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お兄ちゃんの歯ブラシ
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ある日の朝、兄と私は家の洗面所で偶然鉢合わせした。
兄は顔を洗いに二階から下に降りてきたらしく。
私も顔を顔を洗いに二階から下に降りてきたばかりだった。
私達は最初は、どっちが先に顔を洗うか譲り合った。
「おう。梨乃おはよー」
「何?」
「お前も顔洗いにきたのか?」
兄が私にそう言うと私は軽く頷いた。
「うん!」
「じゃあ、お前がさきに使えよ」
「え?」
「俺あとからでもいいし」
兄はそう言うと、洗面台の前を離れようとした。
私はすかさず兄に言い返した。
「私はいいから先に優斗お兄ちゃんが使っていいよ!」
私が慌ててそう言うと兄は私に言い返した。
「…え?」
「いいのか梨乃?」
兄は顔を洗いに二階から下に降りてきたらしく。
私も顔を顔を洗いに二階から下に降りてきたばかりだった。
私達は最初は、どっちが先に顔を洗うか譲り合った。
「おう。梨乃おはよー」
「何?」
「お前も顔洗いにきたのか?」
兄が私にそう言うと私は軽く頷いた。
「うん!」
「じゃあ、お前がさきに使えよ」
「え?」
「俺あとからでもいいし」
兄はそう言うと、洗面台の前を離れようとした。
私はすかさず兄に言い返した。
「私はいいから先に優斗お兄ちゃんが使っていいよ!」
私が慌ててそう言うと兄は私に言い返した。
「…え?」
「いいのか梨乃?」
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