愛しの妻は黒の魔王!?

ごいち

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番外編

愛欲の虜 前編

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「お帰りなさいませ、旦那様」
 夜遅い時間に帰宅した主を、恰幅のいいバルバドス家の執事が出迎えた。
 カッツェは口元に指を当てて、シッと声を潜めさせる。
「……奥様のご様子はどうだ。変わりはないか?」
 手に持っていた荷物を預けながら、声を低めて執事に尋ねる。
 本当はもっと早くに帰るつもりだったのに、用事が次々と重なってすっかり遅くなってしまった。
 最後の止めは、執務室を出たところで待ち構えていた皇帝との雑談だ。思いがけない話を聞いてしまったので、心を落ち着かせるためには時間が必要だった。
 屋敷の灯りはすでにほとんどが消されている。今の時間は常夜灯が残されているばかりだ。使用人も一日の勤めを終え、大半が与えられた部屋に戻って休んでいる時刻だ。
 父の代からの執事に遅くまで仕事をさせてしまい、申し訳ないと思いながら、カッツェは妻の様子を訊いた。
「食事はちゃんと召しあがられたか?」
 今年は稀に見る猛暑になった。
 高貴な身分に生まれたカッツェの妻は、ただでさえ食が細いのに、今年はすっかり暑さにやられている。
 日中は風通しのいい部屋で体を休めるようにと伝えているが、それでもあまり食事が喉を通らない様子だ。
「それが……本日も小鳥のように少量しか」
 執事が深刻そうに言いかけた時、廊下の奥にある扉が開いた。


「カッツェ」
 出てきたのは、寝間着の上に薄物のガウンを羽織ったカッツェの妻だった。
 夜の乏しい灯りのせいか、色白の顔が一層青白く見える。体の線も以前より少しばかり細くなったようだ。
「起きていらしたのですか」
 遅くなったので、寝ているなら起こさないようにと静かに帰宅したつもりだったが、どうやらカッツェの帰りを待っていてくれたらしい。
 カッツェは執事に渡した小箱を明日の朝食に出すように命じ、出迎えてくれた妻の元へと足を進めた。
「遅くなってしまい、申し訳ありません」
 床に膝をついて、恭しく騎士の礼を取る。
 妻の手を取り、白い手の甲に忠誠を示す口づけを落としてから、カッツェは立ち上がってガウンの背に腕を回した。
「ただいま帰りました、エルロイド様」
 抱き寄せられたエルロイドは腕に大人しく身を預けて、高貴な美貌を不安そうに曇らせた。
 青く澄んだ目が潤みを帯びてカッツェを見つめる。
「……ここのところ、毎日お帰りが遅いのですね」
「おかげさまで明日は休みをいただきました。今夜はゆっくりしましょう」
 瞳に宿っているのは、情欲の炎だった。カッツェの帰宅が待ち遠しくて、眠るどころではなかったらしい。
 それに気づいて、抱き寄せた腕に力を込めながら寝室へと足を向ける。
 時機を心得た執事が廊下を遠ざかっていくのを確かめて、カッツェは主寝室の厚い扉を開いた。


「エ、エルロイド様……!?」
 寝室の扉を閉めるや否や、エルロイドはカッツェの足元に膝をついた。
 制服の留め金に手をかけズボンの前を寛げる。中に納まっていた肉棒に触れると、両手で慌ただしくそれを取り出した。
「お待ちください! まだ汚れを落としておりません、せめて湯を浴びてから――」
「いいえ、もう待てません」
 制止しようとするカッツェの手を払いのけて、エルロイドは大きく開いた口で半勃ちの肉塊を咥えこんだ。
 冷たい舌が竿に絡みつき、上顎が音を鳴らして亀頭に吸い付いてくる。
「く……」
 ぐんぐんと血がそこに集まっていくのを感じながら、カッツェは、飢えたように自らの逸物にしゃぶりつく伴侶を見下ろした。


 一日外で動き回った汗の匂いがさらに欲情を煽るのか、白い美貌は蕩けるような表情を浮かべている。城で皇族としての気高い姿を見せていたときとは別人のようだ。
 恥じらいに頬を染めながらも、エルロイドは大きく育ったカッツェの牡を遠慮もなく舐め回す。
 唇で吸い付き、柔らかな舌でひとしきり全体を湿らせると、今度は肉棒を深く咥えたまま頭を前後させ始めた。じゅるじゅると、先走りをすするいやらしい音が聞こえる。
 白い口元を涎で光らせ、一心不乱に肉棒にしゃぶりつく姿は、独身時代に通い慣れた娼館の女たちよりも浅ましく淫らだった。
「エルロイド様……」
 欲望の高まりに耐えかねてそっと頭を引き寄せると、エルロイドはそれに逆らわずに、自分から顔を埋めてきた。カッツェの硬い下生えに鼻をつけ、立派な牡を根元まで咥える。
 ウッ、と小さな呻きが上がった。
「どうか、ご無理をなさらないでください……」
 心地よさに我を失いそうになりながら、カッツェは薄い肩を宥めるように撫でる。
 いきり立つ肉棒が、エルロイドの狭い喉の奥を突いていた。
 息が浅くなり、苦しそうに喉が痙攣する。吐き気を覚えているようだが、エルロイドは顔を離そうとはしなかった。深々と咥えたまま、痙攣する喉の粘膜でカッツェの肉棒に奉仕する。
 抑えきれなかった涙の粒を絡ませて、銀色の長い睫毛が小刻みに震えた。
「……ンッ……ン、ッ……ン…………」
 くぐもった呻きがあがる。苦しいのだろうに、涙を流しながらも奉仕をやめない姿は、まるで殉教者だ。
 美しく気高い容姿だけに、無理矢理に凌辱されているような背徳的な色香が漂う。
 ――カッツェは目を閉じて、ディルタスから聞かされた話を思い出していた。






 カッツェが初めてエルロイドと出会ったのは、二十年以上昔の話になる。
 当時、母親を亡くしたばかりだったエルロイドは、成人を危ぶまれるほど体の弱い少年だった。
 カッツェは当時の皇帝から、熱を出して何も食べられずにいる七番目の皇子に冷たい果物を届けるようにと命じられたのだ。
 大きな寝台の中にぽつりと横たわり、熱に浮かされて荒い息を吐く皇子の姿は、思春期だったカッツェの心を大きくかき乱した。
 柔らかな銀の髪、晴れ渡る空のような青い瞳。
 今まで目にしたどんな人間よりも清楚で美しい姿に、カッツェは一目で恋をした。
 何度も領地を往復しては、口当たりのいい果物や甘い菓子を冷やして届け、エルロイドが熱で伏せるたびに側仕えの侍女にも劣らぬ熱心さで看病した。


 ――いつか大きな功績を上げて、この皇子を貰い受けたい。
 カッツェの密かな願いは年ごとに育つばかりだったが、それは叶うはずもない夢だった。
 バルバドス家は代々軍人として国に仕えている。
 伯爵領を拝領しているが、皇族を妻に娶れるほどの名家ではない。近衛騎士として仕えているので戦に駆り出されることもない反面、大きな功績を上げる機会にも恵まれない。
 病で死を間近にした父に身分違いを説き伏せられ、カッツェは家のために妻を迎えた。
 エルロイドが選別の儀式を通過して、皇族として城にあり続ける立場になったと聞いたのは、その直後のことだ。


 公の場に皇族の一人として登場したエルロイドは、かつての壊れそうなほど儚い少年ではなくなっていた。
 すらりとした長い手足に、堂々とした立ち居振る舞い。伝説に語られるエルフのような清廉な美貌。聖教皇が自ら卿の証を授け、城の分室を任せるほど力ある魔導師だ。
 しなやかな長身に銀で装飾された法衣を纏って立つ姿は、まさに古代の聖なる皇帝そのものだった。
 手の届かない相手に恋をしたのだと、カッツェは自らの想いを固く封印することにした。
 ――その封印が十年以上も経過して解かれることになるとは、まったく思いもしないことだった。






 相談したいことがあると言うディルタスに連れられて、カッツェは人払いがされた治療室に足を運んだ。
 隔離された奥の部屋に入った瞬間、カッツェは言葉を失った。
 そこには、口に布を押し込めて猿轡をされたエルロイドが、寝台の上で磔の形に縛られていたからだ。
 声も出ないカッツェの前で、ディルタスは落ち着いた足取りで寝台の側まで近づくと、息を荒げ焦点も合わないエルロイドの顔をカッツェに向けた。
 頬は紅潮し、閉じられない口からは唾液が染み出ている。
 無惨な姿の異母弟を見下ろすディルタスは、普段よりも幾分重々しく語った。
「エルロイドは、まずい相手に喧嘩を売ってしまってね。相手に掛けた魅惑の魔法を思いっきり掛け返されたようだ」
「魅惑……」
 口を手で押さえて、カッツェは低く呻いた。
 魅惑の魔法と言えば聞こえは良いが、要は淫呪だ。
 相手の色欲を操って奴隷のように支配するための邪な魔法。法で行使が禁止され、魔法の指南書からも発動の条件が削り取られた禁呪でもある。
 清廉潔白な印象のエルロイドが、それを誰かに仕掛けたということも驚きだが、彼ほどの力を持つ魔導師に魔法を返せる人間が存在することも驚きだった。
 そう言えばかつてラデナとの国境を巡る戦いの際、上空から桁外れの雷撃を打ち放ち、ラデナ軍を敗走させた魔導師がいた。
 地上からは逆光になって姿が見えず、皇帝からも正体が語られることはなかったが、もしや喧嘩を売った相手とはその時の魔導師だろうか。
「魔法自体は私とヴァルファーレンで何とか解除した。だが知っての通り、魅惑の魔法には後遺症が残る。エルロイドに掛けられた魔法は相当な深さらしくて、治療室の主任医師が匙を投げた」
 ディルタスの声はいつもの通り穏やかだったが、その言葉の内容は背筋を寒くさせるものだ。


 相手の色欲を操る魅惑の魔法は、その魔法自体が解かれた後も、肉体に高まりきった情欲の衝動が残される。
 あまりにも激しい欲望は、早い段階で適切に解消されなければ脳を焼き切り、獣じみた快楽の虜にしてしまうそうだ。
 今ではこの魔法を使える術者がほとんどいないが、昔は娼婦を逃がさないように娼館で使われたと聞いたことがある。
「昨年の夏至の事件にエルロイドが関与していた証拠も挙がっている。皇籍を剥奪していっそ城下の娼館にでも下げ渡してやる方が、本人のためではないかとの診立てだ」
 落ち着いた声と口調を聞いて、カッツェの背中をうすら寒いものが走った。


 まさかとは思っていたが、やはりエルロイドは皇帝の暗殺を目論んでいたのか。
 当時の証人から幻惑魔法の痕跡が出たとき、カッツェの脳裏には真っ先にエルロイドの顔が浮かんだが、カッツェはそれから目を背けた。
 持っていった果物を幸せそうに口にしたあのエルロイドが、そんな大それた野望を持つとは思いたくなかったのだ。
 カッツェが知る、病弱で可憐な少年の顔。清廉潔白な聖職者の顔。卑劣な魔法を用いる魔導師の顔――。
 どれが本当の姿なのか。
 エルロイドの素顔は、その外見からは推し測ることができない。万華鏡のようにきらきらと輝いて、正体を読ませない。
 エルフの血を引くというアスファロス皇室は、大なり小なり皆そうだ。
 ディルタスもまた、身分に拘らない気さくな言動や治世の在り方から、温情深い皇帝だと考えられているが、時折カッツェはその穏やかさが怖ろしくなる。優しく穏やかなだけで動かせるほど、国というものは容易いものではないからだ。
 血刀を握って死者の海に立ち尽くしていても、この皇帝は穏やかな笑みを浮かべているのではないだろうか。今と同じ少し困ったような表情で。
 アスファロスの皇族は、けっして外見から中身を推測してはならないのだ。


 気圧されないようにと、カッツェは唾を飲み込んだ。
 平静を保って、状況を問う。
「今からでも出来る限りの治療を施せば、回復の余地はあるかもしれません。魔法が掛けられてからどのくらいが経過しているのですか」
 魅惑の魔法を解除した後に後遺症が残るか否かは、時間が勝負だ。魔法自体を解除するのも、治療を行うのも、早ければ早いほどいい。
 だがディルタスの言葉はカッツェを絶望させるに十分なものだった。
「魅惑の魔法だと判明するまでに数日が経過している。解除に成功したのが今朝方だが、この通り正気を失ったままだ。欲求のあまり自傷行為に走るので、こうして拘束して貞操帯を着けさせている」
 ディルタスはエルロイドの服の裾を捲って見せた。
 透かし模様の入った銀の貞操帯が男の部分を包んでおり、その合間から傷ついて赤く腫れあがった性器が見える。白い太腿や引き締まった腹部も掻き傷だらけだ。
 澄んだ空色の瞳は宙を彷徨い、噛み締めた布の隙間からは言葉にならない喘ぎが漏れる。四肢を繋がれた体はひっきりなしに動き、布が肌を擦れる感触からも性的な刺激を得ようとしているかのようだ。
 気高く清らかだった元の姿は見る影もない。
 ここにいるのは魔法に侵され、ひたすらに交情を求めるただの色狂いだ。
「治療を受けさせてやりたいが、相手の負担も大きい。それゆえ、そなたの意見を聞きたいのだ。エルロイドの治療を請け負ってくれる人物に心当たりはないかね……?」
 金色の口髭を弄りながら、ディルタスが訊ねた。
 よく見れば、その淡い色の瞳は憔悴して悲しみを湛えている。手は落ち着かなくあちこちを摩り、何とか穏やかな様子を保とうと自分を律している様子が見て取れた。
 少なくとも、身内を思う気持ちは真実のようだ。
 ディルタスは続ける。
「精力体力共に充実した人間が必要だ。治療は長期に亘るだろうから、その人物が望むのならエルロイドを正式に降嫁させる用意もある。……いくら自業自得とはいえ、できれば私も自分の弟を娼館に堕としたくはない」
 ディルタスの青い目がカッツェを射貫く。
 カッツェは不敬も忘れて、食い入るようにディルタスを見つめ返した。


 ――カッツェが抱く想いに、この皇帝はいつから気がついていたのだろうか。
 エルロイドが禁呪を用いて他人を操ろうとしたこと。夏至の事件に関与していたこと。全身の状態は非常に悪く、治療を施しても皇族としての元通りの生活が望めない状況であること。
 それらをすべて伝えたうえで、皇帝はカッツェに最後の選択を迫っている。
 救いの手を伸ばすのも、奴隷のように貶めるのも、お前次第だと。
「陛下……!」
 カッツェは床に膝をついた。ディルタスの裾を手に取り、敬意をこめて口づけする。
 一瞬で心は決まっていた。たとえ罪びとだとしても、迷う余地などあるはずがない。
「――不肖カッツェ・バルバドス、エルロイド卿のお相手に志願いたします。身分卑しく未熟な私ですが、どうかこの御方を伴侶とする栄誉をお与えください……!」
 一息に言いきって、カッツェは主君を見上げた。
 その顔にどんな表情が浮かんでいるかと怖れたが――。
 満足そうな顔で、皇帝はカッツェに頷いた。
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