152 / 169
番外編:衆人環視
※4
しおりを挟む
腔内で膨らむ肉は虎王のとは違って、あまり長くないので全部含んで鼻を相手の恥丘まで擦りつけて舌を巻き付ける。
「ッ、もう、離してください……でちゃいますから」
必死に頭をぐいとのけようと押してくるのに、抗うようにしゃぶりついていたら、パラッと目隠しが外れる。
「フジ、外しちゃダメだって」
真っ赤な顔で堪えようと必死になっているのは、虎王のとこの藤江だ。なんだか可哀想になって唇を離す。
「なあ……はやく、ぶっかけてよ」
鼻を先端に擦りつけて見上げると、かっと顔を赤くして藤江は根元を擦って俺に体液をぶちまけた。
「……ったく、煽るのダメ。トラウマになっちまったら大変だろ」
拗ねたような口調で背中を抱く虎王が耳元で呟いて、ぐぷぷぷっと奥まで玩具を突き入れる。
「ンンンッ、あ、ふ……ッ……ああ……たけおっ、も、なかッ、おまえの、ほしい」
オモチャじゃ足りないと全身が訴えている。
「カズもいるからさ、カズのもしてあげて。不公平だし」
ちらと視線をやると、お菓子を食べながらこちらを見ている三門と目が合い、ひらひらと手を振られる。
「タケ、俺はいいよ。見てるだけで」
「お仕置きなんだし、手を貸して。つか、手じゃねえな、ちんこ貸せ」
虎王の右腕と言われている三門は、うちの派閥にいた時もどうにも読めない男だった。
三門はよいこらせと腰をあげて、別にフジと違って困ってないんだけどなと呟きながら、萎れたペニスを口元に差し出す。
まあまあモテそうな顔はしてるよな。
鼻先でかるく擦ってからカリを銜えて裏筋へと丹念に舌を這わせる。
口の中でむくっと膨らむのが心地よくて、はむはむと甘噛みしながら舌を絡ませてしゃぶりつく。
「タケ……やばいな……」
「なんかムカついてきた」
背後で虎王がボソボソ呟き、ずるっとオモチャが引き抜かれて、熱みもった肉が押し付けられる。
それが欲しかったのだと俺は脚を開いて腰をぐいとああげる。
ズッと喉の奥を突かれ、頭を三門の腰へと押し付けられると同時に虎王の長いペニスが結腸までせりあがり、ビクビクと全身が震える。
「ンンンーーッぐ……ッんぐ……ッ」
「士龍さん、やべえな……くちまんこ気持ちよすぎ」
「カズ、調子乗るなよ」
ずぷんずぷんと奥を掻き混ぜる虎王の動きがいつもより激しくて、身体中の熱が溢れてしまう。
腰をくねらせて与えられる刺激を享受しながら、唇を動かして肉にじゅるじゅるとはしたなくしゃぶりつく。
「ーーッンンンッふ……ッうッ……ッ」
「ーーくそ、出るッ……ッて」
ぐいと頭を押し返されて、引き抜かれた肉の先から飛び出す液体が顔にかかる。
「ッん、あっ、ああっ……たけお……ッ、たけお……ッ」
「気持ちいいかよ?」
「ひい、……ッきもひ、いい……ッああ、なかッ……ふか、ああっ……ッ」
堪らず腰を擦りつけると、虎王はぐんっと逞しい肉で俺の芯を抉っていく。
コックから出せないのに、俺は何度も身体を震わせて空イキを繰り返す。
頭が空っぽになって、ただ肉の刺激を求めて床の上で身をくねらせ続けた。
「ッ、もう、離してください……でちゃいますから」
必死に頭をぐいとのけようと押してくるのに、抗うようにしゃぶりついていたら、パラッと目隠しが外れる。
「フジ、外しちゃダメだって」
真っ赤な顔で堪えようと必死になっているのは、虎王のとこの藤江だ。なんだか可哀想になって唇を離す。
「なあ……はやく、ぶっかけてよ」
鼻を先端に擦りつけて見上げると、かっと顔を赤くして藤江は根元を擦って俺に体液をぶちまけた。
「……ったく、煽るのダメ。トラウマになっちまったら大変だろ」
拗ねたような口調で背中を抱く虎王が耳元で呟いて、ぐぷぷぷっと奥まで玩具を突き入れる。
「ンンンッ、あ、ふ……ッ……ああ……たけおっ、も、なかッ、おまえの、ほしい」
オモチャじゃ足りないと全身が訴えている。
「カズもいるからさ、カズのもしてあげて。不公平だし」
ちらと視線をやると、お菓子を食べながらこちらを見ている三門と目が合い、ひらひらと手を振られる。
「タケ、俺はいいよ。見てるだけで」
「お仕置きなんだし、手を貸して。つか、手じゃねえな、ちんこ貸せ」
虎王の右腕と言われている三門は、うちの派閥にいた時もどうにも読めない男だった。
三門はよいこらせと腰をあげて、別にフジと違って困ってないんだけどなと呟きながら、萎れたペニスを口元に差し出す。
まあまあモテそうな顔はしてるよな。
鼻先でかるく擦ってからカリを銜えて裏筋へと丹念に舌を這わせる。
口の中でむくっと膨らむのが心地よくて、はむはむと甘噛みしながら舌を絡ませてしゃぶりつく。
「タケ……やばいな……」
「なんかムカついてきた」
背後で虎王がボソボソ呟き、ずるっとオモチャが引き抜かれて、熱みもった肉が押し付けられる。
それが欲しかったのだと俺は脚を開いて腰をぐいとああげる。
ズッと喉の奥を突かれ、頭を三門の腰へと押し付けられると同時に虎王の長いペニスが結腸までせりあがり、ビクビクと全身が震える。
「ンンンーーッぐ……ッんぐ……ッ」
「士龍さん、やべえな……くちまんこ気持ちよすぎ」
「カズ、調子乗るなよ」
ずぷんずぷんと奥を掻き混ぜる虎王の動きがいつもより激しくて、身体中の熱が溢れてしまう。
腰をくねらせて与えられる刺激を享受しながら、唇を動かして肉にじゅるじゅるとはしたなくしゃぶりつく。
「ーーッンンンッふ……ッうッ……ッ」
「ーーくそ、出るッ……ッて」
ぐいと頭を押し返されて、引き抜かれた肉の先から飛び出す液体が顔にかかる。
「ッん、あっ、ああっ……たけお……ッ、たけお……ッ」
「気持ちいいかよ?」
「ひい、……ッきもひ、いい……ッああ、なかッ……ふか、ああっ……ッ」
堪らず腰を擦りつけると、虎王はぐんっと逞しい肉で俺の芯を抉っていく。
コックから出せないのに、俺は何度も身体を震わせて空イキを繰り返す。
頭が空っぽになって、ただ肉の刺激を求めて床の上で身をくねらせ続けた。
0
お気に入りに追加
144
あなたにおすすめの小説
エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので
こじらせた処女
BL
大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。
とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
反抗期真っ只中のヤンキー中学生君が、トイレのない課外授業でお漏らしするよ
こじらせた処女
BL
3時間目のホームルームが学校外だということを聞いていなかった矢場健。2時間目の数学の延長で休み時間も爆睡をかまし、終わり側担任の斉藤に叩き起こされる形で公園に連れてこられてしまう。トイレに行きたかった(それもかなり)彼は、バックれるフリをして案内板に行き、トイレの場所を探すも、見つからず…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる