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第0話:射精管理とバカップル(後編)

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そしてすみれの部屋ではユキヤが目を覚まそうとしていた。
「う、う~ん」ユキヤが目覚めたようだ。
「あ、起きたんだ、よかった。」すみれが声をかけた。
「こ・・・ここは?」
「私の部屋だよ」
「なんで俺はここにいるんだよ」
「覚えていないの?」
ユキヤの頭はまだ朦朧としていた。
(あれ・・・確か俺は自分の部屋で・・・)
と、頭に手をやろうとしたが手が動かない・・・
「あれ?なんだこれは」

ユキヤの両腕には後ろ手にされ、手錠が掛けられていた。
「ごめんね、また暴れ出したら怖いから・・・」
すみれは申し訳なさそうにしている。
「おい、どういうことだ!説明しろ!」
ユキヤは怒鳴る。
「ごめんね。私、やりすぎちゃったよね・・・」
「ふざけんな!!早く外せ!!」
「ごめんなさい。私のせいでこんなことに・・・」
「お前のせいじゃねえか!!さっさと外せよ!!」
ユキヤは怒り狂っている。
「だって・・・あんなに怒ると思わなかったし・・・」
そう言ってすみれはユキヤに掛けられた毛布をどけると、
ユキヤは裸にされていた。「ひいっ!?」ユキヤは悲鳴を上げる。
「ごめんなさい、私のせいでこんな事に・・・」
「お、俺の服はどこやった?」ユキヤは震えながら尋ねる。
「脱がした」
「ふざ・・・けん・・・」
ユキヤは言葉を続けられなかった。
「今度こそ大丈夫だから・・・」
そう言うとすみれはユキヤの股間に指を這わせた。
「ひっ・・・」ユキヤは恐怖に怯えている。
「ほら・・・もうこんなに我慢しなくていいんだよ」
すみれは優しくユキヤのモノをさすり始めた。
「やめろ・・・ああ・・・ああぁ・・・」
ユキヤの声が怒りから甘く切ないものに変わっていく。「どう?気持ちいい?」
「はあ、はぁ・・・やめて・・・くれ・・・ああぁ・・・」
「やめないよ。ユキヤ君が素直になるまで」
「俺の負けだ・・・頼む・・・許してくれ・・・」
都合5日間、我慢に我慢を重ねたユキヤの股間は爆発寸前になっていた。
「もう我慢・・・出来ない?」すみれがユキヤの耳元で囁く。
「無理だ・・・限界だよ・・・」
「そっか。でもまだダメ」
「そんな・・・うぅ・・・」ユキヤは顔を紅潮させ、涙目になっている。
「じゃあ・・・お願いしてみて」
「はあ、はあ・・・何を?」「私の中で出させてください・・・って。」
「はあ、はあ、はあ・・・」
ユキヤは息も絶え絶えで、もうほとんど意識がないようだ。
「はやく言わないと・・・ずっとこのままだよ」
「ああ、ああ・・・」
「ちゃんと言ってくれないとわからないよ」
「すみれさんの中に入れさせて下さい・・・そして・・・出させて・・・ください。」
ユキヤは泣きそうな声で言った。
「よく言えたね。じゃあ入れてあげるね。」
そう言ってすみれは自分の服を脱ぐと、秘所にユキヤのモノをあてがい、挿入した。
先ほどのやり取りですみれ自身も興奮していたのか、ペニスはすんなりと入っていった。

「ああっ・・・」
ユキヤが喘ぎ声をあげる。気持ちよさで頭がどうにかなりそうだった・・・。
「はぁ・・ああ、うああぁぁ・・・」
「動くよ」
そう言ってすみれが腰を動かす。パンッ、パチュンという音が部屋に響く。
「ああんっ、ああっ、ああっ」
「・・・ユキヤもこんな女の子みたいな声で・・・鳴くんだね」
そう言ってすみれはユキヤの頭を撫でた。
「あっああ・・・ひぅん・・・」
いつもならこんなことをされれば悪態の一つもついてるところだが、
全身が溶けそうなほど気持ちが良すぎて、それどころではない。
「はぁはぁ・・・可愛いね。今日のユキヤ・・・本当に可愛いね」
そう言いながらすみれはさらに激しく動き始める。
「あ、あ、あ、ああ・・・」
もう何も考えられない。ただひたすらに快楽を求めることしかできない。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
二人のの呼吸が激しくなっていく。絶頂が近いのだ。
「はぁはぁ、出る・・・でちゃうぅ・・・」
「出して、中にいっぱい、私の中をユキヤの精液で満タンにしてぇ!」
「イクゥウウッ!!」
「あああ!ユキヤのが入ってくるぅ!!熱いのがドクンドクンって、いっぱーいっ!!!」
二人は同時に果て、すみれの膣内に大量の白濁した液体が流れ込んでいった。
すみれの子宮に収まりきらなかった分は、接合部から溢れ出しベッドを汚していった。
ユキヤのモノをすみれの秘所から抜くと、ドロリと白い粘液が大量に流れ出した。
「すごい・・・いっぱい出たね・・・」
「・・・・」ユキヤは何言えずに恍惚とした表情をしている。
すみれは満足げに微笑み、ユキヤのモノを口に含んで綺麗に掃除し始めた。
亀頭から竿にかけて舌先で舐め上げていく。
その刺激でユキヤは再び元気を取り戻していった。
「まだまだ出したりない?」
すみれが意地悪く聞く。
何日も我慢をさせられ、今だって手錠で拘束されている。
そんな屈辱的な状況なのに、ユキヤの身体は反応してしまう・・・。

ユキヤのモノが再び大きくなるのを確認すると、すみれはニヤっと笑い、
 再びそれを口に含み始めた。
今度は最初から喉の奥まで使って攻めてくる。
「ふぁぁ・・・ンンッ!」ユキヤの口からは自然と声が漏れてしまう。
しかしそれは苦痛ではなく快感によるものだということは、誰の目にも明らかだった。
すみれはユキヤの反応を楽しむかのように、ゆっくりとストロークを始める。
口内の粘膜や歯茎、頬の裏などあらゆる部位を使って巧みに攻め立ててきた。
「ああっ、だめっ、もう出ちゃうぅぅ・・・」
ユキヤは限界を訴えかけるが、すみれはそれを許さずさらに強く吸い上げた。「ひゃうんっ!?」
耐えきれず、ユキヤはまたすみれの中に射精してしまった。
「あ~あ、出し過ぎだよぉ。こんなにたくさん・・・」
「ううう・・・・」
「あれだけ出したのに、子供みたいにつるつるなのにわるいお〇ん〇んだよねぇ」
そう言いながら、すみれは自分の指についたユキヤの精液をぺろりとなめとった。
「・・・おいしい」
「うう・・・」
「ねえユキヤ、もう一回したいよね?まだ足りないでしょ?」
そう言ってすみれはユキヤの上に跨ってきた。
そして自分の性器にユキヤのモノをあてがい、そのまま挿入していく。
「うっ・・・」
「ああっ・・・やっぱりユキヤのおっきぃ・・・」
「・・・」
「じゃあ動くね」
そう言ってすみれは腰を動かし始める。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
すみれの動きに合わせて、ユキヤの口から喘ぎが漏れる。
「どう、気持ちいいでしょ」
「ああ、気持ちいい・・・」
「そう、よかった」
そう言うとすみれはさらに激しく動き始める。
「ああ!ダメ・・・そんなに動いたらぁ・・・!」
「イキそうなのね。出してもいいわよ」
「ああ、出る・・・出る出る出る出る・・・」
「私もイクゥウウッ!!」
「あああああ!!!!!」
「ああん、ユキヤの熱いのが入ってくるぅ!!
いっぱい出てて、止まらないぃぃいっ!!」
二人は同時に果てた。
すみれはユキヤの事をずっとずっと抱きしめた。
「ほんとうにバカで・・・可愛くて・・・大好き」

****
「へぇ、あの彼氏くん、ホントに5日間耐え抜いちゃったの?!」
部室で圭太からの話を聞いて沙由美が驚嘆する。
「男の根性ですかね?」
「根性というか・・・意地というか・・・或いは隠れドMとか」
沙由美が苦笑しながら答える。
「まぁ、流石に手錠取り出したときには僕もドン引きでしたけど。」
圭太は遠い目をして言った。
「・・・すみれちゃん、結構才能あるのかしら?」
「何の?」
「これを機会に徹底的に調教されちゃうかもねぇ・・・」
沙由美がニヤリと笑う。
「うーん、でもなんだかんだですみれ姉さん優しいから、
そこまでならないんじゃないかなと」
圭太はそう答えたが、「ふむ、それはどうかしらねぇ」と
言って沙由美は意味深に微笑んでみせた。
あのやさしそうなすみれが、あのクールなイケメンのユキヤを徹底調教・・・・
その光景を想像して圭太は背筋が寒くなる。
「まさか・・・ね」

****
そして暫くして・・・
すみれとユキヤが大学の構内を歩いていた。
「まったく、お前のせいで散々だったぜ」
「受けて立ったのは自分なのに~?」「・・・もう軽々しく約束はしない!」
「はいはいわかったわかった。ごめんってば」
「ちっとも反省の色がないじゃないか」
「・・・だってまんざらでもなかったみたいだし」
「えっ!?」
「あれ、あんなに可愛く泣いてたのに?」
「・・・・・・」
「否定できないのね」
「うるさい黙れ!」
顔を真っ赤にして怒鳴るユキヤ。
「・・・」
すみれはクスッと笑ってユキヤの腕にしがみついた。
「お、おい!こんなところで・・・」「大丈夫よ、誰も見てないわ」
周りを見渡すが確かに人影はない。そして小さな声でぼそりと言う。
「今夜もまた、かわいがってあげるから」
「・・・」
「楽しみに待っていてね」
すみれは妖艶にほほ笑んだ。

おわり
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