19 / 23
19
しおりを挟む
「ッああ、ひ、ああ、ああああっ……っ、なか、ち、んこいれ、て、お、おんなに、してください……なか……ああ、ほしい……っ」
この日のために教え込んだ言葉を、強すぎる快感に溺れながらも口にする工藤に、串崎は愛しさが増したように感じる。
「……ねえ、甲斐。人に見られながらやらしいことするの気持ちいいでしょ。これから、処女のおまんこに挿れて、貴方をおんなにしてあげる」
串崎は工藤の身体をぐっと抱き上げて、目の前の男達にきっちり見えるように自分のペニスを取り出して、背面からゆっくりとそのアナルへと埋没させていく。
工藤が入り込む容量に眼を見開き、顎をグイと反らしてがくがくと身体を震わせながら、パタパタと精子を跳ね上げる。
「あ、アア、入って、くるッ、アアッ、ああ、あああッ、お、んな、に、なっ、う、イックッ」
きゅうっと求めるように絞り上げてくる内部の動きに、串崎はぐっと背中から抱きしめて快感の波をやりすごす。
「まあ、いやらしいわね。おまんこにおちんこくわえて直ぐに気をやっちゃうなんてね。そんなにちんこキモチいいの?甲斐」
くっくっと喉を鳴らすように嗤いながら、両脚を拡げてぐちゃぐちゃっと抱えあげて突き落とす。
「ッああ、ああ、あああ、も、あつい、ああああ、あつい……ちんこ、きもひ、いい」
問いかけに答えながら、あまりの快感に我を忘れて腰をゆすり内部への刺激を求める姿は、若頭と恐れられていた工藤の姿は消えてしまっていた。
「そんなに、気持ちがいいのか。甲斐」
いつの間にか組長は工藤の目の前に回ると、愉しそうに嗤いながら工藤のペニスを足袋を履いた足でぐいと踏みつける。
「あ、ッああ、ひ、ァい、き、も、ひ、いいい」
声をあげてビクビクと震え、内部がぎゅうと締まる衝撃に串崎は奥に意図せず放ってしまう。
内側を満たす熱に、とろんとした眼で組長を見返す工藤には、牙は全く見えず、ただの雌に成り下がり腰をくねらせるだけの淫獣でしかなかった。
「甲斐。オマエ、すごくちんこ咥えるのが好きそうだな。そうだ、他の組員も当てられちまったようだし、相手をしてやれ」
組長は串崎を一瞥すると、それくらいはできるだろうというような表情を浮かべる。
腕の中にいる工藤は、快感に酔った表情で事態を把握してはいないようだ。ぐいっと奥を突き上げると甘く啼き始めている。
それでも輪姦の対象にするようには、調教はしていない。あくまでも、組長一人を相手させるようにしか、考えていなかった。
快感に酔っている今なら大丈夫かもしれないが、我に返ったときに何をするかはわからない。
焦ったように串崎は自分のペニスを引き抜いて、そっと守るかのように工藤の身体を抱きなおす。
「組長さん、それは……ご勘弁ください」
この日のために教え込んだ言葉を、強すぎる快感に溺れながらも口にする工藤に、串崎は愛しさが増したように感じる。
「……ねえ、甲斐。人に見られながらやらしいことするの気持ちいいでしょ。これから、処女のおまんこに挿れて、貴方をおんなにしてあげる」
串崎は工藤の身体をぐっと抱き上げて、目の前の男達にきっちり見えるように自分のペニスを取り出して、背面からゆっくりとそのアナルへと埋没させていく。
工藤が入り込む容量に眼を見開き、顎をグイと反らしてがくがくと身体を震わせながら、パタパタと精子を跳ね上げる。
「あ、アア、入って、くるッ、アアッ、ああ、あああッ、お、んな、に、なっ、う、イックッ」
きゅうっと求めるように絞り上げてくる内部の動きに、串崎はぐっと背中から抱きしめて快感の波をやりすごす。
「まあ、いやらしいわね。おまんこにおちんこくわえて直ぐに気をやっちゃうなんてね。そんなにちんこキモチいいの?甲斐」
くっくっと喉を鳴らすように嗤いながら、両脚を拡げてぐちゃぐちゃっと抱えあげて突き落とす。
「ッああ、ああ、あああ、も、あつい、ああああ、あつい……ちんこ、きもひ、いい」
問いかけに答えながら、あまりの快感に我を忘れて腰をゆすり内部への刺激を求める姿は、若頭と恐れられていた工藤の姿は消えてしまっていた。
「そんなに、気持ちがいいのか。甲斐」
いつの間にか組長は工藤の目の前に回ると、愉しそうに嗤いながら工藤のペニスを足袋を履いた足でぐいと踏みつける。
「あ、ッああ、ひ、ァい、き、も、ひ、いいい」
声をあげてビクビクと震え、内部がぎゅうと締まる衝撃に串崎は奥に意図せず放ってしまう。
内側を満たす熱に、とろんとした眼で組長を見返す工藤には、牙は全く見えず、ただの雌に成り下がり腰をくねらせるだけの淫獣でしかなかった。
「甲斐。オマエ、すごくちんこ咥えるのが好きそうだな。そうだ、他の組員も当てられちまったようだし、相手をしてやれ」
組長は串崎を一瞥すると、それくらいはできるだろうというような表情を浮かべる。
腕の中にいる工藤は、快感に酔った表情で事態を把握してはいないようだ。ぐいっと奥を突き上げると甘く啼き始めている。
それでも輪姦の対象にするようには、調教はしていない。あくまでも、組長一人を相手させるようにしか、考えていなかった。
快感に酔っている今なら大丈夫かもしれないが、我に返ったときに何をするかはわからない。
焦ったように串崎は自分のペニスを引き抜いて、そっと守るかのように工藤の身体を抱きなおす。
「組長さん、それは……ご勘弁ください」
1
お気に入りに追加
151
あなたにおすすめの小説
Take On Me 2
マン太
BL
大和と岳。二人の新たな生活が始まった三月末。新たな出会いもあり、色々ありながらも、賑やかな日々が過ぎていく。
そんな岳の元に、一本の電話が。それは、昔世話になったヤクザの古山からの呼び出しの電話だった。
岳は仕方なく会うことにするが…。
※絡みの表現は控え目です。
※「エブリスタ」、「小説家になろう」にも投稿しています。

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

組長と俺の話
性癖詰め込みおばけ
BL
その名の通り、組長と主人公の話
え、主人公のキャラ変が激しい?誤字がある?
( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )それはホントにごめんなさい
1日1話かけたらいいな〜(他人事)
面白かったら、是非コメントをお願いします!

ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。

被虐趣味のオメガはドSなアルファ様にいじめられたい。
かとらり。
BL
セシリオ・ド・ジューンはこの国で一番尊いとされる公爵家の末っ子だ。
オメガなのもあり、蝶よ花よと育てられ、何不自由なく育ったセシリオには悩みがあった。
それは……重度の被虐趣味だ。
虐げられたい、手ひどく抱かれたい…そう思うのに、自分の身分が高いのといつのまにかついてしまった高潔なイメージのせいで、被虐心を満たすことができない。
だれか、だれか僕を虐げてくれるドSはいないの…?
そう悩んでいたある日、セシリオは学舎の隅で見つけてしまった。
ご主人様と呼ぶべき、最高のドSを…

狂愛的ロマンス〜孤高の若頭の狂気めいた執着愛〜
羽村美海
恋愛
古式ゆかしき華道の家元のお嬢様である美桜は、ある事情から、家をもりたてる駒となれるよう厳しく育てられてきた。
とうとうその日を迎え、見合いのため格式高い高級料亭の一室に赴いていた美桜は貞操の危機に見舞われる。
そこに現れた男により救われた美桜だったが、それがきっかけで思いがけない展開にーー
住む世界が違い、交わることのなかったはずの尊の不器用な優しさに触れ惹かれていく美桜の行き着く先は……?
✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
✧天澤美桜•20歳✧
古式ゆかしき華道の家元の世間知らずな鳥籠のお嬢様
✧九條 尊•30歳✧
誰もが知るIT企業の経営者だが、実は裏社会の皇帝として畏れられている日本最大の極道組織泣く子も黙る極心会の若頭
✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦・━・✦
*西雲ササメ様より素敵な表紙をご提供頂きました✨
※TL小説です。設定上強引な展開もあるので閲覧にはご注意ください。
※設定や登場する人物、団体、グループの名称等全てフィクションです。
※随時概要含め本文の改稿や修正等をしています。
✧
✧連載期間22.4.29〜22.7.7 ✧
✧22.3.14 エブリスタ様にて先行公開✧
【第15回らぶドロップス恋愛小説コンテスト一次選考通過作品です。コンテストの結果が出たので再公開しました。※エブリスタ様限定でヤス視点のSS公開中】

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる