斬り裂くのは運命と識れ【完結編】

怜悧(サトシ)

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「あんまりいきむと産まれちまうぞ、ゆっくり動かすから」
「ッふ、ッあ、ッああッ――ッいい、いいっ、ふか、ッ、ああくッ、ああ、んなっはい、ないっ……っ」
 ぎっちりと埋められる感覚に堪らず背中へと爪を立てるが、 力をこめることも出来ずに、薄く赤い痕が残るだけになる。
「いいか、統久さん……統久……アンタはこれからオレに孕ませられるんだよ……」
 まるで催眠にでもかけるように、ゆっくりと肉竿をずるずる動かして尖端でこつんこつんと子宮を押し上げる。
「ッふ……うう……ッああ……ッく……いい、っああ、はらんじゃ、う、く……ううん」
「すげえ、孕みたくてしかたねえってエロい顔してんの。たまんない……ここを子種汁でいっぱいにしてやるから……」
 酔ったような表情で腰を押し付けてねだる相手は、すでに理性をとばしてしまっているようだ。
「ッあ、ああ……セルジュ……も、ッ、からッ、おくっで、おくッ――ッああ、はらませて……っ」
 腹の上で跳ねる肉竿からは、白い液体が膨らんだ腹を汚して、緩んだ唇からは唾液が顎先まで滴りおちていく。
「アンタを何度でも孕ませるから……。だから、ずっとオレの腕の中で気持ち悦くなっていてよ」
 ぐっと掻き抱いて、胎内の奥底へと熱を注ぎこみ
「セル……ッ、あああああ、ッくううそこ、ああ、やあ、ああ、ッあ、んッく、ああ、ひい、ひもち、いい……ッ、はら、んじゃあ」
 泣きじゃくりながら快感に咽ぶ様子に、すべての想いを吐き出すように何度もその身体に注ぎ込む。
「ンンッ、ああッ、ああッ、も、ッもっと、おッ」
「沢山あげる……。ここにある命は二人のもんだぜ」
 既に受胎した身体が再び孕むことはなくとも、そうあってほしいと互いの願いをこめて、セルジュはそっとその膨らんだ下腹部を抱き寄せた。

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