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はじまり

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――全くと言っていい程、とくに何も考えていなかった。部屋の中で本を読んで、ジュース飲んで、ダラダラとゴロゴロしていると突然、弟が部屋に入ってきた。

「ねえ、お兄ちゃん!」

「んー?」

「友達のお兄ちゃんが言ってたんだけど、男の子は誰でもオナニーするって本当?」

「あぁ? なんだそりゃ、誰に聞いた?」

「うんと、裕也君のお兄ちゃんが言ってた!」

 弟はそう言って素直に話してきた。その話に俺は、読んでいた雑誌をバンと閉じた。

「克己の野郎そんなこと吹き込みやがったのか……!? 呆れたぜ、明日学校行ったらとっちめてやる!」

 俺はそこで怒りを露にすると、ベッドの脇においていたペットボトルを手に取りゴクゴクと飲んだ。

「ねえ、トモちゃんにもオナニー教えて!」

「ぶっ!!」

 予期もせぬ、可愛い弟の口から出た言葉に驚くと、飲みかけのジュースを口から勢いよく吹き出した。7歳の子供の口から出た言葉に思わず動揺した。いや、普通に動揺する。弟は「オナニー」を教えろと俺に言ってきた。とんでもない状況にそこで思わず生唾を飲んだ。

……確かにうちの弟は可愛い。小さくて小柄だ。それに純粋で無垢だ。 そんな純粋な子供を相手に、そんな大人の遊びを教えてもいいハズがない。なのに俺はそこで欲望のスイッチが入ってしまった。まあ、どうせいつかはオナニーを知る日が来るんだ。なんだったら俺が友葵(トモキ)にオナニーの仕方を教えてやる!


 ああ、それに今家には両親はいない。弟にイタズラするなら今がチャンスだ――!


 俺は悪魔の囁きに従うと幼い弟に手を出した。


「――いいよ。じゃあ、お兄ちゃんがトモちゃんにオナニーの遊び方を教えてあげるよ。でも、パパやママには内緒だよ?」

「うん、わかった! オナニー教えてお兄ちゃん!」

 弟は意味がわかってないのか、そこで無邪気に笑った。その無邪気な笑顔を間近で見ると、今すぐメチャクチャにして体を汚してやりたいと思った。顔射して、顔中を精液まみれにしてやりたい。そんで色々なことを教え込ますんだ。

なんて……俺は思わず、自分のサド心に火がついた。でも相手はエロとは無縁の子供。俺は16歳の欲望をグッと堪えると、まずは手始めにオナニーを友葵に教えることにした。念のために部屋に鍵をかけた。そして、窓に鍵をかけてカーテンも閉めた。友葵は今から、自分の身に起きる初体験を知らずにいる。 


ふふふっ。可愛い俺の友葵。


 もともと俺はショタが好きだったから好都合だった。これぞまさに棚からぼた餅だ。 最大の棚からぼた餅のチャンス到来に俺は内奮えて、喜びを噛み締めた。まさにショタを目の前に狂喜乱舞の歓喜って奴だ。そして、膝に座るように声をかけると友葵は素直に膝の上に座ってきた。その瞬間、ニヤリと口元が笑った。そして、俺は両足を持ち上げると、その場で弟の両足を大きくバッと前で開かせた。

「やっ……!? な、何……!? 優希お兄ちゃん、何するの……!?」

 弟はこの状況でもまだ解っていなかった。そんな様子に俺は、サド心に火が付き始めた。

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