俺たちの××

怜悧(サトシ)

文字の大きさ
上 下
163 / 353
三学期編

※甘い罰 →sideT

しおりを挟む
奥深くまで食い込んだバイブは、中を揺らしながら絶妙な角度で攪拌する。
唇へと押しこまれた康史の肉塊は、舌でざらざと撫で回すとぴくぴくと反応して、頭の裏をぐっと押さえ込まれ喉の奥まで貫くように犯される。
上から下から侵される感覚は、輪姦された時を呼び起こされるが、俺を抱くこの腕は康史のものだと思うと安心できた。
ずんっと奥を突く動きは、脳みそを痺れさせて思考が追いつかないくらいに高められていく。
「いやっらしい顔してる、つっこまれて堪んないって、もっと犯してほしいって顔に見えるよ」
そうだ、もっと犯して欲しい。
ああ、そうだ。
その通りだ。
ぐちゃぐちゃに康史に犯されたい。中途半端なのじゃたりねえ。
不完全燃焼ばかりさせられて体中がくすぶってたまんねえ。
「…………く、そ、やばいな、バイブにすら嫉妬するようになっちゃったら、もうたまんないよね」
いきなりずるっとバイブを引き抜かれて、ドロッと喉の奥に濃い粘液が放たれる。
康史だって、ずっとしてないんだ。
俺が戻ってきたあとは、自慰すらしてなかったはず。
銜えてたペニスがするっと唇から引っこ抜かれて、上下がぽっかり空いた虚無感に、俺は腰をあげてねだる。

「ほしいの?トール」
優しく響く声で康史ら囁きながら、俺の開いたアナルに指を入れてくぷくぷっと出し入れする。

「……ほし…い…っ」
「おもちゃでもいいの?」
意地悪な言葉に、俺はごくっと息を飲む。
「……オマエのが…………イイ」
「だったら我慢しないとな、でも、オモチャだったら……ちゃんとおねだりできたらあげるよ」
指先で穴を広げてバイブの先端だけを差し込まれ、くちゅくちゅと捏ね回される。
「……ああ…ッく…ッふ…も、と…おくに…ほしい」
内股を撫でながら、俺の我慢を壊すように途中まで入れては引き抜き、懇願を誘う。
「淫乱だな。トールのおまんこは、おもちゃでも喜んでひくひくしてんぞ、ほら、いんらんだからなの?」
ワザとらしく卑猥な言葉で煽って、ゆっくりと埋め込んでは引き抜いて焦らす。
「…ァアア、うう…いんら…んで……ほしくて…しょうがねえ……」
「おちんちんのおもちゃで悦んじゃう、いんらんなんだよな」
言葉を覚えこませるように繰り返されて、全身が熱く滾ってくる。
ぽたぽたとペニスから体液が零れて、ひどく興奮しているのがわかる。
ひらきっぱの唇からは涎と、呑み込めなかった精液が顎先までつたっていく。
「おちんちんの……ッおもちゃで……おかして……くれ」
脳みそはなにも考えられない。
ずぶずぶ、ぐっぷりと埋め込まれる玩具に、腰をくねらせ全身を痙攣させる。
「アア、アア……おひんひ、ん…アア、、アア、、おもひゃ…モチイ…ひいいん」
内側が灼熱のような熱さで全身を溶かしていく。
ぐちゃぐちゃと犯される感覚に、俺は夢中で腰を揺すって快感に溺れ始めた。
康史はくすっと笑って俺を見下ろすと、俺の口に丸いボールをかませて頭の裏でベルトで固定する。
「流石にエロすぎる声だと、試験勉強の邪魔だからさ……おとなしくしといて」

そう言って、康史は部屋の机に向かうと勉強を始めた。

背中を向けて振り向かないのに、俺はその背中を見ながらオモチャで何度も達しつづけていた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

メカクレショタ灰世くんの人生終了排泄ショー

BL
大人しく地味なメカクレ少年、灰世くんが担任の教師に目をつけられ、身体をドスケベ開発される中で元々持っていた破滅願望をさらけ出され人生終了なショーを開催するお話。 かなり強めの大スカ描写が含まれますのでご注意ください! コミッションにて執筆させていただいた作品です。ありがとうございました! ・web拍手 http://bit.ly/38kXFb0 ・X垢 https://twitter.com/show1write

性的イジメ

ポコたん
BL
この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。 作品説明:いじめの性的部分を取り上げて現代風にアレンジして作成。 全二話 毎週日曜日正午にUPされます。

無理やりお仕置きされちゃうsubの話(短編集)

みたらし団子
BL
Dom/subユニバース ★が多くなるほどえろ重視の作品になっていきます。 ぼちぼち更新

部室強制監獄

裕光
BL
 夜8時に毎日更新します!  高校2年生サッカー部所属の祐介。  先輩・後輩・同級生みんなから親しく人望がとても厚い。  ある日の夜。  剣道部の同級生 蓮と夜飯に行った所途中からプチッと記憶が途切れてしまう  気づいたら剣道部の部室に拘束されて身動きは取れなくなっていた  現れたのは蓮ともう1人。  1個上の剣道部蓮の先輩の大野だ。  そして大野は裕介に向かって言った。  大野「お前も肉便器に改造してやる」  大野は蓮に裕介のサッカーの練習着を渡すと中を開けて―…  

支配された捜査員達はステージの上で恥辱ショーの開始を告げる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

首輪 〜性奴隷 律の調教〜

M
BL
※エロ、グロ、スカトロ、ショタ、モロ語、暴力的なセックス、たまに嘔吐など、かなりフェティッシュな内容です。 R18です。 ほとんどの話に男性同士の過激な性表現・暴力表現が含まれますのでご注意下さい。 孤児だった律は飯塚という資産家に拾われた。 幼い子供にしか興味を示さない飯塚は、律が美しい青年に成長するにつれて愛情を失い、性奴隷として調教し客に奉仕させて金儲けの道具として使い続ける。 それでも飯塚への一途な想いを捨てられずにいた律だったが、とうとう新しい飼い主に売り渡す日を告げられてしまう。 新しい飼い主として律の前に現れたのは、桐山という男だった。

消防士の義兄との秘密

熊次郎
BL
翔は5歳年上の義兄の大輔と急接近する。憧れの気持ちが欲望に塗れていく。たくらみが膨れ上がる。

処理中です...