竜攘虎搏 Side Dragon

怜悧(サトシ)

文字の大きさ
上 下
90 / 169
密月陽炎

※90

しおりを挟む
 虎王はイヤがる俺に何度も排泄させて、あまつさえ俺はイヤがりながら射精までしてしまった。
 脳みそまで、溶かされて、洗われ、欲しくて仕方ないのに、虎王は体を拭くと、そのまま俺を肩にぶらさげるようにひっかけて運んでいる。
 身体はほしいのに、ただただ煽られて洗われたただけだ。
「ああ………なあっ、たけ、お、……はや、く」
「あとちょっとだからガマンしとけよ。ホントに堪え性ねえな。風呂場だと気を失ったら大変だろ?……せめーし」
 ドサッと寝室のベッドへと俺を降ろすと、顔を覗きこんでくる。
「士龍、すげええろーい顔。なあ、最初のが脅迫が意味ないってなら、何でオレを拒否しなかったんだ?」
 俺の両脚を大きく開かせて、頬を撫でながら聞いてくる。
 最初の………ッて………?
 そんな昔の話どうでもいいから、早く俺の中にきてほしい。
「そ、れは………さいしょは、こう、きしん……だ、よ」
 あの日、トール君からヤッちゃんに抱かれて気持ちイイって言ってたの聞いて、ホントにいいのか、俺でもできることなのかという好奇心。
 何で虎王が俺とヤりたいのか、知りたいという好奇心。
「………っ、でも、つづけてたのは、キモチ……よ、かったのと、たけおがやさしかったから……っ」
 もうガマンできなくて、俺は腕を伸ばして散々お湯で嬲られて熱をもったアナルに指を差し込み、虎王に見せつけながらくちくちとかき混ぜはじめる。
「クソ……ッなんだよ、可愛いな。まじで堪え性ねえよな、士龍はホント淫乱でエッチすぎるよなあ」
 虎王は俺の耳元で囁くと、指先で乳首を捏ねはじめる。
「髪の毛乾いてねえや、なあ、オレと別れてるときはこうやってさあ、自分の指突っ込んでたの?」
 素直にこくんと頷くと、腕を掴んでグプッグプッとリズムをつけて中をえぐらせられる。
「っ、ァあ、あ、あ、指じゃ、たんね…っ………っ」
「わかってる。…………でも、オレの性分で好きな子にイジワルしたくなっちまうんだ」
 カウパーがちんこからダラダラ溢れて止まらない。
 俺に構われたくて教室で、ちょっかいかけてたのもそれなのかな。
 ずっと前から、オレの事がすきだったのかな。 
 だったら良いなとか思っている。
「折角、中も綺麗にしたんだけどな。士龍、盛りすぎ。もう指3本入れてんじゃん」
 咎めるように腕をぐっとひかれて、ずるっと胎内から引き抜かされる。
「ッ、や、ッ……あ……あ………、アッぬく、な………ッ」
 ヒクヒクと開いた穴は、熱くてたまらなくて、俺は虎王の首筋に腕を回し、腰をあげてはしたなくねだる。
「は、はやく、なあ、たけおの、ぶちこんでくれ」
「まだ、だあめ。せっかくだからもっと乱れなよ」
 俺の脚をぐっと開き、腰を抱え込むと、虎王は俺のアナルに舌先を埋める。
「ッ、あっ、あ、んな、とこ…………ッ」
「さっき綺麗に中まで洗っただろ?…………ヤラシイまんこを、クンニしてやるっていってんの」
 滑りを帯びた熱い舌先に溶かされて、脳みそがしびれて追いつかない。
「ッひ、ァッアアッ、ァッ。や、ッたけお、……ッたけお」
 唾液を注がれ、中を舌が舐める感覚に俺はたまらずビクビクと痙攣していた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

叔父さんと一緒♡

らーゆ
BL
叔父とショタ甥がヤッてるだけ。ガチのヤツなので苦手なひとは回避推奨。

反抗期真っ只中のヤンキー中学生君が、トイレのない課外授業でお漏らしするよ

こじらせた処女
BL
 3時間目のホームルームが学校外だということを聞いていなかった矢場健。2時間目の数学の延長で休み時間も爆睡をかまし、終わり側担任の斉藤に叩き起こされる形で公園に連れてこられてしまう。トイレに行きたかった(それもかなり)彼は、バックれるフリをして案内板に行き、トイレの場所を探すも、見つからず…?

俺たちの××

怜悧(サトシ)
BL
美形ドS×最強不良 幼馴染み ヤンキー受 男前受 ※R18 地元じゃ敵なしの幼馴染みコンビ。 ある日、最強と呼ばれている俺が普通に部屋でAV鑑賞をしていたら、殴られ、信頼していた相棒に監禁されるハメになったが……。 18R 高校生、不良受、拘束、監禁、鬼畜、SM、モブレあり ※は18R (注)はスカトロジーあり♡ 表紙は藤岡さんより♡ ■長谷川 東流(17歳) 182cm 78kg 脱色しすぎで灰色の髪の毛、硬めのツンツンヘア、切れ長のキツイツリ目。 喧嘩は強すぎて敵う相手はなし。進学校の北高に通ってはいるが、万年赤点。思考回路は単純、天然。 子供の頃から美少年だった康史を守るうちにいつの間にか地元の喧嘩王と呼ばれ、北高の鬼のハセガワと周囲では恐れられている。(アダ名はあまり呼ばれてないが鬼平) ■日高康史(18歳) 175cm 69kg 東流の相棒。赤茶色の天然パーマ、タレ目に泣きボクロ。かなりの美形で、東流が一緒にいないときはよくモデル事務所などにスカウトなどされるほど。 小さいころから一途に東流を思ってきたが、ついに爆発。 SM拘束物フェチ。 周りからはイケメン王子と呼ばれているが、脳内変態のため、いろいろかなり残念王子。 ■野口誠士(18歳) 185cm 74kg 2人の親友。 角刈りで黒髪。無骨そうだが、基本軽い。 空手の国体選手。スポーツマンだがいろいろ寛容。

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

エレベーターで一緒になった男の子がやけにモジモジしているので

こじらせた処女
BL
 大学生になり、一人暮らしを始めた荒井は、今日も今日とて買い物を済ませて、下宿先のエレベーターを待っていた。そこに偶然居合わせた中学生になりたての男の子。やけにソワソワしていて、我慢しているというのは明白だった。  とてつもなく短いエレベーターの移動時間に繰り広げられる、激しいおしっこダンス。果たして彼は間に合うのだろうか…

風邪をひいてフラフラの大学生がトイレ行きたくなる話

こじらせた処女
BL
 風邪でフラフラの大学生がトイレに行きたくなるけど、体が思い通りに動かない話

男の子たちの変態的な日常

M
BL
主人公の男の子が変態的な目に遭ったり、凌辱されたり、攻められたりするお話です。とにかくHな話が読みたい方向け。 ※この作品はムーンライトノベルズにも掲載しています。

処理中です...