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寝室に入り電気をつけると、キングサイズのベッドと、勉強机と、テレビとソファーが置かれた少し大きい部屋だった。
オレは、士龍の身体を支えたまま、ズボンのバックルを外して下着ごとおろす。
「上着は自分で脱いで?」
上着とシャツを脱いで全裸になった士龍をベッドに座らせて、濡らしてきたタオルで肌をゆっくりと拭いて撫でる。
内股のペニスはビキビキに中心で主張しているが、無視を決め込んだ。
まだ傷跡の残る首筋から、脇の下を拭って背中を拭いていると士龍の息がゆっくりあがっていく。
「…………士龍、まだ、拭いてるだけなのに感じてんのかよ」
ちょっと意地悪く冷たい口調で言うと、切なそうに眉を寄せて見上げられる。
「たけおに、触られてるって思ったら…………俺……」
そんな可愛いことを言われて、エロい顔をされてしまうと、もうオレも我慢がきかなくなりそうだ。
「さすが、淫乱だね。脚あげてよ、全部拭いてあげるから」
士龍は言われるがままに片脚をあげて、内側をオレに晒す。
内腿をゆっくり拭いながら、開発したアナルを眺めると、ヒックヒックと赤らんで膨らんでいる。
丁寧に内股の間を拭いて、軽く触れるようにアナルの淵にタオルを当てると、それだけで身震いをしてカウパーを溢れさせる。
「なあ、士龍、弟とセックスできんの……?」
ゆるゆると赤らんで熱をもっている入り口を指でつついて、垂れたカウパーをその場所になすりつけながら問いかける。
禁忌と知らずではなく、認識した上でそれでもオレが欲しいのだと言わせたかった。
一瞬ハッとしたような表情をしたが、士龍は強い目でオレを見返した。
「…………アレは嘘だ…………」
どこか泣きそうな辛そうな顔で告げられる。
指でカウパーのぬめりをすくいとり、つぷぷっと指を中へと押し込んで、顔を近づける。
別に責める気持ちはなかったのだが、オレを好きだと言ってくれているのだと嬉しくなってついつい意地悪をしてしまう。
呼吸の間隔が狭まって、士龍の顔つきがゆっくりとだが少しづっつ変わってくる。
「嘘つきで、すけべないやらしいおにいちゃん……には、お仕置きしないとな」
耳元で吐息を吹きかけて囁くと、びくっと震えて視線を許してほしいのだと揺るがす姿が健気で、中々見られないなと思うとついつい追い込んでしまいたくなる。
この体を追い込んでオレだけに縋って欲しいという劣情で下半身が熱をもってきてたまらない。
「もう、ちんこどっろどろじゃん。ホントにすけべだなあ士龍、どんだけ期待してたんだよ」
熱をもったペニスをじりじりと先端だけ弄り回すと、腰が焦れたようにゆらゆらと揺れて、限界だと必死で濡れた目で訴えられる。
罪悪感とか抱いては欲しくなかったけど、だけどオレを一度は切り捨てたことを忘れられるのも嫌だった。
そして拉致された間、もう一度だけでいいからこの体を抱きたいとそればかりずっと考えていた。
「…………オレはもう二度と会えないかもしれねえって…………諦めてたよ」
ぐっと凶暴な気持ちが迫り上がってきて、オレの胸の中を満たしてしまう。この体を全部欲しいと、頭の中までカーッとなっていき、喰らいつくようにその首筋へと歯を立てる。
肉食獣ならば、そのまま骨まで噛み砕いて、その内臓まで食い荒らしてしまいたい渇望が、腹の底で渦巻いている。
それなのにオレを見上げるその綺麗な顔は、痛みも感じていないのか、脚を開いてオレの腰に絡めて誘う。
「たけおが風呂入ってる時から、期待でパンパンだった」
「ヤラシイにーちゃんだな」。
士龍を兄だなんて思ってはいない。
だけど、にいちゃんと呼ぶたびに、緊張したように体をこわばらせているのが分かる。士龍でも兄弟とするということへの背徳感などがあるのだろうか。
士龍は何を思ったのかオレの唇にその唇を押し付けて、我慢ができないのか腰をぐりぐりと押し付け、その欲望を伝えてくる。
やや強引にその唇を舌先で割って、熱をもった内部へと潜らせる
とちゅっちゅっと音をたてて舌を吸い上げて舐め上げながら、兆しのある士龍のペニスの根元を括って唇を離した。
開いたままの口から官能的に舌がはみ出て、オレはその舌を指でつまんで弄りまわし、指を咥内まで巻き込んで掻き混ぜた。
「もっとガバッと脚開いてさ、おとうとにちんこ突っ込まれたい場所見せてみなよ?」
オレが動きを促すと、興奮しているのか息を乱したまま脚を横に開いてオレの目の前にヒクッヒクッと蠢く孔を差し出すように腰を掲げる。
「すっかり真っ赤になって開いてんだな、エロい穴」
口に突っ込んでいた指を引っこ抜いて、皺のある部分を涎にまみれた指先でゆっくりと弄りまわすと孔は花開くように、内部をさらけ出す。
素直な体過ぎて心配になるなと思いながら、二本の指をずぷぷぷと音をたてながら内部へと埋没させた。
オレは、士龍の身体を支えたまま、ズボンのバックルを外して下着ごとおろす。
「上着は自分で脱いで?」
上着とシャツを脱いで全裸になった士龍をベッドに座らせて、濡らしてきたタオルで肌をゆっくりと拭いて撫でる。
内股のペニスはビキビキに中心で主張しているが、無視を決め込んだ。
まだ傷跡の残る首筋から、脇の下を拭って背中を拭いていると士龍の息がゆっくりあがっていく。
「…………士龍、まだ、拭いてるだけなのに感じてんのかよ」
ちょっと意地悪く冷たい口調で言うと、切なそうに眉を寄せて見上げられる。
「たけおに、触られてるって思ったら…………俺……」
そんな可愛いことを言われて、エロい顔をされてしまうと、もうオレも我慢がきかなくなりそうだ。
「さすが、淫乱だね。脚あげてよ、全部拭いてあげるから」
士龍は言われるがままに片脚をあげて、内側をオレに晒す。
内腿をゆっくり拭いながら、開発したアナルを眺めると、ヒックヒックと赤らんで膨らんでいる。
丁寧に内股の間を拭いて、軽く触れるようにアナルの淵にタオルを当てると、それだけで身震いをしてカウパーを溢れさせる。
「なあ、士龍、弟とセックスできんの……?」
ゆるゆると赤らんで熱をもっている入り口を指でつついて、垂れたカウパーをその場所になすりつけながら問いかける。
禁忌と知らずではなく、認識した上でそれでもオレが欲しいのだと言わせたかった。
一瞬ハッとしたような表情をしたが、士龍は強い目でオレを見返した。
「…………アレは嘘だ…………」
どこか泣きそうな辛そうな顔で告げられる。
指でカウパーのぬめりをすくいとり、つぷぷっと指を中へと押し込んで、顔を近づける。
別に責める気持ちはなかったのだが、オレを好きだと言ってくれているのだと嬉しくなってついつい意地悪をしてしまう。
呼吸の間隔が狭まって、士龍の顔つきがゆっくりとだが少しづっつ変わってくる。
「嘘つきで、すけべないやらしいおにいちゃん……には、お仕置きしないとな」
耳元で吐息を吹きかけて囁くと、びくっと震えて視線を許してほしいのだと揺るがす姿が健気で、中々見られないなと思うとついつい追い込んでしまいたくなる。
この体を追い込んでオレだけに縋って欲しいという劣情で下半身が熱をもってきてたまらない。
「もう、ちんこどっろどろじゃん。ホントにすけべだなあ士龍、どんだけ期待してたんだよ」
熱をもったペニスをじりじりと先端だけ弄り回すと、腰が焦れたようにゆらゆらと揺れて、限界だと必死で濡れた目で訴えられる。
罪悪感とか抱いては欲しくなかったけど、だけどオレを一度は切り捨てたことを忘れられるのも嫌だった。
そして拉致された間、もう一度だけでいいからこの体を抱きたいとそればかりずっと考えていた。
「…………オレはもう二度と会えないかもしれねえって…………諦めてたよ」
ぐっと凶暴な気持ちが迫り上がってきて、オレの胸の中を満たしてしまう。この体を全部欲しいと、頭の中までカーッとなっていき、喰らいつくようにその首筋へと歯を立てる。
肉食獣ならば、そのまま骨まで噛み砕いて、その内臓まで食い荒らしてしまいたい渇望が、腹の底で渦巻いている。
それなのにオレを見上げるその綺麗な顔は、痛みも感じていないのか、脚を開いてオレの腰に絡めて誘う。
「たけおが風呂入ってる時から、期待でパンパンだった」
「ヤラシイにーちゃんだな」。
士龍を兄だなんて思ってはいない。
だけど、にいちゃんと呼ぶたびに、緊張したように体をこわばらせているのが分かる。士龍でも兄弟とするということへの背徳感などがあるのだろうか。
士龍は何を思ったのかオレの唇にその唇を押し付けて、我慢ができないのか腰をぐりぐりと押し付け、その欲望を伝えてくる。
やや強引にその唇を舌先で割って、熱をもった内部へと潜らせる
とちゅっちゅっと音をたてて舌を吸い上げて舐め上げながら、兆しのある士龍のペニスの根元を括って唇を離した。
開いたままの口から官能的に舌がはみ出て、オレはその舌を指でつまんで弄りまわし、指を咥内まで巻き込んで掻き混ぜた。
「もっとガバッと脚開いてさ、おとうとにちんこ突っ込まれたい場所見せてみなよ?」
オレが動きを促すと、興奮しているのか息を乱したまま脚を横に開いてオレの目の前にヒクッヒクッと蠢く孔を差し出すように腰を掲げる。
「すっかり真っ赤になって開いてんだな、エロい穴」
口に突っ込んでいた指を引っこ抜いて、皺のある部分を涎にまみれた指先でゆっくりと弄りまわすと孔は花開くように、内部をさらけ出す。
素直な体過ぎて心配になるなと思いながら、二本の指をずぷぷぷと音をたてながら内部へと埋没させた。
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