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二学期編
※新たなトラブル→sideT
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悩みもなくなり、晴れて俺達は明るく楽しい同棲生活に突入したのだが、とは言っても康史も受験なので、そう毎日営むようなことは出来ない。
体は非常に楽なのだが、ついつい頭の中ではエロいことばかり考えちまう。
と言うわけで、俺は夕飯の支度を始めた康史の肩に頭を載せて、ちょっとねだっているつもり、だ。
いちおう、これでも……そういうのを。がんばっているつもり、だ。
康史は意地悪したいのか、別に俺のねだりもスルーしてくる。
こっちからしつこく誘うのも気が引ける。
どうすりゃいいかな。
「なあ、ヤス……」
「油使うから、ちょっと離れて。…………危ないから、近づくとヤケドするよ」
もっともらしいことを言って、スルッとすり抜ける。
これって、あれか。倦怠期か。
……やべえな。
そういうのは苦手なんだよな。
俺はしゅんとして、康史から離れるとダイニングのテーブルに座る。
「…………トール、飯食べ終わったら、イチャイチャしよう。明日は予備校ないから」
俺の態度を読んだのか、康史は機嫌をとるように声をかけてくる。
「予備校がなくても、受験生だろ。別に俺の機嫌とか気にするなよ」
「俺がしたいに決まってるだろ。メリハリつけないと、勉強もはかどんないんだよ」
パチパチと唐揚げをあげている音が聞こえる。
そういやあ、俺は何もしないで居候のくせに、文句ばかり言ってんなあ。
「俺が料理作ろうか?」
「…………いや、それはしないでいい。トールの料理は豪快すぎっから。.........ホント、ここにいてくれるだけで癒されてっからさ」
豪快?か。
そりゃ、昔肉は分厚い方がうまいと思って、ブロック肉をそのままじゅうじゅう焼いたりしたこたあるけど。
「まあ、出来ることからでいいからな」
康史はそうはいうが、いつまでもそれに甘えるわけにはいかねーよな。
俺も、もっといろいろやってかねーと、マジで愛想つかされそうだな。
一緒に暮らしてるんだしな。
「……っ、はあ、っ、ハアっ……ッ……ん、やす、やすっ」
イイところの近くばかり掻き回して焦らされる。
いつものことなのだが、すぐにはくれないのは分かっている、
たまらず腰を揺らして奥までほしいと腰を揺さぶりながら強請る。
それでもは焦らす動きをやめようとしない康史に、脚をめいいっぱい開いて誘いかける。
身体が爛れてしまうような疼きと欲求の感覚に俺は声をあげる。
「ひっぃうう、あ、あ、あ……ほしい、よお……やす……おねがっ…もっつ、やす………ッく、っ」
近くに置いた携帯のコールが鳴り止まない。
うるさい、いま、ほしいのに。
くそ…………セージのやつかな…………。
「トール、でなよ」
意地悪くいいながら、俺に携帯を掴ませて、同時に深々と奥まで貫かれる。
「っく、ああああ、ああああッーーーっ、ひっうう」
鳴り響く携帯を握りしめながら、達してしまう。
ぼやける目開き、ディスプレイを見ると西覇の名前が表示されている。
珍しすぎる。
快感の中でも、イヤな予感がして、逆らえずに受話ボタンを押した。
「……ッ……ンだよ、……っ、セーハ?」
電話を取っても動きを止めない康史に、眉をぐいと寄せて奥歯を噛み締め、俺は気を緩めればすぐ喘ぎだしそうな呼吸を無理矢理おさえこみながら、ようやく擦れきった声を出した。
体は非常に楽なのだが、ついつい頭の中ではエロいことばかり考えちまう。
と言うわけで、俺は夕飯の支度を始めた康史の肩に頭を載せて、ちょっとねだっているつもり、だ。
いちおう、これでも……そういうのを。がんばっているつもり、だ。
康史は意地悪したいのか、別に俺のねだりもスルーしてくる。
こっちからしつこく誘うのも気が引ける。
どうすりゃいいかな。
「なあ、ヤス……」
「油使うから、ちょっと離れて。…………危ないから、近づくとヤケドするよ」
もっともらしいことを言って、スルッとすり抜ける。
これって、あれか。倦怠期か。
……やべえな。
そういうのは苦手なんだよな。
俺はしゅんとして、康史から離れるとダイニングのテーブルに座る。
「…………トール、飯食べ終わったら、イチャイチャしよう。明日は予備校ないから」
俺の態度を読んだのか、康史は機嫌をとるように声をかけてくる。
「予備校がなくても、受験生だろ。別に俺の機嫌とか気にするなよ」
「俺がしたいに決まってるだろ。メリハリつけないと、勉強もはかどんないんだよ」
パチパチと唐揚げをあげている音が聞こえる。
そういやあ、俺は何もしないで居候のくせに、文句ばかり言ってんなあ。
「俺が料理作ろうか?」
「…………いや、それはしないでいい。トールの料理は豪快すぎっから。.........ホント、ここにいてくれるだけで癒されてっからさ」
豪快?か。
そりゃ、昔肉は分厚い方がうまいと思って、ブロック肉をそのままじゅうじゅう焼いたりしたこたあるけど。
「まあ、出来ることからでいいからな」
康史はそうはいうが、いつまでもそれに甘えるわけにはいかねーよな。
俺も、もっといろいろやってかねーと、マジで愛想つかされそうだな。
一緒に暮らしてるんだしな。
「……っ、はあ、っ、ハアっ……ッ……ん、やす、やすっ」
イイところの近くばかり掻き回して焦らされる。
いつものことなのだが、すぐにはくれないのは分かっている、
たまらず腰を揺らして奥までほしいと腰を揺さぶりながら強請る。
それでもは焦らす動きをやめようとしない康史に、脚をめいいっぱい開いて誘いかける。
身体が爛れてしまうような疼きと欲求の感覚に俺は声をあげる。
「ひっぃうう、あ、あ、あ……ほしい、よお……やす……おねがっ…もっつ、やす………ッく、っ」
近くに置いた携帯のコールが鳴り止まない。
うるさい、いま、ほしいのに。
くそ…………セージのやつかな…………。
「トール、でなよ」
意地悪くいいながら、俺に携帯を掴ませて、同時に深々と奥まで貫かれる。
「っく、ああああ、ああああッーーーっ、ひっうう」
鳴り響く携帯を握りしめながら、達してしまう。
ぼやける目開き、ディスプレイを見ると西覇の名前が表示されている。
珍しすぎる。
快感の中でも、イヤな予感がして、逆らえずに受話ボタンを押した。
「……ッ……ンだよ、……っ、セーハ?」
電話を取っても動きを止めない康史に、眉をぐいと寄せて奥歯を噛み締め、俺は気を緩めればすぐ喘ぎだしそうな呼吸を無理矢理おさえこみながら、ようやく擦れきった声を出した。
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