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番外編:歓びの歌を※Xmas
※2
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目の前に見えるたけおの表情は、すっかり雄の顔になっている。
入り込んだ指の動きの緩やかさに堪えられず、回した腕をぐいと寄せて、腰をあげる。
「って、たけ、お……っ、もっ、ゆび、いい、って」
首を左右に振ると、髪を撫でられて鼻から息が漏れる。ぬちぬちと繰り返す動きに、声が上ずるし強い刺激を知っているから、それが早く欲しくて仕方なくなる。
「だから、ケガするって。まだ1本なのにきゅうきゅうだろ?」
優しい言葉で告げられるが、全然優しく聞こえないのは何故だろうか。
確かにまだ一本しか入っていないのに、動きがよくなくて擦れる感覚がある。
「っ、ハァハァ、ハァ、あ、あ、っでも、た、たんね……っえ」
「二本に増やすから、そんなに煽るなって」
頭を宥めるように撫でられ、2本目の指が入っていくが、そんなんじゃ足りなくて首を横に振る。
たけおにその気がないわけじゃなくて、ちらっと見えるズボンの股間あたりはすでに膨らみを見せている。
ぐちゃぐちゃと濡れた音が響き、奥までぐいっと深く押し込まれる。
「っ、く、っう、う、ケガしても、いっ、からあ、ああ、はや、くう……っくく」
「……ダメだって、ちゃんとほぐして気持ちよくだけしてやるからさ」
敏感な箇所をぐちゃぐちゃと掻き回され、脚が自然と開いてしまい、肩に回した手で爪をたててしまう。
前立腺のあたりをコリコリと指の腹で押されると、勢いなく精液が腹に垂れ落ちていくのを感じる。
身体中が熱くてはやくなんとかして欲しくて、腰を捩って押し付ける。
零れる息まで熱をもって、呼吸するのも辛くなる。
2ヶ月もどうしてこれを我慢できたのか、忘れていたのかすら不思議だ。
「士龍、軽く出てるけど、イッてる?」
問いかけられながら、乳首を指で転がされる。
「っ、ああ、ああっく、いく、いくから、あああ、なかっ、つ、つこ、んでっ……っくう、、いく、ううう」
頭を相手の胸元に押しつけて、ビュクッと精液を飛ばした。
「士龍、イッてんのかよ……ヤラシイ顔して、たまんねえや」
覗きこまれるたけおの顔がぼやけて、よく見えない。頭の中まで熱が逆流して、中を揺さぶる指先の動きに翻弄されて脚を開いてねだるしかできない。
「く、ふッア、あ、あ、あ…………ゆ、び、やら……っ、も、っくっ、たけ、たけおのっ、っいれ、て」
「まったくオネダリ可愛いなあ、ホントに」
腰を抱えられて、ずるっと指を抜かれて俺は期待に腰を浮かせる。
身体の奥が熱くてそこを埋めて欲しくてたまらない。
「こんなやらしい身体で、よく2ヶ月も我慢してたね。ホントに……」
指を抜かれてさみしくなった内部に欲しくて、脚を開いて下肢に力を入れる。
「久しぶりだし、狂わせてやるよ」
ローションの瓶を逆さまにすると開いた隙間にどくどくと注がれ、指ではない少し硬めの芯が入ってくる。
「っく、あっ、あァあ、あ、っ、ち、ちが、ああ、やあ」
熱を持たない冷たいそれが、待ちわびたものではなくて俺は首を横に振る。
「中まだかてえから、やらかくしてから欲しいのあげるからさ」
コードについているスイッチをこれ見よがしに押すと、指とは違う動きで身体の中を先端が回ってこねはじめる。
「アッ、い、い、からっ、ンな、のっあ、ああああっ、ひっ、いく、っくか、ら」
身体を抱えられ、何度も抱きしめながら達していたが、いっこうに欲しいものは与えられず、俺は意識を飛ばしていた。
目が覚めるといつものように、身体は綺麗にされていたが、たけおと繋がった記憶はなくて、身体を抱いていたまま眠るたけおの頬をつねった。
なんだか、弄ばれた気分でかなりムカついている。
「っ、いてえ……な、おきた、のか」
「バーカ、バーカ」
頬をつねった指先を捻って痛みを与えてやる。
「なんだよ、起き抜けに?」
「たけお、オマエ、挿れた?」
「ア?挿れただろ、あんなに……散々泣いてねだっといて」
ヤりすぎて腰いてえよと文句たらたらで起き上がり、面倒くさそうな顔をして俺の髪を撫でる。
泣きながらねだったのか。
まあ、あれだけ焦らされたらなあ。
「俺は、たけおとちゃんと繋がりたくて仕方なかったの。気持ちよくても、実感ないといやだ」
「まあ、あー、やりすぎたけど…………しょうがねえだろ、泣きながらちんこ欲しがるの可愛いし。悪かったよ」
頬をバリバリとかいて、謝る様子に少しだけムカつきが収まる。
「覚えてねえから、ヤッた気がしねえ」
身体はだるいけど、たけおが中にいた実感がない。
なんだか物足りなくて、たけおの頬を引っ張る。
「ちょ、っもう、オレ出ねえよ」
「いーよ、今日は俺も疲れたし。クリスマスイヴ、覚悟しとけよ」
入り込んだ指の動きの緩やかさに堪えられず、回した腕をぐいと寄せて、腰をあげる。
「って、たけ、お……っ、もっ、ゆび、いい、って」
首を左右に振ると、髪を撫でられて鼻から息が漏れる。ぬちぬちと繰り返す動きに、声が上ずるし強い刺激を知っているから、それが早く欲しくて仕方なくなる。
「だから、ケガするって。まだ1本なのにきゅうきゅうだろ?」
優しい言葉で告げられるが、全然優しく聞こえないのは何故だろうか。
確かにまだ一本しか入っていないのに、動きがよくなくて擦れる感覚がある。
「っ、ハァハァ、ハァ、あ、あ、っでも、た、たんね……っえ」
「二本に増やすから、そんなに煽るなって」
頭を宥めるように撫でられ、2本目の指が入っていくが、そんなんじゃ足りなくて首を横に振る。
たけおにその気がないわけじゃなくて、ちらっと見えるズボンの股間あたりはすでに膨らみを見せている。
ぐちゃぐちゃと濡れた音が響き、奥までぐいっと深く押し込まれる。
「っ、く、っう、う、ケガしても、いっ、からあ、ああ、はや、くう……っくく」
「……ダメだって、ちゃんとほぐして気持ちよくだけしてやるからさ」
敏感な箇所をぐちゃぐちゃと掻き回され、脚が自然と開いてしまい、肩に回した手で爪をたててしまう。
前立腺のあたりをコリコリと指の腹で押されると、勢いなく精液が腹に垂れ落ちていくのを感じる。
身体中が熱くてはやくなんとかして欲しくて、腰を捩って押し付ける。
零れる息まで熱をもって、呼吸するのも辛くなる。
2ヶ月もどうしてこれを我慢できたのか、忘れていたのかすら不思議だ。
「士龍、軽く出てるけど、イッてる?」
問いかけられながら、乳首を指で転がされる。
「っ、ああ、ああっく、いく、いくから、あああ、なかっ、つ、つこ、んでっ……っくう、、いく、ううう」
頭を相手の胸元に押しつけて、ビュクッと精液を飛ばした。
「士龍、イッてんのかよ……ヤラシイ顔して、たまんねえや」
覗きこまれるたけおの顔がぼやけて、よく見えない。頭の中まで熱が逆流して、中を揺さぶる指先の動きに翻弄されて脚を開いてねだるしかできない。
「く、ふッア、あ、あ、あ…………ゆ、び、やら……っ、も、っくっ、たけ、たけおのっ、っいれ、て」
「まったくオネダリ可愛いなあ、ホントに」
腰を抱えられて、ずるっと指を抜かれて俺は期待に腰を浮かせる。
身体の奥が熱くてそこを埋めて欲しくてたまらない。
「こんなやらしい身体で、よく2ヶ月も我慢してたね。ホントに……」
指を抜かれてさみしくなった内部に欲しくて、脚を開いて下肢に力を入れる。
「久しぶりだし、狂わせてやるよ」
ローションの瓶を逆さまにすると開いた隙間にどくどくと注がれ、指ではない少し硬めの芯が入ってくる。
「っく、あっ、あァあ、あ、っ、ち、ちが、ああ、やあ」
熱を持たない冷たいそれが、待ちわびたものではなくて俺は首を横に振る。
「中まだかてえから、やらかくしてから欲しいのあげるからさ」
コードについているスイッチをこれ見よがしに押すと、指とは違う動きで身体の中を先端が回ってこねはじめる。
「アッ、い、い、からっ、ンな、のっあ、ああああっ、ひっ、いく、っくか、ら」
身体を抱えられ、何度も抱きしめながら達していたが、いっこうに欲しいものは与えられず、俺は意識を飛ばしていた。
目が覚めるといつものように、身体は綺麗にされていたが、たけおと繋がった記憶はなくて、身体を抱いていたまま眠るたけおの頬をつねった。
なんだか、弄ばれた気分でかなりムカついている。
「っ、いてえ……な、おきた、のか」
「バーカ、バーカ」
頬をつねった指先を捻って痛みを与えてやる。
「なんだよ、起き抜けに?」
「たけお、オマエ、挿れた?」
「ア?挿れただろ、あんなに……散々泣いてねだっといて」
ヤりすぎて腰いてえよと文句たらたらで起き上がり、面倒くさそうな顔をして俺の髪を撫でる。
泣きながらねだったのか。
まあ、あれだけ焦らされたらなあ。
「俺は、たけおとちゃんと繋がりたくて仕方なかったの。気持ちよくても、実感ないといやだ」
「まあ、あー、やりすぎたけど…………しょうがねえだろ、泣きながらちんこ欲しがるの可愛いし。悪かったよ」
頬をバリバリとかいて、謝る様子に少しだけムカつきが収まる。
「覚えてねえから、ヤッた気がしねえ」
身体はだるいけど、たけおが中にいた実感がない。
なんだか物足りなくて、たけおの頬を引っ張る。
「ちょ、っもう、オレ出ねえよ」
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