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三学期編
※監禁生活 →side T
しおりを挟む「トール、ちょっと遅くなった」
あんまりにもぐるぐるする腹が苦しくて、俺は一瞬意識を飛ばしていたらしい。
心配そうに俺の頬をぺちぺち叩く康史の心配そうな顔が俺の顔の前に見れる。
手が伸ばせれば、その顔を抱きしめたいのに。
腕すら自由にならない。
「………っ、ハァ、はやく………出させて……くれ……」
康史の心配そうな顔は可愛くてスキだななどと、いつものはようなは悠長なことを考える余裕は殆どない。ツキツキとするあまりの痛みに立ち上がることもできず、腹を押さえて奥歯を強くかみ締める。
康史は俺の体を持ち上げようとするが、重さにすぐに立ち上がると諦めたのか両手いっぱいに道具をもってくる。
バサバサと俺の下にビニールシートを引いて、俺のケツの下に洗面器を置く。
「トール、もう動けなそうだし、ここで抜くね」
「、、、や…………ッイヤ…だ…ッ」
風呂場でもかなりイヤだったのに、更に居間でというのが羞恥すぎて、俺は我慢できずに首を横に何度も振る。
「でも、トール、動けないだろ。無理して途中で漏らすほうが嫌なんじゃない?」
痛みでが身体が震えて、ぴくりとも動けそうにない。
諦めて俺はいやいや頷いて洗面器をあてられたまま、康史がプラグを引っこ抜くとドプッと汚物を吐き出す。
同時にブジーも抜かれて、押し当てられた尿瓶にじょろじょろと漏らし、あまりの恥ずかしさにじわじわと涙が出てきてしまう。
もうこれ以上にない情けない姿を見せているのに、俺のペニスは震えながら熱をもっていく。
「……ヤス………も、おれ……ヤスが、ほしい……っ」
「………まだ、一日しか経ってないよ。もうすこし、ちゃんと我慢しないと、ダメだよ」
俺の汚物を片付けながら、康史は頬に唇をあてて居間を出て行く。
ほしくてほしくて頭がいっぱいで、気が狂いそうだ。
手枷も鎖も全部ひきちぎって、今すぐモノにしてしまいたい。
凶暴なキモチがぐんぐんと湧き上がる。
タオルを片手に康史は居間に戻ってくると、温かいタオルで俺の汗に濡れたからだを拭き始める。
「オレのはダメだけどオモチャをあげるから遊んでてよ。他の人のでもいいわけじゃないのはわかるからさ」
手にしているのは、康史のものの1.5倍はありそうなバイブで、脚を開かされてぐぐっと押し当てられる。
「…………でけえ…よ」
「って言って、ちんこからよだれドクドクさせて期待してるじゃない?これ、いぼいぼもついてて、動きも単調じゃないみたいだから楽しめるよ」
ローションで濡らしたバイブを、くちゃっと開いたままのアナルへあてられると、俺の身体はほしがるように本能的に腰を動かして食いこまそうとする。
「自分から腰を振るなんて、ちょっと妬けるな、そんなに欲しいんだ」
意地の悪い口調で囁かれ、カッと体が熱くなる。
入り口にだけ挟まった先っぽがくぷくぷ抜き差しされて、それだけで堪らず腰を捩る。
「……なあ……他のヤツのも…………そんな風に欲しがったの?」
「………ンなことない……。オマエが、くれるものだから欲しがるだけだ……ッく、ハァ、ああ」
ずぷぷううっと音をたてて、堅い無機質な棒が中を埋めていく。
妬かれて責められていることに、俺はひどく感じていた。
内側を全部埋められてびゅくっと精液を噴出すと、康史は俺の頭に跨って唇に、ひっぱりだしたペニスを押し当てた。
「オレのも…………処理、してよ。さすがにやらしいトールのせいで、オレのもすっかりたまっちゃって勉強になんねえよ」
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