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第58話:大学で色々される話(後編)
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さて、ベッドに行くと例によって拘束されるわけだが、
今回は首輪から10㎝ほどの鎖に手枷を引っかけて固定するタイプだ。
両手首が肩のあたりで固定され、下ろすことは出来ない。
つまり両手首が招き猫のような手つきになっている。
そして、すみれはいつもの通りにユキヤの乳首を責め始めた。
「ひゃっ、ちょっ、そこはっ、んっ、あっ、だめっ、やめっ、んんっ」
「ふふ、相変わらずここ弱いね」
「やっ、やめっ、んっ、んんっ、んっ」
「で、これは今日使わなかった方」そう言って
乳首に小さな洗濯ばさみ状のクリップを付けていく。
「・・・まさか、朝言ってた・・・?!」
「うん、振動するやつ」
ユキヤは必死に抵抗しようとするが、 両手は使えないし、
足もしっかり押さえられている。
「朝も言った通り5分と持たないと思うよ」
そう言ってすみれはスイッチを入れた。
「ちょ、まっ、あぁああああん!!」乳首に抗いがたい振動が襲い掛かり、
ユキヤが身体をビクンと跳ねさせるが、すみれはそれを気にせず続ける。
「ほら、頑張って声我慢して。でないとまたお仕置だよ?」
「んぐっ・・・うぅ・・・んん!!!」
ユキヤは身体をビクビクさせて必死に声を抑える。
自分の手首は肩のあたりで固定されているため、
あと数センチでクリップに触れることが出来ず、もどかしさを募らせた・・・
「はい、次はこっち」
すみれはユキヤのお腹にローションを垂らした。
「ひっ!冷たっ・・・」
「大丈夫大丈夫。すぐに暖まるよ」
すみれが指先でくるっと円を描くように撫でると、
ユキヤは「んっ」とくすぐったそうな反応を示す。
そのまますみれはユキヤのへその穴へと手を伸ばした。
「く・・・くすぐったい」
ユキヤは身を捩るが、 それでもなおすみれの手は止まらない。
「ふふ、ユキちゃんって意外と脇の下とか弱かったりする?」
「そんなことないと思うけど・・・」
ユキヤは否定するが、すみれは気にしない。
「じゃ、ちょっと確かめさせてもらおうかな」
そう言うとすみれはユキヤの腋の下に顔を近づける。
「えっ、ちょっと待っ・・・」
ユキヤの静止を無視して、すみれはユキヤの腋に舌を伸ばす。
「んんっ・・」腋毛はすべて処理されているので舌の感触が直接肌へ伝わった。
すみれはそのままユキヤの腋を舐め始める。
「ちょ、すみれ、やめっ・・・くすぐったいっ・・・」
「くすぐったがり屋なユキちゃんは本当に可愛いね」
「だから、俺は別に・・・」「はい、こっちも忘れずに」
すみれはもう片方の腋にも手を伸ばし、同じように愛撫する。
「ちょ、マジで、やめろって・・・んんっ」
「ふふ、くすぐったい?」
「くすぐったくない・・・わけじゃない・・・」
「そっか、じゃ、もっとしてあげるね」
すみれはユキヤの両腋を執拗に責める。
片方は手で、もう一方は舌で。優しくそっと撫でるように刺激していく。
「・・・んっ、ちょ、もう、いい加減に・・・」
「まだまだ。声出したらまた罰ゲームだよ?」
「うっ・・・んんっ・・・んっ」
すみれは腋への愛撫を続けながら、今度はユキヤの乳首クリップの振動を強めた。
「ひゃあっ!!ちょ、それは、ダメだって・・・」「ん~?何が駄目なのかな?」
「だから、それ、やめて、くれっ・・・」
「やめるのは無理かなぁ。私、ユキちゃんの泣き顔大好きだし。
それに、これはお仕置なんだから。我慢しなさい?」
「んぐっ・・・んんっ・・・」
ユキヤは必死に耐えるが、どうしても声が漏れてしまう。
「んっ、んんっ、んっ・・・」
「ふふ、頑張ってるね。でもまだ耐えられるよね?」
「・・・当然だ」
「ふふ、流石ユキちゃん。じゃ、これはどうかしら」
そう言ってすみれはユキヤの乳首クリップを軽くつまんだ。
「ひゃあっ!!」
「ほら、頑張れ、頑張れ」
「んんっ、んっ、んっ・・・」
すみれはクリップを弄ぶように指先で転がす。
「どう?気持ち良い?」
「ちが、違う、これは、くすぐったくて・・・」
「あらそう?じゃあこれも追加しようかしら」
そう言ってすみれは再びユキヤの乳首を摘まむと振動させたまま捻った。
「んああぁぁぁぁぁ!!!!」
「ふふ、これならくすぐったくなんてないわよね?」
「んんっ、んんっ、んんっ!!」
ユキヤは必死に声を抑えようとする。
だが、そんなユキヤの努力も空しく、すみれの責めは激しさを増していく。
「さて、じゃあそろそろこっちも可愛がってあげようかな」
すみれはクリップで虐められていた方の乳首を口に含む。
そして舌先でチロチロと刺激し始めた。
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
「すごいね、乳首しか弄ってないのにもうこんなにおっきくなってる」
「うるさい・・・」
悲しいかな、ここ数ヶ月の調教で乳首への刺激と射精が
ユキヤの中で直結してしまっていた。
そのため、どんなに強がっていても身体は正直に反応してしまう。
「ふふ、やっぱりユキちゃんって敏感だね」
「そんなことないって・・・」
「じゃ、次はどこを触って欲しい?」
「そんなの言えるわけないだろ・・」
「じゃ、勝手に決めちゃおうかな。今日は・・・ここでしょ!」
そう言うとすみれはユキヤのペニスに手を伸ばす。
そのまま優しく握りこんだ。
「ひゃんっ!?」
「あれ?ちょっと大きくなった?」
「そんなことないって・・・」
「こんなことしたらどうなるかな?」
そういってすみれが筒状の物をかぶせる。いわゆるオナホールというやつだ。
すみれはそれをゆっくりと動かし始めた。
「ちょ、待っ、いきなりは、まずいって・・・」
オナホールで包まれたユキヤの肉棒は容赦なく刺激され続ける。
「大丈夫だよ、ユキちゃん。力抜いて、楽にしててね?」
オナホによる刺激は徐々に強くなっていく。
それに伴って快感も次第に増していく。
「あぁっ!んんっ!!んあっ!!」「可愛いよ、ユキちゃん」
オナホを動かすすみれの手は段々と早くなっていき、
ユキヤの喘ぎ声も大きくなっていった。
いつもとはまるで違う刺激に身体は否応なしに反応してしまう。
「ユキちゃん、イッていいんだよ?ほら、イけ」
オナホの動きはさらに早まる。
もはやユキヤに我慢することはできなくなっていた。
やがて限界に達したのかユキヤが声を上げた。
「う、あっ、イクッ!!!」
次の瞬間、ユキヤの精液は勢いよく飛び出した。
それはすみれの顔にまで飛んでいくほどだった。
すみれはその飛沫を見てうっとりとした表情を浮かべる。
「うわー・・・ユキちゃん、相変わらずいっぱい出すねぇ。」
「うるさい、誰のせいでこうなったと思ってるんだ!!」
「え?私のせいなの?」完全な八つ当たりである。
「当たり前だろ!」
「でも、気持ちよかったでしょ?」
「そりゃ・・・まぁ・・・」
「じゃあ問題ないじゃん」
「・・・お前はもう少し恥じらいを持てよ!」
「ふふ、ユキちゃんの恥ずかしがってる顔見るの好きだからね~」
「変態かよ・・・」
「でも、ユキちゃんだって嫌いじゃないでしょ?」
そう言いながらすみれはユキヤの頬を撫でた。
「ま、まぁ・・・な・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にする。
「素直になれば良いのに」「うるせぇ・・・」
「じゃあさ・・・今度は私を気持ち良くしてくれるかな?」
「え・・・」
「だめ?」
「わかったよ・・・」
すみれはユキヤに背を向ける形で馬乗りになる。
そしてユキヤに自分の秘所を見せつけた。
「ユキちゃん、舐めて?」
「ああ・・・」ユキヤはすみれの股間に顔を埋め、舌を這わせる。
「んんっ・・・」
ユキヤの舌使いはとても丁寧で、すみれを喜ばせるには十分だった。
「ユキちゃん、やっぱり舌使い上手になったね」
「誰かさんのおかげでな」
「ふふっ、そうだね」
行為中拘束されるようになってから腕の自由が利かない分、
自由に動かせる舌の使い方が上達していた。
そのため、すみれを満足させるのに十分な技量を手に入れていた。
「ユキちゃん・・・もっと激しくしてみて?」
「分かった」
ユキヤはすみれのクリトリスを吸い上げるように刺激した。
「んんっ!そ、そこぉ・・・!」
すみれは身体を震わせ、快楽に身をゆだねる。
ユキヤはさらにアナルのあたりにも舌を這わせる。「ひゃんっ!?」
「ここも感じるようになったな」
「うう・・・やっぱり興味あるんじゃん」
「いや、別にそういうわけでは」
本当は興味がないと言えば嘘になる。
最近すみれから執拗にアナルを責められることが多くなって、
やっぱり女性と男性だと、感じ方が違ってくるのかなという
漠然とした疑問はあった。
(でもだからと言って彼女のを開発するとか無理だし)
それこそ今の状況が真逆にならないと無理な話だろう。
「ンンッ!!」
そんな事を考えていたら上にいたすみれが身体を前に倒し、
ユキヤのモノに舌を這わせていた。
いわゆるシックスナインという体制だ。
「おい、いきなり何すんだよ」
「ユキちゃん、集中できてなかったでしょ」
「・・・」
図星を突かれたユキヤは何も言えなかった。
「ユキちゃんの考えてることなんてお見通しなんだから。ほら、続きするよ?」
ユキヤは再びすみれの性器に口を付けた。
一方、ユキヤに跨ったままのすみれもユキヤのそれを口に含んだ。
「んっ・・ちゅぷ・・・はむ・・・れろ・・・」「くぅ・・・あぁ・・・」
二人は互いのものを愛撫し合うことで、さらに興奮を高めていく。
すみれが少し動きを速めると、それに反応するようにユキヤのものが硬度を増した。
「あは、ユキちゃんまた大きくなったよ?」
「お前が動くからだろ」
「ユキちゃんだってさっきから腰動かしてるじゃん」
「それはお前が・・・」
「私が?」
「何でもない」
すみれは少しだけ意地悪な表情を浮かべる。
「言ってくれないなら止めちゃおうかな~」
すみれはユキヤのそれを口から離そうとした。
「待て、言う、言うから」
「うん、素直なのは良いことだよね」
「クソ、調子に乗りやがって・・・」
「ほら、早く教えてよ」
「ああ・・・お前の舌使いが・・・その・・・」
「気持ちよかったんでしょう?」
「・・・」
「黙っちゃって可愛いね」
すみれはユキヤのものに再び舌を這わせた。
「んんっ!」
「あれ、もしかして今のでイキそうだった?」
「ち、違う・・・」
「そう?じゃあもうちょっと頑張ってもらおっかな」
すみれは再びユキヤのそれを口に含み、ストロークを始めた。
(最近ちょっと女の子っぽくなること多かったけど、
ユキちゃんは男の子のままでも可愛いよなぁ・・・)
すみれは心の中で呟いた。ユキヤのモノは徐々に大きくなっていき、
限界まで膨張した。
「すみれ、そろそろ・・・」
「・・・わかった」
すみれは起き上がって、這ったままユキヤのモノの上に移動する。
「ねぇ、今日はこのまま入れたいんだけどいいかな」
「えっ、この状態でか」
「嫌かな」
「いや、そういうわけじゃないが」
「ふーん、そっか」
「あっ、ちょっ!」
すみれは一気に腰を落とし、自分の中にユキヤのモノを埋め込んだ。
「んっ!入ったよ」
「おま、いきなり入れる奴があるか」
「だって我慢できなかったし」
「全く、仕方のない奴だ」「ユキちゃんも結構ノリ気なのに」
「うぐ・・・」
図星を突かれ、ユキヤは言葉を詰まらせる。
「ほら、動いてあげるからいっぱい出して」
「んっ・・・はっ・・・」
すみれは上下運動を開始した。
「はっ・・・んんっ!・・・んっ!・・・んんっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
すみれの動きに合わせて、二人の吐息が漏れる。
「はぁ・・・はぁ・・・んんっ!!・・・んっ!!」
次第にすみれの喘ぎ声が大きくなっていく。
「んんっ!!!・・・はぁ・・・はぁ・・・んんっ!!」
「くぅ・・・あぁ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
やがて絶頂を迎える時が来た。
「あぁ、イクッ!出るぞ!」
「私も、一緒に、イッくぅ!!」
「あぁ、ああぁあああ!!!」「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
二人は同時に果てた。
「ユキちゃんお疲れ様。」そういってすみれが頭を撫でる。
「お前、最初から最後までペース崩さなかったな」
「当たり前でしょ、私はいつでもユキちゃんを満足させられるように
頑張ってるんだから」
「そんなに張り切らなくても良いんだが・・・」
「私がしたいんだもん」
「そうかよ」「そうだよ」
二人は軽くキスをした。
「うーん、これぐらいの声なら外まで聞こえないかな?」
そもそもこんな練習を思いついたのは、
ユキヤの部屋の防音が甘いことが原因だった。
「・・・いつも俺を泣かせるのはお前なのに」
ユキヤはちょっと不服そうだった。
「だってユキちゃんの泣き顔が好きなんだもの」
「何でだよ」
「だって可愛いんだもの。声も顔も」
あまりにもこともなげに言われてしまい、返す言葉がない。
「可愛いとか言うなよ・・・」
ユキヤは自分の顔が熱くなるのを感じた。
「あら、可愛いわよ」
「・・・じゃあその可愛い声があまり聞けなくなるのは、
すみれとしてはどうなの?」
「えっ?それは困るかな・・・」
「あ、でも必死に声を出さないように頑張る姿も
なんか健気でかわいいなーって・・・」
「・・・お前、やっぱ鬼」「そうかなぁ?」
「自覚なしかい!」
「そうね、確かに少しSっ気はあるかもね」
「少しどころじゃないと思うけどな」
「ふふふ、ユキちゃんの泣き顔は可愛いからついね」
「俺は可愛くなんて無いって・・・」
「あ、また可愛い顔した」
「・・・もういいよ」
ユキヤは諦めたような顔をした。
「ところでさ、ユキちゃんは私のどこが一番好きなの?」
「全部好きに決まってるだろ」
「もう、恥ずかしいこと言わないでよね」
「本当のことだし」
こういう時のユキヤは基本照れない。
「ありがと」
「照れるなって」
「うるさい」
すみれがユキヤの頬っぺたを引っ張った。
「いてて、痛い、やめて」
「ふん、だ」
「ごめんなさい・・・」
(うう、やっぱり勝てない・・・)
****
「そういや昨日は随分・・・その、道具沢山使ってたけど・・・なんで?」
翌朝の朝食時、ユキヤがこんな事を聞いてくる。
「・・・あのさ、夏の旅行で行ったあのオモチャのお店、覚えてる?」
「ああ、あのやたらノリノリなおっさんが店主だったところか?
・・・確か、『なんとか倉庫』とかいう名前だったっけ?」
二人が話しているのは夏の旅行でたまたま立ち寄った
アダルトグッズの店のことである。
そこで二人は、オナホールなどの大人のおもちゃをあれこれ物色していたのだが―――
「そうそう。この前そこから、ネットショップを新装開店したって
連絡来てて、クーポンとか色々貰って・・・」
「・・・はぁ!?」思わず大きな声が出る。
「まぁ、そんな反応になるよね」
「いや、なるだろう!普通!!」
「まぁ、そういう訳でね」
すみれは何食わぬ顔で言う。
「お前が買ったのか?」
「うん、新装開店セールもやってたんで、昨日使ったやつほとんど全部」
「うわぁ・・・まじかよ」
「いや、そんなに高いものは買ってないよ。・・・ただ実用性の高いものを」
「実用性が高い・・・」
(遠隔ローターや振動クリップの実用性って・・・)
ユキヤの顔が青ざめる。
(まさかこれからもアレを使う気なのか?)
また学校でつけろとか言われたらと思うと身震いする。
「心配しなくても大丈夫だって。流石に今日明日は使わないから」
「本当?」
「うん。というより、私も流石に疲れちゃって」
「あ、そっか・・・」
ユキヤはほっとした表情を浮かべ茶をすする。
「あと、アナル拡張セットとかもお買い得だっておすすめされて・・・」
ブフォッ!!
ユキヤが盛大に茶を噴き出す。「ちょっと、汚いわね」
「げほ、げほ・・・。あ、あのな、すみれ。
だからお前はもう少し恥じらいというものをだな・・・」
「えー・・・」
すみれは不思議そうな顔をして首を傾げる。
(正気か?!・・・あの店長!!というか覚えられてるし・・・!)
「どうせ俺に使う事を前提として勧めて来たんだろ・・・」
「うっ、確かにその通りなんだけど」
すみれはバツが悪そうにする。
「その様子だと、本当に俺に使うつもりだったんだな」
「あはは、ばれたか」
すみれが頭を掻きながら苦笑いをする。
(いや、もうほんと勘弁してくれよ・・・)
「まぁ、冗談はこのくらいにして・・・」
「半分以上本気で使ってたよな?」
「・・・あ、バレた?」
(やっぱりな)
ユキヤは呆れ顔で溜息をつく。
「でも気持ち良かったんでしょ?」
すみれがニヤリと笑う。ユキヤは思わず顔が赤くなる。
「・・・!」
「ユキちゃん可愛いかったよ?」
「・・・うるさい。忘れろよ!」
恥ずかしさを誤魔化そうとお茶を飲み干し、乱暴に茶碗を置く。「はいはい」
「まったく・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしたまま、不機嫌そうに朝食を食べ続ける。「・・・ふふ」
「何笑ってんだよ」
「いや、ユキちゃん可愛くてつい」
「・・・」
「ユキちゃん、大好きだよ」
「うるさい」
ユキヤがそっぽを向いてしまう。
「もう、素直じゃないなぁ」
「ふん」
そう言いつつも、口元が緩んでいるのを見逃さない。
(ほんっと、ユキちゃんってば分かりやすい)
ユキヤのツンデレっぷりは今に始まった事ではない。
「ま、色々お楽しみにしててよ」
「・・・お前、絶対ろくでもないこと考えてるだろ?」
「さぁ?」
すみれは意味深に微笑んだ。
おわり
今回は首輪から10㎝ほどの鎖に手枷を引っかけて固定するタイプだ。
両手首が肩のあたりで固定され、下ろすことは出来ない。
つまり両手首が招き猫のような手つきになっている。
そして、すみれはいつもの通りにユキヤの乳首を責め始めた。
「ひゃっ、ちょっ、そこはっ、んっ、あっ、だめっ、やめっ、んんっ」
「ふふ、相変わらずここ弱いね」
「やっ、やめっ、んっ、んんっ、んっ」
「で、これは今日使わなかった方」そう言って
乳首に小さな洗濯ばさみ状のクリップを付けていく。
「・・・まさか、朝言ってた・・・?!」
「うん、振動するやつ」
ユキヤは必死に抵抗しようとするが、 両手は使えないし、
足もしっかり押さえられている。
「朝も言った通り5分と持たないと思うよ」
そう言ってすみれはスイッチを入れた。
「ちょ、まっ、あぁああああん!!」乳首に抗いがたい振動が襲い掛かり、
ユキヤが身体をビクンと跳ねさせるが、すみれはそれを気にせず続ける。
「ほら、頑張って声我慢して。でないとまたお仕置だよ?」
「んぐっ・・・うぅ・・・んん!!!」
ユキヤは身体をビクビクさせて必死に声を抑える。
自分の手首は肩のあたりで固定されているため、
あと数センチでクリップに触れることが出来ず、もどかしさを募らせた・・・
「はい、次はこっち」
すみれはユキヤのお腹にローションを垂らした。
「ひっ!冷たっ・・・」
「大丈夫大丈夫。すぐに暖まるよ」
すみれが指先でくるっと円を描くように撫でると、
ユキヤは「んっ」とくすぐったそうな反応を示す。
そのまますみれはユキヤのへその穴へと手を伸ばした。
「く・・・くすぐったい」
ユキヤは身を捩るが、 それでもなおすみれの手は止まらない。
「ふふ、ユキちゃんって意外と脇の下とか弱かったりする?」
「そんなことないと思うけど・・・」
ユキヤは否定するが、すみれは気にしない。
「じゃ、ちょっと確かめさせてもらおうかな」
そう言うとすみれはユキヤの腋の下に顔を近づける。
「えっ、ちょっと待っ・・・」
ユキヤの静止を無視して、すみれはユキヤの腋に舌を伸ばす。
「んんっ・・」腋毛はすべて処理されているので舌の感触が直接肌へ伝わった。
すみれはそのままユキヤの腋を舐め始める。
「ちょ、すみれ、やめっ・・・くすぐったいっ・・・」
「くすぐったがり屋なユキちゃんは本当に可愛いね」
「だから、俺は別に・・・」「はい、こっちも忘れずに」
すみれはもう片方の腋にも手を伸ばし、同じように愛撫する。
「ちょ、マジで、やめろって・・・んんっ」
「ふふ、くすぐったい?」
「くすぐったくない・・・わけじゃない・・・」
「そっか、じゃ、もっとしてあげるね」
すみれはユキヤの両腋を執拗に責める。
片方は手で、もう一方は舌で。優しくそっと撫でるように刺激していく。
「・・・んっ、ちょ、もう、いい加減に・・・」
「まだまだ。声出したらまた罰ゲームだよ?」
「うっ・・・んんっ・・・んっ」
すみれは腋への愛撫を続けながら、今度はユキヤの乳首クリップの振動を強めた。
「ひゃあっ!!ちょ、それは、ダメだって・・・」「ん~?何が駄目なのかな?」
「だから、それ、やめて、くれっ・・・」
「やめるのは無理かなぁ。私、ユキちゃんの泣き顔大好きだし。
それに、これはお仕置なんだから。我慢しなさい?」
「んぐっ・・・んんっ・・・」
ユキヤは必死に耐えるが、どうしても声が漏れてしまう。
「んっ、んんっ、んっ・・・」
「ふふ、頑張ってるね。でもまだ耐えられるよね?」
「・・・当然だ」
「ふふ、流石ユキちゃん。じゃ、これはどうかしら」
そう言ってすみれはユキヤの乳首クリップを軽くつまんだ。
「ひゃあっ!!」
「ほら、頑張れ、頑張れ」
「んんっ、んっ、んっ・・・」
すみれはクリップを弄ぶように指先で転がす。
「どう?気持ち良い?」
「ちが、違う、これは、くすぐったくて・・・」
「あらそう?じゃあこれも追加しようかしら」
そう言ってすみれは再びユキヤの乳首を摘まむと振動させたまま捻った。
「んああぁぁぁぁぁ!!!!」
「ふふ、これならくすぐったくなんてないわよね?」
「んんっ、んんっ、んんっ!!」
ユキヤは必死に声を抑えようとする。
だが、そんなユキヤの努力も空しく、すみれの責めは激しさを増していく。
「さて、じゃあそろそろこっちも可愛がってあげようかな」
すみれはクリップで虐められていた方の乳首を口に含む。
そして舌先でチロチロと刺激し始めた。
「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・」
「すごいね、乳首しか弄ってないのにもうこんなにおっきくなってる」
「うるさい・・・」
悲しいかな、ここ数ヶ月の調教で乳首への刺激と射精が
ユキヤの中で直結してしまっていた。
そのため、どんなに強がっていても身体は正直に反応してしまう。
「ふふ、やっぱりユキちゃんって敏感だね」
「そんなことないって・・・」
「じゃ、次はどこを触って欲しい?」
「そんなの言えるわけないだろ・・」
「じゃ、勝手に決めちゃおうかな。今日は・・・ここでしょ!」
そう言うとすみれはユキヤのペニスに手を伸ばす。
そのまま優しく握りこんだ。
「ひゃんっ!?」
「あれ?ちょっと大きくなった?」
「そんなことないって・・・」
「こんなことしたらどうなるかな?」
そういってすみれが筒状の物をかぶせる。いわゆるオナホールというやつだ。
すみれはそれをゆっくりと動かし始めた。
「ちょ、待っ、いきなりは、まずいって・・・」
オナホールで包まれたユキヤの肉棒は容赦なく刺激され続ける。
「大丈夫だよ、ユキちゃん。力抜いて、楽にしててね?」
オナホによる刺激は徐々に強くなっていく。
それに伴って快感も次第に増していく。
「あぁっ!んんっ!!んあっ!!」「可愛いよ、ユキちゃん」
オナホを動かすすみれの手は段々と早くなっていき、
ユキヤの喘ぎ声も大きくなっていった。
いつもとはまるで違う刺激に身体は否応なしに反応してしまう。
「ユキちゃん、イッていいんだよ?ほら、イけ」
オナホの動きはさらに早まる。
もはやユキヤに我慢することはできなくなっていた。
やがて限界に達したのかユキヤが声を上げた。
「う、あっ、イクッ!!!」
次の瞬間、ユキヤの精液は勢いよく飛び出した。
それはすみれの顔にまで飛んでいくほどだった。
すみれはその飛沫を見てうっとりとした表情を浮かべる。
「うわー・・・ユキちゃん、相変わらずいっぱい出すねぇ。」
「うるさい、誰のせいでこうなったと思ってるんだ!!」
「え?私のせいなの?」完全な八つ当たりである。
「当たり前だろ!」
「でも、気持ちよかったでしょ?」
「そりゃ・・・まぁ・・・」
「じゃあ問題ないじゃん」
「・・・お前はもう少し恥じらいを持てよ!」
「ふふ、ユキちゃんの恥ずかしがってる顔見るの好きだからね~」
「変態かよ・・・」
「でも、ユキちゃんだって嫌いじゃないでしょ?」
そう言いながらすみれはユキヤの頬を撫でた。
「ま、まぁ・・・な・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にする。
「素直になれば良いのに」「うるせぇ・・・」
「じゃあさ・・・今度は私を気持ち良くしてくれるかな?」
「え・・・」
「だめ?」
「わかったよ・・・」
すみれはユキヤに背を向ける形で馬乗りになる。
そしてユキヤに自分の秘所を見せつけた。
「ユキちゃん、舐めて?」
「ああ・・・」ユキヤはすみれの股間に顔を埋め、舌を這わせる。
「んんっ・・・」
ユキヤの舌使いはとても丁寧で、すみれを喜ばせるには十分だった。
「ユキちゃん、やっぱり舌使い上手になったね」
「誰かさんのおかげでな」
「ふふっ、そうだね」
行為中拘束されるようになってから腕の自由が利かない分、
自由に動かせる舌の使い方が上達していた。
そのため、すみれを満足させるのに十分な技量を手に入れていた。
「ユキちゃん・・・もっと激しくしてみて?」
「分かった」
ユキヤはすみれのクリトリスを吸い上げるように刺激した。
「んんっ!そ、そこぉ・・・!」
すみれは身体を震わせ、快楽に身をゆだねる。
ユキヤはさらにアナルのあたりにも舌を這わせる。「ひゃんっ!?」
「ここも感じるようになったな」
「うう・・・やっぱり興味あるんじゃん」
「いや、別にそういうわけでは」
本当は興味がないと言えば嘘になる。
最近すみれから執拗にアナルを責められることが多くなって、
やっぱり女性と男性だと、感じ方が違ってくるのかなという
漠然とした疑問はあった。
(でもだからと言って彼女のを開発するとか無理だし)
それこそ今の状況が真逆にならないと無理な話だろう。
「ンンッ!!」
そんな事を考えていたら上にいたすみれが身体を前に倒し、
ユキヤのモノに舌を這わせていた。
いわゆるシックスナインという体制だ。
「おい、いきなり何すんだよ」
「ユキちゃん、集中できてなかったでしょ」
「・・・」
図星を突かれたユキヤは何も言えなかった。
「ユキちゃんの考えてることなんてお見通しなんだから。ほら、続きするよ?」
ユキヤは再びすみれの性器に口を付けた。
一方、ユキヤに跨ったままのすみれもユキヤのそれを口に含んだ。
「んっ・・ちゅぷ・・・はむ・・・れろ・・・」「くぅ・・・あぁ・・・」
二人は互いのものを愛撫し合うことで、さらに興奮を高めていく。
すみれが少し動きを速めると、それに反応するようにユキヤのものが硬度を増した。
「あは、ユキちゃんまた大きくなったよ?」
「お前が動くからだろ」
「ユキちゃんだってさっきから腰動かしてるじゃん」
「それはお前が・・・」
「私が?」
「何でもない」
すみれは少しだけ意地悪な表情を浮かべる。
「言ってくれないなら止めちゃおうかな~」
すみれはユキヤのそれを口から離そうとした。
「待て、言う、言うから」
「うん、素直なのは良いことだよね」
「クソ、調子に乗りやがって・・・」
「ほら、早く教えてよ」
「ああ・・・お前の舌使いが・・・その・・・」
「気持ちよかったんでしょう?」
「・・・」
「黙っちゃって可愛いね」
すみれはユキヤのものに再び舌を這わせた。
「んんっ!」
「あれ、もしかして今のでイキそうだった?」
「ち、違う・・・」
「そう?じゃあもうちょっと頑張ってもらおっかな」
すみれは再びユキヤのそれを口に含み、ストロークを始めた。
(最近ちょっと女の子っぽくなること多かったけど、
ユキちゃんは男の子のままでも可愛いよなぁ・・・)
すみれは心の中で呟いた。ユキヤのモノは徐々に大きくなっていき、
限界まで膨張した。
「すみれ、そろそろ・・・」
「・・・わかった」
すみれは起き上がって、這ったままユキヤのモノの上に移動する。
「ねぇ、今日はこのまま入れたいんだけどいいかな」
「えっ、この状態でか」
「嫌かな」
「いや、そういうわけじゃないが」
「ふーん、そっか」
「あっ、ちょっ!」
すみれは一気に腰を落とし、自分の中にユキヤのモノを埋め込んだ。
「んっ!入ったよ」
「おま、いきなり入れる奴があるか」
「だって我慢できなかったし」
「全く、仕方のない奴だ」「ユキちゃんも結構ノリ気なのに」
「うぐ・・・」
図星を突かれ、ユキヤは言葉を詰まらせる。
「ほら、動いてあげるからいっぱい出して」
「んっ・・・はっ・・・」
すみれは上下運動を開始した。
「はっ・・・んんっ!・・・んっ!・・・んんっ!」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
すみれの動きに合わせて、二人の吐息が漏れる。
「はぁ・・・はぁ・・・んんっ!!・・・んっ!!」
次第にすみれの喘ぎ声が大きくなっていく。
「んんっ!!!・・・はぁ・・・はぁ・・・んんっ!!」
「くぅ・・・あぁ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
やがて絶頂を迎える時が来た。
「あぁ、イクッ!出るぞ!」
「私も、一緒に、イッくぅ!!」
「あぁ、ああぁあああ!!!」「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
二人は同時に果てた。
「ユキちゃんお疲れ様。」そういってすみれが頭を撫でる。
「お前、最初から最後までペース崩さなかったな」
「当たり前でしょ、私はいつでもユキちゃんを満足させられるように
頑張ってるんだから」
「そんなに張り切らなくても良いんだが・・・」
「私がしたいんだもん」
「そうかよ」「そうだよ」
二人は軽くキスをした。
「うーん、これぐらいの声なら外まで聞こえないかな?」
そもそもこんな練習を思いついたのは、
ユキヤの部屋の防音が甘いことが原因だった。
「・・・いつも俺を泣かせるのはお前なのに」
ユキヤはちょっと不服そうだった。
「だってユキちゃんの泣き顔が好きなんだもの」
「何でだよ」
「だって可愛いんだもの。声も顔も」
あまりにもこともなげに言われてしまい、返す言葉がない。
「可愛いとか言うなよ・・・」
ユキヤは自分の顔が熱くなるのを感じた。
「あら、可愛いわよ」
「・・・じゃあその可愛い声があまり聞けなくなるのは、
すみれとしてはどうなの?」
「えっ?それは困るかな・・・」
「あ、でも必死に声を出さないように頑張る姿も
なんか健気でかわいいなーって・・・」
「・・・お前、やっぱ鬼」「そうかなぁ?」
「自覚なしかい!」
「そうね、確かに少しSっ気はあるかもね」
「少しどころじゃないと思うけどな」
「ふふふ、ユキちゃんの泣き顔は可愛いからついね」
「俺は可愛くなんて無いって・・・」
「あ、また可愛い顔した」
「・・・もういいよ」
ユキヤは諦めたような顔をした。
「ところでさ、ユキちゃんは私のどこが一番好きなの?」
「全部好きに決まってるだろ」
「もう、恥ずかしいこと言わないでよね」
「本当のことだし」
こういう時のユキヤは基本照れない。
「ありがと」
「照れるなって」
「うるさい」
すみれがユキヤの頬っぺたを引っ張った。
「いてて、痛い、やめて」
「ふん、だ」
「ごめんなさい・・・」
(うう、やっぱり勝てない・・・)
****
「そういや昨日は随分・・・その、道具沢山使ってたけど・・・なんで?」
翌朝の朝食時、ユキヤがこんな事を聞いてくる。
「・・・あのさ、夏の旅行で行ったあのオモチャのお店、覚えてる?」
「ああ、あのやたらノリノリなおっさんが店主だったところか?
・・・確か、『なんとか倉庫』とかいう名前だったっけ?」
二人が話しているのは夏の旅行でたまたま立ち寄った
アダルトグッズの店のことである。
そこで二人は、オナホールなどの大人のおもちゃをあれこれ物色していたのだが―――
「そうそう。この前そこから、ネットショップを新装開店したって
連絡来てて、クーポンとか色々貰って・・・」
「・・・はぁ!?」思わず大きな声が出る。
「まぁ、そんな反応になるよね」
「いや、なるだろう!普通!!」
「まぁ、そういう訳でね」
すみれは何食わぬ顔で言う。
「お前が買ったのか?」
「うん、新装開店セールもやってたんで、昨日使ったやつほとんど全部」
「うわぁ・・・まじかよ」
「いや、そんなに高いものは買ってないよ。・・・ただ実用性の高いものを」
「実用性が高い・・・」
(遠隔ローターや振動クリップの実用性って・・・)
ユキヤの顔が青ざめる。
(まさかこれからもアレを使う気なのか?)
また学校でつけろとか言われたらと思うと身震いする。
「心配しなくても大丈夫だって。流石に今日明日は使わないから」
「本当?」
「うん。というより、私も流石に疲れちゃって」
「あ、そっか・・・」
ユキヤはほっとした表情を浮かべ茶をすする。
「あと、アナル拡張セットとかもお買い得だっておすすめされて・・・」
ブフォッ!!
ユキヤが盛大に茶を噴き出す。「ちょっと、汚いわね」
「げほ、げほ・・・。あ、あのな、すみれ。
だからお前はもう少し恥じらいというものをだな・・・」
「えー・・・」
すみれは不思議そうな顔をして首を傾げる。
(正気か?!・・・あの店長!!というか覚えられてるし・・・!)
「どうせ俺に使う事を前提として勧めて来たんだろ・・・」
「うっ、確かにその通りなんだけど」
すみれはバツが悪そうにする。
「その様子だと、本当に俺に使うつもりだったんだな」
「あはは、ばれたか」
すみれが頭を掻きながら苦笑いをする。
(いや、もうほんと勘弁してくれよ・・・)
「まぁ、冗談はこのくらいにして・・・」
「半分以上本気で使ってたよな?」
「・・・あ、バレた?」
(やっぱりな)
ユキヤは呆れ顔で溜息をつく。
「でも気持ち良かったんでしょ?」
すみれがニヤリと笑う。ユキヤは思わず顔が赤くなる。
「・・・!」
「ユキちゃん可愛いかったよ?」
「・・・うるさい。忘れろよ!」
恥ずかしさを誤魔化そうとお茶を飲み干し、乱暴に茶碗を置く。「はいはい」
「まったく・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしたまま、不機嫌そうに朝食を食べ続ける。「・・・ふふ」
「何笑ってんだよ」
「いや、ユキちゃん可愛くてつい」
「・・・」
「ユキちゃん、大好きだよ」
「うるさい」
ユキヤがそっぽを向いてしまう。
「もう、素直じゃないなぁ」
「ふん」
そう言いつつも、口元が緩んでいるのを見逃さない。
(ほんっと、ユキちゃんってば分かりやすい)
ユキヤのツンデレっぷりは今に始まった事ではない。
「ま、色々お楽しみにしててよ」
「・・・お前、絶対ろくでもないこと考えてるだろ?」
「さぁ?」
すみれは意味深に微笑んだ。
おわり
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