魔法使いが暗躍する世界で僕一人だけ最強のぼっち超能力者

 海原一樹(うなばら いつき)は、家族以外の人間とまともに話すことが出来ない高校一年のぼっちである。(ぼっち歴五年)

 ある日の夜中、こっそりと家を出て公園を散歩をしていると、「世界の全人類を自分の家畜にする為復活した」と話す怪しげな男に遭遇してしまう。

 突如として鬼へと姿を変えて襲ってきた男を、一樹は勢い余って爆発四散させてしまった。

 そう、彼は一月ほど前に念力を使えるようになった、世界最強の超能力者なのである。

 ――そして同時期、妖魔と呼ばれる存在を退治する退魔師の界隈は、とある事件によってざわついていた。

※カクヨムにも掲載しています
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