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忘恩不義
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授業中だがピコンピコンとスマホのアプリが通知を鳴らすので見てみると、予想した通りやっぱり富田君からだった。
ここのところ、毎日連続して呼び出されている。
脅迫されてやるって言ってるし、まあ、気が済んだら飽きるだろうしな。と、富田君の飽きるまでとは考えている。
俺はだるい体を椅子から起こして、立ち上がる。
「士龍サン、どこいくっすか」
直哉が律儀に声をかけてくる。
「ねみーから、どっかで寝てくる」
朝の点呼さえとってしまえば、その後は自由である。授業も殆どタメにはならないし。
あれから倒れていた富田君を拾ったことにして、ハセガワとのやりとりは、なかったことにしてもらった。
何がイイのかわからないが、俺を精液便所にすると宣言したように、あの日熱が下がったのを確認してから毎日、富田君は俺を呼び出してセックスをする。
指定された体育館脇のトイレに入ると、トイレの個室の扉に凭れて富田君が待っていた。
「眞壁、おせえよ…………。もうちっと早くこいよ」
「つか、授業中だったし……。ソレにここ、2年の教室から遠いじゃねえかよ」
「走ってこいっていってンの」
話も半ばに素早く俺の襟首をガッと掴んで、個室へ引きずり込む。
そんな無理矢理せんでも逆らわないのに、こういう無理矢理チックなシュチュエーションが好きな類いなのか。
早く座れとばかりに便座に座らせられると、ジッパーを下ろして、既にいきりたったちんこを唇に押し付けられる。
「さっさと口開いて舐めろよ」
今日は、いつにも増して性急すぎるなと思いながら、先っぽを唇に挟んで、目を伏せてカリ下を舌先で舐めてちゅちゅと飴をしゃぶるように口の中で動かす。
「やべッ、ホント、アンタ……しゃぶるのうまくなったな」
息を荒くして言われるのは、自尊心を揺さぶられて少し得意気になってしまう。
カチカチとベルトを外されて、ズルッとズボンを下ろそうと引っ張るので、助けるように腰を便座から浮かせた。
すると足の下にズボンをずり下ろされ、太股を叩かれて、片足をあげると下着ごと一緒に脱がされた。
便所の床に服を置かれるのは嫌だなと思うと、気持ちが通じたのか頭の上の荷物置きの金属棚の上にかけられる。
「をい、口、サボんなよ…………」
「ンンン……ッん、ふ…………んん……」
軽く小突かれて、頭を動かして喉まで飲み込んで、舌を絡めながらディープ・スロートを繰り返し、びきびきと硬さを増す肉に、俺も興奮してくる。
見上げると、富田君は小さいローションのパックを口に咥えて噛み切ると、先を俺の孔へとさしこんで中に冷たい液体を注ぎ込んだ。
指がゆっくりと内部に挿しこまれ、ぐぽっぐぽっと湿っぽい音が鳴る。準備されている最中でも、動悸がとまらなくて指の動きに乱されていく。
ズルッと唇からちんこが引っこ抜かれて、次の瞬間、上げた顔へとビュルビュルと生暖かい液体を掛けられた。
ここのところ、毎日連続して呼び出されている。
脅迫されてやるって言ってるし、まあ、気が済んだら飽きるだろうしな。と、富田君の飽きるまでとは考えている。
俺はだるい体を椅子から起こして、立ち上がる。
「士龍サン、どこいくっすか」
直哉が律儀に声をかけてくる。
「ねみーから、どっかで寝てくる」
朝の点呼さえとってしまえば、その後は自由である。授業も殆どタメにはならないし。
あれから倒れていた富田君を拾ったことにして、ハセガワとのやりとりは、なかったことにしてもらった。
何がイイのかわからないが、俺を精液便所にすると宣言したように、あの日熱が下がったのを確認してから毎日、富田君は俺を呼び出してセックスをする。
指定された体育館脇のトイレに入ると、トイレの個室の扉に凭れて富田君が待っていた。
「眞壁、おせえよ…………。もうちっと早くこいよ」
「つか、授業中だったし……。ソレにここ、2年の教室から遠いじゃねえかよ」
「走ってこいっていってンの」
話も半ばに素早く俺の襟首をガッと掴んで、個室へ引きずり込む。
そんな無理矢理せんでも逆らわないのに、こういう無理矢理チックなシュチュエーションが好きな類いなのか。
早く座れとばかりに便座に座らせられると、ジッパーを下ろして、既にいきりたったちんこを唇に押し付けられる。
「さっさと口開いて舐めろよ」
今日は、いつにも増して性急すぎるなと思いながら、先っぽを唇に挟んで、目を伏せてカリ下を舌先で舐めてちゅちゅと飴をしゃぶるように口の中で動かす。
「やべッ、ホント、アンタ……しゃぶるのうまくなったな」
息を荒くして言われるのは、自尊心を揺さぶられて少し得意気になってしまう。
カチカチとベルトを外されて、ズルッとズボンを下ろそうと引っ張るので、助けるように腰を便座から浮かせた。
すると足の下にズボンをずり下ろされ、太股を叩かれて、片足をあげると下着ごと一緒に脱がされた。
便所の床に服を置かれるのは嫌だなと思うと、気持ちが通じたのか頭の上の荷物置きの金属棚の上にかけられる。
「をい、口、サボんなよ…………」
「ンンン……ッん、ふ…………んん……」
軽く小突かれて、頭を動かして喉まで飲み込んで、舌を絡めながらディープ・スロートを繰り返し、びきびきと硬さを増す肉に、俺も興奮してくる。
見上げると、富田君は小さいローションのパックを口に咥えて噛み切ると、先を俺の孔へとさしこんで中に冷たい液体を注ぎ込んだ。
指がゆっくりと内部に挿しこまれ、ぐぽっぐぽっと湿っぽい音が鳴る。準備されている最中でも、動悸がとまらなくて指の動きに乱されていく。
ズルッと唇からちんこが引っこ抜かれて、次の瞬間、上げた顔へとビュルビュルと生暖かい液体を掛けられた。
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