花に嵐

怜悧(サトシ)

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※25 side Hasegawa

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くちゅくちっと音をたててワザとらしく見つけたイイ場所を掠めるように指を動かし、ぐっと背を反らせて快感を逃がそうとする成春の肩を押さえつけ、指の腹で追い詰めるようにくすぐる。
精子も溢れて止まらないのか、亀頭の先からこぷこぷっと零れ内股の茂みを濡らしていく。
震える唇から漏れる掠れた低い声も、艶を帯びて色っぽく響く。
あの時とは違い、成春と合意で意識もはっきりしている中でおこなっているということが、本当に嬉しくてたまらなくなる。
「――ッう…ふ…っつは…ァァア…ンァ」
指を折り曲げて鉤状にすると、奥を刺激するようにゆっくり質量を増やしてぐぷぐぷっと柔らかい粘膜をえぐる。
「……あ…っうう…せい、は…ッンンッ」
しがみつく様に背中に回される腕の力が強くて求められていると感じる。
必死にオレを見上げる視線や濡れた目元が扇情的で、これ以上堪えることはできない。
これ以上は待てない。
指を引き抜いて、少し緩く開いた隙間に亀頭を挟み込み、成春の腰に腕を回すと、一気に腰を入れて奥までぐっと突き入れる。

「―――ひッ…ぐ…ッァアアア――ァアアアアアア、ア、ア、ア」

ぐちゅうっと暖かくなったローションのぬめりと、柔らかい肉に包まれる快感にオレは目を閉じる。
ひくひくと震えながら銜え込んだ成春のアナルはきゅうきゅうとオレを締め付けビクビクと痙攣を繰り返している。
「……っは、ァハァ………成春…………成春………貴方が……好き…………好きです」
ぎゅうっと抱きしめるが、ガクガクと震えたままでオレの背に回った腕が痙攣している。
「ぅ………ァは………あ、あ、……ひぁ、ひ、っ」
目を見開いたまま、焦点は合ってなく虚空を見上げて荒い呼吸を繰り返している。
「成………春さん……だいじょうぶ…………だいじょうぶだから」
落ち着かせようと腰にまわした腕を這いあげて背中を擦る。
フラッシュバックを起こしているらしく、カチカチと奥歯が小刻みに鳴っている。

どうしようかと一瞬迷う。オレは、成春を犯したいんじゃない。

”最後までヤレ。俺が泣いても暴れても……オマエのモンにしろ”

ヤる前に言われた言葉が頭をよぎる。
止めたらうらまれそうだ。だけど、このまま、オレはできるのか?
オレを銜えたままで辛そうに痙攣してるのに、背中の腕は必死に健気にオレにしがみついている。
「……愛してる…………成春。…………オレのものになって……」
耳たぶの下に唇をくっつけて何度も繰り返し囁く。
そっと背中を指でたどり、空いた手で濡れそぼった成春のペニスを包み込んでゆっくりくちゅくちゅと扱きあげる。
落ち着きを取り戻してきたのか、震えが小さくなり、ペニスから伝わる快感に表情が変化してくる。
成春は背を反らして大きく息を吐き出し、意志の力でフラッシュバックを振り切ったのか首を左右に振ると震える唇を動かし、
「……せい、は……うごけ……っつン、ハンパなマネしたら……ぶっ殺す」
強い目線がオレに刺さる。
とらえて離さないとばかりの、強い視線。
オレは成春の腰を抱えなおして長い脚を肩にひっかけると、ぐっぷうっと更に深い場所を突き上げる。
「……っ、ッはぁ、は、成春は……オレのモノです」
腰をぐっと入れて中をかき乱すように腰を揺さぶると、たまらないように成春は腰をよじってオレにしがみつき、ぐぷぐっぷっといやらしい音がするほど腰を揺らしてくる。
「ァ、、アア………っはあァ、うッンンン……ああ…っ、せいっ……は、……っきだ…すき…っ」

首筋を汗が伝い、腰をくねらせて悦びむせび泣く表情に煽られて、肉食獣が捕食をするように成春の首根っこに噛み付き、腰を掴んでは突き落として追い詰める。

「あっふ………ううう…くっ、あああ、あああ…おか………しくな………りそ」

背を反らして狂ったようによがり始めた成春のすべてを暴きたくなり、オレは前立腺の場所に亀頭を当てて激しいピストンを開始した。

「――イッ― ――――――ッッッあ゛、あ、……く…………う、ンンン"ッ」

筋肉のついた両脚を抱え込んで、堅くしこった膨らみを狙い打ちにして突き上げると、声をあげて背を反らし、腹部へびゅっくびゅっくと精を飛ばして、成春はイキ続けている。
この体の快感を支配している感覚に高揚し、目を剥いて快感に溺れている彼を見ているだけで、オレの中の欲望もマックスに近くなる。

「………っ……は、はぁ……成春………ねえ、きもち…いい?」
ぐぷぐぷっと腰の動きは止めず、静かに問いかけながら涎にまみれた唇に自分の唇を重ねて、舌先でちろちろと嘗め回す。
虚ろな表情でオレを見返し、身震いを繰り返してぎゅううっと胎内の柔らかな肉でオレの分身を締め付ける。
「ああ゛っ………く、…………う、ああああ゛あ゛……あう………ひも…ひい…………く」
だらだらと涙を零しながら強すぎる快感に酔って、呂律の回らない言葉を、健気に繰り返すのが可愛いらしい。
「可愛い…………っつは、成春はオレのもんだよ」
首筋に噛み付いて、所有の証とばかりに肌を鬱血するくらい吸い上げる。
「あ゛ひっ………ああああ゛ひいい…あ゛……も……っうう…でら………ひっ…」
腰の動きを早めて、奥を突き上げて白目を剥いて全身を痙攣させる成春を激しく揺さぶり、とどめとばかりに亀頭を摘んで尿道を開き指腹で擦りあげた。

「ひっ…あ゛ひいい…あ゛……………ひっいいいい……イイ…」
びしゃあびしゃあっと成春のペニスから派手な音をたてて、透明な液体が飛び出し、ぎゅううっと万力ともいえる強さで内部が圧迫され、奥へとオレは逐情した。

ひくひくっと全身を痙攣させ、涎を垂れ流しながら快感に震える姿は本当に可愛い。
荒い息を吐きながらぎゅううっと体を抱き返すと、震える腕が背中に回ってくる。
「……すきです……っは……貴方が…………大好き」
まだ痙攣している成春の内部は、その言葉に反応するかのようにオレのペニスを締め付けて残滓を飲み込む。
まだ快感にうっとりとした表情で眉根を寄せる成春は、濡れた吐息で呼吸を続けている。
「……ン…あ゛…………、ハァ……」
「だいじょうぶ……ですか」
噛み痕と鬱血が無残に残った首筋を癒そうと思わずぺろぺろと舐めると、感じてしまっているのか耐えられないという表情でオレを見返す。
「ン…………ふっ…ハァ、ハァ………う…ン…っ、だめ…みてえ、きもち、よすぎて、のうみ、そ、…とけた」
しがみつくようにまわした腕に抱き寄せられると、低い声音で耳元で囁いてくる可愛い言葉に、オレは再度欲望を膨らましてしまう。
「ちょ……………くっ、ハッ…………って……まだ…ヤんのか…」

慌てた様子の成春の体をぎゅっと抱きしめる。
やっと手に入れた、大切なもの。
ほしくて仕方がなかった、オレだけを見てくれる存在。

「貴方が、悪いんですよ。オレを煽るから」

注ぎ込んだばかりで、まだぬるつく内部をぐっぷうっと音をたてて貫くと、開いた唇から舌先がはみ出る。
「……っい………ぁあ……せい…はッ…も……ムリ…ぁあ…あああン」
言葉に反して、腰は淫らに摺り寄せられ、律動にあわせてぎゅむぎゅむっと内部を蠢かせてくる。
ぐぷっぐぷっと中を掻き混ぜると、内股が震えて快感に身を任せ始める。
「やらしいです…………まだ、成春の体はほしいって言ってますよ。素直になってください」
「ぁあ、ンあ゛、…………ッあああ…………あ゛あ゛」
熱い体でリズムを刻み始め、ペニスを動かすたびに痙攣して脚が広がる。
言葉に感じているのか、囁くたびにぎゅうっと締め付けが増す。
「オレのおちんちんキモチいいですか?」
蕩けた表情でオレを見返し、羞恥に肌を震わせてうなずく。
動きを止めると、じれったそうに腰を揺らしてオレの腰を引き寄せる。
荒い呼吸を繰り返す唇からダラダラと涎が垂れ落ちていく。
「成春……素直に言って………くれたら、たくさん気持ちよくさせてあげる。オレのおちんちんで成春のおまんこ気持ちよくさせてっておねだりして」
成春の腰を掴んで動きを止めると、切なそうに背を反らしてガクガクと震える。
まだ残っている理性とプライドが邪魔をするのか、こめかみあたりがぴくぴくっと動き、びっしょりと肌が汗で湿ってくる。
煽るように、ゆっくりと前立腺の脇をかすめて軽く動かして、止める。
「ンあ゛、あ゛……ああ…っ……せいは……おねが…い……おれ…のおまんこ…………っ」
顔をゆがめてだらだらと目から大粒の涙を零して、しゃくりあげながら哀願する様子に、オレの欲望は更にふくらみを増す。
「ねえ、おまんこにどうしてほしいの?」
顔を真っ赤に染めて、全身を震わせて
「せいはの……おちんちん…で……………きもちよくして…くれ」
ひっくひっくとしゃくりあげてねだる様子に、オレはぎゅっと震えるからだを抱き返し、一気に貫く。
「あ゛…………ぁあああ、あ゛、ン゛、うううう……ひっあああ…ァアアア」
腰を抱えて横倒しにすると更に結合を深くして、内部をよじるように巻き込みながら奥を揺さぶる。
悲鳴をあげて痙攣を繰り返すからだは、快感を受け止め筋肉も弛緩しているのかしなやかに撓む。
「しげ…………はるさ…っ、大好き…………っ…すきです」

すべてを与えるようにぐっと抱き寄せられ、理性をなくしてオレはその体をむさぼった。
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