【完結】今夜も彼氏を鳴かせたい~そして俺は彼女に抱かれる~

桃ノ木ネネコ

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第21話:昔はいじめっ子だった?!(その3)(完結)

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その夜。
ユキヤは目隠し状態で拘束されていた。両手を後ろに回して手錠をかけられている。
両足も足首で固定され、身動きが取れなくなっていた。
視界がないというのはいつも不安な気持ちになる。
「まぁ、最後はアレだったけど今回はユキちゃん頑張ったと思うの。」
とすみれの声が聞こえる。
「でも、君のどうしようもなさはずっと昔からだって分かったし・・・」
と今度はユキヤの耳元から声が聞こえてくる。
「あの真面目そうななんちゃってインテリメガネ姿でたくさんの女の子を騙してきたんだねぇ」
とすみれは楽しげに言う。
「どうせその姿が好みだった女の子とも浮気が原因で長続きしなかったんでしょ?」
今日のすみれはいつになく辛辣だ。
「いやまぁ・・・その通りだけどさ」ユキヤはバツが悪そうだ。
「やっぱりか。ユキちゃんは浮気ばっかりで信用できないよね」
「今はしてないだろ」
ユキヤはムッとした表情で答える。
「今はしてないというよりできないと言った方がいいかもね。」
そう言ってすみれはユキヤの無毛の股間を撫でる。「あぅっ・・・」ユキヤは思わず反応してしまう。
すみれはユキヤの乳首を指先でつまみながら話す。
「こんな恥ずかしい格好させられて、
しかも手足を縛られてるのに感じてるなんて変態さんだよねえ。」
すみれはユキヤの反応を楽しむように続ける。
視界がないので何をされるのか全く分からない恐怖があった。
そして、自分の痴態を見られているという羞恥心もあった。
「ほら、ユキちゃんのここもうビンビンだよ?触ってほしいんでしょう?」
すみれは意地悪くユキヤのペニスをピンとはじく。
「うっ・・・」ユキヤはビクっと体を震わせる。
「ふーん、まだ何もされてないのに期待だけで勃起しちゃったのかなぁ」
すみれはユキヤの胸板に舌を這わせていく。
「あっ・・・」ユキヤは身をよじる。
「あれ?今ちょっと気持ちよかった?」目隠しされているせいか、
その分他の感覚が敏感になっている気がした。すみれはわざとらしくユキヤの耳に息を吹きかける。
「ひゃあん!」ユキヤはまた大きく震えてしまう。
「耳も弱いもんねぇ。じゃあそろそろ始めようか」
すみれはおもむろにユキヤの口に人差し指を入れる。
「うごっ!ぐぶっ!」突然の行動にユキヤは思わず咳込む
「・・・こうされるのって、女の子が挿れられてる感覚に近いんだって。」
とすみれは言いつつユキヤの口内を弄ぶ。ユキヤは苦しげにうめき声を上げる。

「ユキちゃんのおちん○んもすごいことになってるみたいだし、 
お姉さんがもっと気持ちよくしてあげるからね」
すみれはそう言うなりユキヤのモノを口に含んだようだ。
「ちょっ・・やめてぇ・・・」
すみれの生暖かい感触が伝わってくると同時にユキヤの体に快感が走る。
しかし手足を拘束されているため抵抗ができない。
「あぁっ・・・だめえ・・・」ユキヤはあまりの強い刺激に耐えられず
喘ぎ声を上げてしまう。

「ユキちゃんのおちんちんどうなってるか教えてほしいんだけど」
とすみれはユキヤの亀頭をチロチロ舐める。
「ああ・・・俺の・・・はあ・・」
ユキヤは荒い呼吸をしながらなんとか答えようとする。
「ちゃんと答えないとイカせてあげないよ?いいの?このままで」
すみれはユキヤの先端を軽く噛む。
「あうっ・・・」ユキヤはその痛みで思わず顔をしかめた。
「痛かった?でもこれは罰なんだよね。ユキちゃんが悪い子だから」
(やっぱりちょっと怒ってるじゃないか・・・)
すみれは再びユキヤのものをくわえ込んだ。今度は優しくゆっくりと。
「あぅっ・・・」ユキヤは甘い吐息を漏らす。
「ユキちゃんのここ、すごく熱い。それにピクピクしてて可愛い」
すみれは舌でユキヤの裏筋を刺激する。
「んんっ・・・」ユキヤは身をよじりながら悶える。
「ユキちゃん、イキたい?それともずっとこの状態でいる?」
すみれはユキヤのカリ首に舌を這わせる。
「うう・・・お願いします・・・イカせて・・・ください」
ユキヤは泣きそうな声で懇願する。
「ふふふ。素直でよろしい。じゃあお望み通りイかせてあげる」
すみれは一気にユキヤのものを飲み込んでいく。
喉の奥まで使って激しくピストン運動を繰り返す。
じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ・・・淫靡な水音が部屋中に響き渡る。
「あっ!ダメッ・・・もう出ちゃう!」
あまりの激しい動きにユキヤはすぐに限界を迎えてしまった。
どぴゅ、びゅーーっ。
大量の精液がすみれの中に吐き出されていく。
「んんっ・・・ユキちゃんのいっぱい出てる・・・」
すみれはユキヤの射精を受け止めると、
それを口に含んだままユキヤにキスをした・・・
「!!!??」
ユキヤの口の中に突然生ぬるい何かが大量に入ってくる。
「ごほっ!げほっ!がはっ・・・!」
ユキヤは咳き込みながらもそれを飲み込む。
身に覚えのある強い臭気とエグみがあった。
そして、その液体の正体に気づくと顔色を変えた。
「こ、これってまさか・・・」
「そうだよ。ユキちゃんから出たモノだよ。美味しかったでしょ? 
私もユキちゃんに自分の飲ませてもらったよ・・・」すみれが満足げに言う。
「バカ言え、俺がそんなことするわけ・・・」と言いかけて、かつての自分が
すみれの秘部に突っ込んだ指を舐めさせて
『ほら、すみれの味だぜ』とか言っていたのを思い出す・・・
「あり・・・ました」思い出してちょっとうなだれる。
それと同時に過去の自分をぶっ飛ばしたくなった。

「どうしたの?ユキちゃん。急に落ち込んじゃったりして」
「うう・・・でも量も臭いも全然違うじゃないか・・・」
あまりのことにちょっと混乱してつい愚痴ってしまう。
「やっぱり自分のを飲むのは嫌だった・・・?」
すみれが不安そうに聞く。
「好き嫌い以前に・・・これは・・・あまりに・・・」
ユキヤは言葉を失う。正直かなりショックは大きい。
「そっかぁ・・・」すみれは少し残念そうな顔をした。
「それに・・・口の中がまだイガイガする・・・」
(すみれはいつもこんなの飲んでくれてるのか・・・)
ユキヤは申し訳ない気持ちになる。
「大丈夫?ちょっと待ってね」すみれはそういうと
キッチンからペットボトルの水を持ってくる。
「はい。ユキちゃん。これでゆすいでいいわよ。あとは私が飲むし。
ユキちゃんは気にしないで」
すみれはユキヤを膝枕するとユキヤに水を飲ませてやった。
その様子はなんとなく哺乳瓶でミルクをあげてるようにも見える。
「ありがとう・・・」
ユキヤはすみれの優しさに感謝しながら、口の中のものを洗い流していく。

「ふぅ・・・だいぶマシになったかも」
「で、初めて自分のを飲んだ気分は?」
すみれがいたずらっぽく聞いてきた。
「最悪だよ!あんなもん二度とゴメンだ!」
ユキヤは思わず声を大きくしてしまう。で、そのあと小さな声で
「お前・・・いつもあれ飲んでるよな・・・」
とつぶやく。
「うん。だってユキちゃんが喜んでくれるんだもの。
それにユキちゃんが 頑張ってくれた証だし」
すみれは恥ずかしそうに言った。「まあ・・・それは嬉しいけどさ・・・」
ユキヤは照れくさくそっぽを向く。
「だから、私はユキちゃんが喜ぶならどんなことでもしたいよ」
「俺は別にそんなこと望んでなんか・・・」
ユキヤは言いかけたところで口をつぐむ。
「ユキちゃんは私にもっとして欲しいこととかないの?遠慮せずに言ってみてよ」
すみれは少し不満げに聞いた。
「してほしい事か・・・まず、これ取ってくれないか?・・・やっぱり顔が見たい」
「わかった」とすみれはアイマスクを外す。
ユキヤは目隠しされてる間ずっと目を閉じていたので眩しく感じたようだ。
「じゃあさ・・・キスしてくれないか?」
ユキヤはおずおずと言う。
「えっ?そんな事でいいの?」すみれは意外そうに聞き返した。
「ああ、俺にとってはそれが一番うれしいかも」
「なんだ~それくらいいつでもするのに」
すみれは嬉しそうだ。
そしてそのままユキヤの上に覆いかぶさり唇を重ねる。
最初は軽く触れるような軽いものだったが徐々に深くなっていく。
舌を絡ませる濃厚なものへと変わっていく。
「んちゅ・・・じゅるるるる・・・レロォッ・・・ぷはぁ♡」
すみれの口から唾液が流れ落ちる。
「はぁ・・・はぁ・・・ユキちゃん可愛いよぉ」
すみれはうっとりとした表情を浮かべる。一連のやりとりで興奮しているようだ。
ユキヤはぎゅっと抱きしめられた。胸の感触を感じる。
「ユキちゃん・・・私のおっぱいどうだった?」
すみれは上気した顔を近づけながら聞いてくる。
「・・・すごく柔らかかった」
「ユキちゃんのもすごい硬いよ」
すみれはユキヤのものをさすってくる。
「おい!やめろって・・・」ユキヤは慌てて止めようとする。
「そう言うこと言ってるとホントにやめちゃうよ」
すみれは意地悪そうな笑みをうかべている。
「いや、そういうわけじゃないんだけど・・・」
ユキヤはすみれの胸に顔を埋めて赤くなった。
「ふふっユキちゃんったらかわいい♪」
すみれはユキヤを愛おしそうに撫でた。
しばらくすると眠気が襲ってきたのかウトウトし始めた。
「ユキちゃん寝ちゃダメだよ。まだ終わってないんだから」
すみれはユキヤの頬をペチペチと叩いた。
「わかってるよ。でもちょっと疲れちまったみたいでさ」
ユキヤはあくびをした。
「しょうがないわね。じゃあ今度は私がしてあげる」
すみれはユキヤの股間に手を伸ばした。
「ちょ、何するんだよ!」
ユキヤは慌てる。
「大丈夫よ。気持ちよくさせてあげようと思っただけだから」
すみれは馬乗りになった。

「ユキちゃんのここ、もうこんなになってるけど、期待してるのかな?」
すみれはユキヤのものを指先でつつく。
「そ、そんなんじゃ・・・」
ユキヤの顔は真っ赤だ。
「素直になりなさい。ほーれ、こうやってシコシコしてやるぞ」
すみれは手を動かし始める。
「あっ・・・」
ユキヤは思わず声を上げてしまう。
「ユキちゃんはこういうことされるの大好きだもんねぇ」
すみれはユキヤの反応を見て楽しげに言った。
「別に好きじゃねえし・・・」
ユキヤは否定するが、体は正直に反応してしまっている。
「強情張っちゃってぇ。まあいいわ。私に任せときなさい」
すみれはユキヤのモノを口に含んで舐めたり吸ったりした。
「うっ・・・」
ユキヤのものはさらに硬度を増していく。
ぺろぺろ・・・ちゅぱちゅば・・・じゅぽじゅぼじゅぽ・・・。
すみれは音を立てながらしゃぶる。ユキヤの下半身がビクビクと震え始める。
「やばい・・・出るっ・・・」
ユキヤは限界を迎えようとしていた。しかしすみれは口を離す。
「え?なんでやめるの?」
ユキヤは困惑した表情を浮かべる。
「まだまだこれからよ。本番はこれからだもの」
すみれは妖艶に微笑むと馬乗りになる。そして自分の秘所へとユキヤのものをあてがった。
「入れちゃうね」
すみれはゆっくりと腰を沈めていった。
ずぷっという感触と共に快感に襲われる。
「あふぅんっ!!」
すみれは甘い声で鳴きながら上下運動を始めた。
「ねぇ・・・気持ち・・んん・・いい?」
すみれは喘ぎながらも問いかける。
「ああ、すごく・・・いい」
ユキヤは答える。すみれの動きに合わせてユキヤも動く。
ぱんっぱんぱつんぱちんっと肉同士がぶつかり合う音が響く。
「あんっ!やんっ!」
すみれは一心不乱に快楽を求めて動き続ける。
「俺、もう、イキそうだ・・・」
ユキヤの限界は近いようだ。
「いいよ!いっぱい出して!」
すみれはラストスパートをかける。
「イクッ!!!」
どぴゅどっぴゅー!! ユキヤは射精し、すみれの中に精液を注ぎ込んだ。
「あぁんっ!!!」
すみれも同時に絶頂を迎えた。
「はぁ・・・はぁ・・・」
抱き合ったまま二人は息を整えている。
「気持ちよかった?」
すみれはユキヤの耳元で囁いた。
「うん、最高だった・・・」
ユキヤは首を動かして、すみれの顔に自分の顔をこすりつける。
これは手足が使えない今出来る精一杯のことだった。「くすぐったいよぉ」
すみれは嬉しそうに笑う。そして優しく頬を撫でた。

****
数日後、智司が改めて二人に謝罪しに来た。
「僕の勘違いで二人に迷惑をかけてしまい、申し訳ありませんでした。」
「いえいえ、こっちこそ私たちのケンカに巻き込んじゃってごめんなさい。」
お互いには深々と頭を下げた。
「しかし、お前、高校の時とホントに見違えたよな。卒アルの写真と全然違うじゃん」
「そうそう、すごい努力したんじゃないの?」
ユキヤとすみれが口々に言う。
「まぁ・・・色々あったんで」
智司は苦笑いしながら答えた。
「でもすごいよ!私ダイエットって続かないし」
すみれが感心して言う。その言葉に智司もまんざらではなさそうだ。
「へぇ、そうなんだ・・・」ユキヤが他人事のように言う。
「何よ、その言い方?」
「だって俺、昔からいくら食べても太らないし、そういうのしたことないんだよ」
・・・・・・。
この一言にすみれと智司の顔が凍り付く。

「生成さん・・・やっぱりこいつ煮るなり焼くなりしちゃいましょうか?」
「・・・それもいいですね」
二人の目が据わっている。
「え?ちょ、ちょっと待ってくれ!俺はただ事実を言っただけじゃないか!?」
「うるさい!」
ユキヤの言葉をすみれは遮る。
そしてニコッとしてユキヤに近づく。
「ひぃ・・・!」
ユキヤは思わず後ずさりする。そして
「これは・・・逃げる」と走り出した。
「あっ、逃げた!」すみれは追いかけるが、ユキヤの体力に勝てず見失う。
「はぁはぁ・・・逃げられました・・・」
肩で息をしながら、その場に座り込む。
「大丈夫ですか?それにしても仲がいいんですね。」
その様子を見ていた智司が笑って言う。
「あのバカ、体力だけはやたらにあって・・・」
すみれはため息をつく。
「なんかごめんなさい。変なことになっちゃって・・・」
「いえ、こちらこそお騒がせしました。」
二人はまた深く頭を下げるのだった。

自分がかつて憧れと嫉妬の混じった存在として見ていた存在が
今やたった一人の女性に敵わない・・・
智司はなんだかおかしくなってくる。
「ふっ、あははははは」
突然笑い出す智司を見てすみれは驚く。
「どうしたんです?急に笑ったりして。」
「いえ、失礼。白石さん、あなた面白い人だなって思ってね。」
「え?どういう意味でしょうか・・・」
「いえ、深く考えなくていいです。ただ、幸せそうだなって」
「そ、そうですか・・・?」すみれは首を傾げる。
「僕、まだあのスーパーでのバイト続けるんで、また来てくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
智司は軽く会釈するとその場を後にする。
「・・・」
すみれはしばらく智司を見送っていた。
(さて、あのバカ帰ってきたらどうしてやろうかな・・・)
そんなことを考えながら家路につくのであった。

すみれがそんなことを考えた時とほぼ同時に、
離れた場所にいる筈のユキヤの背中がなぜかぞくりとしたという・・・

おわり
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