7 / 53
第6話:夏合宿1日目
しおりを挟む
<前回までのあらすじ>
主人公白石圭太は美人保険医が顧問の『
服飾文化研究会』に強引に入れられる。
しかしそこは服飾研究とは名ばかりのコスプレを楽しむ場所であった。
そこで圭太は言われるがままに女装して、顧問の沙由美と先輩部員の葵に
オモチャにされる日々を送っていた。(あらすじここまで。)
さて、期末試験も終わり、7月に入って夏休みがはじまり
圭太は夏を満喫していた。
・・・ただしこの異常な状態を除いては。
「ほら海が見えてきたわよ!」まるで子供のようにはしゃぐ沙由美。
圭太たちはある海の旅館に来ていた。
これは沙由美の「夏合宿をやるわよ!」という鶴の一声からである。
「でも葵ちゃんと翠ちゃんがこれなかったのは残念ね」
「葵先輩は受験生だから仕方ないですよ。
翠先輩は筋金入りの引きこもりだし・・・」
「翠ちゃんはともかく葵ちゃんはもともと成績トップなんだから
根詰めすぎなくてもいいのに」
そんな話をしているうちに目的地に着いたようだ。
旅館に入るとすぐに仲居さんが現れて部屋へと案内してくれた。
通された部屋に荷物を置くと早速沙由美が温泉に入ろうと言い出した。
でも圭太はすぐに大浴場に行くことができなかった。
「あら、圭太君は入らないの?」
「沙由美さんのせいでは入れないんです!」
そう、夏に入った途端、圭太は
「首から下の毛は全部ツルツルにしてキープすること」
という地獄のような厳命を食らっていた。そのため全部処理するハメになった。
流石にこの情けない状態の体で男湯には入りたくない。
「男の子って不便ねぇ、女の子は水着着るために処理する子が多いから
問題ないんだけどね~特にここ海だし」
「…だから誰のせいかと・・・後で人のいない時間帯見て入ります。」
そう言って浴場まで沙由美を送ると、
圭太は時間つぶしに旅館の外に散歩に出た。
散歩をしながら半袖短パンからのぞく腕に
産毛の1本すら確認できない状態を見て
つくづく情けなくなりながらもこんな状態
を受け入れつつある自分を感じずにはいられなかった。
(このままだと本当に女として生きていけそうだな……。)
そんなことを考えていると不意に声をかけられた。
振り向くとそこには見たことのない女性が立っていた。
髪が長く身長も高くスラッとしているその女性は
どう見ても圭太と同じぐらいの年齢にしか見えない。
服装もラフな格好ではあるが、スレンダーな体型で、
後ろ髪をポニテのようにまとめていた。
そして何より目を引くのはその顔立ちだった。
とても整っていて美人というよりは可愛いといった感じだが、
どこか気品のようなものを感じる。
しばらく見惚れていたが、女性の方が口を開いたことで我に帰った。
「お客さん、そっちに行くとライトすらなくなるんで歩くのは危険ですよ。」
口ぶりからして旅館のスタッフみたいな感じだが、それにしては若すぎる。
とはいえ他に人も見当たらないため、
おそらくは旅館の関係者だろうと思い直した。
しかし相手はこちらの顔を見ると一方的に話しかけてきた。
「沙由美さんと一緒にいらしていた方ですよね」と、笑顔で語りかけてくれた。
え?忍さんと知り合い?!と思いながらも
「あ、一応生徒です。今回は合宿ということで・・・」一応挨拶する。
「やっぱりそうでしたか。」といいかけたところで後ろから声がかかる。
「あーこんなところにいた!もうすぐご飯よ」
なんだかお母さんみたいなもの言いだが、声の主は温泉から上がった沙由美だった。
浴衣姿とほんのり赤くなった顔が色っぽい。
そしてこちらの少女を見るなり「あ、ユキちゃんも一緒だったの?」と言う。
「沙由美先生!あの、お二人はどういうお知り合いで?」と圭太が聞くと、
「実はここね私の叔父がやっている旅館なの。
ユキちゃんは叔父さんの子なの」と語られた。
お互いの関係性がわかったところで改めて自己紹介と挨拶をして、
ユキさんは手伝いに戻り、圭太たちは旅館の食堂に行った。
数時間後。
(どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・)
「ここの夜景って最高でしょ!海がよく見える私のお気に入りなの」
ここは海の見える公園。
人の多い昼間とはまた違った夜の隠れスポットで・・・
沙由美のお気に入りらしい・・・
でも圭太は気が気ではない。なぜならその横にいる圭太は・・・
衣服をすべてはぎとられている状態だからだ。
食後「夜の散歩に行きましょう」と沙由美が言うので
ノコノコついてきたらこのざまだった。
「お願いですからあまり大きな声を出さないで!
人が来たらどうするんですか!」
と圭太が涙目で訴えるも
「はい、前を隠さないで堂々としてなさい。月夜に真っ白い体がよく映えてるじゃない」
と聞きゃしない。
逃げるわけにもいかず、沙由美の後を付いていくほかない圭太は、
公園内にある池のほとりを歩く。
そして水面に写った自分の姿を見て絶句する。
(うわぁ……これが僕なのか?)
そこにいたのはまさに美少女と呼ぶにふさわしい少女だった。
胸こそないが、(服すら来てなくてもこんな風に見えるのか・・・)と愕然とした。
そんな(圭太にとって)絶望的状況の中歩いていると
「あ、あそこにベンチがあるから少し休みましょうか。」と沙由美が言う。
圭太が素直に座ろうとすると、「ちょっとごめんね」と
沙由美は圭太にアイマスクをつけた。
そしてなんだか腕とひじに何か仕掛けをしている…
なんか足が横に引っ張られる。
「はいお待たせ」沙由美がそっとアイマスクを外す。
「え!!!ちょっと・・・これは」
圭太の視界に飛び込んできたのは自分の両手両足が、
M字開脚状態でがっちりとロープで固定された状態だった。
それはさがなら子供がおしっこさせられるスタイル・・・
しかもこのロープ、強力すぎて自分でははずせない。
「本当にあっという間に縛れるのね。
さすがは翠ちゃん、いい仕事するわね」
「やめてください!これは・・・これは恥ずかしすぎます!」
涙目で懇願するも無視される。
「でもその割には下の方が元気になり始めるわよ」と沙由美に言われ、
改めて自分のものを見ると、少しづつ大きくなり始めている様子が見える。
(う、嘘だろ?!こんなことで俺興奮してるのか?)圭太の頭は混乱した。
更にダメ押しというばかりに背後から沙由美が胸を押し付けてくる。
すると沙由美が耳元でささやく。
息を吹きかけるように、甘く誘うような声で・・・
圭太の理性はあっという間に溶けていった。
そのまま2人は絡み合い、圭太のモノはどんどん大きくなる。
そんな様子を見ていた沙由美は嬉しそうに笑い
「こうしたらどうなるかしら」と背後から指先で圭太の下半身をツツツと刺激した。
「そ・・・そんなだ‥ダメですでば・・・あぁぁ・・・」圭太は盛大に果てた。
「うわぁ相変わらずすごい量ね。でもまだこんなもんじゃないでしょう。」
沙由美に言われるまでもなく圭太のものは再び頭をもたげてきた。
(そんな…今先生とこんなに密着してて、
しかも隔ててるのは先生の浴衣だけなんて・・・)
混乱した思考をぐるぐる巡らすうちに色々と想像してしてしまい、
興奮が止まらなくなっていた。
が、ここでこの快楽とは別の感覚が来るのを圭太は感じた。
その正体は・・・
(まずい・・・トイレ行きたい)
強い尿意が押し寄せてきた。
食事の時に水分を取りすぎたのか、
夏なのに夜に全裸で歩いたせいで冷えたのか、
尿意はかなり切迫した状況になっていた。
しかし、それを口に出すわけにもいかない。
そんなことをすればたちまち中断されてしまうだろう。
だが、このままでは本当に限界が近い。
焦りと不安で頭がいっぱいになる。
そんな中、沙由美も異変を感じたのか「どうしたの」と聞いてきた。
「先生、ごめん、ト、トイレに行きたいです!」もう限界だった。
「お・・・お願いですからこのロープを・・・」汗だくになり最後の懇願をする。
「うーん、じじゃあここでしちゃえば」と悪戯っぽく笑う沙由美。
「え・・・ええええ!・・・ちょ!」ここで沙由美も抱える腕を
ちょっとずらして下腹部を押してくる。
「ほぉら、おしっこしましょうねぇ~」
「う・・あああ・・・・あああああ!」嗚咽とも喘ぎともつかない声で、
尿と精液がほとばしった。
ジョロジョロジョロ・・・
しかも我慢に我慢を重ねていたせいか
すさまじい勢いで尿は出続けた。
そしてすべてを出し切ると、今までの緊張感と解放感からか、
圭太は放心状態となった。
それを見ていた沙由美は満足そうな顔で
お疲れ様と言わんばかりに圭太の頬にキスをした。
が、しばらくすると圭太は力なくしくしくと泣き出していた。
「なんで・・・僕が・・・なんで・・・」
どうやらまだ混乱はしているが
快楽のあとに恥ずかしさがと情けなさが戻ってきたようだった。
沙由美はロープをほどき、圭太をベンチで膝枕させ、
「やりすぎちゃったわね。ごめんなさい」と
あやすようにして謝った。
うつろな目の圭太は何も答えられなかったが、やがてゆっくりと口を開いた。
そして消え入りそうな声でつぶやいた。
「せん・・・せい・・・」
帰り道、服を返してもらった圭太は終始無言だったが、
それでもしっかりと手は繋いでいた。
主人公白石圭太は美人保険医が顧問の『
服飾文化研究会』に強引に入れられる。
しかしそこは服飾研究とは名ばかりのコスプレを楽しむ場所であった。
そこで圭太は言われるがままに女装して、顧問の沙由美と先輩部員の葵に
オモチャにされる日々を送っていた。(あらすじここまで。)
さて、期末試験も終わり、7月に入って夏休みがはじまり
圭太は夏を満喫していた。
・・・ただしこの異常な状態を除いては。
「ほら海が見えてきたわよ!」まるで子供のようにはしゃぐ沙由美。
圭太たちはある海の旅館に来ていた。
これは沙由美の「夏合宿をやるわよ!」という鶴の一声からである。
「でも葵ちゃんと翠ちゃんがこれなかったのは残念ね」
「葵先輩は受験生だから仕方ないですよ。
翠先輩は筋金入りの引きこもりだし・・・」
「翠ちゃんはともかく葵ちゃんはもともと成績トップなんだから
根詰めすぎなくてもいいのに」
そんな話をしているうちに目的地に着いたようだ。
旅館に入るとすぐに仲居さんが現れて部屋へと案内してくれた。
通された部屋に荷物を置くと早速沙由美が温泉に入ろうと言い出した。
でも圭太はすぐに大浴場に行くことができなかった。
「あら、圭太君は入らないの?」
「沙由美さんのせいでは入れないんです!」
そう、夏に入った途端、圭太は
「首から下の毛は全部ツルツルにしてキープすること」
という地獄のような厳命を食らっていた。そのため全部処理するハメになった。
流石にこの情けない状態の体で男湯には入りたくない。
「男の子って不便ねぇ、女の子は水着着るために処理する子が多いから
問題ないんだけどね~特にここ海だし」
「…だから誰のせいかと・・・後で人のいない時間帯見て入ります。」
そう言って浴場まで沙由美を送ると、
圭太は時間つぶしに旅館の外に散歩に出た。
散歩をしながら半袖短パンからのぞく腕に
産毛の1本すら確認できない状態を見て
つくづく情けなくなりながらもこんな状態
を受け入れつつある自分を感じずにはいられなかった。
(このままだと本当に女として生きていけそうだな……。)
そんなことを考えていると不意に声をかけられた。
振り向くとそこには見たことのない女性が立っていた。
髪が長く身長も高くスラッとしているその女性は
どう見ても圭太と同じぐらいの年齢にしか見えない。
服装もラフな格好ではあるが、スレンダーな体型で、
後ろ髪をポニテのようにまとめていた。
そして何より目を引くのはその顔立ちだった。
とても整っていて美人というよりは可愛いといった感じだが、
どこか気品のようなものを感じる。
しばらく見惚れていたが、女性の方が口を開いたことで我に帰った。
「お客さん、そっちに行くとライトすらなくなるんで歩くのは危険ですよ。」
口ぶりからして旅館のスタッフみたいな感じだが、それにしては若すぎる。
とはいえ他に人も見当たらないため、
おそらくは旅館の関係者だろうと思い直した。
しかし相手はこちらの顔を見ると一方的に話しかけてきた。
「沙由美さんと一緒にいらしていた方ですよね」と、笑顔で語りかけてくれた。
え?忍さんと知り合い?!と思いながらも
「あ、一応生徒です。今回は合宿ということで・・・」一応挨拶する。
「やっぱりそうでしたか。」といいかけたところで後ろから声がかかる。
「あーこんなところにいた!もうすぐご飯よ」
なんだかお母さんみたいなもの言いだが、声の主は温泉から上がった沙由美だった。
浴衣姿とほんのり赤くなった顔が色っぽい。
そしてこちらの少女を見るなり「あ、ユキちゃんも一緒だったの?」と言う。
「沙由美先生!あの、お二人はどういうお知り合いで?」と圭太が聞くと、
「実はここね私の叔父がやっている旅館なの。
ユキちゃんは叔父さんの子なの」と語られた。
お互いの関係性がわかったところで改めて自己紹介と挨拶をして、
ユキさんは手伝いに戻り、圭太たちは旅館の食堂に行った。
数時間後。
(どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・)
「ここの夜景って最高でしょ!海がよく見える私のお気に入りなの」
ここは海の見える公園。
人の多い昼間とはまた違った夜の隠れスポットで・・・
沙由美のお気に入りらしい・・・
でも圭太は気が気ではない。なぜならその横にいる圭太は・・・
衣服をすべてはぎとられている状態だからだ。
食後「夜の散歩に行きましょう」と沙由美が言うので
ノコノコついてきたらこのざまだった。
「お願いですからあまり大きな声を出さないで!
人が来たらどうするんですか!」
と圭太が涙目で訴えるも
「はい、前を隠さないで堂々としてなさい。月夜に真っ白い体がよく映えてるじゃない」
と聞きゃしない。
逃げるわけにもいかず、沙由美の後を付いていくほかない圭太は、
公園内にある池のほとりを歩く。
そして水面に写った自分の姿を見て絶句する。
(うわぁ……これが僕なのか?)
そこにいたのはまさに美少女と呼ぶにふさわしい少女だった。
胸こそないが、(服すら来てなくてもこんな風に見えるのか・・・)と愕然とした。
そんな(圭太にとって)絶望的状況の中歩いていると
「あ、あそこにベンチがあるから少し休みましょうか。」と沙由美が言う。
圭太が素直に座ろうとすると、「ちょっとごめんね」と
沙由美は圭太にアイマスクをつけた。
そしてなんだか腕とひじに何か仕掛けをしている…
なんか足が横に引っ張られる。
「はいお待たせ」沙由美がそっとアイマスクを外す。
「え!!!ちょっと・・・これは」
圭太の視界に飛び込んできたのは自分の両手両足が、
M字開脚状態でがっちりとロープで固定された状態だった。
それはさがなら子供がおしっこさせられるスタイル・・・
しかもこのロープ、強力すぎて自分でははずせない。
「本当にあっという間に縛れるのね。
さすがは翠ちゃん、いい仕事するわね」
「やめてください!これは・・・これは恥ずかしすぎます!」
涙目で懇願するも無視される。
「でもその割には下の方が元気になり始めるわよ」と沙由美に言われ、
改めて自分のものを見ると、少しづつ大きくなり始めている様子が見える。
(う、嘘だろ?!こんなことで俺興奮してるのか?)圭太の頭は混乱した。
更にダメ押しというばかりに背後から沙由美が胸を押し付けてくる。
すると沙由美が耳元でささやく。
息を吹きかけるように、甘く誘うような声で・・・
圭太の理性はあっという間に溶けていった。
そのまま2人は絡み合い、圭太のモノはどんどん大きくなる。
そんな様子を見ていた沙由美は嬉しそうに笑い
「こうしたらどうなるかしら」と背後から指先で圭太の下半身をツツツと刺激した。
「そ・・・そんなだ‥ダメですでば・・・あぁぁ・・・」圭太は盛大に果てた。
「うわぁ相変わらずすごい量ね。でもまだこんなもんじゃないでしょう。」
沙由美に言われるまでもなく圭太のものは再び頭をもたげてきた。
(そんな…今先生とこんなに密着してて、
しかも隔ててるのは先生の浴衣だけなんて・・・)
混乱した思考をぐるぐる巡らすうちに色々と想像してしてしまい、
興奮が止まらなくなっていた。
が、ここでこの快楽とは別の感覚が来るのを圭太は感じた。
その正体は・・・
(まずい・・・トイレ行きたい)
強い尿意が押し寄せてきた。
食事の時に水分を取りすぎたのか、
夏なのに夜に全裸で歩いたせいで冷えたのか、
尿意はかなり切迫した状況になっていた。
しかし、それを口に出すわけにもいかない。
そんなことをすればたちまち中断されてしまうだろう。
だが、このままでは本当に限界が近い。
焦りと不安で頭がいっぱいになる。
そんな中、沙由美も異変を感じたのか「どうしたの」と聞いてきた。
「先生、ごめん、ト、トイレに行きたいです!」もう限界だった。
「お・・・お願いですからこのロープを・・・」汗だくになり最後の懇願をする。
「うーん、じじゃあここでしちゃえば」と悪戯っぽく笑う沙由美。
「え・・・ええええ!・・・ちょ!」ここで沙由美も抱える腕を
ちょっとずらして下腹部を押してくる。
「ほぉら、おしっこしましょうねぇ~」
「う・・あああ・・・・あああああ!」嗚咽とも喘ぎともつかない声で、
尿と精液がほとばしった。
ジョロジョロジョロ・・・
しかも我慢に我慢を重ねていたせいか
すさまじい勢いで尿は出続けた。
そしてすべてを出し切ると、今までの緊張感と解放感からか、
圭太は放心状態となった。
それを見ていた沙由美は満足そうな顔で
お疲れ様と言わんばかりに圭太の頬にキスをした。
が、しばらくすると圭太は力なくしくしくと泣き出していた。
「なんで・・・僕が・・・なんで・・・」
どうやらまだ混乱はしているが
快楽のあとに恥ずかしさがと情けなさが戻ってきたようだった。
沙由美はロープをほどき、圭太をベンチで膝枕させ、
「やりすぎちゃったわね。ごめんなさい」と
あやすようにして謝った。
うつろな目の圭太は何も答えられなかったが、やがてゆっくりと口を開いた。
そして消え入りそうな声でつぶやいた。
「せん・・・せい・・・」
帰り道、服を返してもらった圭太は終始無言だったが、
それでもしっかりと手は繋いでいた。
0
お気に入りに追加
51
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。


体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる