事が多いような・・・)
マンガや成人雑誌などでSMのシーンがあったりすると
大体ハイヒールを履いて踏まれている絵が定番だ。
しかしいつも彼が姉妹に踏まれる時、
彼女たちは素足であることが多い。

私室ならともかく、調教用の地下室でも、
ヒールで踏まれたことはない。
(本当に、ただの偶然なのだろうか・・・?)
黒川は疑問に思った。しかし、
姉妹に直接聞くのも気が引ける・・・。
(そういえば、普段もブーツかローファーだ・・・)
黒川は、姉妹がハイヒールを履いている所は見たことがない。

(別に俺がハイヒールで踏まれたいとかじゃないけど・・・)
翌朝、大学で黒川は自分に言い訳をしながら、
結衣と友麻の靴をこっそり観察してみることにした。

「あら、ごきげんよう。黒川さん」
「ごきげんよう、黒川さん」
大学の構内で結衣と友麻に声をかけられた。
相変わらずお揃いのゴシックドレス姿だ。

「あ、おはようございます。」
黒川と姉妹との関係は大学内では秘密であり、
以前は他人同然にふるまっていたが、最近では
姉妹の友人であるすみれたちの後輩として、
こうして挨拶するぐらいにはなっていた。
(そこは先輩たちに感謝かな・・)
黒川はそう思いながら、結衣に声をかける。

「あの・・・ちょっといいですか?」
「え?なんですの?」
(しまった、いきなり過ぎたか)
黒川は一瞬後悔したが、思い切って聞いてみることにした。

「その、靴って・・・」
2人が履いているのはブーツであった。
「靴が・・・どうかされました?」
「いえ、お二人ともブーツかローファーが多いなって・・・」
黒川はとっさに誤魔化した。

「ふふ、気になりますか?」結衣は優しく微笑んだ。
(え?!)
姉妹は何も聞かなかったかのように会話を続けている。
(あれ?聞かれても困ってない・・・?)
「何か理由があったりするんですか?」
少し安心した黒川は思い切って聞いてみた。

「・・・高いヒールとかは苦手なのですわ。」
結衣が少し間を開けて答えた。
「そうなんですね・・・」
「はい・・・バランスが悪くて歩きにくいですし、
それに・・・つまずきやすいし・・・」
「あはは、確かにそうですね・・・」
(なるほど、そういうことだったのか)
黒川は納得した。確かにヒールでバランスが悪いと、
歩きにくいし転びやすいだろう。

「それに・・・」と結衣が言いかけてやめる。
「え?」「いえ、なんでもありません」
黒川は続きが気になったが、それ以上追及するのはやめた。
「ふふ、大したことじゃありません。」
友麻がそう言って微笑んだ。
「?!・・・・わ、わかりました」
(ちょっと引っかかるけど、無理に聞いても仕方ないか・・・)
彼女たちにだって、話したくない事の一つや二つあるだろう・・・
黒川はそう思った。

「あ、そろそろ授業が始まりますね」
黒川が腕時計を見て言った。
「あら、もうそんな時間ですのね」
結衣と友麻も時計を見る。
そして2人は黒川に向き直り、笑顔でこう言った。

「それではごきげんよう」
「ごきげんよう」
「はい、また今度!」
2人は黒川に手を振ると、そのまま大学構内の奥へ消えていった。

つづく
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