19 / 41
第1章 変わる日常
第18節 謎肉と子供
しおりを挟む
ギルドを逃げるように出てきた二人はそのまま速足のまま近くの市場に入ると、流れるようにグラフォスはそこで串焼きを二本購入していた。
街の真ん中にどでかく構えている噴水広場まで歩いてきた二人は近くにあった椅子へと腰かける。
グラフォスは背中に背負っていたリュックを椅子のわきに置いて口の中に串を入れる。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとう」
すでに一本目の焼き肉串をほおばっているグラフォスからもう一本の串を恭しく受け取ったアカネは恐る恐るといった様子でほおばる。
「これおいしい……」
「おいしいですよね。塩がよく聞いているのにそんなに油もしつこく感じない。何の肉を使っているのかわからないところも、好奇心を揺さぶられますよね」
「え、鶏肉じゃないの?」
アカネは焼き鳥だと思って食べていた肉を何の肉かわからないと断言され、若干おびえた様子で手にもつ串肉を眺める。
「鶏肉にしては弾力があるんですよね。鳥皮ともまた違う感じのこの微妙な歯ごたえがくせになります」
「確かにそういわれてみればそうかも……。ホルモンにしてはぱさぱさしてるし」
「店主に聞いても教えてくれないんですよ。秘密の一点張りで」
「あ、聞いたことあるんだ……」
「もちろん、気になりますから」
気になることがあれば相手がだれであろうが、何であろうが突っ込んでいくのがグラフォスである。
これまでそれで得られた結果は少ないが。
「ま、さすがに魔物肉とかは使ってないとは思いますよ。ちゃんとした肉だと思います」
「そ、そうだよね」
アカネはグラフォスの真顔で冗談か真面目に言っているのかわからない言葉に苦笑いを返しながら再び謎肉串を口に入れる。
「うん、やっぱりおいしい」
「それでどうでした? ギルドは」
アカネが串を頬張る横ですでにグラフォスは肉を食べきっており、その手に残るのは何も刺さっていない木串のみとなっていた。
それをくるくるとまわしながらアカネに尋ねる。
「え? どうっていわれてもなぁ……。グラフォス君の行動が気になって周りを見る余裕がなかったというか……」
「確かにそれはそうかもしれませんね。ドリアさんも騒いでましたし」
「あれは君も悪いような……」
「わかってますよ。さすがに僕も突っ込みすぎたなと反省しています」
アカネの思わぬ返しにむすっとした表情で答えるグラフォス。
そんな彼の様子をみて苦笑を浮かべながら先程訪れたギルドの様子を思い浮かべていた。
「なんかギルドっていうより、酒屋さん? なんていうんだろう。依頼受付とかがついでみたいな印象が強かったかも……」
「確かにこの昼にギルドにいるのはただの飲んだくれた冒険者か朝一のおいしい依頼を逃してふてくされてやけ飲みしている冒険者くらいですからね」
「そうなんだ……」
「朝一に行けばもっとまともな冒険者がいっぱいいるので、ちゃんとギルドっぽい感じはありますよ」
グラフォスは説明するように話しているがかくいう彼も朝一のギルドなど数回しか足を運んだことはない。夕方などたいていの場合ミンネの説教を受けているため、いったことはない。
「まあ機会があれば朝一、夕方に行きたいですね」
「そういえばグラフォス君はなんであの時外にいたの?」
「あの時? ああアカネを助けたときですか。僕も外で情報収集をしているんですよ。僕は別に冒険者ってわけじゃないですからね。夕方にギルドに行く必要はないです」
アカネは情報収集という物言いに違和感を覚えたのか、軽く首をひねり重ねて尋ねる。
「情報収集にしては高度な魔法を使ってた気がするけど……あんまり覚えてないけど私のけがはひどかったし……それがほとんど一瞬で治るなんて」
「まあ……それは……」
「あ、答えづらいことならいいの! ミンネさんにも隠してるくらいだもんね?」
アカネは昨日ミンネにグラフォスが使った魔法のことを話そうとしたときの、彼の必死の抵抗を思い返し若干顔を赤くしながらグラフォスの言葉を止める。
「……昨日のその件に関してはほんとにすいませんでした。それにミン姉にも別に隠してるわけじゃ」
「あ、グラフォスだ!」
グラフォスの弁明は途中で突如として辺り一帯に響いた子供の声に遮られる。
「ほんとだ! グラフォス兄ちゃんだ!」
「かわいいお姉ちゃんと一緒だ!」
「ナンパしてるのー?」
一人の男の子がグラフォスたちが座っているところに近づいてきたかと思うと、周りには続々と子供が集まり、数十秒後にはそこには10人くらいの子供が集まっていた。
「ナンパじゃないし、急に集まってこないでください」
「えー、ここにいるってことはまたお話聞かせてくれるんじゃないのー?」
「そうだよー、そうじゃないならどうしてここにいるのさー」
「やっぱりナンパ―?」
「グラフォス君これっていったい……」
和やかな空気が流れていたのが一変一気に騒々しい雰囲気へと様変わりしたアカネの周囲。
驚きを隠すことができず、まだ肉が残ったままの串を手に持ち立ち上がると、おろおろしていた。
しかしそんな彼女のことなど小さな子供が気にするはずもなく立ち上がったアカネのもとに一斉に子供たちが群がる。
街の真ん中にどでかく構えている噴水広場まで歩いてきた二人は近くにあった椅子へと腰かける。
グラフォスは背中に背負っていたリュックを椅子のわきに置いて口の中に串を入れる。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとう」
すでに一本目の焼き肉串をほおばっているグラフォスからもう一本の串を恭しく受け取ったアカネは恐る恐るといった様子でほおばる。
「これおいしい……」
「おいしいですよね。塩がよく聞いているのにそんなに油もしつこく感じない。何の肉を使っているのかわからないところも、好奇心を揺さぶられますよね」
「え、鶏肉じゃないの?」
アカネは焼き鳥だと思って食べていた肉を何の肉かわからないと断言され、若干おびえた様子で手にもつ串肉を眺める。
「鶏肉にしては弾力があるんですよね。鳥皮ともまた違う感じのこの微妙な歯ごたえがくせになります」
「確かにそういわれてみればそうかも……。ホルモンにしてはぱさぱさしてるし」
「店主に聞いても教えてくれないんですよ。秘密の一点張りで」
「あ、聞いたことあるんだ……」
「もちろん、気になりますから」
気になることがあれば相手がだれであろうが、何であろうが突っ込んでいくのがグラフォスである。
これまでそれで得られた結果は少ないが。
「ま、さすがに魔物肉とかは使ってないとは思いますよ。ちゃんとした肉だと思います」
「そ、そうだよね」
アカネはグラフォスの真顔で冗談か真面目に言っているのかわからない言葉に苦笑いを返しながら再び謎肉串を口に入れる。
「うん、やっぱりおいしい」
「それでどうでした? ギルドは」
アカネが串を頬張る横ですでにグラフォスは肉を食べきっており、その手に残るのは何も刺さっていない木串のみとなっていた。
それをくるくるとまわしながらアカネに尋ねる。
「え? どうっていわれてもなぁ……。グラフォス君の行動が気になって周りを見る余裕がなかったというか……」
「確かにそれはそうかもしれませんね。ドリアさんも騒いでましたし」
「あれは君も悪いような……」
「わかってますよ。さすがに僕も突っ込みすぎたなと反省しています」
アカネの思わぬ返しにむすっとした表情で答えるグラフォス。
そんな彼の様子をみて苦笑を浮かべながら先程訪れたギルドの様子を思い浮かべていた。
「なんかギルドっていうより、酒屋さん? なんていうんだろう。依頼受付とかがついでみたいな印象が強かったかも……」
「確かにこの昼にギルドにいるのはただの飲んだくれた冒険者か朝一のおいしい依頼を逃してふてくされてやけ飲みしている冒険者くらいですからね」
「そうなんだ……」
「朝一に行けばもっとまともな冒険者がいっぱいいるので、ちゃんとギルドっぽい感じはありますよ」
グラフォスは説明するように話しているがかくいう彼も朝一のギルドなど数回しか足を運んだことはない。夕方などたいていの場合ミンネの説教を受けているため、いったことはない。
「まあ機会があれば朝一、夕方に行きたいですね」
「そういえばグラフォス君はなんであの時外にいたの?」
「あの時? ああアカネを助けたときですか。僕も外で情報収集をしているんですよ。僕は別に冒険者ってわけじゃないですからね。夕方にギルドに行く必要はないです」
アカネは情報収集という物言いに違和感を覚えたのか、軽く首をひねり重ねて尋ねる。
「情報収集にしては高度な魔法を使ってた気がするけど……あんまり覚えてないけど私のけがはひどかったし……それがほとんど一瞬で治るなんて」
「まあ……それは……」
「あ、答えづらいことならいいの! ミンネさんにも隠してるくらいだもんね?」
アカネは昨日ミンネにグラフォスが使った魔法のことを話そうとしたときの、彼の必死の抵抗を思い返し若干顔を赤くしながらグラフォスの言葉を止める。
「……昨日のその件に関してはほんとにすいませんでした。それにミン姉にも別に隠してるわけじゃ」
「あ、グラフォスだ!」
グラフォスの弁明は途中で突如として辺り一帯に響いた子供の声に遮られる。
「ほんとだ! グラフォス兄ちゃんだ!」
「かわいいお姉ちゃんと一緒だ!」
「ナンパしてるのー?」
一人の男の子がグラフォスたちが座っているところに近づいてきたかと思うと、周りには続々と子供が集まり、数十秒後にはそこには10人くらいの子供が集まっていた。
「ナンパじゃないし、急に集まってこないでください」
「えー、ここにいるってことはまたお話聞かせてくれるんじゃないのー?」
「そうだよー、そうじゃないならどうしてここにいるのさー」
「やっぱりナンパ―?」
「グラフォス君これっていったい……」
和やかな空気が流れていたのが一変一気に騒々しい雰囲気へと様変わりしたアカネの周囲。
驚きを隠すことができず、まだ肉が残ったままの串を手に持ち立ち上がると、おろおろしていた。
しかしそんな彼女のことなど小さな子供が気にするはずもなく立ち上がったアカネのもとに一斉に子供たちが群がる。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
鮨海
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
【完結】私だけが知らない
綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【本編完結】さようなら、そしてどうかお幸せに ~彼女の選んだ決断
Hinaki
ファンタジー
16歳の侯爵令嬢エルネスティーネには結婚目前に控えた婚約者がいる。
23歳の公爵家当主ジークヴァルト。
年上の婚約者には気付けば幼いエルネスティーネよりも年齢も近く、彼女よりも女性らしい色香を纏った女友達が常にジークヴァルトの傍にいた。
ただの女友達だと彼は言う。
だが偶然エルネスティーネは知ってしまった。
彼らが友人ではなく想い合う関係である事を……。
また政略目的で結ばれたエルネスティーネを疎ましく思っていると、ジークヴァルトは恋人へ告げていた。
エルネスティーネとジークヴァルトの婚姻は王命。
覆す事は出来ない。
溝が深まりつつも結婚二日前に侯爵邸へ呼び出されたエルネスティーネ。
そこで彼女は彼の私室……寝室より聞こえてくるのは悍ましい獣にも似た二人の声。
二人がいた場所は二日後には夫婦となるであろうエルネスティーネとジークヴァルトの為の寝室。
これ見よがしに少し開け放たれた扉より垣間見える寝台で絡み合う二人の姿と勝ち誇る彼女の艶笑。
エルネスティーネは限界だった。
一晩悩んだ結果彼女の選んだ道は翌日愛するジークヴァルトへ晴れやかな笑顔で挨拶すると共にバルコニーより身を投げる事。
初めて愛した男を憎らしく思う以上に彼を心から愛していた。
だから愛する男の前で死を選ぶ。
永遠に私を忘れないで、でも愛する貴方には幸せになって欲しい。
矛盾した想いを抱え彼女は今――――。
長い間スランプ状態でしたが自分の中の性と生、人間と神、ずっと前からもやもやしていたものが一応の答えを導き出し、この物語を始める事にしました。
センシティブな所へ触れるかもしれません。
これはあくまで私の考え、思想なのでそこの所はどうかご容赦して下さいませ。
旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉
Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」
華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。
彼女の名はサブリーナ。
エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。
そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。
然もである。
公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。
一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。
趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。
そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。
「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。
ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。
拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる