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第4話:アートな季節2「人形遊び」

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そして午後になり、姉妹が再び部屋にやってきた姉妹により、
黒川はまたも台へと寝かせられる。

先ほどと違ったのは股間には貞操具が取りつけられたことだ。
「ふふ、どうです?これならもうお射精できないでしょう?」
結衣は妖艶な微笑を浮かべる。
「ああ・・・」
黒川は絶望的な表情を浮かべる。

「ふふ、安心なさい。ちゃんとお仕置をしてあげますから。」
結衣はそう言って貞操具に鍵をかけた。
「これでしばらくは何もできなくなりましたのね」

「ううっ・・・」
「ふふ、そんな悲しそうなお顔しないの。さ、目を閉じなさい。」
「はい・・・」
そう言って黒川は目を瞑る・・・。

「今度はもっと・・・可愛くなりましてよ」
友麻がそう言って、黒川の身体に筆を走らせる。
用意された塗料を見るに、今度は先ほどのような派手な色は使っていない。
(一体何を描いているんだろう・・・)
黒川は自分の身体に何をされているのか知りたかったが、
目を開けるどころか、身体を動かしてはいけないと
姉妹から命令されている今では
それを知ることは出来ずにいた。
途中、腕を上げたり背中を向けるように命令されることはあったが、
基本的に作業は静かに進んでいた。

部屋で静かに粛々と作業が進み、黒川はようやく声を掛けられる。
「終わりましたわよ」
黒川はゆっくりと瞼を開く。
「え・・・?」
目の前にあったのは、鏡だった。
「うわぁ・・・」
黒川は思わず声を上げる。

手首、肘、膝、股関節・・・自分の身体の可動部分に
まるで人形のような切れ目が入っていた。
特に肘と膝にはリアルな球体関節が描かれており、
ぱっと見、本物の球体関節に見える。
「こ・・・これは一体?!」
「ふふ、今のあなたは生きながらにドール素体となりましたのよ」
友麻が無邪気な笑いを浮かべる。

「ど・・・どういうことなんですか?!」
「髪も眉もない全身がツルツルの今のお前はドール素体になるのに
うってつけだと思いましたの」

確かにその姿はドールショップに売っている、
ドール素体そのままだった。
(なんかロボットみたいだ・・・)
「人形」という姉妹に対し、ちょっと違うものを彼は連想する。
ここはちょっと男女での感性の違いであろう。

「これからきれいにメイクして着飾ったら、
それはそれは可愛いお人形になりますわ。」
友麻が嬉しそうに言う。
「ううっ・・・」
黒川は恥ずかしさと恐怖で顔を真っ赤に染めた。
(俺には絶対に似合わないと思うぞ・・・)

「ふふ、大丈夫ですよ。怖くありませんわ。」
「はい・・・」
「では、まずはお化粧から始めましょうか。」
「ええ!お姉様!腕によりをかけてやりますわ!」
そう言って友麻は意気揚々に道具を準備し始めた。

***

それから1時間後・・・
「できました!完成いたしましたわ」
友麻が満足げな笑みを浮かべた。
そこには、美しいブルネットのロングヘアをした美少女が立っていた。

「ふふ、よく似合っていますわ」
「ええ、本当に」
「あ、ありがとうございます」
黒川は戸惑いながらも礼を言う。

着せられているのは黒を基調として
レースやリボンなので飾り立てられている、
所謂ゴシックドレスと呼ばれるものだ。
姉妹たちも同じ系統のドレスを着ているが、
それよりもやや大人びたデザインをしていた。

自分が女装なんかしても、体格と身長で違和感しかない・・・
と思っていたが、首元のリボンが喉仏を隠し、
膨らんだ肩の袖が広い肩幅を、手首まで覆う幅広い長袖が
男性特有の角ばった手首を隠し、
黒いロングスカートが身体を細く見せており、
全般的なドレスのデザインが男としての体型を誤魔化してくれていた。

メイクも完璧で、元の顔立ちの良さも相まって、
誰が見ても文句なしの美少女に仕上がっていた。

「・・・・・・」
鏡の中の自分を見て黒川は何も言えなくなってしまった。
しかし自分が手を動かせば鏡の中の美少女も手を動かす。
これは紛れもない自分なのだ。
まるで自分が自分でなくなってしまったようで、
なんだか妙の気分になってくる・・・

「いつか着せようと用意していたものですが・・・
ふふ、とてもお綺麗ですわ」
「どうです?見込んだ通りですのよ。」
「あ、ありがとうございます・・・」
黒川は複雑な思いで礼を言う。

姉妹はしばらくの間ドールとなった黒川を愛でていたが、
「せっかくきれいに着飾ったのだから、外に出てみましょうか?」
友麻が恐ろしいことを言いだした・・・。「え・・・?」
「ふふ、外に出るんですよ。」
結衣が妖艶な笑みを浮かべる。
「そ、そんな・・・」

時間は夕方の4時を少し回ったところだ。
街中に人が増える時間帯でもある。
下手をすると友人や知り合いとも顔を合わせる可能性が非常に高い。
「ええと・・・ちょっと待ってください、それだけは・・・」

姉妹の言う事に逆らうことが出来ないのは重々承知だが、
この提案ばかりは流石の黒川も困惑した。
「あら?嫌ですの?こんなにかわいいのに・・・」
友麻はそう言って黒川の頬に手を当てる。
(ううっ・・・)
確かにドレスで体型は隠され、顔にはメイクが施され、
ウィッグもカラコンもバッチリな今の自分の正体を
見抜かれる可能性は低いが・・・
それでもこの姿で外に出る事にはかなり抵抗があった。

「今日がお嫌でしたら、明日その姿で大学に行ってみます?」
結衣が黒川の耳元で囁く。
「うっ・・・」
黒川は言葉に詰まる。
「ふふ、冗談ですよ。今日はお散歩するだけですから」
「ええ」
姉妹は黒川の頭を撫でる。その感触は心地よかった。

***
「ふぅ~」
黒川はため息をついた。
結局、姉妹の言う通り、街を散策することになった。
ただ、それだけでも黒川にとっては精神的負担が大きかった。
(お願いだから、男だとバレませんように・・・)
そんな黒川は今、駅近くのショッピングモールに
松葉姉妹と共に来ている。

「ほら、背中を丸めずに胸を張ってシャンとしなさい。」
と黒川は友麻に背中を叩かれる。
「はい・・・」
黒川は緊張しながら返事をする。
今日日背の高い女性は増えているが、
いくら完璧に近い女装をしていても、
身長が172㎝ある黒川と小柄な姉妹とでは
どうしても身長差が目立ってしまう。
なので無意識に背を低く見せようと、背中が丸まってしまっていた。

「ふふ、大丈夫ですわよ。今のあなたはどこから見ても
かわいい女の子にしか見えないです。自信を持ちなさい」
「はい・・・」
「ふふ、そうそう。今のあなたはドール素体なんですもの。
堂々としていなきゃいけませんのよ」
「そうですね・・・そうなんですが・・・」
とは言っても街中でゴシックドレスは結構目立つ。
(そう言われても、やっぱり恥ずかしい・・・)
黒川はいまいち歯切れの悪い返事をする。

女装もそうであるが、実は彼を不安にさせている事はもう一つあった。

黒川のスカートの中には、
先ほど結衣から付けれらた貞操具しかなかった。
つまり、黒川の股間は完全に無防備だったのだ・・・。
(さっきから下半身がスースーして落ち着かない・・・)
このせいで、歩いているとどうしても内股になってしまう。

「それにしても、本当に可愛いわね。」
「ええ、私達のドールにして正解でしたね」
姉妹はそんな黒川の様子を見ながら楽し気に談笑している。

そして3人はアクセサリーショップの前を通りかかった。
「ちょっと見て行きましょうか?」
「え、あ、はい・・・」
黒川は戸惑いながらも友麻の提案に従う。

(まさか、俺にプレゼントとか・・・?)
そんな淡い期待を抱いてしまう。
「ふふ、何か欲しい物はありますか?」
結衣が尋ねる。「いえ、特にあるわけではありませんが・・・」
「ふふ、遠慮はいりませんよ」
「はぁ・・・」
「あ、これなんてどうかしら?」
結衣が手に取ったのは、シルバーのネックレスだった。
ハート型の小さなチャームがついており、
シンプルながら可愛らしいデザインになっている。

「あら?いいんじゃありませんこと?お似合いになると思いますけど」
「うーん、そうですかねぇ・・・」
正直、こういうものを身に着けるのは気が引けたが、
「せっかくだから買ってあげるわ」
「え?ええ!?そ、それはさすがに悪いです!」
「ふふ、遠慮は要らないと言ったでしょう?」
「え、ええ・・・」
黒川は困惑した。

「じゃあ、私達先に外に出ていますから、
お会計を済ませてくださいます?」
そう言って結衣は財布を渡した。
「え?!」
「ふふ、それくらいのお金は持っていますわよ」
「じゃあお願いしますね」
「え、ええ・・・」
(そ、そうじゃなくて・・・!)
困惑する黒川を尻目に、結衣と友麻と一緒に店を出る。
「ふふ、楽しみね」
「ええ」

店内では。
(俺が・・・会計しなきゃいけないのか?!)
黒川は額に汗を浮かべる。会計するという事は
店員と顔を合わせないといけない。
女性物のアクセサリーを買うというだけでもハードルが高いのに、
それが女装した自分の物だと思うと、 恥ずかしくて死にそうになる。

(ううっ・・・どうしよう・・・)
「お客様?いかがなされました?」
「・・・・?!!!」
背後から店員に声を掛けられ、黒川はすくみ上る。
(そうだよ!喋ったら・・・声ですぐに男だってバレるじゃないか!!)
黒川は恐怖で頭が真っ白になった。
しかしこのままでは別の意味で怪しまれてしまうだろう。

「・・・はい・・・」
黒川は出来るだけ小さく辛うじて聞き取れる声で返事をする。
「あの、もしかしてお会計ですか?」
「ええ・・・」
「かしこまりました。こちらへどうぞ」
黒川は店員に促されるままレジに向かう。
(これだけ小さい声で話せば、きっと声で性別を判断されない・・・筈)
殆ど祈るような気持ちで商品をレジに置く。

「では、合計で7,350円になりま~す」
「・・・はい」
黒川は震えながら代金を支払う。
(早く終わってくれ・・・)
黒川は心の中で必死に祈っていた。
「ありがとうございました~」
何とか無事に支払いを終えて店を出た。
「ふぅぅ・・・・」
外に出た途端、冷や汗がどっと出る。

「ふふ、ご苦労様。」
友麻が労いの言葉を掛けてくる。
「はい、とても大変でした・・・」
精神的疲労が半端ない。
「本当に・・・?」
「本当は楽しかったのではないの?」
黒川の様子を見て、姉妹が薄笑いを浮かべている。
「な、何を言って・・・・?!」

そう言いかけた途端、股間に鈍い痛みが走った。「あうっ・・・」
黒川は内股になって前屈みになる。
「あら?どうかしました?」
「あ、いえ・・・何でもありません」
黒川は慌てて姿勢を元に戻す。
「あら、そうですか。なら良いのですが」
「は、はい・・・」黒川は股間の違和感に顔をしかめる。

黒川の股間には、貞操具が付けられている。
勃起するとペニスが圧迫されて
締め付けられるような痛みが襲う仕組みになっていた。
(まさか俺、今ので興奮していた・・・?!)
黒川は自分の体の反応にショックを受けていた。
(あんなに、恥ずかしくて・・・バレるのが怖かったのに・・・)
黒川は自己嫌悪に陥っていた。

「ふふ、そんなに落ち込まないでください」
「自分の感情に嘘をついてはいけませんのよ」
姉妹が口々に言う。「はい、すみませんでした・・・」
黒川は素直に謝る。
(本当は・・・楽しんでいた?!)
自分でもよく分からない。

「ふふ、大丈夫ですよ。」
「そうよ、これからもっと楽しみましょう?」
結衣と友麻が微笑む。「はい、よろしくお願いします」
黒川は深々と頭を下げた。

「さて、これからどうしましょうか?お姉様」
友麻がそう言いかけたところに、誰かが通りすがった。

「あ、結衣ちゃん、友麻ちゃん」
その人物は、結衣たちの大学の先輩、白石すみれと茶木ユキヤだった。
「あら、ごきげんよう。」
「ごきげんよう、すみれちゃん」
結衣と友麻が挨拶する。

「・・・・!!!!」

黒川だけは黙って俯いた。(さ、最悪だ・・・・!)
起きて欲しくない事態で一番最悪の『友人や知り合いに会ってしまう』
が起きてしまった・・・。

しかも、よりによって一番会いたくない二人に会ってしまったのだ。
(なんでこの二人がいるんだよ!!?)
身体中に脂汗が出てくるのが分かった・・・。

「ごきげんよう、白石さん、茶木さん」
「おう、お前ら何やってんだ?」
すみれとユキヤが話しかけてくる。
「ふふふ、今日はお友達とお散歩していますのよ」
「ふふ、そうなんです。」
結衣と友麻は笑顔で答える。「へぇ、仲いいなキミら姉妹は」
「本当に」ユキヤとすみれも笑みを浮かべる。

「ところであなた方はデートですの?」
「ん・・・まぁな」「そ、そうだね」
ユキヤとすみれは照れくさそうに言った。
「ところでそっちの子は、お友達?」
すみれは黒川の方を見た。「は、はい」
「ほら文月もご挨拶なさい。」黒川はそう結衣から促される。
『文月』とは黒川の従属名だ。
調教中、自分と姉妹以外の第三者がいるときに呼ばれる名前だった・・・。

「へぇ、文月ちゃんっていうの。よろしくね」
改めてすみれが挨拶してくれた。
「は・・・はい・・・よろしく・・・」
黒川は緊張した面持ちで答えた。
「ふーん」すみれはまじまじと黒川の顔を見つめる。

「・・・な、なんでしょうか」顔と声色を悟られないように、
俯いて出来るだけ小声で話す。
「ううん。スラっとして綺麗な人だなって」
すみれはそう言って、ニコッと笑った。
「そ、そうですか・・・あ、ありがとうございます」
黒川は顔を赤らめた。

「なぁ、君どっかで会った事ないか?」
ユキヤが黒川に問いかける。「いえ、ないと・・・思います・・・」
(まずい・・・気付かれた?!)
ユキヤの発言に黒川は顔面蒼白になる。

「そうかなぁ」ユキヤはまだ何か気になっているようだ。
「特にその口元のホクロなんか、見覚えが・・・っいててっ!」
と、ここで顔を近付けようとしたユキヤの頬をすみれが引っ張った。
「ごめんなさいね、こいつキレイな女の人とか見ると、
すぐこうやって声掛けるから」
「い、痛ぇじゃねぇか、いきなり何すんだよ!」
「別に」すみれは不機嫌な表情を見せた。
「もう、君は相変わらず手が早いんだから」
「だからそういうのじゃなくて・・・」ユキヤはムッとした。

「うふふ、あなた方も相変わらず仲がおよろしいようですわね」
結衣が二人に笑いかける。
「え~、そんなんじゃないよ」と、すみれ。「まぁな」とユキヤ。
「ところであなた方のデートのお邪魔をしては悪いし、
私たちはこれで失礼しますわ」
結衣がすみれ達に言う。

「ああ、またな」「バイバーイ、」「では、ごきげんよう」
互いに挨拶をすると、その場を離れていった。

「しかし、どっかで見たような気がするんだよな、あの子」
歩きながらユキヤが自分の記憶を必死に探っていた。
「まだそんなこと言ってる・・・」すみれが呆れ顔で返す。
「あれほどの美人なら大体覚えてるんだけどなぁ・・・」
ユキヤはいまいち腑に落ちないという感じだ。
「どうせナンパでもしてお断りされたんでしょ。」
「違うっての!」ユキヤは反論した。
(まぁどの道、あの姉妹が連れ歩いてるなら
きっと新しい奴隷なんだろうけど・・・)
ユキヤは心の中でつぶやいた。

一方、姉妹と黒川たちも離れた道を歩きながら・・・
「・・・早めに離れて正解だったかもしれませんわね」
結衣がため息まじりに言った。
「え?どういうことです?」
黒川が不思議そうに尋ねる。

「すみれちゃんはともかく、あの下僕男は
即座に私たち姉妹を見分けることのできる、
鋭い直感と観察眼を持っていますの。
なのであのまま話し続けていたら、そのうち文月の正体を
感付いていたかもしれません。」
友麻が少し難しい顔をして言う。

「そうですね、それは確かに危険かも。」
(あの茶木先輩もこの人たちにとっては『下僕男』扱いか・・・)
黒川は心の中で苦笑した。

「さて、そろそろ夕飯のお時間です。
どこかで何か食べて帰りましょうか?」
「はい、お姉様」友麻が答える。
そして二人は並んで歩く。その後ろに黒川が続いていった。

つづく
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