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お兄ちゃんの歯ブラシ
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私は一人で、洗面台の前で歯磨きをした。
暫く歯磨きをしていると、不意に何かの衝動に襲われた。
それは、心の奥から沸き上がってくる感覚だった。
はじめは、兄が歯ブラシを捨てたんだと言う他愛もない事から、徐々にその思いが沸き上がってきた。
そして、そのおもいが強くなると、私は無意識に歯磨きを止めて。気がついたら
ゴミ箱を覗いていた。
それは得体も知れない衝動と、感覚だった。
そんな事を思ったらいけないと思うのに、私は急にお兄ちゃんが捨てた歯ブラシを欲しくなったのだ。
私は欲しいと言う衝動に襲われながら、黙ってゴミ箱の中をジッと覗いていた。
――お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
そんな誘惑さえ脳裏の奥に霞めてよぎった。
そして、それは段々と誘惑混じりな心の声と共に、私の思考を支配したのだった。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
私は段々と理性さえも失いかけた。
そして、私は震える手で、兄が捨てた
歯ブラシに手を伸ばした。
私は一人で、洗面台の前で歯磨きをした。
暫く歯磨きをしていると、不意に何かの衝動に襲われた。
それは、心の奥から沸き上がってくる感覚だった。
はじめは、兄が歯ブラシを捨てたんだと言う他愛もない事から、徐々にその思いが沸き上がってきた。
そして、そのおもいが強くなると、私は無意識に歯磨きを止めて。気がついたら
ゴミ箱を覗いていた。
それは得体も知れない衝動と、感覚だった。
そんな事を思ったらいけないと思うのに、私は急にお兄ちゃんが捨てた歯ブラシを欲しくなったのだ。
私は欲しいと言う衝動に襲われながら、黙ってゴミ箱の中をジッと覗いていた。
――お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
そんな誘惑さえ脳裏の奥に霞めてよぎった。
そして、それは段々と誘惑混じりな心の声と共に、私の思考を支配したのだった。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
お兄ちゃんの歯ブラシが欲しい。
私は段々と理性さえも失いかけた。
そして、私は震える手で、兄が捨てた
歯ブラシに手を伸ばした。
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