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第16話:身ぐるみはがされた話
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「さー、いい天気だし窓開けて空気入れ替えようか!」
「お願いだから窓開けないで!」
晴れ晴れとした日曜の爽やかな朝、笑い声と悲鳴が聞こえる。
「いやーまさかホントに着てるもの全部とれると思ってなかったわ。」
「う・・・ううう」
この時のユキヤは首輪だけをしてあとは全裸だった・・・
これはユキヤが昨晩『ポーカーで負けたら服を1枚脱ぐ』
というバカな勝負に挑んだ結果だった。
そしてユキヤは今まさに下着まで全て剥ぎ取られていたのだ。
ちなみに朝を迎えても衣服を返してもらえてない。
「お情けで首輪だけあげたんだからいいでしょ?」「・・・お情けっていうのかこれ?」
「ふふん♪」「・・・くそぉ」悔しそうにするユキヤだったが、
この勝負はそもそもユキヤが言い出したことだった。
「だから、自分がポーカーに弱いっていい加減認めなさいよ」「ちっ・・・わかったよ」
実はユキヤはギャンブル全般に弱かった。
しかし負けず嫌いな性格なのでついついムキになってやりこんでしまう。
その結果がこれだ。
「さー今日はいいお天気だから布団干そうかな」すみれがわざとらしく
ベランダの窓を開けようとすると、ユキヤは必死に止めようとした。
「ま、待ってくれ!せめてパンツだけでも履かせてくれ!!」
「えーどうしようっかなぁ~」
ニヤリとするすみれ。その表情を見てゾッとするユキヤ。
(こいつ完全に俺のことおもちゃにして楽しんでるな)
内心ため息をつくがもはや抵抗する気力はない。
ユキヤは他に何かひどい事をされるのでは・・・と身構えていたが、何もされなかった。
それどころか、普通に朝食を出されている。
「はい、トーストとハムエッグだよ。熱いうちに食べてね」
「あ、ああ・・・ありがとう」
なんだか拍子抜けしてしまったが、素直に礼を言うユキヤ。
すみれは何事もなかったかのように普通に過ごしている。
(ただ俺が首輪しか付けてないことを除けばだが)
一人だけが何も着ずに食事をしているのは実にシュールだ。
「なぁすみれ・・・」「ん?どしたの?」
「こんな格好で飯食わせるなんてどういうつもりだよ!?」
「え?そんなの決まってるじゃん。ユキちゃんが可愛いからにきまってるじゃない。」
当然のように答えるすみれにユキヤは絶句した。
「ほら、ユキちゃんの恥ずかしがりながらご飯食べる姿とか最高に萌えるし♪」
「・・・あのさ、いい加減服返して」
ユキヤがジト目で言う。彼女の前とはいえずっと何も着てないのは落ち着かない。
「・・・勝つ見込みのない勝負なんかするから。」
すみれがボソっと呟いた。
「ぐっ・・・」痛いとこを突かれたユキヤは言葉に詰まる。
そのとき玄関のインターホンが鳴った。
「はいどなたですか?」すみれが室内のカメラに向かって話しかける。
「お荷物お届けに来ました~」
宅配員の声が聞こえてきた。
「あ、はい。今行きます!」すみれが返事をする。
すみれがドアを開けると、中年女性の宅配員が立っていた。
「いつもご苦労様です。」「いえいえ、ハンコお願いしますね。」
「あ、ユキちゃんハンコ持ってきてー!」
玄関からすみれが大声で呼ぶ。
「?!」
(こんな格好で出れるわけないだろ!!)
ユキヤは玄関から見えないように部屋の隅でじっとしていた。
「あれ、聞こえてないのかな?」「あら、お友達が来てるの?」
「そうなんですけどね、どうしたんだろ?」「恥ずかしがり屋さんなのかしら?」
「うーん、すいませんサインでもいいですか?」
「ええ、構いませんよ」
宅配のおばさんも特に気にせず帰って行った。
どうやらセーフだったようだ。
「・・・どうして出て来なかったの?」
部屋に戻ったすみれが尋ねる。
「この格好で出てったら、俺も終わるがお前も終わるだろ!」
ユキヤが抗議すると、すみれはニヤニヤしてる。「いいねその顔」
「くそ、何笑ってんだよ」
すみれはユキヤの頬を撫でながら言った。
「だって可愛いんだもん。ユキちゃんが可愛すぎるのが悪いんでしょ?」
そう言うとすみれはユキヤにキスをした。
「だから服返せよもう!」「うん無理」「どうして?!」
すみれが指さす方向を見るとベランダで洗濯物が風に揺れている。
「今日は良い天気だし、お洗濯でもしようかって思って」
「い・・・いつの間に・・・?!」「朝、ユキちゃんが起きる前に。」
「じゃあ俺の服は・・・」
「全部一緒に洗っちゃってる」「いつも置いてる着替えとかも?」「うん」
「・・・」ユキヤはガックリとうなだれた。
「まぁまぁ、首輪はしてるんだから」「これが服のうちに入るか!!」
「え?服でしょ?私の趣味で」
すみれは悪びれもなく答えた。
「それにしてもさっきのユキちゃん可愛かったわ~♪」
「うるせぇ!忘れろ!」
恥ずかしがるユキヤを見て満足げに笑うすみれ。
彼女はユキヤに近づき、耳元で囁いた。
「ふぅ・・・」
「ひゃっ!」
ユキヤが飛び上がる。
「なにそれ可愛い」「やめろぉおお!」
「ユキちゃんの弱点みっけ。ここが弱いのね。」
「ちくしょう、また負けた。」
「ユキちゃんは顔に出やすいからね。」
ユキヤは悔しがりながらも、どこか楽しそうだ。
「次は勝つから。」
「はいはい。頑張ってね。」
ユキヤはすみれに勝てたためしがない。
だが、毎回本気で勝負しているので、
ユキヤはすみれとのゲームを楽しんでいる。
結局洗濯物が乾く夕方近くまでユキヤはこのままだった。
流石にいつまでも何もなしはつらいので
毛布を羽織るのは許してもらえたが。
「ところでユキちゃん。」
洗濯物を取り込んだところですみれが声をかける。
「また勝負しない?ユキちゃんが勝ったら服を全部返すけど・・・」
ユキヤは少し考えてから・・・
「今度は負けないぞ」と返す。どこまでも懲りていない。
「私に勝ってごらんなさい。その代わり負けたら他の物をあげるから」
「?」すみれの謎めいた言葉がひっかかるもユキヤは勝負に乗ることにした。
こうしてユキヤとすみれのゲームが始まった。
「じゃあ始めるよ」すみれがトランプをシャッフルする。
「ルールは簡単。お互い交互に一枚ずつカードを引くの。
ジョーカーを引いたら負け。最後まで持っていた人が勝ち。」
「OK」
「枚数は5枚。先に3回勝った人の勝ちでいいかな?」
「それでいいぜ」
10分後。
「ねぇ、わざと?」
ユキヤは早速負けていた。
「ほ、ほんの練習だ・・・」「ま、なんでもいいけど私からあげるものはこれね。」
猫耳が付けられた。「なんだよこれ?!」「何って、猫耳だけど?」
「なんでこんなもんつける必要があるんだよ」
「だからほかの物をあげるって言ったじゃん。」
ユキヤはここにきてようやく気が付いた。
(これ、俺が負ければ負けるほど恥ずかしい格好になっていくやつじゃ・・・)
「どうする?降参する?」
「誰がするか!」「そうこなくっちゃ♪」
5分後。
「・・・いくらなんでも早くない?」
「うるせぇ・・・」
ユキヤは早くも二回目の敗北を喫している。
「罰ゲームは・・・」
「もう好きにしてくれ・・・」
「じゃあ・・・」
すみれはユキヤのお腹に何かをぺたりと貼った。「なにこれ?」「タトゥーシール」
よく見るとそれは子宮の形を思わせるハートと天使の羽がデザインされた
とても中二病感あふれるデザインのものだった・・・
「ちょっと!なにすんのさ!?」「えへへ~かわいいでしょ?」
すみれは嬉しそうな顔をしてユキヤの背中に抱きつく。
そしてそのままベッドに押し倒した。
「ちょ、やめろって!」「うふふ。ユキちゃん可愛い。」
「ま、待て・・・まだ最後の勝負があるぜ・・・」
「う~ん、もう勝負は分かり切ってる気もするけど。」
そう言いながらゲームへと戻る二人。
そしてお約束通りユキヤはまたしてもすみれに敗北した。
「はい。お疲れ様。これでユキちゃんの負けだよ。」
すみれはユキヤの頬に軽くキスをした。
「くそぉ・・・」
ユキヤは悔しさを隠せない。
「じゃあ、約束通りユキちゃんには別のものをあげないとね」
すみれはいつものようにユキヤを拘束すると、うつ伏せに寝かせる。
「あれ?これじゃいつもの変わらなくね?」
「違うよ、これはただの下準備」「え?」「だって暴れられた困るもの」
そういうとすみれはユキヤの尻の上に馬乗りになった。
「お、おいまさか・・・」
「その、まさかだよ」
「やっぱり猫ちゃんには尻尾がないと・・・」
すみれはローションを取り出すと、それをユキヤのアナルへと塗りたくる。
「ひゃっ!?つめたい!!」「我慢してね」
すみれはユキヤの肛門に指を入れながら、腸内をかき混ぜるように動かす。
「やめて・・・」
ユキヤの声に少し涙が混じる。
「あらら、泣いてちゃダメじゃない」
そして、腸内に何かが入ってくる。これは指ではない。
「あ・・ああぁ・・なにを」「はい。尻尾」
それは見た感じ確かに尻尾に見えた・・・がしかし、その根元は極細バイブだった。
「やだぁ・・・」「可愛いから写真撮っちゃお」カシャリという音が鳴る。
「ほら見てみて。ユキちゃんの可愛いところいっぱい写ってる」
スマホの画面を見せられる。そこには四つん這いになり
後ろの孔に尻尾のような玩具を差し込まれてる自分の姿が映っていた。
「撮るなぁ・・・」ユキヤは泣きそうになる。
「いいじゃん別に。こんなに可愛くなったんだし。」
すみれは楽しそうに笑っている。
「じゃあ動かそうか」そう言ってすみれはスイッチを入れる。
「うあっ!?」
バイブが振動を始める。ユキヤの体に快感が走る。
「どう?気持ち良い?」
「そ・・・そんなわけないだろ・・・」
ユキヤは精一杯強がるが、体は正直に反応してしまう。
「じゃ、もうちょっと強くしてみる?」
すみれはさらにバイブの出力を上げる。
「ぐぅ・・・うわぁ・・・」ユキヤは声を抑えられない。
「もっと可愛く鳴いてよ。ユキちゃん」
すみれはリモコンでバイブの強さを変える。
「うっ・・・あぁ!ひゃう!」ユキヤの体がビクンとなる。
お腹の中がめちゃくちゃにかき回されてるような感じだ。
「ふふ、本当に猫みたい。」
「い、言うなよぉ・・・うぅぅ・・・あぁ」
怒りたくても身体に力が入らない。
「じゃあそろそろ本題に入ろうかな」
すみれは再びユキヤを仰向けにする。
「ユキちゃんのここもだいぶ大きくなったよね」
すみれはユキヤのペニスを握ると、上下にしごく。
「あ、ああ・・・だめぇ・・・」
前からも後ろからも刺激が押し寄せてきて、
ユキヤは自分の意思に反して腰を動かしてしまう。
「ふふ、お腹のタトゥーもこうしてみると可愛い・・・」
すみれはユキヤのおへその辺りにあるハート型のタトゥーをなぞる。
「ひゃん!?」ユキヤは思わず声を上げてしまう。
「敏感なんだね」すみれはクスッと笑うとユキヤの乳首をつまむ。
「ひぃ・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしてうつむく。
「恥ずかしがることなんて無いんだよ?ユキちゃんは可愛いんだからさ」
すみれはそう言いながらユキヤの首筋にキスをする。
「ん・・・やめ・・・て・・あぁぅ・・」ユキヤは身をよじるが、すみれは逃さない。
「ユキちゃんの匂い好き・・・」
すみれはユキヤを抱きしめると首元に鼻を近づける。
「ちょ・・・汗、かいてる・・・ンン・・からァ・・・」喘いでしまい、うまく喋れない
「大丈夫だよ。ユキちゃんのなら平気」
すみれはさらにユキヤを強く抱擁する。「んんん・・・やぁ・・・」
すみれの柔らかい胸がユキヤの体に押し付けられる。
「あれ?ユキちゃんまたおっきくなってない?」
「ちが・・・う・・・あぁ・・・」
「嘘つきにはおしおきが必要だね」すみれは再びバイブを起動させる。
「うあっ!あああっ!!」
ユキヤの体に強烈な快感が流れる。
「ほら、正直に言っちゃいなよ」
「ひゃうん!ああん!」
「まだおしりだけじゃイけないと思うからちょっと大変かも」
すみれの言葉通り、アナルに挿れたバイブは快楽をもたらすものの、
射精には直結しない。
「はぁ・・・はぁ・・・お願い・・・もうイカせて・・・」
ユキヤは涙目で懇願するが、すみれは笑顔で却下する。
「だーめ。これは罰ゲームだからね」すみれはベッド脇に置いてある
バッグの中から拘束具を取り出すと、
腿と足首をがっつり固定して足が開きっぱなしの状態にするものに足枷を交換した。
「な・・・なにを・・・!?」
「こうするとユキちゃんの恥ずかしいところが全部見えちゃうよ」
「や、止めてくれ・・・」「もう本当の猫みたい・・・」
「あ、ああ・・・そんなに見ないでくれ・・・」
「ユキちゃんのここすっごく可愛い」
「み、見るんじゃねぇ・・・」
「え~なんで?こんなに可愛いのに。それに今からもっと可愛い姿になるんだよ?」
「そ、それは・・・」
「それともやっぱり見て欲しいのかな?変態さんだしね」
「ち、違う・・・」
「はいはい、強情なのはいいけど時間切れだよ」
「くっ・・・」
ユキヤは悔しそうな表情を浮かべる。「じゃあいくよ」
すみれはスイッチを入れると振動をさらに強めた。
「ぐあぁぁぁぁ!!!」
あまりの刺激にユキヤは悶絶する。
「どう?気持ち良いでしょ?でもまだまだこれからだよ」
「や、やめて・・・もう・・やめ・・てぇ」「ダーメ♪」
すみれはさらに強さを上げる。「ひぃ!ひぎゃぁぁぁ!!!」
ユキヤは涙を流しながら絶叫する。「あらら、可哀想に」
すみれは笑いながらバイブを引き抜く。
「ひぅっ」!突然のことにユキヤは小さく声を漏らしてしまう。
「ごめんね。ちょっと強くしすぎたね」
「お願い・・・です。イかせて・・・」
ユキヤが涙目で懇願してくる。
こんな状態になっても、なおもイくことが出来ないのが辛くなってきてしまったようだ。
「しょうがないなぁ」すみれはユキヤの股間に手を伸ばすと優しく撫で始めた。
「ふぁぁ」ユキヤは甘い吐息を出す。すみれはしばらく愛撫を続ける。
やがてユキヤは限界を迎えようとしていた。
しかし、その寸前ですみれの手の動きは止まった。
「へ・・・?」
ユキヤは戸惑ったような顔をしている。
「おねだりするときはなんて言うんだっけ?いつも言ってるよね」
「あ、あう・・・」
「ほら、早く言わないとまた寸止めにしちゃうよ」
「うう・・・」
ユキヤは少し迷ったが観念したのか、すみれに屈服するように言った。
「ぼ、僕の・・・をいじめてください・・・」
「はいよくできました」
すみれは再びユキヤのものに手を添えると、今度は激しく扱き始める。
「んああっ!」ユキヤは身体を大きく仰け反らせる。
「イク時はちゃんと言うんだよ?」
「わ、わかった・・・」「うん、偉いね。ユキちゃんは」
「はうっ・・・」ユキヤはすみれの言葉にゾクッとする。
「ほら、もうイッちゃいそうでしょ?我慢しないで思いっきり出しちゃいなよ」
「い・・・イくなら・・・一緒にイきたい・・・」それでもユキヤは絞り出すように言う。
「ふーん、そんなに私と一緒にいきたいの?本当に可愛いんだから」
すみれはユキヤのものをギュッと握るとさらに動きを速める。
「ああ・・・だめぇ・・・」
ユキヤが絶頂を迎える直前ですみれは手を止める。
「さっきも言ったでしょ?ちゃんとおねだりしないとダメだって」
「そ、それは・・・」
「じゃあいらないのかな?」すみれは意地悪そうな笑みを浮かべる。
「ま、待って・・・」「何を待つの?」
「イ、イカせて・・・ください」
「え?なんで?どうしてイキたいの?」
「・・・イキた・・・い」
「どこをどうされたいの?」
「すみれの中で・・・イきたい・・・です」「はい良く言えたね。ご褒美だよ」
すみれはユキヤのものを口に含むと舌を這わせながら頭を上下させる。
「はぁ・・・はぁ・・・」ユキヤは荒くなった呼吸を整えようとするが上手くいかない。
すみれはユキヤのものが硬くなるのを確認すると、口を離した。
そしてユキヤの上に覆いかぶさる。
すみれはショーツを下ろして自分の秘所を指で弄ると、
ゆっくりとユキヤのそれを飲み込んでいく。
「はあ・・・全部入ったよ。わかる?」
「う、うん・・・」
すみれは腰を動かし始める。ユキヤのものはすみれの膣内で大きくなっていく。
「気持ちいい?」
「う、うん・・・」
「ふふっ、正直でよろしい。ユキちゃんはこういう時だけ素直になるよね」
「だ、だって・・・」
「わかってるよ。でもそういうところも含めて私は好きだよ」
すみれはユキヤの唇に自分のそれを重ねる。
二人の吐息が漏れていく。
「ねえ、ユキちゃん、キスして」
「うん・・・」
二人は互いの唾液を交換し合うような激しい口づけを交わす。
「んっ、ちゅっ、ぷはっ、もっとぉ・・・」
「僕も・・・」
すみれはユキヤに抱きつくようにして胸を押し付ける。
「私のおっぱい好き?」
「う、うん・・・」
「じゃあさ、吸ってみてよ」
「え!?」
「ほら、早く」
すみれはブラを外すとユキヤの顔の前に乳首を差し出した。
ユキヤはおずおずとそれに吸い付く。
「あんっ、赤ちゃんみたいで可愛い」
「むぐっ」
ユキヤは顔を真っ赤にして恥ずかしがる。
「ふふっ、もうこんなに硬くなってる。やっぱり男の子なんだね」
「うぅ・・・」
「ユキちゃんのおちん○んも、もう限界そうだし、そろそろ出させてあげるね」
「お願いします・・・」
「はい、よくできました。じゃあいくよ」
すみれは一気にペースを上げる。ユキヤは耐えきれずに射精してしまう。
「あああっ!」
「いっぱい出たね。偉いぞーユキちゃん」
すみれはユキヤの頭を撫でる。
「はぁ・・・はぁ・・・」「気持ちよかった?」
「うん・・・」
シャワーの後、ユキヤはようやく服を返してもらう。「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「今日はこれで終わりにするけど、引き際はちゃんと考えなきゃだめだよ。」
「わかった・・・」
今回ばかりは素直に頷く。
「この後ご飯どうしようか?」「外出たい・・・」実際二人は今日一度も外に出ていない。
ユキヤに至ってはほぼほぼ1日ぶりに服を着た感じだ。「いいよ。どこ行きたい?」
「ん~、とりあえず駅の方まで行ってみようかな」
「オッケー。じゃあ行こうか」
夕刻、二人は街へと歩く。
「ふぅ、一時はどうなるかと思った・・・」「しかしユキヤはホント勝てないよねぇ・・・」
二人はファミレスでこんな会話をする。「あれは運がなかっただけだって」
「そう言っていつも負けてるじゃん」
「・・・俺だって一度ぐらい勝ちたいんだよ」
「それで身ぐるみはがされちゃ世話ないでしょ。」
「うっ・・・」
誇張でも何でもなく、文字通り身ぐるみはがされてしまったわけだが。
「まあ、でもそのおかげでユキちゃんのかわいいところが見れたから私としては大満足だけど」
「それは忘れてくれ・・・」
「やだ♪絶対忘れられないし、誰にも教えたくないもん」
「勘弁してくれ・・・」
「あ、タトゥーシールは1週間ぐらいで落ちるから、無理にはがさないようにね」
「1週間!?」
「うん。剥がすときは優しくね」
「まじかよ・・・」あの恥ずかしいデザインのタトゥーを1週間も・・・
ユキヤは頭を抱える。「まぁ人に見せる場所じゃないし・・・」
「そりゃそうだろうけどさ・・・」
「それにしても、ユキちゃんが後ろ穴であんなに感じられるようになるなんて・・・」
「だから忘れろって!」
ユキヤはさっきの事を思い出し真っ赤になって怒鳴る。
「えー、せっかく可愛いかったのにぃ・・・」
「こっちは丸1日裸できつかったんだよ!」
「でも裸で首輪だけのはまた見て見たいかも・・・」
「断る!」「ちぇー、残念」
「まったく・・・」ユキヤは呆れる。「じゃあそろそろ帰ろうか」「そうだな」
二人はお互いに家路につく。。
ユキヤは歩きながら
(もう金輪際あいつにポーカー挑むのはやめよう)そう誓った。
まぁほんのしばらくの間なのだが・・・。
おわり
「お願いだから窓開けないで!」
晴れ晴れとした日曜の爽やかな朝、笑い声と悲鳴が聞こえる。
「いやーまさかホントに着てるもの全部とれると思ってなかったわ。」
「う・・・ううう」
この時のユキヤは首輪だけをしてあとは全裸だった・・・
これはユキヤが昨晩『ポーカーで負けたら服を1枚脱ぐ』
というバカな勝負に挑んだ結果だった。
そしてユキヤは今まさに下着まで全て剥ぎ取られていたのだ。
ちなみに朝を迎えても衣服を返してもらえてない。
「お情けで首輪だけあげたんだからいいでしょ?」「・・・お情けっていうのかこれ?」
「ふふん♪」「・・・くそぉ」悔しそうにするユキヤだったが、
この勝負はそもそもユキヤが言い出したことだった。
「だから、自分がポーカーに弱いっていい加減認めなさいよ」「ちっ・・・わかったよ」
実はユキヤはギャンブル全般に弱かった。
しかし負けず嫌いな性格なのでついついムキになってやりこんでしまう。
その結果がこれだ。
「さー今日はいいお天気だから布団干そうかな」すみれがわざとらしく
ベランダの窓を開けようとすると、ユキヤは必死に止めようとした。
「ま、待ってくれ!せめてパンツだけでも履かせてくれ!!」
「えーどうしようっかなぁ~」
ニヤリとするすみれ。その表情を見てゾッとするユキヤ。
(こいつ完全に俺のことおもちゃにして楽しんでるな)
内心ため息をつくがもはや抵抗する気力はない。
ユキヤは他に何かひどい事をされるのでは・・・と身構えていたが、何もされなかった。
それどころか、普通に朝食を出されている。
「はい、トーストとハムエッグだよ。熱いうちに食べてね」
「あ、ああ・・・ありがとう」
なんだか拍子抜けしてしまったが、素直に礼を言うユキヤ。
すみれは何事もなかったかのように普通に過ごしている。
(ただ俺が首輪しか付けてないことを除けばだが)
一人だけが何も着ずに食事をしているのは実にシュールだ。
「なぁすみれ・・・」「ん?どしたの?」
「こんな格好で飯食わせるなんてどういうつもりだよ!?」
「え?そんなの決まってるじゃん。ユキちゃんが可愛いからにきまってるじゃない。」
当然のように答えるすみれにユキヤは絶句した。
「ほら、ユキちゃんの恥ずかしがりながらご飯食べる姿とか最高に萌えるし♪」
「・・・あのさ、いい加減服返して」
ユキヤがジト目で言う。彼女の前とはいえずっと何も着てないのは落ち着かない。
「・・・勝つ見込みのない勝負なんかするから。」
すみれがボソっと呟いた。
「ぐっ・・・」痛いとこを突かれたユキヤは言葉に詰まる。
そのとき玄関のインターホンが鳴った。
「はいどなたですか?」すみれが室内のカメラに向かって話しかける。
「お荷物お届けに来ました~」
宅配員の声が聞こえてきた。
「あ、はい。今行きます!」すみれが返事をする。
すみれがドアを開けると、中年女性の宅配員が立っていた。
「いつもご苦労様です。」「いえいえ、ハンコお願いしますね。」
「あ、ユキちゃんハンコ持ってきてー!」
玄関からすみれが大声で呼ぶ。
「?!」
(こんな格好で出れるわけないだろ!!)
ユキヤは玄関から見えないように部屋の隅でじっとしていた。
「あれ、聞こえてないのかな?」「あら、お友達が来てるの?」
「そうなんですけどね、どうしたんだろ?」「恥ずかしがり屋さんなのかしら?」
「うーん、すいませんサインでもいいですか?」
「ええ、構いませんよ」
宅配のおばさんも特に気にせず帰って行った。
どうやらセーフだったようだ。
「・・・どうして出て来なかったの?」
部屋に戻ったすみれが尋ねる。
「この格好で出てったら、俺も終わるがお前も終わるだろ!」
ユキヤが抗議すると、すみれはニヤニヤしてる。「いいねその顔」
「くそ、何笑ってんだよ」
すみれはユキヤの頬を撫でながら言った。
「だって可愛いんだもん。ユキちゃんが可愛すぎるのが悪いんでしょ?」
そう言うとすみれはユキヤにキスをした。
「だから服返せよもう!」「うん無理」「どうして?!」
すみれが指さす方向を見るとベランダで洗濯物が風に揺れている。
「今日は良い天気だし、お洗濯でもしようかって思って」
「い・・・いつの間に・・・?!」「朝、ユキちゃんが起きる前に。」
「じゃあ俺の服は・・・」
「全部一緒に洗っちゃってる」「いつも置いてる着替えとかも?」「うん」
「・・・」ユキヤはガックリとうなだれた。
「まぁまぁ、首輪はしてるんだから」「これが服のうちに入るか!!」
「え?服でしょ?私の趣味で」
すみれは悪びれもなく答えた。
「それにしてもさっきのユキちゃん可愛かったわ~♪」
「うるせぇ!忘れろ!」
恥ずかしがるユキヤを見て満足げに笑うすみれ。
彼女はユキヤに近づき、耳元で囁いた。
「ふぅ・・・」
「ひゃっ!」
ユキヤが飛び上がる。
「なにそれ可愛い」「やめろぉおお!」
「ユキちゃんの弱点みっけ。ここが弱いのね。」
「ちくしょう、また負けた。」
「ユキちゃんは顔に出やすいからね。」
ユキヤは悔しがりながらも、どこか楽しそうだ。
「次は勝つから。」
「はいはい。頑張ってね。」
ユキヤはすみれに勝てたためしがない。
だが、毎回本気で勝負しているので、
ユキヤはすみれとのゲームを楽しんでいる。
結局洗濯物が乾く夕方近くまでユキヤはこのままだった。
流石にいつまでも何もなしはつらいので
毛布を羽織るのは許してもらえたが。
「ところでユキちゃん。」
洗濯物を取り込んだところですみれが声をかける。
「また勝負しない?ユキちゃんが勝ったら服を全部返すけど・・・」
ユキヤは少し考えてから・・・
「今度は負けないぞ」と返す。どこまでも懲りていない。
「私に勝ってごらんなさい。その代わり負けたら他の物をあげるから」
「?」すみれの謎めいた言葉がひっかかるもユキヤは勝負に乗ることにした。
こうしてユキヤとすみれのゲームが始まった。
「じゃあ始めるよ」すみれがトランプをシャッフルする。
「ルールは簡単。お互い交互に一枚ずつカードを引くの。
ジョーカーを引いたら負け。最後まで持っていた人が勝ち。」
「OK」
「枚数は5枚。先に3回勝った人の勝ちでいいかな?」
「それでいいぜ」
10分後。
「ねぇ、わざと?」
ユキヤは早速負けていた。
「ほ、ほんの練習だ・・・」「ま、なんでもいいけど私からあげるものはこれね。」
猫耳が付けられた。「なんだよこれ?!」「何って、猫耳だけど?」
「なんでこんなもんつける必要があるんだよ」
「だからほかの物をあげるって言ったじゃん。」
ユキヤはここにきてようやく気が付いた。
(これ、俺が負ければ負けるほど恥ずかしい格好になっていくやつじゃ・・・)
「どうする?降参する?」
「誰がするか!」「そうこなくっちゃ♪」
5分後。
「・・・いくらなんでも早くない?」
「うるせぇ・・・」
ユキヤは早くも二回目の敗北を喫している。
「罰ゲームは・・・」
「もう好きにしてくれ・・・」
「じゃあ・・・」
すみれはユキヤのお腹に何かをぺたりと貼った。「なにこれ?」「タトゥーシール」
よく見るとそれは子宮の形を思わせるハートと天使の羽がデザインされた
とても中二病感あふれるデザインのものだった・・・
「ちょっと!なにすんのさ!?」「えへへ~かわいいでしょ?」
すみれは嬉しそうな顔をしてユキヤの背中に抱きつく。
そしてそのままベッドに押し倒した。
「ちょ、やめろって!」「うふふ。ユキちゃん可愛い。」
「ま、待て・・・まだ最後の勝負があるぜ・・・」
「う~ん、もう勝負は分かり切ってる気もするけど。」
そう言いながらゲームへと戻る二人。
そしてお約束通りユキヤはまたしてもすみれに敗北した。
「はい。お疲れ様。これでユキちゃんの負けだよ。」
すみれはユキヤの頬に軽くキスをした。
「くそぉ・・・」
ユキヤは悔しさを隠せない。
「じゃあ、約束通りユキちゃんには別のものをあげないとね」
すみれはいつものようにユキヤを拘束すると、うつ伏せに寝かせる。
「あれ?これじゃいつもの変わらなくね?」
「違うよ、これはただの下準備」「え?」「だって暴れられた困るもの」
そういうとすみれはユキヤの尻の上に馬乗りになった。
「お、おいまさか・・・」
「その、まさかだよ」
「やっぱり猫ちゃんには尻尾がないと・・・」
すみれはローションを取り出すと、それをユキヤのアナルへと塗りたくる。
「ひゃっ!?つめたい!!」「我慢してね」
すみれはユキヤの肛門に指を入れながら、腸内をかき混ぜるように動かす。
「やめて・・・」
ユキヤの声に少し涙が混じる。
「あらら、泣いてちゃダメじゃない」
そして、腸内に何かが入ってくる。これは指ではない。
「あ・・ああぁ・・なにを」「はい。尻尾」
それは見た感じ確かに尻尾に見えた・・・がしかし、その根元は極細バイブだった。
「やだぁ・・・」「可愛いから写真撮っちゃお」カシャリという音が鳴る。
「ほら見てみて。ユキちゃんの可愛いところいっぱい写ってる」
スマホの画面を見せられる。そこには四つん這いになり
後ろの孔に尻尾のような玩具を差し込まれてる自分の姿が映っていた。
「撮るなぁ・・・」ユキヤは泣きそうになる。
「いいじゃん別に。こんなに可愛くなったんだし。」
すみれは楽しそうに笑っている。
「じゃあ動かそうか」そう言ってすみれはスイッチを入れる。
「うあっ!?」
バイブが振動を始める。ユキヤの体に快感が走る。
「どう?気持ち良い?」
「そ・・・そんなわけないだろ・・・」
ユキヤは精一杯強がるが、体は正直に反応してしまう。
「じゃ、もうちょっと強くしてみる?」
すみれはさらにバイブの出力を上げる。
「ぐぅ・・・うわぁ・・・」ユキヤは声を抑えられない。
「もっと可愛く鳴いてよ。ユキちゃん」
すみれはリモコンでバイブの強さを変える。
「うっ・・・あぁ!ひゃう!」ユキヤの体がビクンとなる。
お腹の中がめちゃくちゃにかき回されてるような感じだ。
「ふふ、本当に猫みたい。」
「い、言うなよぉ・・・うぅぅ・・・あぁ」
怒りたくても身体に力が入らない。
「じゃあそろそろ本題に入ろうかな」
すみれは再びユキヤを仰向けにする。
「ユキちゃんのここもだいぶ大きくなったよね」
すみれはユキヤのペニスを握ると、上下にしごく。
「あ、ああ・・・だめぇ・・・」
前からも後ろからも刺激が押し寄せてきて、
ユキヤは自分の意思に反して腰を動かしてしまう。
「ふふ、お腹のタトゥーもこうしてみると可愛い・・・」
すみれはユキヤのおへその辺りにあるハート型のタトゥーをなぞる。
「ひゃん!?」ユキヤは思わず声を上げてしまう。
「敏感なんだね」すみれはクスッと笑うとユキヤの乳首をつまむ。
「ひぃ・・・」
ユキヤは顔を真っ赤にしてうつむく。
「恥ずかしがることなんて無いんだよ?ユキちゃんは可愛いんだからさ」
すみれはそう言いながらユキヤの首筋にキスをする。
「ん・・・やめ・・・て・・あぁぅ・・」ユキヤは身をよじるが、すみれは逃さない。
「ユキちゃんの匂い好き・・・」
すみれはユキヤを抱きしめると首元に鼻を近づける。
「ちょ・・・汗、かいてる・・・ンン・・からァ・・・」喘いでしまい、うまく喋れない
「大丈夫だよ。ユキちゃんのなら平気」
すみれはさらにユキヤを強く抱擁する。「んんん・・・やぁ・・・」
すみれの柔らかい胸がユキヤの体に押し付けられる。
「あれ?ユキちゃんまたおっきくなってない?」
「ちが・・・う・・・あぁ・・・」
「嘘つきにはおしおきが必要だね」すみれは再びバイブを起動させる。
「うあっ!あああっ!!」
ユキヤの体に強烈な快感が流れる。
「ほら、正直に言っちゃいなよ」
「ひゃうん!ああん!」
「まだおしりだけじゃイけないと思うからちょっと大変かも」
すみれの言葉通り、アナルに挿れたバイブは快楽をもたらすものの、
射精には直結しない。
「はぁ・・・はぁ・・・お願い・・・もうイカせて・・・」
ユキヤは涙目で懇願するが、すみれは笑顔で却下する。
「だーめ。これは罰ゲームだからね」すみれはベッド脇に置いてある
バッグの中から拘束具を取り出すと、
腿と足首をがっつり固定して足が開きっぱなしの状態にするものに足枷を交換した。
「な・・・なにを・・・!?」
「こうするとユキちゃんの恥ずかしいところが全部見えちゃうよ」
「や、止めてくれ・・・」「もう本当の猫みたい・・・」
「あ、ああ・・・そんなに見ないでくれ・・・」
「ユキちゃんのここすっごく可愛い」
「み、見るんじゃねぇ・・・」
「え~なんで?こんなに可愛いのに。それに今からもっと可愛い姿になるんだよ?」
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「ち、違う・・・」
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「くっ・・・」
ユキヤは悔しそうな表情を浮かべる。「じゃあいくよ」
すみれはスイッチを入れると振動をさらに強めた。
「ぐあぁぁぁぁ!!!」
あまりの刺激にユキヤは悶絶する。
「どう?気持ち良いでしょ?でもまだまだこれからだよ」
「や、やめて・・・もう・・やめ・・てぇ」「ダーメ♪」
すみれはさらに強さを上げる。「ひぃ!ひぎゃぁぁぁ!!!」
ユキヤは涙を流しながら絶叫する。「あらら、可哀想に」
すみれは笑いながらバイブを引き抜く。
「ひぅっ」!突然のことにユキヤは小さく声を漏らしてしまう。
「ごめんね。ちょっと強くしすぎたね」
「お願い・・・です。イかせて・・・」
ユキヤが涙目で懇願してくる。
こんな状態になっても、なおもイくことが出来ないのが辛くなってきてしまったようだ。
「しょうがないなぁ」すみれはユキヤの股間に手を伸ばすと優しく撫で始めた。
「ふぁぁ」ユキヤは甘い吐息を出す。すみれはしばらく愛撫を続ける。
やがてユキヤは限界を迎えようとしていた。
しかし、その寸前ですみれの手の動きは止まった。
「へ・・・?」
ユキヤは戸惑ったような顔をしている。
「おねだりするときはなんて言うんだっけ?いつも言ってるよね」
「あ、あう・・・」
「ほら、早く言わないとまた寸止めにしちゃうよ」
「うう・・・」
ユキヤは少し迷ったが観念したのか、すみれに屈服するように言った。
「ぼ、僕の・・・をいじめてください・・・」
「はいよくできました」
すみれは再びユキヤのものに手を添えると、今度は激しく扱き始める。
「んああっ!」ユキヤは身体を大きく仰け反らせる。
「イク時はちゃんと言うんだよ?」
「わ、わかった・・・」「うん、偉いね。ユキちゃんは」
「はうっ・・・」ユキヤはすみれの言葉にゾクッとする。
「ほら、もうイッちゃいそうでしょ?我慢しないで思いっきり出しちゃいなよ」
「い・・・イくなら・・・一緒にイきたい・・・」それでもユキヤは絞り出すように言う。
「ふーん、そんなに私と一緒にいきたいの?本当に可愛いんだから」
すみれはユキヤのものをギュッと握るとさらに動きを速める。
「ああ・・・だめぇ・・・」
ユキヤが絶頂を迎える直前ですみれは手を止める。
「さっきも言ったでしょ?ちゃんとおねだりしないとダメだって」
「そ、それは・・・」
「じゃあいらないのかな?」すみれは意地悪そうな笑みを浮かべる。
「ま、待って・・・」「何を待つの?」
「イ、イカせて・・・ください」
「え?なんで?どうしてイキたいの?」
「・・・イキた・・・い」
「どこをどうされたいの?」
「すみれの中で・・・イきたい・・・です」「はい良く言えたね。ご褒美だよ」
すみれはユキヤのものを口に含むと舌を這わせながら頭を上下させる。
「はぁ・・・はぁ・・・」ユキヤは荒くなった呼吸を整えようとするが上手くいかない。
すみれはユキヤのものが硬くなるのを確認すると、口を離した。
そしてユキヤの上に覆いかぶさる。
すみれはショーツを下ろして自分の秘所を指で弄ると、
ゆっくりとユキヤのそれを飲み込んでいく。
「はあ・・・全部入ったよ。わかる?」
「う、うん・・・」
すみれは腰を動かし始める。ユキヤのものはすみれの膣内で大きくなっていく。
「気持ちいい?」
「う、うん・・・」
「ふふっ、正直でよろしい。ユキちゃんはこういう時だけ素直になるよね」
「だ、だって・・・」
「わかってるよ。でもそういうところも含めて私は好きだよ」
すみれはユキヤの唇に自分のそれを重ねる。
二人の吐息が漏れていく。
「ねえ、ユキちゃん、キスして」
「うん・・・」
二人は互いの唾液を交換し合うような激しい口づけを交わす。
「んっ、ちゅっ、ぷはっ、もっとぉ・・・」
「僕も・・・」
すみれはユキヤに抱きつくようにして胸を押し付ける。
「私のおっぱい好き?」
「う、うん・・・」
「じゃあさ、吸ってみてよ」
「え!?」
「ほら、早く」
すみれはブラを外すとユキヤの顔の前に乳首を差し出した。
ユキヤはおずおずとそれに吸い付く。
「あんっ、赤ちゃんみたいで可愛い」
「むぐっ」
ユキヤは顔を真っ赤にして恥ずかしがる。
「ふふっ、もうこんなに硬くなってる。やっぱり男の子なんだね」
「うぅ・・・」
「ユキちゃんのおちん○んも、もう限界そうだし、そろそろ出させてあげるね」
「お願いします・・・」
「はい、よくできました。じゃあいくよ」
すみれは一気にペースを上げる。ユキヤは耐えきれずに射精してしまう。
「あああっ!」
「いっぱい出たね。偉いぞーユキちゃん」
すみれはユキヤの頭を撫でる。
「はぁ・・・はぁ・・・」「気持ちよかった?」
「うん・・・」
シャワーの後、ユキヤはようやく服を返してもらう。「はい、どうぞ」
「ありがとうございます」
「今日はこれで終わりにするけど、引き際はちゃんと考えなきゃだめだよ。」
「わかった・・・」
今回ばかりは素直に頷く。
「この後ご飯どうしようか?」「外出たい・・・」実際二人は今日一度も外に出ていない。
ユキヤに至ってはほぼほぼ1日ぶりに服を着た感じだ。「いいよ。どこ行きたい?」
「ん~、とりあえず駅の方まで行ってみようかな」
「オッケー。じゃあ行こうか」
夕刻、二人は街へと歩く。
「ふぅ、一時はどうなるかと思った・・・」「しかしユキヤはホント勝てないよねぇ・・・」
二人はファミレスでこんな会話をする。「あれは運がなかっただけだって」
「そう言っていつも負けてるじゃん」
「・・・俺だって一度ぐらい勝ちたいんだよ」
「それで身ぐるみはがされちゃ世話ないでしょ。」
「うっ・・・」
誇張でも何でもなく、文字通り身ぐるみはがされてしまったわけだが。
「まあ、でもそのおかげでユキちゃんのかわいいところが見れたから私としては大満足だけど」
「それは忘れてくれ・・・」
「やだ♪絶対忘れられないし、誰にも教えたくないもん」
「勘弁してくれ・・・」
「あ、タトゥーシールは1週間ぐらいで落ちるから、無理にはがさないようにね」
「1週間!?」
「うん。剥がすときは優しくね」
「まじかよ・・・」あの恥ずかしいデザインのタトゥーを1週間も・・・
ユキヤは頭を抱える。「まぁ人に見せる場所じゃないし・・・」
「そりゃそうだろうけどさ・・・」
「それにしても、ユキちゃんが後ろ穴であんなに感じられるようになるなんて・・・」
「だから忘れろって!」
ユキヤはさっきの事を思い出し真っ赤になって怒鳴る。
「えー、せっかく可愛いかったのにぃ・・・」
「こっちは丸1日裸できつかったんだよ!」
「でも裸で首輪だけのはまた見て見たいかも・・・」
「断る!」「ちぇー、残念」
「まったく・・・」ユキヤは呆れる。「じゃあそろそろ帰ろうか」「そうだな」
二人はお互いに家路につく。。
ユキヤは歩きながら
(もう金輪際あいつにポーカー挑むのはやめよう)そう誓った。
まぁほんのしばらくの間なのだが・・・。
おわり
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