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相談
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学校に着くと、俺は雪ネェのブラジャーのことを考えた。
この場合どうしたらいいのか、自分でもわからなかった。
誰かに相談したくても、そんな悩みを打ち明ける度胸もない。
そんなことを思うと、脳裏にフと弦の顔が浮かんだ。
そ、そうだ…!
こんな時こそ、親友に相談だ!
弦ならきっと俺の悩みを聞いてくれて、アドバイスをしてくれるに違いない!
よし、弦を探そう!
俺はそこで決心すると、親友の弦を探しに教室に直行した。
教室に入ると、弦は自分の席に座って
鞄から教科書を取り出していた。
元気な声でクラスの仲間に挨拶すると、
俺は真っ先に弦の方へと近寄った。
「おはよう弦!」
俺は近寄るなり、弦の背中をうしろからバシッと叩いた。
「ひっ…!!」
弦はその瞬間、裏返った声で驚いた。
「な、なんだよ弦。今のその声?」
「何も驚かなくても…」
弦は俺の方をキッと睨んでくると、急に席を立ち上がって教室から出て行った。
この場合どうしたらいいのか、自分でもわからなかった。
誰かに相談したくても、そんな悩みを打ち明ける度胸もない。
そんなことを思うと、脳裏にフと弦の顔が浮かんだ。
そ、そうだ…!
こんな時こそ、親友に相談だ!
弦ならきっと俺の悩みを聞いてくれて、アドバイスをしてくれるに違いない!
よし、弦を探そう!
俺はそこで決心すると、親友の弦を探しに教室に直行した。
教室に入ると、弦は自分の席に座って
鞄から教科書を取り出していた。
元気な声でクラスの仲間に挨拶すると、
俺は真っ先に弦の方へと近寄った。
「おはよう弦!」
俺は近寄るなり、弦の背中をうしろからバシッと叩いた。
「ひっ…!!」
弦はその瞬間、裏返った声で驚いた。
「な、なんだよ弦。今のその声?」
「何も驚かなくても…」
弦は俺の方をキッと睨んでくると、急に席を立ち上がって教室から出て行った。
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