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20.それぞれの旅路
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「ボク達ははじめ、別々の国に転移したんだよ。『渡り』は、生前の職業適性がある国に仕向けられるからね」
「おうよ。俺は農業神アグリカ様が統べる国ハルヴェストリア、ツクリは建築神カルペン様が治める国ウッドヴァルに落とされたんだ」
「ほう。神の世広しといえど、その二神の事はよく知っておるぞい。それぞれ海の外じゃな。ネクタリアからは、三ヶ月は航海せねばならん程に離れておるのぅ」
「そんなに遠くから!? やっぱり、偶然じゃないよね」
「そこは俺たち、兄妹だからよ。考えることは同じだったみてぇでな。国のお役目をさっさと済ませて、戦う力をつけて、シズクを探しに行こうって自然と考えたわけさ」
「左様、左様。越境するには、国の発展に貢献し、担当の神に実力と忠誠を認められなければならんのじゃ」
「何それ!? また出たよ……後出し情報」
「後出し? ボクは全部、天界でのチュートリアルで聞いたよ。ソダツ兄は?」
「おぅよ! 俺もみっちり一週間、天界にカンヅメだったぜ!」
「チュートリアルやっぱりあったんだ! なお、ドリン……」
シズクの目線の先では、ドリンがそっぽを向いて、しゅーしゅー鳴らない口笛を吹いている。
「聞いてよツクリ! 私、なーんにも聞かされないまま、キャラメイクも出来ないままいきなりネクタリアに飛び降りてきたんだよ!」
「道々レクチャーするつもりだったのじゃ」
「天然のストロベリーブロンド、憧れだったのに……」
「シズ姉の推しキャラ、みんなピンク髪だったもんね。ボクは一応、遠慮しておいたんだよ」
美しい薄緑の髪を、ツクリはこれ見よがしに掻き上げた。
「いいなぁ……天然物」
「すまぬのぅ、シズク。もう変更はできんのじゃ。天界以外では、我ら神の権能は制限を受けておっての」
「ネクタリアだと、黒髪は珍しいって分かったから、もういいよ」
「其方の広い心に感謝するぞい」
「確か、エーテリアルって広いんでしょ? 私の居場所がよくわかったね」
「千も国があるんだって。ソダツ兄まで転移してるとは思わなかったけど、シズ姉ならぜーったいお酒の国だって分かったから。国の名前、難しくて全然覚えられなかったけど、ネクタリアの場所と名前だけはしっかり覚えたんだよ!」
「そっかそっか、偉いぞ、ツクリ!」
ツクリはにへへと無邪気に笑った。
百四十センチと、シズクよりも頭一つ背が低いツクリは、小動物のような愛らしさをもっている。
「だが、ぶったまげたぜ! 酒の国だからって期待してたのに、どの町にも酒場が一つもねぇんだからよぉ! ま、そのおかげで、同じく酒場のありかを聞き回ってた変な『渡り』、ツクリとばったり会えたんだがよ」
「……ほんとーに悲しいけどね、考えることは一緒だったみたい」
肩をすくめ、ツクリは続ける。
「ソダツ兄さんとボクは、シズ姉ならきっと『ネクタリアに酒造りを復活させる!』って意気込んでるだろうって思ったんだ。これでもAランク冒険者だからね、ネクタリアの遺跡、いくつも調査したよ。それで、ウェルテにかつて醸造所があったっていう手がかりを見つけて――」
「おう、ギルド受付の姉ちゃんをなんとか説き伏せてな、三日の調査期間を得たまでは良かったんだが……。遺跡を隠す結界の鍵をこじ開けようとしてたら、例のゴーレムが起動してなぁ。二人で夢中になってる隙に、不意打ちを食らっちまったって訳さ」
傷は癒えても、痛みはなかなか忘れられないものだ。ソダツは傷跡の残る足首をさすって顔をゆがめた。
「二人が無事で良かったよ。ギルドは、『渡り』が二人も行方不明だって大騒ぎだったんだからね……――って、鍵!? 遺跡の結界って、鍵がかけてあるの?」
「おぅよ! 全快の俺が全力でぶったたいても、傷一つつかなかったぜ!」
「ボクも駄目だった。解錠の腕には自信があったんだけどね」
ツクリは、ポケットから折れ曲がったロックピックを取り出し、目の前でぶら下げて見せた。
「おお、すっかり忘れておったわい! 『時の錠前』じゃな! かつて、大量の神ポイントはたいて買うたのじゃ!」
「時の……錠前?」
「左様、左様。結界内の時の流れを緩やかにする機能を持つ、天界製の錠前での。錠前自体の時空も歪んでおる。ゆえ、物理的に破壊することは困難なのじゃ」
「時を!? それじゃあ、醸造所の敷地内は、まだ生きてる?」
「完全に時を止められるわけではないからのぉ……。精々十分の一か、その程度じゃわい」
「ドリンが遺跡を封じたのが千年前。つまり、中では百年くらいの時が流れてるってことだね。……一応聞くけどね。『時の錠前』の鍵は――」
「そんなものはとうに無い! どの次元にあるかも、どの国にあるかも皆目見当がつかんわ! かっかっか!!」
丸太の椅子に腰掛けたままドリンは、腹を抱えて前後に揺れていた。
「……ね、ねえ、シズ姉。あの人って、本当に神様なの? ボクの国、ウッドヴァルのカルペン様と違いすぎるんだけど」
「うーん……多分? そういえば私も、ドリンの神様らしいとこ一つも見てないかも。卵投げられたりとか、イタズラのワザを人に使ってみたりとか、村の人にくだ巻いてみたり……とか?」
「うわわ。神感の欠片もないね!」
「なに、ヤツらが堅物なだけじゃ。儂はただのエンジョイ勢じゃからの」
「エンジョイ勢の神様なんて嫌すぎるよぉ」
がっくりと肩を落とすシズクだが、すぐ顔を上げて続ける。
「今更ドリンの事をとやかく言っても仕方ないからねー。鍵を開ける方法、皆で考えよう」
「……強いね、シズク姉」
「適応力こそ私の武器です!」
「感心するぜ。俺なら神罰覚悟で何発か殴ってるところだ」
「すっごい嫌がらせしてくるから、止めた方がいいよ。三日三晩トイレにこもるとか嫌でしょ? 兄さん」
「そりゃ勘弁だ。報復だけはきっちりするってか……」
ドリンは上目でソダツを睨み、嫌らしく口端をつり上げた。
「とにかく、明日の朝だね。三人寄ればなんとやらー、だよ。時間はたっぷりあるからね。信号弾を見たエルミナさん達も、安心してくれているだろうし」
「おう、そうだな。おかげで久しぶりにゆっくり休めそうだぜ」
「……今日は一緒に寝よ、シズ姉」
「もちろんだよ、ツクリ! カイエンの首を枕にして寝るとね、最高なんだよ!」
ぱちりぱちりと、薪が赤い炎の中で連なって爆ぜていく。
やがて火は熾となり、深みを増す夜の闇。
見上げれば、無数の星が流れ落ちていた
「おうよ。俺は農業神アグリカ様が統べる国ハルヴェストリア、ツクリは建築神カルペン様が治める国ウッドヴァルに落とされたんだ」
「ほう。神の世広しといえど、その二神の事はよく知っておるぞい。それぞれ海の外じゃな。ネクタリアからは、三ヶ月は航海せねばならん程に離れておるのぅ」
「そんなに遠くから!? やっぱり、偶然じゃないよね」
「そこは俺たち、兄妹だからよ。考えることは同じだったみてぇでな。国のお役目をさっさと済ませて、戦う力をつけて、シズクを探しに行こうって自然と考えたわけさ」
「左様、左様。越境するには、国の発展に貢献し、担当の神に実力と忠誠を認められなければならんのじゃ」
「何それ!? また出たよ……後出し情報」
「後出し? ボクは全部、天界でのチュートリアルで聞いたよ。ソダツ兄は?」
「おぅよ! 俺もみっちり一週間、天界にカンヅメだったぜ!」
「チュートリアルやっぱりあったんだ! なお、ドリン……」
シズクの目線の先では、ドリンがそっぽを向いて、しゅーしゅー鳴らない口笛を吹いている。
「聞いてよツクリ! 私、なーんにも聞かされないまま、キャラメイクも出来ないままいきなりネクタリアに飛び降りてきたんだよ!」
「道々レクチャーするつもりだったのじゃ」
「天然のストロベリーブロンド、憧れだったのに……」
「シズ姉の推しキャラ、みんなピンク髪だったもんね。ボクは一応、遠慮しておいたんだよ」
美しい薄緑の髪を、ツクリはこれ見よがしに掻き上げた。
「いいなぁ……天然物」
「すまぬのぅ、シズク。もう変更はできんのじゃ。天界以外では、我ら神の権能は制限を受けておっての」
「ネクタリアだと、黒髪は珍しいって分かったから、もういいよ」
「其方の広い心に感謝するぞい」
「確か、エーテリアルって広いんでしょ? 私の居場所がよくわかったね」
「千も国があるんだって。ソダツ兄まで転移してるとは思わなかったけど、シズ姉ならぜーったいお酒の国だって分かったから。国の名前、難しくて全然覚えられなかったけど、ネクタリアの場所と名前だけはしっかり覚えたんだよ!」
「そっかそっか、偉いぞ、ツクリ!」
ツクリはにへへと無邪気に笑った。
百四十センチと、シズクよりも頭一つ背が低いツクリは、小動物のような愛らしさをもっている。
「だが、ぶったまげたぜ! 酒の国だからって期待してたのに、どの町にも酒場が一つもねぇんだからよぉ! ま、そのおかげで、同じく酒場のありかを聞き回ってた変な『渡り』、ツクリとばったり会えたんだがよ」
「……ほんとーに悲しいけどね、考えることは一緒だったみたい」
肩をすくめ、ツクリは続ける。
「ソダツ兄さんとボクは、シズ姉ならきっと『ネクタリアに酒造りを復活させる!』って意気込んでるだろうって思ったんだ。これでもAランク冒険者だからね、ネクタリアの遺跡、いくつも調査したよ。それで、ウェルテにかつて醸造所があったっていう手がかりを見つけて――」
「おう、ギルド受付の姉ちゃんをなんとか説き伏せてな、三日の調査期間を得たまでは良かったんだが……。遺跡を隠す結界の鍵をこじ開けようとしてたら、例のゴーレムが起動してなぁ。二人で夢中になってる隙に、不意打ちを食らっちまったって訳さ」
傷は癒えても、痛みはなかなか忘れられないものだ。ソダツは傷跡の残る足首をさすって顔をゆがめた。
「二人が無事で良かったよ。ギルドは、『渡り』が二人も行方不明だって大騒ぎだったんだからね……――って、鍵!? 遺跡の結界って、鍵がかけてあるの?」
「おぅよ! 全快の俺が全力でぶったたいても、傷一つつかなかったぜ!」
「ボクも駄目だった。解錠の腕には自信があったんだけどね」
ツクリは、ポケットから折れ曲がったロックピックを取り出し、目の前でぶら下げて見せた。
「おお、すっかり忘れておったわい! 『時の錠前』じゃな! かつて、大量の神ポイントはたいて買うたのじゃ!」
「時の……錠前?」
「左様、左様。結界内の時の流れを緩やかにする機能を持つ、天界製の錠前での。錠前自体の時空も歪んでおる。ゆえ、物理的に破壊することは困難なのじゃ」
「時を!? それじゃあ、醸造所の敷地内は、まだ生きてる?」
「完全に時を止められるわけではないからのぉ……。精々十分の一か、その程度じゃわい」
「ドリンが遺跡を封じたのが千年前。つまり、中では百年くらいの時が流れてるってことだね。……一応聞くけどね。『時の錠前』の鍵は――」
「そんなものはとうに無い! どの次元にあるかも、どの国にあるかも皆目見当がつかんわ! かっかっか!!」
丸太の椅子に腰掛けたままドリンは、腹を抱えて前後に揺れていた。
「……ね、ねえ、シズ姉。あの人って、本当に神様なの? ボクの国、ウッドヴァルのカルペン様と違いすぎるんだけど」
「うーん……多分? そういえば私も、ドリンの神様らしいとこ一つも見てないかも。卵投げられたりとか、イタズラのワザを人に使ってみたりとか、村の人にくだ巻いてみたり……とか?」
「うわわ。神感の欠片もないね!」
「なに、ヤツらが堅物なだけじゃ。儂はただのエンジョイ勢じゃからの」
「エンジョイ勢の神様なんて嫌すぎるよぉ」
がっくりと肩を落とすシズクだが、すぐ顔を上げて続ける。
「今更ドリンの事をとやかく言っても仕方ないからねー。鍵を開ける方法、皆で考えよう」
「……強いね、シズク姉」
「適応力こそ私の武器です!」
「感心するぜ。俺なら神罰覚悟で何発か殴ってるところだ」
「すっごい嫌がらせしてくるから、止めた方がいいよ。三日三晩トイレにこもるとか嫌でしょ? 兄さん」
「そりゃ勘弁だ。報復だけはきっちりするってか……」
ドリンは上目でソダツを睨み、嫌らしく口端をつり上げた。
「とにかく、明日の朝だね。三人寄ればなんとやらー、だよ。時間はたっぷりあるからね。信号弾を見たエルミナさん達も、安心してくれているだろうし」
「おう、そうだな。おかげで久しぶりにゆっくり休めそうだぜ」
「……今日は一緒に寝よ、シズ姉」
「もちろんだよ、ツクリ! カイエンの首を枕にして寝るとね、最高なんだよ!」
ぱちりぱちりと、薪が赤い炎の中で連なって爆ぜていく。
やがて火は熾となり、深みを増す夜の闇。
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