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お兄ちゃんの下着

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それは、自分の胸の奥が高鳴る様な大きなトキメキだった。

大好きなお兄ちゃんに触れるだけで、私は自分の胸が兄にときめいた。

お兄ちゃんの指先に触れるだけで、ときめきの導火線に火がついちゃうようなキュンとしたときめきを私は胸の奥で感じたのだった。


ああ、優お兄ちゃん…──。


お風呂場の中に居るせいなのか、私は頭の中がクラクラしてきた。

体は熱くなって顔は赤く火照った。

そして自分の胸はうるさいくらいに心臓が、ドキドキしているのが自分でも聞こえてきた。

 大好きなお兄ちゃんに心臓の音を聞かれちゃう…!

私は顔を真っ赤にさせながら、そんな事を不意に思ったのだった。 
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