326 / 353
番外編
※やくそく→side T
しおりを挟む
台の上のステージで衣服を脱がして貰い、犬になることを誓う儀式をおこなうのがショーの目的らしい。
犬と認められたモノは、主人とのパートナーになりここでは犬として扱われる。
それがお互いの喜びとなるらしいが、俺には全く気持ちを理解はできない。
康史がそれを望むなら、そうしてやりたいという気持ちだけだ。
康史に腕をひかれてステージにあがるが、身体を拘束している革の感覚が血流を押さえ込んでいて、自由に動けずに、くらくらしてくる。
動悸も激しくて身体中の体温もひどく熱をもっているような気がする。
「トール、オレのいう言葉を言ってね」
優しい康史の声が聞こえて、こくりと頷く。
尻の中ではグチュグチュと張形が俺の胎内で蠢いていて、頭が真っ白になっている。
「皆様の前で服を着ていられないおれを、淫らな犬として扱ってください。牝犬としてこれからご主人様に躾てもらいます、って言える?」
囁く康史の表情は興奮しているのか、俺を見つめる瞳に熱を感じる。
「……ッ……ふ、みなさまの、前で、服を着てられない、おれをッ……みだらな、いぬとして、ッあつかってください、メス犬として、ご主人様にしつけてもらいます……ッ」
俺が言葉を吐き出すと、康史は頭を撫でてネクタイを引き抜いて俺のシャツを脱がし、手伝うように側の男が俺のズボンを引き下ろした。
康史は手にしていた犬用のリードを俺の首輪に繋いで、床を指さした。
「トール、まず服従のポーズだよ。教えてあげるからね……仰向けになって寝て」
俺は硬い床に仰向けに寝転がり、康史を見上げた。
「気持ち良くなれるから、安心して……、両手をあげて、脚を開いたままで軽くあげて」
言われるがままに、客達に丸見えになるなとちらと考えたが脚を開いて服従のポーズを作った。
「新しい犬が誕生しました。お披露目になります」
マイクで話すアナウンスの男は大げさな身振りで注目を集める。
仰向けで膝をたてて両足を開いて秘部を晒す俺は、周りが見れば滑稽で仕方がないだろう。こんな屈辱でしかない行為も、康史が興奮して熱をもった視線を向けていることで、俺はうれしくなってしまう。
「トール……抜くよ。これから、トールはここでは犬だからね……何をされても暴れたらだめだよ」
優しく囁かれながら、ずるっと張形を引き抜かれて背筋がぞくりと痺れてくる。
「アッ……っく……っふ……」
康史は宥めるように俺の頭を撫でるが、貞操帯に阻まれたペニスは痛みしか与えてこない。
わらわらと集まってきた男達は、俺を物珍しいように見下ろしている。
「屈強そうな犬だね。愛玩というより、狩猟犬に近いのかな」
「ええ……でも淫らで可愛いですよ」
「テイスティングはできるのかい?」
「いいえ。見るだけでお願いします。でも拡張の手解きだけは、許可してます」
「ほお……では、手解きをしよう」
男は置かれているツボから、濡れた長いスティックをとりあげると、ぐいと開きっぱなしになっているアナルへと押し付ける。
ちらと康史を見上げると、ギュッと俺の肩を強く掴んで床に押し付ける。
「オレがいるから……大丈夫……。気持ち悦くなるだけだからね」
押し付けられた柔らかい棒が身体の内部に押し込まれて、にちゃにちゃと攪拌するように回される。
「ッ……ッふ……っ、うッ……ッんッ……」
意識をもっていかれて、康史に何かあったら後悔すると思い必死で奥歯を噛み締める。弱い箇所を心得ているのか、棒の動きに翻弄されてしまいそうになり首を横に振る。
「強情な子ね……大丈夫よ。あたしの店で彼に危害は加えさせないわ」
嫌なオカマ野郎が近づいてきて耳元で囁くが、信用はできない。
さっきだって、あわやってとこだった。
「快感にすべてをまかせて安心しなさい」
ずんっと奥の壁を突き上げられると、頭から全てが剥がれ落ちてしまうかのように目の前がチカチカとする。
「ーーっう、アッ……ッああ……ッや、やすっ、……ッひ、やだ……ッくう……ッや、ああ」
康史に腕を突っ込まれた時に、抉られた箇所を細い棒はつつき回す。
「雌のように腰が動き出したね。結腸が大好きなんだ……いやらしい顔になった」
「ーーッく、っいや……っだ……ッ」
身体の中で響く律動ばかり気になり、どくどくと身体の血液がめぐりはじめる。
こんな刺激じゃいやだ。
「何がいいんだよ」
「っく……ううう……もっや、……ッあ、もっ、と……ッふと……いの」
問いかけに男は笑って、棒から手を離すと近くの男へと別の棒を手渡す。
「欲張りみたいで手に負えないな」
「ちが……ッ……ああっ、ちがうっ」
奥を貫かれたまま、もう一本の棒で浅い箇所をかき混ぜられる。
「ッい、いや……ッや、やす……やすの……ちんぽがほしい……ッあ、ああ」
ねだった俺に康史はまだだよと呟いて、ゆっくりと首を横に振った。
犬と認められたモノは、主人とのパートナーになりここでは犬として扱われる。
それがお互いの喜びとなるらしいが、俺には全く気持ちを理解はできない。
康史がそれを望むなら、そうしてやりたいという気持ちだけだ。
康史に腕をひかれてステージにあがるが、身体を拘束している革の感覚が血流を押さえ込んでいて、自由に動けずに、くらくらしてくる。
動悸も激しくて身体中の体温もひどく熱をもっているような気がする。
「トール、オレのいう言葉を言ってね」
優しい康史の声が聞こえて、こくりと頷く。
尻の中ではグチュグチュと張形が俺の胎内で蠢いていて、頭が真っ白になっている。
「皆様の前で服を着ていられないおれを、淫らな犬として扱ってください。牝犬としてこれからご主人様に躾てもらいます、って言える?」
囁く康史の表情は興奮しているのか、俺を見つめる瞳に熱を感じる。
「……ッ……ふ、みなさまの、前で、服を着てられない、おれをッ……みだらな、いぬとして、ッあつかってください、メス犬として、ご主人様にしつけてもらいます……ッ」
俺が言葉を吐き出すと、康史は頭を撫でてネクタイを引き抜いて俺のシャツを脱がし、手伝うように側の男が俺のズボンを引き下ろした。
康史は手にしていた犬用のリードを俺の首輪に繋いで、床を指さした。
「トール、まず服従のポーズだよ。教えてあげるからね……仰向けになって寝て」
俺は硬い床に仰向けに寝転がり、康史を見上げた。
「気持ち良くなれるから、安心して……、両手をあげて、脚を開いたままで軽くあげて」
言われるがままに、客達に丸見えになるなとちらと考えたが脚を開いて服従のポーズを作った。
「新しい犬が誕生しました。お披露目になります」
マイクで話すアナウンスの男は大げさな身振りで注目を集める。
仰向けで膝をたてて両足を開いて秘部を晒す俺は、周りが見れば滑稽で仕方がないだろう。こんな屈辱でしかない行為も、康史が興奮して熱をもった視線を向けていることで、俺はうれしくなってしまう。
「トール……抜くよ。これから、トールはここでは犬だからね……何をされても暴れたらだめだよ」
優しく囁かれながら、ずるっと張形を引き抜かれて背筋がぞくりと痺れてくる。
「アッ……っく……っふ……」
康史は宥めるように俺の頭を撫でるが、貞操帯に阻まれたペニスは痛みしか与えてこない。
わらわらと集まってきた男達は、俺を物珍しいように見下ろしている。
「屈強そうな犬だね。愛玩というより、狩猟犬に近いのかな」
「ええ……でも淫らで可愛いですよ」
「テイスティングはできるのかい?」
「いいえ。見るだけでお願いします。でも拡張の手解きだけは、許可してます」
「ほお……では、手解きをしよう」
男は置かれているツボから、濡れた長いスティックをとりあげると、ぐいと開きっぱなしになっているアナルへと押し付ける。
ちらと康史を見上げると、ギュッと俺の肩を強く掴んで床に押し付ける。
「オレがいるから……大丈夫……。気持ち悦くなるだけだからね」
押し付けられた柔らかい棒が身体の内部に押し込まれて、にちゃにちゃと攪拌するように回される。
「ッ……ッふ……っ、うッ……ッんッ……」
意識をもっていかれて、康史に何かあったら後悔すると思い必死で奥歯を噛み締める。弱い箇所を心得ているのか、棒の動きに翻弄されてしまいそうになり首を横に振る。
「強情な子ね……大丈夫よ。あたしの店で彼に危害は加えさせないわ」
嫌なオカマ野郎が近づいてきて耳元で囁くが、信用はできない。
さっきだって、あわやってとこだった。
「快感にすべてをまかせて安心しなさい」
ずんっと奥の壁を突き上げられると、頭から全てが剥がれ落ちてしまうかのように目の前がチカチカとする。
「ーーっう、アッ……ッああ……ッや、やすっ、……ッひ、やだ……ッくう……ッや、ああ」
康史に腕を突っ込まれた時に、抉られた箇所を細い棒はつつき回す。
「雌のように腰が動き出したね。結腸が大好きなんだ……いやらしい顔になった」
「ーーッく、っいや……っだ……ッ」
身体の中で響く律動ばかり気になり、どくどくと身体の血液がめぐりはじめる。
こんな刺激じゃいやだ。
「何がいいんだよ」
「っく……ううう……もっや、……ッあ、もっ、と……ッふと……いの」
問いかけに男は笑って、棒から手を離すと近くの男へと別の棒を手渡す。
「欲張りみたいで手に負えないな」
「ちが……ッ……ああっ、ちがうっ」
奥を貫かれたまま、もう一本の棒で浅い箇所をかき混ぜられる。
「ッい、いや……ッや、やす……やすの……ちんぽがほしい……ッあ、ああ」
ねだった俺に康史はまだだよと呟いて、ゆっくりと首を横に振った。
0
お気に入りに追加
360
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
メカクレショタ灰世くんの人生終了排泄ショー
掌
BL
大人しく地味なメカクレ少年、灰世くんが担任の教師に目をつけられ、身体をドスケベ開発される中で元々持っていた破滅願望をさらけ出され人生終了なショーを開催するお話。
かなり強めの大スカ描写が含まれますのでご注意ください!
コミッションにて執筆させていただいた作品です。ありがとうございました!
・web拍手
http://bit.ly/38kXFb0
・X垢
https://twitter.com/show1write
性的イジメ
ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。
作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。
全二話 毎週日曜日正午にUPされます。
部室強制監獄
裕光
BL
夜8時に毎日更新します!
高校2年生サッカー部所属の祐介。
先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。
ある日の夜。
剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう
気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた
現れたのは蓮ともう1人。
1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。
そして大野は裕介に向かって言った。
大野「お前も肉便器に改造してやる」
大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…
首輪 〜性奴隷 律の調教〜
M
BL
※エロ、グロ、スカトロ、ショタ、モロ語、暴力的なセックス、たまに嘔吐など、かなりフェティッシュな内容です。
R18です。
ほとんどの話に男性同士の過激な性表現・暴力表現が含まれますのでご注意下さい。
孤児だった律は飯塚という資産家に拾われた。
幼い子供にしか興味を示さない飯塚は、律が美しい青年に成長するにつれて愛情を失い、性奴隷として調教し客に奉仕させて金儲けの道具として使い続ける。
それでも飯塚への一途な想いを捨てられずにいた律だったが、とうとう新しい飼い主に売り渡す日を告げられてしまう。
新しい飼い主として律の前に現れたのは、桐山という男だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる