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お兄ちゃんの歯ブラシ
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私はお兄ちゃんの歯ブラシを手にとると、少し薄笑いをした。
それは、欲しいと言う欲求が満たされた瞬間だった。
私は一人、その場で黙ってお兄ちゃんの歯ブラシを眺めた。
すると、廊下から母親の声が聞こえた。
私はハッとすると、その場で慌てて
お兄ちゃんの歯ブラシを自分のポケットの中にしまいこんだ。
私は慌てて廊下に出た。
「なにママ?」
私はなにくわぬ様子で、その事を言った。
母親は私に畳んだ洗濯物を渡してきたのだった。
私は心臓をドキドキさせながら、平静を装って返事を返した。
母に私がゴミ箱から、歯ブラシをとった所を見られてないだろうか?
私はそんな疑心感に満ちながらも、
愛想笑いをして二階へと上がって行ったのだった。
それは、欲しいと言う欲求が満たされた瞬間だった。
私は一人、その場で黙ってお兄ちゃんの歯ブラシを眺めた。
すると、廊下から母親の声が聞こえた。
私はハッとすると、その場で慌てて
お兄ちゃんの歯ブラシを自分のポケットの中にしまいこんだ。
私は慌てて廊下に出た。
「なにママ?」
私はなにくわぬ様子で、その事を言った。
母親は私に畳んだ洗濯物を渡してきたのだった。
私は心臓をドキドキさせながら、平静を装って返事を返した。
母に私がゴミ箱から、歯ブラシをとった所を見られてないだろうか?
私はそんな疑心感に満ちながらも、
愛想笑いをして二階へと上がって行ったのだった。
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