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番外編

幸せのピアス~愛と絆とピアスの穴と~(その4)

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今日は空の引っ越し当日。
ユキヤ達も手伝いにやってきていた。
「おはようございます。」
「あ、二人とも今日はありがとう!」空が挨拶する。
「いえいえ、来月から俺らが住む部屋でもありますし・・・」
ユキヤは照れ臭そうに言う。

「あ、こちらは今日手伝ってくれる同じ大学の後輩の柿崎君。」
空が柿崎を紹介する。
「よろしくお願いします。」柿崎が軽く会釈をする。

(この人が大沢さんの彼氏さんか・・・)
正直自分より年上に見えない童顔で、意外な気がしたが、
耳にある複数のピアスを見て納得した。
「こちらこそ!おれは茶木って言います。こっちはすみれ」
ユキヤはすみれを紹介した。
「今日はよろしくお願いしますね。」すみれも挨拶する。

「あ、そうだこれ、遅くなったけど・・・」
と空はユキヤにジュエリーケースを渡す。
「これは・・・?」「2月のお礼」空はそう言って微笑んだ。
ケースの中にはネックレスとピアスが一組づつ入っていた。
「4月生まれって聞いてたから、誕生石のキュービックジルコニアを
使ってみたんだけど・・・」
宝石名を言われても、いまいちピンとこない。
しかし宝石を使っているという事は、それなりに高価であると思われる。

「あの、申し訳ないですけど、こんな高価なもの受け取れませんよ・・・
それにその・・・俺ピアスは・・・」と言いかけたところに
「ふぅん・・・こんな高価なお礼を貰えるほどの事をしてあげたんだ・・・」

横で見ていたすみれが、ちょっと低い声で話しかける。
笑っているがその眼がちょっと怖い。
(あれ?俺もしかして疑われてる?!)
ユキヤの顔から血の気が引く・・・。
(え?!こんなところで修羅場とかちょっと待ってー?!)
とユキヤが焦っていると、
「これね、前に加工に失敗して割っちゃって、捨てるつもりの石を
カットして使ってるし、パーツとかも余ったりしたのを使ってて、
費用は殆どかかってないから安心して。
それにこれ、ピアスじゃなくてイヤリングになってるから
こっちも大丈夫よ。」
と空がここまで説明してくれた。

ここまで説明すると、空はちょっと強調するように大きな声で

「こっちのイヤリングは彼女さんへのホワイトデーの
プレゼントにどうかな?」
と言った。

色々な事が重なって、未だにユキヤがホワイトデーのプレゼントを
渡せていないのを空は知っていた。
だから、これを口実にすみれに渡すチャンスを作ってくれたのだ。

「ええ?!いいの?!」それを聞いたすみれは目を輝かせる。
「あ、ああ・・・」ユキヤは冷や汗まみれで返事をする。

「でも・・・」「どうぞ。きっと彼女さんに似合うと思いますよ。」
空はすみれにジュエリーケースを差し出す。
「あ、ありがとうございます。」すみれはそれを受け取ると、
嬉しそうに微笑む。
そしてすみれはユキヤの手を取ると、指を絡ませてくる。
ユキヤもおずおずと握り返す。

ユキヤが空の方を見ると、彼は親指を立ててユキヤに合図をした。
ユキヤは恥ずかしさと安堵で顔を赤くしながら、
「ど、どうもすみませんでした・・・でも心臓に悪いですよ・・・」
と言うのが精一杯だった。

***

そしていよいよ引っ越しの準備に取り掛かる・・・が、
「あのー、大沢さん・・・2,3聞いていいですか?」

空の部屋を見たユキヤが苦々しい顔をして口を開く。

「本当に今日この部屋引き払うんですよね?」
「はい・・・」

「俺らがこの前部屋見に来た頃から荷物が
あまり動いてない気がするんですが?」
「うっ・・・!」

「確か今月のはじめから荷造りすると言っていましたよね?」
「ううっ!!」

「今日の午後、引っ越し業者のトラックが来るんですよね?」
あまりのことに質問が4つになってしまった・・・。

「ごめんなさい・・・ここ数日徹夜で頑張ったけど
荷物が纏まり切りませんでした・・・」
空の眼の下には隈が出来ていた。
空はユキヤに謝りつつも、もう1度確認する。
「あの、本当にこの部屋引き払うんですね?実は違う人が住んでいたとか、
そういうオチじゃないですよね?!」

結局彼女の荷物が多すぎて、期日までに
半分以上の荷造りが出来ていなかった・・・。

「・・・今連絡してすぐ来れる男性の知り合いに心当たりはありませんか?」
ユキヤの声のトーンがだんだん落ちていく。
「うう・・・茶木くんなんかこわい」
空も涙目になりながら答える。
「私・・・男の人は苦手で・・・そう言った知り合いは
柿崎くんと茶木くんしかいません・・・」
空が消え入りそうな声で言う。

この場に居合わせた全員の目の前が真っ暗になった・・・。

「すみれ!今すぐ圭太呼べ!
あと今すぐ来てくれそうな男の知り合いに片っ端から連絡するぞ!」
「う、うん!」

この後はまるで戦場だった・・・。
ユキヤの怒号を皮切りに、すみれと柿崎の3人で電話をかけまくる。
そうして集まった男性陣を前に、男性が苦手な空は固まってしまう。

代わりに柿崎が荷物の指示をして、梱包が進んでいった。
作業開始から1時間を過ぎるころ、部屋の床が見え始め歓声が上がる。

「いやなんの集まりよ?」
すみれが思わずそう呟いてしまうほど、場の空気の一体感はすさまじかった。

すみれ達女性陣も手伝ってくれた男性陣にお茶を出したり、
簡単な食事の用意をした。

そうして正午を迎える頃、部屋の荷物はあらかた片付いていた。

「みんなありがとう。おかげで助かりました。改めてお礼を言います。」
空が深々と頭を下げる。
「いいってことよ。俺らもこんなに早く終わって嬉しいぜ」
「そうだね。僕もここまで短時間で出来るとは思わなかった。」
屈強な男性陣は皆爽やかだった。

更に作業は進み、引っ越し業者が来る頃には
すべての荷物がトラックに積める状態なり、
男性陣は皆、固い握手を交わした。

「いやだから何の集まり?!」
すみれの心からの叫びがこだました。
それから少し休憩した後、空の部屋の掃除と換気を済ませて、
空になった部屋を見て、ふとユキヤが
「・・・ここ何畳でしたっけ?」と聞く。
「・・・14畳です。」
「今の俺とすみれの部屋を合わせたより広いじゃないですか?!」
一体どうしたらあんなに荷物を積み込めるのだろうかと、
ユキヤが首を傾げた。
「・・・まさかあの荷物全部ご実家に?」
その光景を想像してユキヤはドン引きする。
「いえいえ、さすがに実家はもう・・・実
家の近所に手ごろな部屋を借りたよ」
空はそう言って苦笑いする。

「ま、とりあえず来週には俺らの荷物入れられそうでよかったですよ。」
ユキヤが言う。
「そうですね。本当にみなさんには感謝しています。」
空も深く頭をさげる。

この後、皆への礼にと、空のおごりで皆でファミレスで夕飯を取る事になった。
大人数で賑わった楽しいひと時を過ごした後、
空は明日、出発という事で柿崎の部屋に泊まることになった。

***

「今日は最後の夜だね・・・」
柿崎の部屋に入るなり、空は言った。
空は明日地元に出発する。二人が気軽に会えるのは確かに今日が最後だ。

「僕なら・・・大丈夫です。だって・・・」
柿崎は自分の胸に手を当てる。
その下には先日空によって開けられたピアスがある。
「うん。そうだよね。」
空が微笑みながら柿崎に近づき、二人は抱き合い唇を重ねる。
舌を絡めあい、唾液を交換する。

お互いの服を脱がせあう。柿崎の乳首にはピアスが光っている。
まだピアス穴が安定していないので、ステンレスのファーストピアスだ。
「う~ん、やっぱり大ちゃんの乳首可愛い。」
空はピアスを指でなぞる。
柿崎は恥ずかしがって目を背けるが、
すぐに空に乳首を摘ままれ、声をあげる。
「あっ!あぁっ!」
「まだ安定してないから、乱暴には出来ないけど・・・敏感になってるのね」
「はい・・・なんかジンジンします。でも気持ちいいかも。」

空は柿崎の耳元に顔を近づけ囁くように話す。
「ふふ、じゃあもっと気持ちよくさせてあげる。」
空は柿崎をベッドに押し倒す。
柿崎の胸を優しく撫でる。「ひゃぅ!」
「大ちゃん・・・このピアス見ながら、一人でしてた?」
空が優しく尋ねる。

「え?そんなこと・・・し、してない・・・です」柿崎は戸惑いを見せる。
「嘘ばっかり。ほら、ここもこんなに大きくなってるよ。」
空がズボン越しに股間を触る。
「や、止めてください。」柿崎は少し抵抗する。
「で、どうなの?一人でしてたの?」
空が少し意地悪そうに聞く。

「・・・はい。空さんの事を考えながら・・・しました。」
柿崎は素直に応える。
「どんな事考えてしたの?」
「それは・・・その・・・」柿崎は口籠る。
「笑ったりしないから、言ってみて・・・」
空が再び耳元で囁く。

「こんな・・・恥ずかしいところに・・・
空さんが開けてくれたことを考えただけで・・・
僕は・・・我慢が出来なくなって・・・いつも・・・」
柿崎は泣きそうな声で告白する。
「大丈夫・・・嬉しいよ大ちゃん。
私も大ちゃんの事考えながらオナニーするときあるもの。」
空はそう言って柿崎を抱きしめる。

「私だって・・・こんな恥ずかしいところに・・・ピアスされたんだよ」
そう言う空の股間には、恥毛は存在せず、
その代わりに柿崎が施したピアスがあった。
こちらもまだ穴が安定していないのでファーストピアスのままだ。

「はい、知ってます。凄く綺麗でした。」
柿崎が微笑む。
「ありがとう、私の大切な人に開けてもらったピアスだから、
大切にしているの。それに・・・」
「それに?」
「ピアスされるときの快感が忘れられなくて・・・」
空は頬を赤らめる。

「ふふ、僕も同じです。こうされればされるほど・・・
僕の身体があなたのものになっていく気がして・・・」
柿崎が空にキスをする。
「あぁん・・・大ちゃん・・・」
「空さん、もっと・・・」
二人はお互いの性器を愛撫する。

「あぁっ!空さん・・・空さんっ!」
柿崎が空の名前を呼び続ける。
「僕・・・もうっ!」
そう叫ぶ柿崎のモノはこれ以上はないぐらい大きくなっていた。
「いいよ・・・来て」

空は柿崎の上にまたがり、自分の中へと誘う。「あああっ!!」
柿崎は激しく腰を振る。
「あぁ、空さんの中・・・とても暖かいです。」
「うん、大ちゃんのも・・・熱いよ・・」
空は柿崎の首に手を回し、唇を重ねる。舌を絡めあう。

「そ、空さん!僕・・・もうダメです!!」
「いいよ、出して・・・」「う・・・!うぅぅ・・・くぅっ・・・!!」
柿崎は空の中に射精する。
「僕・・・幸せです。」
「うん、私も・・・」
二人は強く抱き合う。
「僕・・・絶対空さんと同じ会社に入ります!」
「うん、待ってるね」
「はい!」
二人はもう一度軽くキスをした。

****

「あれ?大沢さんピアス変えた?」
空は先輩社員から声を掛けられる。
「はい・・・大事な人からのプレゼントなんです。」
空は照れ臭そうに答える。

「『大事な人』ってもしかして彼氏とか?」
「・・・は、はい・・まぁ」
そう言うと空は恥ずかしさで俯いてしまう。
「へぇ!大沢さん見かけによらず結構やるねぇ!」
「あ、あははは・・・」

空の就職先・・・大きくはないが、質の高さで人気のジュエリーメーカーだ。
そこで空は、新人デザイナーとして、忙しい日々を送っていた。

一方の柿崎は空の後を追うべく、就活に専念していた。

「どう?頑張ってる?」空は大学4年生になった柿崎に電話を掛けていた。
「はい、空さんのいるところに行くために頑張ります。」
柿崎の声には強い決意が感じられた。
「でも、無理はしないでね。」

距離もあり、お互い忙しくなったため、
会う機会がめっきり減ってしまってはいたが、
しかしそれでも時間をみては、こまめに連絡を取り合っていた。

その甲斐あって、柿崎が空と同じ会社に内定をもらえたのは、
夏に差し掛かった頃であった。

柿崎の就職活動が終わったので、
久しぶりに二人で会おうという事になった。

***

こまめに連絡を取っていたものの、直接会うのは何ヶ月ぶりだろうか。
「私の時よりもずっと早く内定貰えたなんて、やっぱり大ちゃんは凄いよ。」
「い、いえ・・・僕なんて・・・そんな」
柿崎は照れる。

「謙遜しないの!大ちゃんが頑張った証拠なんだから。」
空は柿崎を褒める。
「す、すいません・・・」
柿崎は頭を下げた。
「ふふ、大ちゃんは相変わらずね。」
以前と少しも変わらない柿崎に空は安堵した笑みを浮かべる。

「そ、そうだこれ・・・完成したんですよ。
きっと空さんに似合うと思います。」
そう言うと柿崎はジュエリーケースを出してきた。
「私も・・・出来てるよ。」
空も同じくジュエリーケースを取り出す。
お互い中身は言わなくても分かる。ピアスだ。

「やっと交換できるね。」「はい!」
ボディピアスの穴は安定までに数カ月を要する。
引っ越し前の冬に開けたピアスが、
お互いようやく付けられる状態になったわけだ。
「・・・なんか測ったみたいなタイミングね。」
「は、ははは・・・」
二人は笑いあった。

「・・・でもこれは、あとでホテルに行った時のお楽しみかな?」
しかしさすがに穴のある場所が場所だけに、
すぐに身に着けることは出来なかった。

「ね、今夜はどうする?このピアスを付けて一晩中愛し合う?」
「え、いいんですか!?」
柿崎が目を輝かせる。
「うん、もちろんよ。」
空は微笑む。

「・・・それとも、また新しい『穴』を開ける?」「え?!」
空は妖艶な笑みを浮かべて続ける。
「こんどはもっと・・・取り返しのつかない場所に・・・」
柿崎の喉が鳴る。

「そ、空さん・・・?!」
「ううん、なんでもないわ。」
そう言うと空は柿崎の手を握る。

「じゃあ、今日は一緒に食事して、その後、部屋に行きましょうか。」
「は、はい・・・」
柿崎は顔を紅潮させて頷く。
「・・・大ちゃんは嘘つけないね」

空は悪戯っぽく笑うと、柿崎の顔を優しく撫でた。
「う、うぅ・・・」
柿崎はますます赤面する。
「可愛いね、大ちゃんは。」
空は柿崎を抱きしめると、唇を重ねた。


おわり
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