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ゲイ・フォーチュン☆
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会社ではまともな人間気取って、その上『課長』の肩書きもある。他の奴にすれば俺みたいなのは憧れるだろう。
若くてスピード出世して、そのうえ課長だ。部下達は無能な人間ばかりだ。どいつもこいつも役立たずで丸切り使えない。
課長、課長と、頼ってばっかりで全然使えない。唯一の癒しは部署にいる可愛い顔をした男子社員達だ。あの子達をみていると癒される。仮にあの子達を例えるなら花だ。そして、他の男性社員は可愛い気もない野郎ばかりだ。
不細工もいれば、男臭い奴もいれば、棺桶に片足突っ込んだジジイもいる。なので部署には境界線が存在して、『綺麗』な世界と『残酷』な世界とわけている。
こうして俺は、課長の権限を使って部署ではやりたい放題だ。そして仕事で疲れたら大好物のBL漫画を読んで癒される毎日だ。BLエナジー注入して、明日も頑張る自分に心から敬服してしまうだろう。ついでに好きなカップリングを頭の中で想像して妄想の世界に入り込む。
これも俺にとっては最大の癒しだ。そして、休日には腐女子に混じって同人誌を買い漁る。キャリーバックにいっぱい同人誌詰め込んで買えるだけ買って時に大人買いもする。
もうそこには躊躇いも恥もないだろう。何故なら俺は腐男子だ。正気の臨界点なんてとっくに越えている。筋金入りの腐男子になるまでだ。そう、それこそ仙人と呼ばれたい。
腐男子のBL仙人なんて早々にいない。きっと俺は世界中の腐男子の頂点に君臨するだろう。
潮海陸斗腐男子仙人。
それが未来の俺の名前だ――。
若くてスピード出世して、そのうえ課長だ。部下達は無能な人間ばかりだ。どいつもこいつも役立たずで丸切り使えない。
課長、課長と、頼ってばっかりで全然使えない。唯一の癒しは部署にいる可愛い顔をした男子社員達だ。あの子達をみていると癒される。仮にあの子達を例えるなら花だ。そして、他の男性社員は可愛い気もない野郎ばかりだ。
不細工もいれば、男臭い奴もいれば、棺桶に片足突っ込んだジジイもいる。なので部署には境界線が存在して、『綺麗』な世界と『残酷』な世界とわけている。
こうして俺は、課長の権限を使って部署ではやりたい放題だ。そして仕事で疲れたら大好物のBL漫画を読んで癒される毎日だ。BLエナジー注入して、明日も頑張る自分に心から敬服してしまうだろう。ついでに好きなカップリングを頭の中で想像して妄想の世界に入り込む。
これも俺にとっては最大の癒しだ。そして、休日には腐女子に混じって同人誌を買い漁る。キャリーバックにいっぱい同人誌詰め込んで買えるだけ買って時に大人買いもする。
もうそこには躊躇いも恥もないだろう。何故なら俺は腐男子だ。正気の臨界点なんてとっくに越えている。筋金入りの腐男子になるまでだ。そう、それこそ仙人と呼ばれたい。
腐男子のBL仙人なんて早々にいない。きっと俺は世界中の腐男子の頂点に君臨するだろう。
潮海陸斗腐男子仙人。
それが未来の俺の名前だ――。
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