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そんなバナナ。
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そこで脳裏に選択肢が浮かんだ。
寺島のことをどう思ってるか聞こうとした。
どうする?
選択肢①⇒「お前達、付き合ってるのか?」
選択肢②⇒「寺島の直腸汚れてると思うか?」
選択肢③⇒「寺島のことをどう思う?」
1はストレート過ぎるな。2だと、俺がホモだとバレる。3が無難か?
選択肢①「お前達、付き合ってるのか?」
選択肢②「寺島の直腸汚れてると思うか?」
選択肢③⇒「寺島のことをどう思う?」
「織田、つかぬことを聞くが。お前、寺島の事をどうおもう?」
「え? 寺島君ですか?」
「ああ……!」
「いい後輩だと思いますよ。ちょっとおっちょこちょいで、ドジったりするところとか、可愛いなとは思いますけど――」
「ほう…そうか。じゃあ、お前にとって寺島は――」
選択肢①⇒「良き後輩といった所か?」
選択肢②⇒「自分専用の肉便器にしたい所か?」
選択肢③⇒「恋人にしたい所か?」
1が無難か。2は俺が腐男子だとバレる。3は直球過ぎるな。
選択肢①⇒「良き後輩といった所か?」
選択肢②「自分専用の肉便器にしたい所か?」
選択肢③「恋人にしたい所か?」
「そうか、お前にとって寺島は『良き後輩』って所か。いい後輩を持ったな、織田」
「いえいえ、そんな事はないです。アイツが勝手に先輩って慕ってるだけですよ」
「ほー、なるほど」
「この前なんか2人で外周りしに行った時なんか、アイツ暑さの余りに途中で倒れたんですよ。全く新人の癖に根性ないですよ。俺なんかいつも外回り行かされてますけど、外で倒れたりなんかしません!」
「……そんな事があったのか」
「ええ、そうですよ。しょうがないから俺が介抱しましたけど――」
「介抱?」
選択肢①⇒「何!? ラブホで介抱するとはけしからんな!」
選択肢②⇒「ちゃんと面倒みたんだろうな?」
選択肢③⇒「寺島の味はどうだった?」
さすがに1だと織田と寺島のCPを妄想した奴だとバレる。2が安泰か。3はまさにホモって事がバレるな。
選択肢①「何!? ラブホで介抱するとはけしからんな!」
選択肢②⇒「ちゃんと面倒みたんだろうな?」
選択肢③「寺島の味はどうだった?」
「介抱…? お前ちゃんと面倒をみたんだろうな?」
「ええ、看ましたよ。これが女子なら、俺的には良かったですけど。同じ男を介抱した所で喜ぶ奴なんかいませんよ」
「そうとは限らないだろ?」
「えっ?」
一瞬しまったと思い、途中で話を切り上げるとエレベーターのドアが開くと同時に降りた。迂闊だった。俺とした事が余計な事を口走った。気をつけなくては…――!
寺島のことをどう思ってるか聞こうとした。
どうする?
選択肢①⇒「お前達、付き合ってるのか?」
選択肢②⇒「寺島の直腸汚れてると思うか?」
選択肢③⇒「寺島のことをどう思う?」
1はストレート過ぎるな。2だと、俺がホモだとバレる。3が無難か?
選択肢①「お前達、付き合ってるのか?」
選択肢②「寺島の直腸汚れてると思うか?」
選択肢③⇒「寺島のことをどう思う?」
「織田、つかぬことを聞くが。お前、寺島の事をどうおもう?」
「え? 寺島君ですか?」
「ああ……!」
「いい後輩だと思いますよ。ちょっとおっちょこちょいで、ドジったりするところとか、可愛いなとは思いますけど――」
「ほう…そうか。じゃあ、お前にとって寺島は――」
選択肢①⇒「良き後輩といった所か?」
選択肢②⇒「自分専用の肉便器にしたい所か?」
選択肢③⇒「恋人にしたい所か?」
1が無難か。2は俺が腐男子だとバレる。3は直球過ぎるな。
選択肢①⇒「良き後輩といった所か?」
選択肢②「自分専用の肉便器にしたい所か?」
選択肢③「恋人にしたい所か?」
「そうか、お前にとって寺島は『良き後輩』って所か。いい後輩を持ったな、織田」
「いえいえ、そんな事はないです。アイツが勝手に先輩って慕ってるだけですよ」
「ほー、なるほど」
「この前なんか2人で外周りしに行った時なんか、アイツ暑さの余りに途中で倒れたんですよ。全く新人の癖に根性ないですよ。俺なんかいつも外回り行かされてますけど、外で倒れたりなんかしません!」
「……そんな事があったのか」
「ええ、そうですよ。しょうがないから俺が介抱しましたけど――」
「介抱?」
選択肢①⇒「何!? ラブホで介抱するとはけしからんな!」
選択肢②⇒「ちゃんと面倒みたんだろうな?」
選択肢③⇒「寺島の味はどうだった?」
さすがに1だと織田と寺島のCPを妄想した奴だとバレる。2が安泰か。3はまさにホモって事がバレるな。
選択肢①「何!? ラブホで介抱するとはけしからんな!」
選択肢②⇒「ちゃんと面倒みたんだろうな?」
選択肢③「寺島の味はどうだった?」
「介抱…? お前ちゃんと面倒をみたんだろうな?」
「ええ、看ましたよ。これが女子なら、俺的には良かったですけど。同じ男を介抱した所で喜ぶ奴なんかいませんよ」
「そうとは限らないだろ?」
「えっ?」
一瞬しまったと思い、途中で話を切り上げるとエレベーターのドアが開くと同時に降りた。迂闊だった。俺とした事が余計な事を口走った。気をつけなくては…――!
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