服飾文化研究部にようこそ!~僕が女装させられて、先輩たちのオモチャにされるにされる日々~

桃ノ木ネネコ

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第44話:弄ばれたい

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<前回までのあらすじ>
主人公白石圭太は美人保険医が顧問の『服飾文化研究会』に強引に入れられる。
しかしそこは服飾研究とは名ばかりのコスプレHを楽しむ場所であった。
そこで圭太は言われるがままに女装して、顧問の沙由美と先輩部員たちに
オモチャにされる日々を送っている中、
異常ながらも賑やかな毎日を過ごす。
(あらすじここまで)

ここ数日。圭太をある異変が襲っていた。
(沙由美先生が俺を相手にしてくれない・・・)
そうなのだ。沙由美はいつも通り部室に来てくれたりもするのだが、 
圭太が女装して誘っても乗ってこないのだ。
以前は圭太の女装を見ただけで股間を濡らしていそうだったのに。
そして今朝に至っては。
「じゃあ今日は私用事があって出かけてくるからねー」
とさっさと帰ってしまったのだ。
(まさか・・・飽きられたとか?!)
そんな考えが浮かび、圭太の心はざわついた。
「あれ?圭太様どうされました?」
真由里が心配そうな顔で尋ねてきた。
「ああ、ちょっとね」
「えっと、何かあったんですか?」
「ううんなんでもないよ」
「あ、あの、もしよかったら相談に乗りますけど」
「ありがとう。でも大丈夫だよ」
圭太は作り笑顔を浮かべて誤魔化した。

そこから数日が過ぎたが、沙由美の態度は変わらなかった。
圭太が女装しても全く興味なさげだ。
しかも最近は沙由美だけでなく他の部員たちもどこか様子がおかしい。
いつものように部室に入ると、
「あっごめんなさい!」
と言って慌てて目をそらすようになった。
最初は気にしていなかった圭太だったが、 
次第にその行動に疑問を持ち始めた。

****
またある日の事。
圭太は風呂場で体の手入れをしていた。沙由美に言われた通り、
毎日毛の処理を念入りにしている。
鏡を見ながらカミソリを当てている
「よし、こんなもんかな」
圭太は自分の全身を眺めた。
胸元や腕にムダ毛はなくツルツルになっている。
腋毛や足毛も処理しているので綺麗に見えるはずだ。
圭太はボディクリームを手に取ると、丹念に塗り込んだ
これらのスキンケア用品も沙由美から貰ったものだ。
もう体毛の処理も慣れたものだったが、
股間まで無毛にしないといけないのはいまだに恥ずかしい。
(なんかこうして手入れしてるとお呼びがかかるの待ってるみたいだ)
圭太は自分で自分の体を見てそう思った。
沙由美からもらったローションを塗っていると、
 なんだかムラムラしてきた。
(くそっ、なんで沙由美先生がいないんだ)
最近、沙由美のことを考えてしまう時間が増えていた。
沙由美に触られる妄想をしては自分を慰める。
そして自己嫌悪に陥る。この繰り返しだ。
(これじゃまるで変態じゃないか)
圭太は頭を抱えた。

****
そんなこんなでまた数日が過ぎた。
だが相変わらず沙由美は乗ってきてくれない。
沙由美のことが気になって仕方がない。
圭太は沙由美の帰りを待ちわびていた。
そしてついにその時はやってきた。
「じゃあ今日は用事があるから先に帰るね」
「はい」
沙由美は圭太の返事を聞くと、
「じゃあね~」
と部室の扉に手をかけた。
「あの、先生」
「ん?どしたの?」
「いえ、何でもないです」
「そう?じゃあね」
それだけ言うと部室を出て行ってしまった。
(やっぱり最近変だよなぁ)
最近の沙由美は圭太に対して妙な態度をとるようになっていた。
「あの、先生」
「えっ、何?」
「ちょっと聞きたいことがあるんですけど」
「うんいいよ、何かしら?」
「えっと、最近俺のこと避けてません?」
「え、そ、そんなことないよ」
「でも、目を合わせてくれないし」
「それは、ほら、アレだよ。あはは」
沙由美は圭太と視線を合わせようとしない。
明らかに不自然だ。
「あの、俺何かしましたか?
もし悪いところがあるなら教えてください。直しますから!」
「べ、別に何もしてないよ!全然問題なし!」
「本当ですか?でも・・・」
「もーしつこいなー!大丈夫だって言ってるじゃん!」
沙由美は強引に話を切り上げると、部室から出て行った。
「あ、ちょっ、待ってください」
圭太は慌てて追いかけたが、すでに廊下には誰もいなかった。
「一体どうなってんだよ・・・」圭太は困惑していた。

あれほどしつこく絡まれ、強引に迫って相手をさせられてきたのに・・・
いざ無視されると、たまらなく不安になる。

沙由美が自分に興味をなくせば、女装を強要されることもなく、
恥ずかしい事だってしなくて済む。
見方によっては待ち望んでいた平穏な日々が戻ってくる。
しかしそんな状況とは裏腹に、圭太の心にはぽっかりと
大きな穴が開いたようだった。

(僕・・・なんでこんな気持ちになっているんだ。)
心のあいた穴に忍び寄るのは、言いようない淋しさと悲しさであった。

****
そんな事がまたしばらく続いたある日、
部活が終わり、皆が出て行ったあと、最後に出ていこうとした
沙由美に先回りする形でドアの前に立つ者がいた。

圭太である。

その姿は沙由美お気に入りのメイド服だった。

「僕に・・・不満があるんですか?」
うつむき震えながら圭太は言う。
「ふ、不満なんてないよ」
沙由美は少し動揺した様子で答えた。
「だったら・・・どうして僕の方を見ないんですか?」
「そ、それは」
「今日のこの服は先生のために僕が選びました・・・
それでも・・・ダメですか?」
「・・・・」

「お願いですから、僕を見てください!」
しばしの沈黙の後、圭太は沙由美の両肩を掴んで言った。

「・・・ふふ、やっと言ってくれた。」
沙由美は妖艶に微笑むと、圭太の頬に手を当てた。
「・・・・え?」
「どうだった?私から無視されて?」
「はい、すごく寂しかったです。それに、不安でした・・・」
圭太はちょっと涙目になっていた。
「ごめんね。ただちょっと、浮気のお仕置というか・・・」
「へ?・・・すみれさんの事なら不可抗力だったって言ったじゃないですか!」
「分かってる。でもね、私が我慢できなかったの。だからつい、ね」
「そ、そんなぁ・・・」
圭太はガックリと膝をついた。
全身から力が抜けるのを感じる。

「いつも私が手を出してるから、逆に無視したらどうするかな・・・て。」
「ひどいですよぉ・・・」
「ごめんなさいね。許してもらえるかしら?」
沙由美は圭太の頭を撫でながら聞いた。
「はい・・・」
「じゃあ仲直りのキスして」
沙由美は目を閉じて唇を突き出した。
「は、はい」
圭太はゆっくりと顔を近づけていく。
チュッ。
圭太の柔らかい唇が沙由美の唇に重なった。
「んっ、ちゅっ、れろっ」
沙由美は舌を入れてくる。
圭太もそれに応え、お互いに激しく求め合う。
沙由美の舌が圭太の口内を蹂躙していく。
圭太は息が苦しくなり、思わず口を離した。
「ぷはぁ・・・はぁ、はぁ」
「はぁ、はぁ、もっと、もっとちょうだい」
沙由美は物足りなさそうな表情を浮かべている。
「はい・・・」
圭太は再び沙由美の口に自分の唇を重ねた。
お互いの唾液を交換しあうように、何度も、何度も、
角度を変え、深さを変えて、濃厚に絡み合った。
沙由美は圭太のメイド服のスカートに手を入れる
「先生、ここで・・・?」
「うん、だってもう我慢できないんだもん」
沙由美は圭太を机の上に寝かせると、その上に覆いかぶさった。
「私だって・・・こんなに長い事無視してるの・・・疲れたんだから」
「・・・そこまで意地を貼らなくてもいいのに」
圭太が呆れたようにつぶやいた。

「だから今日はいっぱい可愛がってあげる。覚悟しなさい」
沙由美は圭太の胸に顔を埋め、甘えた声で囁いた。
「は、はい・・・」
「ふふ、いい子ね」
沙由美は圭太の胸を優しく撫で回した。
「ひゃあっ!」
圭太は思わず声を上げた。
「あら、敏感になったわね。嬉しいわ」
「や、止めてください」
困惑するはするが、最近敏感になってきているのは否定できない。
「だめよ。今日はお仕置なんだから。ほら」
沙由美は両手で圭太の乳首を摘まみ上げた。
「ああんっ!!」
圭太はビクっと体を震わせた。
「ふふ、かわいい」
沙由美は圭太の乳首に吸い付いた。
「あ、あああぁ・・・」
圭太は甘い刺激からくる快感に身を捩らせる。
沙由美は左手で圭太の右乳首を愛撫しながら、右手で左乳首を転がした。
「だ、ダメです!そこは!」
「ふふ、男の子なのに、女の子みたいに感じるのね」
沙由美は圭太の耳元で甘く囁く。
「あぁ、あぁぁぁ」
「ねぇ、どうしてここが大きくなってるのかしら?」
沙由美は圭太の股間を指差す。
「うぅ、それは・・・」
身体が噓をついてくれないので、圭太は顔だけを逸らす。
「答えられないの?いけない子ね」
スカートに手をいれて下着の上からまさぐる。
「ふふ、すごい熱い・・・それに、すごく硬くなってる」
「い、言わないでください・・・」
「可愛い。もっといじめたくなっちゃう」
沙由美は圭太のショーツをずり下げると、大きくなったペニスを取り出した。
「あああ・・・!」
「ふふ、元気ね」
沙由美は圭太のペニスを握り、上下に擦り始めた。
「先生、そこ、気持ちいい・・・」
「無視されててもここの手入れはちゃんとしてたのね・・・」
沙由美は嬉しそうな笑みを浮かべる。
「はい、先生がいつ触ってくれるかわからないから・・・」
圭太は恥ずかしそうに紅潮しながらも、その顔はどこか嬉しそうだった。
「健気ね。よしよし」
沙由美は圭太の頭を撫でながら、亀頭を撫で回す。
「あ、あ、それ、ヤバいです・・・」
「これ好き?」
「はい・・・」
「素直でよろしい」
沙由美は圭太のモノを口に含んだ。
「ああっ!!そんな、いきなり・・・」
突然の刺激に戸惑うも、久々に味わうそれはたまらなく気持ちがいい。
「大丈夫よ、綺麗にしてあげるから」
沙由美は圭太のものを口の中で弄ぶ。
「せんせぇ、僕、出ちゃいます・・・」
「いいわよ、全部飲んであげる」
沙由美は喉の奥まで圭太の物を迎え入れた。
「あぁ・・・出る、出ます・・・!」
圭太は耐えきれず射精した。

長い事じらされてきたせいか、大量で、しかも濃かった。
しかし沙由美はそれでもすべて飲み干してくれた。
「ぷはっ!ごちそうさま。ちょっと濃かったけど美味しかったわよ」
「はぁ、はぁ、あ、あんまり言わないで・・・」
「じゃあ次はこっちも可愛がってあげないとね」
沙由美は圭太のアナルに舌を這わせる。
「んああぁぁ!!!」
「ふふ、やっぱりココが一番感じやすいみたいね。ほーらほぐしてあげる」
沙由美はそのまま人差し指をゆっくりと挿入した。
「あ、あ、あぁぁ」
「どう、痛くない?」
「はい、でも変な気分です・・・」
「そう、ならもう一本入れるわね」
沙由美は中指を追加した。
「そんな、二本もなんて・・・」
「さすがにきついけど、なんとか入ったわね」
「あ、ああ、お尻の穴に指入れられてる・・・」
「動かすわよ」
沙由美は中で指を動かし始めた。
「ひゃうっ!?」
「あら、可愛い声ね」
「そ、そこはだめです!」
「どうして?気持ちよくないの?」
「いや、その、気持ちいいんですけど、なんかヘンな感じで・・・」
「ふふ、初めてだから戸惑っているのね」
「は、初めてではないんですが・・・こんなにいれられるのは・・・」
「心配しないで。これからゆっくり優しく教えてあげるから」
「はい・・・」

沙由美は圭太の後ろの穴から指を引き抜くと、自分のショーツを脱ぎ、
部室にある簡易ベッドに横になった。
そして両足を開き、圭太を誘う。
「圭ちゃん、来て・・・」
「は、はい・・・」
圭太は沙由美の股間に顔を埋めた。
「ああん」
圭太はそのままクリトリスに吸い付いた。「ああっ、いきなりそこなんて・・・」
沙由美の秘所からは愛液が流れ出し、シーツを濡らしていた。
「先生も・・・濡れてる・・・」
「ああ、あまり言わないで・・・」
「可愛い・・・」
圭太は
「今度は僕の番です・・・」
圭太は自分のペニスを沙由美の入り口にあてがい、一気に奥まで突き入れた。
「ああああぁぁ!!!」
沙由美は悲鳴のような喘ぎを上げる。
「すごい締め付け・・・」
「圭ちゃんの大きいから・・・」
「嬉しいです・・・動きますね」
「ええ、きて・・・」
圭太は腰を振り始めた。
「ああっ、先生の中、あったかい・・・」
「私も、圭ちゃんの、すごく熱いよ」
「あ、あ、あぁ・・・」
「圭太君、キスしましょう」
「はい・・・」
圭太は沙由美の唇を奪った・・・
圭太は沙由美の胸を揉みながら乳首を吸った。
「圭太君はおっぱい好きなの?」
「はい、大好きです」「じゃあいっぱい触っていいのよ」
圭太は沙由美の胸に顔を押し付けると、柔らかさと温かさを感じた。
「ふふ、赤ちゃんみたいね」
「んちゅ、んんっ」
圭太は沙由美の乳房を口に含んだまましゃぶっていた。
「私に無視されてる間、ずっと我慢してた?」
「はい、でも今はもう限界です」
圭太は顔を上げる。
「そう、じゃあご褒美をあげないとね」
沙由美は圭太に覆いかぶさり、耳元で囁いた。
「今日はいつもより頑張ってくれたものね」
沙由美は両手で圭太の顔を挟むと、そのまま舌を絡ませてきた。
「むぐぅっ!?」
圭太は沙由美の舌の動きに合わせて必死に舌を絡める。
「んんっ、んんんんっ!!」
沙由美は圭太の口内を蹂躙すると、ゆっくりと口を離した。
二人の唾液が糸を引く。
「先生・・・僕もう・・・!」
「いいわよ・・・一緒に・・・」「ああぁぁ・・・!」
圭太は沙由美の中に自分の精液を盛大にぶちまけた。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
「どう?気持ちよかった?」
「はい、とても・・・」
「そう、良かったわ」
沙由美は微笑んで言った。

「・・・でも一つだけ約束してください。」
圭太は沙由美の上で言う。
「何かしら?」
「今後、こういうのはもうやめてくださいね・・・」
圭太はちょっと拗ね気味言った。
「だって・・・いきなり無視なんて悲しいじゃないですか」
「うーん、それは圭ちゃんが可愛すぎるからいけないのよ」
「そんなこと言われても・・・」
「わかった。今後は気を付けるようにするから」
沙由美は少し真面目な表情になって言うと、圭太の頭を撫でた。

「でもちょっと・・・許しません」
圭太は不機嫌そうな声で言うと、再び沙由美の上に跨った。
「ちょ、ちょっと圭ちゃん!またやるの!?」
「当然です。僕はまだ満足していないんです」
「嘘ぉ・・・」
「まだまだいけますよね、先生?」
「い、いえ、私はそろそろ・・・」
「駄目ですよ。僕はまだ足りないんだ」
「け、圭ちゃん、落ち着いて・・・」
「先生が悪いんですよ・・・」
圭太は再び沙由美の体に手を伸ばした。

(これは・・・高校生の体力を少々甘く見ていたかも・・・)
沙由美はベッドの中で思った。


おわり
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