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第三章
亜種の正体
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今日は、亜種とは何かをポケモン博士みたいな村長に聞いてみるとしよう。
「お~い村長…って思ったが…」
やっぱ名前が無いと不便だな…
「そういや、お前らは名前無くても会話できるのか?」
「え?あ、はい。
私達は大抵『思念伝達(テレパシー的なやつ)』を使用して脳内で会話をしているので、名前など必要ないのです。」
「よし…なら俺がお前らに名前を付けるとしよう!」
「え!?私達に!?光栄で御座います!」
「とは言ったものの…なんて名前をつけようかな…」
めっちゃ悩んだ。
そんなことよりこいつら…名前付けられるだけでそんな喜ぶ?
やっぱこの世界の生き物おかしいのかな…
まさか名前付けたらなんかあるとか?
まあどうでもいいや。
「じゃあ村長!お前はカルア・フラスト!
その子供はカルラ・フラスト!
お前は…イリル。
お前は…ロキュウ。
お前は…ハルル。
お前は…ニシュ。
お前は…ホナ。
お前は…ヘシアン。
お前は…トノトだな!」
大体のゴブリンに名前を付け、俺は分身し、
仕事を始めようとした瞬間、分身が解けた。
「なんだいきなり?」
心做し(こころなし)か魔力が減った気もするな…
やっぱ名前を付けたら魔力が減るのか…?
んじゃ食べ物ねぇかな?
ガルー達に聞いてみよう。
「おいガルー!
誰か食料を持っている者はいないか!」
そう言うと、現在のトップみたいな奴が
「はっ!我らが獲ってまいります!」
と、勢いよく返してくれた。
頼もしい限りだ。
「おう。ならよろしくな。ガルー!」
こいつらは…このトップみたいな奴にだけ名前を付けるとするか?
うん、そうしよう。
他の奴らはガルーで良いみたいだしな。
「よし、そこのお前!
話がある!付いて来い!」
「はっ!」
と、少し歩いて村の反対側の裏山に来た。
そして聞きたいことを口にする。
「なぁ、お前の名前はガリュだ!」
「はっ!有難きお言葉!」
「そしてお前、亜種って何か知ってるか?」
「亜種…ですか?」
「ああ。俺は異世界転生者だからな。
知らないことが多いんだ。
知ってることがあれば教えてくれないか?」
「はっ!我でよろしければ何時でもお相手致しますぞ!」
やっぱ頼もしいな!
こいつら仲間にしといて助かった!
「そして亜種…のことなのですが、
簡単に言うとハグレモノ。
その種族の類ではあるのですが、
素質が全くもって違うものです。
能力、属性、大きさ、色、魔力量、その他諸々がその種族とはかけ離れたものと存じます!」
「分かった。
ありがとう。
それとお前はこれから俺の相棒だ!
よろしくな!」
「我が主の側に居れる…
これ程光栄なことはありません!
有難きお言葉!」
そんな喜ぶかぁ?
前のトップを殺した奴だぞ?
皆だったら従う?
普通従わないよね?ね?
おかしいの俺だけ?
誰か返事してぇよぉ…
と、俺は心中でほざくのだった…
「お~い村長…って思ったが…」
やっぱ名前が無いと不便だな…
「そういや、お前らは名前無くても会話できるのか?」
「え?あ、はい。
私達は大抵『思念伝達(テレパシー的なやつ)』を使用して脳内で会話をしているので、名前など必要ないのです。」
「よし…なら俺がお前らに名前を付けるとしよう!」
「え!?私達に!?光栄で御座います!」
「とは言ったものの…なんて名前をつけようかな…」
めっちゃ悩んだ。
そんなことよりこいつら…名前付けられるだけでそんな喜ぶ?
やっぱこの世界の生き物おかしいのかな…
まさか名前付けたらなんかあるとか?
まあどうでもいいや。
「じゃあ村長!お前はカルア・フラスト!
その子供はカルラ・フラスト!
お前は…イリル。
お前は…ロキュウ。
お前は…ハルル。
お前は…ニシュ。
お前は…ホナ。
お前は…ヘシアン。
お前は…トノトだな!」
大体のゴブリンに名前を付け、俺は分身し、
仕事を始めようとした瞬間、分身が解けた。
「なんだいきなり?」
心做し(こころなし)か魔力が減った気もするな…
やっぱ名前を付けたら魔力が減るのか…?
んじゃ食べ物ねぇかな?
ガルー達に聞いてみよう。
「おいガルー!
誰か食料を持っている者はいないか!」
そう言うと、現在のトップみたいな奴が
「はっ!我らが獲ってまいります!」
と、勢いよく返してくれた。
頼もしい限りだ。
「おう。ならよろしくな。ガルー!」
こいつらは…このトップみたいな奴にだけ名前を付けるとするか?
うん、そうしよう。
他の奴らはガルーで良いみたいだしな。
「よし、そこのお前!
話がある!付いて来い!」
「はっ!」
と、少し歩いて村の反対側の裏山に来た。
そして聞きたいことを口にする。
「なぁ、お前の名前はガリュだ!」
「はっ!有難きお言葉!」
「そしてお前、亜種って何か知ってるか?」
「亜種…ですか?」
「ああ。俺は異世界転生者だからな。
知らないことが多いんだ。
知ってることがあれば教えてくれないか?」
「はっ!我でよろしければ何時でもお相手致しますぞ!」
やっぱ頼もしいな!
こいつら仲間にしといて助かった!
「そして亜種…のことなのですが、
簡単に言うとハグレモノ。
その種族の類ではあるのですが、
素質が全くもって違うものです。
能力、属性、大きさ、色、魔力量、その他諸々がその種族とはかけ離れたものと存じます!」
「分かった。
ありがとう。
それとお前はこれから俺の相棒だ!
よろしくな!」
「我が主の側に居れる…
これ程光栄なことはありません!
有難きお言葉!」
そんな喜ぶかぁ?
前のトップを殺した奴だぞ?
皆だったら従う?
普通従わないよね?ね?
おかしいの俺だけ?
誰か返事してぇよぉ…
と、俺は心中でほざくのだった…
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