【完結】今夜も彼氏を鳴かせたい~そして俺は彼女に抱かれる~

桃ノ木ネネコ

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第65話:君の総てを私に(前編)

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「す・・涼香様・・・はぁはぁ」男は全裸で四つん這いになっていた。
その上には女性が腰かけている。

「もう、そんなに包帯だらけで・・・そんな事が楽しいの?」
男は全裸の上で体のあちこちを包帯で巻いている・・・
これは別にケガをしているわけではない。
包帯を巻くことに快感を得ているだけだった。

「いいんです・・・私を変えてください・・・もっと」
包帯だらけの顔を上げ、男は息を荒くしながら言う。
「まぁいいわ、あなたなかなか見どころがあるから、人間家具の後は
うちの仕事をしっかり頑張りなさいね。」
そういって涼香は部屋を出る。
この男もまた涼香に「壊された」一人なのだろう。

彼女の名前は緑山涼香みどりやますずか
学生にして起業し成功した有名人である。
しかしそれは表向きの顔だ。
裏では言い寄ってきたり、下心で近づいてくる男をこのように
「壊す」のを楽しみとしていた。
今日もこうして新しい獲物を見つけたようだ。
勿論人生や人格を壊した分、自分の会社に雇い入れるアフターケアも怠らない。

部屋の外では藤田が待機している。
「ああ、面白かった。人間ってあんなにもに変わっちゃうものなのね」
涼香は満足したようにつぶやく。
「お疲れさまです。しかしこのような悪趣味なお遊びは・・・」
藤田は恭しく礼をしながら尋ねる。ただその顔は訝しげだ。
「あら?私は別に壊れた玩具に興味はないけど?
それにこれは私の娯楽でもあるんだから。」
「左様ですか。失言をお許しください。」
「ふふっ・・・ねぇ、それより明日の会議だけど・・・」
「はい。」
「私一人で十分だから、あなたは午前中、好きにしていなさい。」
「はい・・・承知いたしました。」

だが藤田は知っている。明日は会議などないことを。
そして目的も分かっていた。
(ただ一人涼香様とかかわって、未だ壊れずにいる男・・・)
藤田にはそれが少しだけ気に食わなかった。

****

翌朝。
朝のシャワーを終えたユキヤは、
ボディシェーバーで全身のムダ毛処理を始めていた。
慣れた手つきで肌を傷つけないように刃の部分を当てていく。
「はぁ~・・・」
目を細めながら、身体中がツルツルになっていく感覚を楽しむ。
ユキヤは体毛が濃い方ではないものの、やはり剃るとさっぱりするものだ。

「よし、こんなもんかな。」
最後に顔を洗い、タオルで拭き取ると、 鏡に映る自分の姿を確認する。
そして仕上げに肌荒れ防止のボディケアローションを塗っていく。
「うん。なかなか良い感じじゃないかな。」

最初はすみれに言われて始めた全身のムダ毛処理だったが、
朝の習慣と化した今は、この作業で自分の身体がきれいになっていくのを
なんだかんだで楽しんでいた。

すみれはそんな様子を傍で眺めながら、
(そこら辺の女の子より丁寧に身体の手入れしてる・・・)と呆れていた。
「何か言いたいことがあるなら言えば?」
すみれはその視線に気づいてユキヤが言った。
「べーつーにぃ?」
すみれはそう言ってそっぽを向く。

「まったく・・・元々はお前に言われて始めたんだからな。
あーあ、めんどくさいー」
ユキヤはそんなすみれを見て棒読みで文句を言う。
(元からちょっとナル入ってるところはあったけど・・・)
すみれはユキヤの言動にため息をつく。

「なんだよ。」
「何でもないわよ。ほら、早く朝食を食べてきなさい。
バイト遅れるよ。」
「へいへい。」
ユキヤはそのままキッチンの方へと歩いていく。
(うわ、めっちゃ楽しそう・・・)
その背中を見送りつつ、すみれは思った。
(ちょっと調子に乗ってるのが引っかかるけど・・・
今のユキヤって抱き心地すごくいいしなぁ)

すみれの最近のお気に入りは、ユキヤの身体だった。
ユキヤの身体は引き締まっているが、程よく筋肉がついていて、
なんとも触り心地が良いのだ。
それに全身の毛が処理されたことでのすべすべした感じも心地よい。

ユキヤもすみれに身体を弄られるのを満更でもないと思っているのか、
最近は抵抗も少ない。
なのでついつい、すみれはユキヤの身体をいじくりまわしてしまう。

「はぁ・・・ほんっとに可愛いんだから」
すみれはそう呟きながら、ユキヤの後を追った。
「ねぇ、ユキヤ。今日はバイト何時からなの?」
「ん?ああ、8時からだよ。」
春休みに入ってから、午前中のバイトも入れている。

「んじゃ、行ってくる」
「行ってらっしゃい」
玄関で靴を履いていると、後ろから声がかかる。
「ユキヤ!忘れ物!」
振り返ると、すみれが何かを投げてきた。
慌ててキャッチする。

「あぶねぇだろ!?」
投げられたものは財布だった。
「あんたが忘れたのが悪いんでしょ?」
すみれはそう言うが、もちろんわざとである。
「ったく、しょうがねーな・・・」
ユキヤは文句を言いつつも、しっかりお礼は言う。
「サンキュー」
「どういたしまして」

ユキヤを見送った後、すみれは部屋の片付けなどをしていたが、
それが終わると暇を持て余していた。
「春休み 結構ヒマで 何もない・・・なんてね。」
などと微妙な俳句をひねり出すぐらいに暇だった。
別に春休みだからヒマというわけではなく、
たまたまバイトの谷間に入っただけである。

「買い物にでも行ってこようかなー」
とすみれがそう思いかけていた時、スマホが鳴った。

藤田からだった。

***

一方その頃、
ユキヤはバイト先の喫茶店でバイトのせいを出していたが、
春休みとはいえ、世間的には平日の午前中である。

オフィス街でもない上に、メインターゲットである主婦や学生は
昼のランチタイムや午後に集中してしまうため、
今は客足も少なく店はがらんとしていた。

しかもこの時間帯はメニューがモーニングセットしかなく、
それも春休みの今、主な利用層である学生も少ないので、
ユキヤ一人でも問題ない状態だった。

空いてるテーブルを拭きつつ、「暇だなぁ・・・」
こちらも暇を持て余していた。
「床も窓もカウンターも、全部掃除終わっちゃったな・・・」
店内の清掃も終わり、ユキヤはやることがなくなってしまった。
「はぁ・・・」
ユキヤは大きなため息をついた。

店長やほかの店員が来るのは、ランチの仕込みなどが始まる
10過ぎのため、話し相手もいない。
「・・・こんな時あいつなら珍妙な俳句でも
無理矢理ひねり出してるんだろうが・・・」
そんなすみれの行動を見透かしたようなことを考えていると、

店を訪れた人間がいた。

***

同じ頃。
すみれは藤田に呼び出され、近所のファミレスに来ていた。

「申し訳ございません。突然お呼び出ししてしまって・・・」
先日の件もあり、最初は行くのを躊躇っていたすみれだったが、
「今回は涼香の命令ではなく、個人的に来た。」という事だったので、
藤田本人の意思を確かめるべく、出向くことにした。
ただし、用心のため比較的人が多いファミレスを指定して。

「すいません私こそファミレスなんかに呼び出しちゃって・・・」
・・・しかしファミレスとは言えど、平日の午前中なので
やはり客数は少ない。
「いえ、私こそこんな時しか自由な時間が取れず、申し訳ありません。」
お互いに頭を下げてしまう。

そんな藤田の服装は黒いスーツ姿だった。
(なんか会社員って感じじゃないんだよな)
すみれはついこんな事を考えてる。

「まず、先日はあなた様に大変失礼なことをしてしまい、
申し訳ございませんでした。」
藤田はまたも深々と頭を下げて謝罪した。
バイトの指導をしていた時とはまるで違う印象だ。
(なんなんだろうこの人・・・)
とすみれは思う。

「あなたに食事を申し込まれた時、お嬢・・・いえ社長が、面白がって
あのようなことを命令されました・・・」

「・・・それで私たちの仲を裂こうとしたわけですか?」
すみれはいきなり核心をついていく。
「・・・・」藤田は黙って頷く。

「あいつから色々と聞かされました。
社長さんは高校時代、あいつとその・・・付き合っていたって。」
「・・・はい」
「そちらから一方的に終わらせた関係なのに、
なぜ今更になってちょっかいをかけてくるんですか?」
すみれは淡々と言い放つ。

「貴方に言っても仕方ないのかもしれませんし、
こういっては何ですが、おそらく未練もないはずなのでは?」
この際なので聞きたいことを強めにぶつけてみた。

「ご明察です」
藤田はゆっくりと答えていく。
「社長・・・いえ涼香様は、確かに茶木さんには
もう何の未練もないと思います。」
さらに藤田は訝しげな顔で続ける。

「しかし涼香様は彼に『興味』をもってしましました・・・・。」
「興・・・味?!」すみれは不思議そうに返した。

「・・・これを話すには、まず涼香様の話をしなければなりません。」
「藤田さん・・・あなたは一体?・・・」
すみれが質問を投げかける。

「涼香様は幼少の頃より人の上に立つ者としての教育を受けて育ちました・・・。」
藤田は表情を動かさずに続ける。
「特に他人は『利用するモノ』として教え込まれました。
涼香様が他人に声をかけるのは、その人物が
『役に立つ』と判断した場合のみです。」
(じゃあユキヤは『役に立つ』と思われたわけか・・・)
すみれは複雑な気持ちになる。

「しかし涼香様は際の才媛をもって起業され、
世の中を知る事となりました・・・」
「・・・・。」すみれは黙って聞き入っている。
「世の中というものは、学校のような決まりきったものではありません。
時として大きな矛盾や屈辱的な行為も甘んじて
受けねばいけない事もあります。」

「最初のうちこそ『上に立つ者』としてそつなくこなしていましたが、
そう言ったものに加えて、学生で起業して成功しているという事で
世間から注目され、親族たちからも大いに期待されることで、
膨大なプレッシャーを抱え、やがてそれらは過度のストレスとなり、
涼香様の心を蝕んでいきました・・・」
「・・・」すみれは無言で話を聞く。

「しかし涼香様はやがて、とんでもない戯れで
それら発散していきました・・・。」
「とんでもない?!」

「それは・・・言い寄ってきたりお嬢様を利用するために
近づいてくる男たちを、ひたすら支配して弄んで・・・『壊す』事です。」

****

一方ユキヤは、
店を訪れた意外な客に驚きを隠せなかった。

「貴女は・・・!」

訪れたのは緑山涼香だった・・・。
「こんなお店にかわいい店員さんがいるかと思ったら、
あなただったのね。」
「何しに来たんです?」ユキヤは目も合わない。
「コーヒーを飲みに来たんだけど?」
涼香はいたずらっぽく笑った。

「とにかくコーヒーをお願いするわ」
そう言って店の奥のテーブルに着く。

「かしこまりました」ユキヤは頭を下げて
注文を受けるとカウンターに向かう。

「お待たせいたしました。」
ユキヤは涼香の前にコーヒーを置くと、また一礼して下がっていった。
「ねぇ・・・」
涼香はユキヤを呼び止める。
「何か御用でしょうか?」
ユキヤは振り返ると怪しむような視線を向ける。

「・・・随分つれないわね?昔はあんなに慕ってくれてたのに」
「・・・・!」涼香に見つめられ、ユキヤが恐怖で動けなくなった。
(くそ・・・どうした俺?!)

「ふふっ、そんなに怖がらないでよ。
別に取って食おうなんて思ってないんだから。」
涼香はクスリと笑う。

そしてユキヤの首に手をまわしてきた。「・・・!?」
ユキヤは恐怖で声が出ない。

「あの時は楽しかったよねー」
涼香はユキヤの耳元で囁いた。
「・・・ッ!!」

ユキヤはこの時、彼女がなぜわざわざこんな
奥の席に着いたのかを理解した・・・。
(ここ、防犯カメラからの死角になってる・・・!)
ユキヤ一人で客の来ない時間帯、カメラに写らない角度・・・
すべて事前に調べていたのであろう。

ユキヤは思わず身震いをした。「・・・どうして、俺なんですか?」
ユキヤは震える声で尋ねた。
「え?だって君、私の事好きだったじゃない?」
涼香は何気なしに答える。

「・・・関係を切ったのは貴女です」
ユキヤは冷静に答えた。しかし冷や汗が止まらない。
「あら、そうだったかしら?」
涼香は全く悪びれる様子もなく、むしろ面白がっているようにさえ見えた。

「ふふふ、大丈夫よ・・・悪いようにはしないわ。」
そう言って涼香はユキヤの制服のシャツのボタンを
一つずつ外していく・・・。
「冗談は・・・やめてください!」
そう言うがユキヤは、涼香への恐怖で動けない・・・。
「うぅ・・・」
ユキヤは真っ青になって、涼香を見つめることしかできなかった・・・。
(もう・・・ダメなのか?!)

「さぁ、始めましょうか・・・」
涼香はユキヤのシャツの中に手を入れようとする。
(まだ・・・この人は俺にここまで恐怖を与えてくる・・・)
「怖がらないでいいわ・・・私に任せて・・・」

涼香は妖艶な笑みを浮かべユキヤの顔に自分の顔を近づけた・・・。

つづく
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