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第20章―消せない罪―
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しおりを挟む私は「人」だが、決して人ではない。人よりも高度に優れた種族。天族と呼ばれる天使だった。
白い翼を持ち、空を飛べない人間とは違う。
私は天から地上をいつも眺めていた。
混沌に統制された時代に生き、彼らよりも今も長く生き続けている。あの頃の私は自分の「使命」が、正しいことだと信じていた。そして何も疑うこともなく、私はその道を突き進んだ――。
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