竜攘虎搏 Side Dragon

怜悧(サトシ)

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番外編:歓びの歌を※Xmas

※6

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下腹部すべてが熱にうかされてしまったようにぐつぐつと沸騰して、中にいる存在を意識させられる。
背中を反らせてもっと奥まで欲しいとねだると、腰をぐいと抱えられる。
「……くるしく、ねえか。やべえ、アンタの中すげえ熱ちい、士龍」
名前を呼ばれてぱちゅぱちゅと音をたてて激しく突き動かされる感覚に、呼吸がせわしなくて脳みそまで酸素が届かなくなる。
「っ、く、あ…………ああ、っく、っく、たけ、お、たけお……き、きもち、い、あああっ」
声をあげて名前を呼ぶと、覗きこんでくる視線が熱く絡んで、それだけで俺の体温も急上昇する。
内側から溶かされてしまう感覚に、指をたててぐい肩にしがみつく。
「…………士龍、今日はアンタを十分可愛がってやるからな」
噛み付くように合わさる唇から、内部をすべて食べ尽くすように侵入してくる舌の動きに、鼻からの呼吸しかできずに、頭が真っ白になる。
強く中を穿かれて内部に温い液を注がれている感じに、全身が硬直して俺のペニスからも壊れたようにびゅーびゅーと精液が吹き出している感覚に、狂うしかなくなる。
唇が離れてすっかり蕩け切った俺を、たけおは見下ろすと、ずるっと肉を引き出す。
「っ、く、やあ……っ、ああ、た、たけお、ぬ、ぬかな、で」
ごぷっと孔からたけおの出した精子が溢れて、はくはくとそこは求めて開く。
「えっろ…………士龍。すげえやらしい……たまんねえな」
微笑みながらたけおは俺の頬を撫でて、まだしっかり熱を孕んだ肉茎を目の前に差し出す。
「なあ、舐めてよ」
俺はすぐに口を開いて、たけおのペニスを咥えこんで舌を絡める。
くちゅくちゅとたけおは指で開ききった俺の内部を弄びながら、脆い箇所を的確にいたぶり始める。
熱がどんどん溜まってしまい、俺は必死でしゃぶった肉を煽るように裏筋まで舌を這わせる。
早くまたぶちこんでほしいとしか考えられなくなってしまう。
優しい手つきで髪を撫でる手に、もっとほしいと頭を擦り付けてねだる。
「……士龍のちんぽ欲しがってる顔、すげえ好き。なあ、どうしてほしいの?」
ずるっと口内から肉を引き出して、指の動きも止めてたけおは俺の顔をのぞきこんで問いかける。
「っはあ、あ、あ、おちんぽ、いれて、いれてっ……っ、ずぶずぶしてっ」
いままで何度となく繰り返したねだりの言葉を伝えて脚を開く。
「すげぇ、かわい……っ、大好きだぜ……」
再び腰を抱え直して、たけおは深々と俺の胎内へと熱を打ち込んだ。
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