34 / 125
第35話 昇格の光と妬みの影
しおりを挟む
偵察任務から無事帰還したアルトは、すぐに冒険者ギルドへ向かい、収集した情報をギルドマスターに報告した。
ゴブリンの巣の正確な位置、洞窟の構造、おおよそのゴブリンの数(15匹前後)、装備の内容、そしてリーダー格らしき大型個体の存在。
見張りのゴブリンを一体、やむを得ず無力化したことも正直に付け加えた。
ギルドマスターは、アルトの報告書とメモに目を通し、その内容の正確さと、冷静な状況判断に深く頷いた。
「ふむ…素晴らしい報告だ、アルト。危険な状況下で、よくぞこれだけの情報を持ち帰った。見張りの対処も、偵察任務としては的確な判断と言えるだろう」
マスターは満足げにアルトを見据え、そして宣言した。
「これまでの功績、そして今回の偵察任務の成功。文句のつけようがない。アルト、君の【Eランク】への昇格を正式に認める!」
「! はいっ!ありがとうございます!」
アルトは、思わず大きな声で返事をした。
ついに、Eランク冒険者へ。
ギフトを授かったあの日、嘲笑され、絶望しかけた自分が、ここまで来れたのだ。
込み上げてくる喜びと達成感に、アルトの胸は熱くなった。
ギルドマスターは、アルトのFランクの銅製プレートを預かり、代わりに少しだけ意匠の凝らされた、銀色の【Eランク】プレートを手渡した。
「これが新しいお前のランクプレートだ。Eランクになれば、受けられる依頼の幅も広がる。だが、それだけ危険も増すということだ。常に気を引き締め、慢心することなく励め」
「はい!」
アルトが力強く頷くと、ギルド内にいた他の冒険者たちから、拍手や祝福の声が上がった。
「おい、アルト!Eランク昇格おめでとう!」
「やるじゃねえか、ルーキー!」
特に、師であるバルガスは、誰よりも大きな声で笑いながらアルトの背中を叩いた。
「でかしたぞ、アルト!俺の目に狂いはなかった!だが、Eランクなんざ、まだまだ始まりに過ぎんからな!これからもビシビシ鍛えてやる!」
「は、はい!よろしくお願いします!」
アルトは照れながらも、周囲からの温かい祝福に心から感謝した。
自分がこのギルドの一員として、仲間として受け入れられていることを、改めて実感できた瞬間だった。
しかし、全ての冒険者がアルトの昇格を快く思っているわけではなかった。
ギルドの隅のテーブルで、苦々しい表情でアルトを睨みつけている二人組の若者がいた。
キースとレジー。
アルトと同年代の、剣士と斥候のコンビだ。
彼らは、アルトが「使えないギフト持ち」として燻っていた頃を知っていた。
それだけに、最近のアルトの急成長と、ギルド内での評価の高まりが、妬ましくて仕方がないのだ。
「ちっ…なんだってんだよ、あいつ…」
剣士のキースが、忌々しげに吐き捨てる。
「ギフトは役立たずのダメージ反射なんだろ?バルガス爺さんに気に入られて、いい気になりやがって…」
「まったくだぜ、キース」
斥候のレジーが、ずる賢い笑みを浮かべて同調する。
「どうせ、まぐれ当たりか、誰かの手柄を横取りしただけだろ。ちょっと痛い目に遭わせて、現実を教えてやる必要があるんじゃねえか?」
「ああ、そうだな…」
キースは、ギルドを出ていくアルトの後ろ姿を、暗い瞳で見送っていた。
その数日後。
アルトがバルガスとの訓練を終え、汗だくになって訓練場から帰ろうとした時のことだった。
キースとレジーが、道の真ん中でわざとらしく立ち話をしていた。
アルトが通りかかると、キースがわざとアルトの方へ肩をぶつけてきた。
「おっと、危ねえな!どこ見て歩いてんだ、てめえ!」
明らかに、言い掛かりをつけるつもりだ。
しかし、アルトは、日々のフットワーク訓練の成果か、あるいは無意識の反応か、キースがぶつかってくる直前に、まるで流れるようなステップで、ひらりとその体をかわしていた。
「え?……あ、すみません」
アルトは、ぶつかりそうになった(ように見えた)ことに対して、素直に謝ると、そのまま通り過ぎようとした。
キースは、完全に肩透かしを食らった形になり、あっけにとられてアルトの後ろ姿を見送るしかなかった。
「な……なんだ、あいつ!?」
「わざとかわしたのか…?」
レジーも信じられないといった表情だ。
別の日。
アルトが一人で素振りの練習をしていると、近くの茂みからレジーが、アルトの足元めがけて小石をいくつか転がしてきた。
アルトを転ばせて、笑いものにするつもりなのだろう。
しかし、アルトは剣の軌道と自身の体の動きに集中しており、足元の些細な変化にも、訓練で培われた感覚が自然と反応した。
転がってきた石を、彼は踏むことなく、まるで最初からそこに道があったかのように、ステップを踏んで避けてしまう。
アルト自身は、石が転がってきたことにすら気づいていないかもしれない。
「……効かねえ」
レジーは、茂みの中で悪態をついた。
さらに別の日。
今度はキースが、アルトがダミー相手に打ち込みの練習をしている最中に、わざと近くで大声を出したり、訓練場の隅にあった石ころをアルトの近くに投げ込んだりして、集中力を削ごうとした。
しかし、アルトは驚くほど冷静だった。
バルガスの厳しい指導の下で、多少の妨害には動じない集中力が身についていたのだ。
それどころか、近くに投げ込まれた石ころが、打ち込みの邪魔になりそうだと感じた瞬間、アルトはほとんど無意識のうちに、ショートソードの腹で石ころを払い、同時にギフトの「衝撃波(仮)」のようなものを放っていた。
パンッ!
石ころは、アルトが意図したわけでもないのに、弾き飛ばされ、キースの足元近くまで飛んでいった。
「うおっ!?」
キースは驚いて飛びのき、アルトを睨みつけた。
だが、アルトは気にも留めず、再びダミーへの打ち込みに集中している。
「なんなんだよ、あいつは……!?」
キースとレジーは、自分たちの嫌がらせが全く通用しないどころか、アルトが全く意に介していない(ように見える)ことに、拍子抜けすると同時に、得体の知れない不気味さと苛立ちを感じ始めていた。
「気味が悪い奴だぜ…」
「ああ、何か、俺たちとは違う…」
一方のアルトは、自分が嫌がらせを受けているとは夢にも思っていなかった。
彼は、Eランク冒険者になったという喜びと、新たな目標――剣術とギフトのさらなる向上、そしてEランク依頼への挑戦――に心を向けていた。
周囲に渦巻く妬みの影など、彼の視界には入っていないかのようだった。
無意識のうちに発揮される回避能力や、ギフトの応用。
それは、アルトの地道な努力と、類稀なるギフトの特性が融合し始めた証なのかもしれない。
Eランクという新たなステージに立ったアルト。
その前途には、光だけでなく、新たな軋轢という影もまた、忍び寄ってきているのだった。
しかし、今のアルトは、ただひたすらに前だけを見据え、自身の道をまっすぐに進もうとしていた。
ゴブリンの巣の正確な位置、洞窟の構造、おおよそのゴブリンの数(15匹前後)、装備の内容、そしてリーダー格らしき大型個体の存在。
見張りのゴブリンを一体、やむを得ず無力化したことも正直に付け加えた。
ギルドマスターは、アルトの報告書とメモに目を通し、その内容の正確さと、冷静な状況判断に深く頷いた。
「ふむ…素晴らしい報告だ、アルト。危険な状況下で、よくぞこれだけの情報を持ち帰った。見張りの対処も、偵察任務としては的確な判断と言えるだろう」
マスターは満足げにアルトを見据え、そして宣言した。
「これまでの功績、そして今回の偵察任務の成功。文句のつけようがない。アルト、君の【Eランク】への昇格を正式に認める!」
「! はいっ!ありがとうございます!」
アルトは、思わず大きな声で返事をした。
ついに、Eランク冒険者へ。
ギフトを授かったあの日、嘲笑され、絶望しかけた自分が、ここまで来れたのだ。
込み上げてくる喜びと達成感に、アルトの胸は熱くなった。
ギルドマスターは、アルトのFランクの銅製プレートを預かり、代わりに少しだけ意匠の凝らされた、銀色の【Eランク】プレートを手渡した。
「これが新しいお前のランクプレートだ。Eランクになれば、受けられる依頼の幅も広がる。だが、それだけ危険も増すということだ。常に気を引き締め、慢心することなく励め」
「はい!」
アルトが力強く頷くと、ギルド内にいた他の冒険者たちから、拍手や祝福の声が上がった。
「おい、アルト!Eランク昇格おめでとう!」
「やるじゃねえか、ルーキー!」
特に、師であるバルガスは、誰よりも大きな声で笑いながらアルトの背中を叩いた。
「でかしたぞ、アルト!俺の目に狂いはなかった!だが、Eランクなんざ、まだまだ始まりに過ぎんからな!これからもビシビシ鍛えてやる!」
「は、はい!よろしくお願いします!」
アルトは照れながらも、周囲からの温かい祝福に心から感謝した。
自分がこのギルドの一員として、仲間として受け入れられていることを、改めて実感できた瞬間だった。
しかし、全ての冒険者がアルトの昇格を快く思っているわけではなかった。
ギルドの隅のテーブルで、苦々しい表情でアルトを睨みつけている二人組の若者がいた。
キースとレジー。
アルトと同年代の、剣士と斥候のコンビだ。
彼らは、アルトが「使えないギフト持ち」として燻っていた頃を知っていた。
それだけに、最近のアルトの急成長と、ギルド内での評価の高まりが、妬ましくて仕方がないのだ。
「ちっ…なんだってんだよ、あいつ…」
剣士のキースが、忌々しげに吐き捨てる。
「ギフトは役立たずのダメージ反射なんだろ?バルガス爺さんに気に入られて、いい気になりやがって…」
「まったくだぜ、キース」
斥候のレジーが、ずる賢い笑みを浮かべて同調する。
「どうせ、まぐれ当たりか、誰かの手柄を横取りしただけだろ。ちょっと痛い目に遭わせて、現実を教えてやる必要があるんじゃねえか?」
「ああ、そうだな…」
キースは、ギルドを出ていくアルトの後ろ姿を、暗い瞳で見送っていた。
その数日後。
アルトがバルガスとの訓練を終え、汗だくになって訓練場から帰ろうとした時のことだった。
キースとレジーが、道の真ん中でわざとらしく立ち話をしていた。
アルトが通りかかると、キースがわざとアルトの方へ肩をぶつけてきた。
「おっと、危ねえな!どこ見て歩いてんだ、てめえ!」
明らかに、言い掛かりをつけるつもりだ。
しかし、アルトは、日々のフットワーク訓練の成果か、あるいは無意識の反応か、キースがぶつかってくる直前に、まるで流れるようなステップで、ひらりとその体をかわしていた。
「え?……あ、すみません」
アルトは、ぶつかりそうになった(ように見えた)ことに対して、素直に謝ると、そのまま通り過ぎようとした。
キースは、完全に肩透かしを食らった形になり、あっけにとられてアルトの後ろ姿を見送るしかなかった。
「な……なんだ、あいつ!?」
「わざとかわしたのか…?」
レジーも信じられないといった表情だ。
別の日。
アルトが一人で素振りの練習をしていると、近くの茂みからレジーが、アルトの足元めがけて小石をいくつか転がしてきた。
アルトを転ばせて、笑いものにするつもりなのだろう。
しかし、アルトは剣の軌道と自身の体の動きに集中しており、足元の些細な変化にも、訓練で培われた感覚が自然と反応した。
転がってきた石を、彼は踏むことなく、まるで最初からそこに道があったかのように、ステップを踏んで避けてしまう。
アルト自身は、石が転がってきたことにすら気づいていないかもしれない。
「……効かねえ」
レジーは、茂みの中で悪態をついた。
さらに別の日。
今度はキースが、アルトがダミー相手に打ち込みの練習をしている最中に、わざと近くで大声を出したり、訓練場の隅にあった石ころをアルトの近くに投げ込んだりして、集中力を削ごうとした。
しかし、アルトは驚くほど冷静だった。
バルガスの厳しい指導の下で、多少の妨害には動じない集中力が身についていたのだ。
それどころか、近くに投げ込まれた石ころが、打ち込みの邪魔になりそうだと感じた瞬間、アルトはほとんど無意識のうちに、ショートソードの腹で石ころを払い、同時にギフトの「衝撃波(仮)」のようなものを放っていた。
パンッ!
石ころは、アルトが意図したわけでもないのに、弾き飛ばされ、キースの足元近くまで飛んでいった。
「うおっ!?」
キースは驚いて飛びのき、アルトを睨みつけた。
だが、アルトは気にも留めず、再びダミーへの打ち込みに集中している。
「なんなんだよ、あいつは……!?」
キースとレジーは、自分たちの嫌がらせが全く通用しないどころか、アルトが全く意に介していない(ように見える)ことに、拍子抜けすると同時に、得体の知れない不気味さと苛立ちを感じ始めていた。
「気味が悪い奴だぜ…」
「ああ、何か、俺たちとは違う…」
一方のアルトは、自分が嫌がらせを受けているとは夢にも思っていなかった。
彼は、Eランク冒険者になったという喜びと、新たな目標――剣術とギフトのさらなる向上、そしてEランク依頼への挑戦――に心を向けていた。
周囲に渦巻く妬みの影など、彼の視界には入っていないかのようだった。
無意識のうちに発揮される回避能力や、ギフトの応用。
それは、アルトの地道な努力と、類稀なるギフトの特性が融合し始めた証なのかもしれない。
Eランクという新たなステージに立ったアルト。
その前途には、光だけでなく、新たな軋轢という影もまた、忍び寄ってきているのだった。
しかし、今のアルトは、ただひたすらに前だけを見据え、自身の道をまっすぐに進もうとしていた。
20
あなたにおすすめの小説
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜
深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。
処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。
なぜなら彼女は――
前世で“トップインフルエンサー”だったから。
処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。
空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。
タイトルは――
『断罪なう』。
王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。
すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、
国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。
そして宣言される、前代未聞のルール。
支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。
処刑台は舞台へ。
断罪はエンタメへ。
悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。
これは、
処刑されるはずだった悪役令嬢が、
“ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。
支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、
それとも――自由か。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる