俺たちの××

怜悧(サトシ)

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二学期編

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ぎゅっと筋張った腕を引きつらせて、ビニールシートを握りこみ、逃げをうつ体を意思の力で抑え込む東流の姿に、オレは言い知れぬ興奮を覚えながら掌を窄めて奥へと進める。

興奮が醒めない。
圧迫に耐えるようにゆがんだ表情が、とても愛しい。
この愛情表現が間違っているってのは分かっている。
分かっているのに、どこまでも許してくれる東流に、歯止めが利かなくなる。

「ッひ………ッぐうううううう、アア……ック、ふ……ンアア―――ッ」
ぐっと拳を握りこんで伸びる柔らかな肉壁をつつき、唸るように苦しむ東流の声に、劣情が増す。
中指を伸ばし、東流の悦い場所に押し当ててくにくにといじると、内股を震わせて白目をむきながら、白い液体を腹の上に飛ばして、唾液まみれで恍惚としたあへ顔をオレに晒す。

凛とした目つきの悪い獰猛な生き物はどこにもいない。

オレだけに見せてくれる、淫らじみた表情。
もう一度拳を握りこみ、弱い箇所を抉るように拳で抉り上げる。
「――あ、、ひいいいっ…………ッ、くあ、つうううう、ひ、、ぁあああああうう」
長い両脚を拡げて、全身を痙攣させて決壊したのかじょろじょろと黄色い液体を溢れさせる。
半ば朦朧とした意識の中で、東流は震える指先を俺に伸ばして、縋りつくようにオレの腰にしっかりと回る。
目はうつろで俺のことすら見えてもいないのに、その腕は強く俺の腰を抱く。

………ったく……。
こんなになってまで……、ホントすげえ………よ。

オレはゆっくりと傷つけないように、腕を東流の体から引き抜き、拡げた両脚を閉じるようにしてベットヘッドに東流の体をぐいと押し付け、ペニスを引き出すとすっかり柔らかくなって蕩けきったアナルへ押し込んだ。

いつだって、その腕でオレを守ってきてくれてた。
物心ついてから、ずっと。

だから、今更それを離そうなんて言われたって、そんなのムリに決まっているだろう。

「トール……トール……。二度と離れるとか………言うなよ」

ぐちゃっぐちゃっと熱をもった肉の間に楔を打ち込む。
脚を閉じさせて少し狭めたが、腕で拡張してすぐなので緩んでいつもよりも圧迫が少ない。
東流はすっかり快感に溺れているのか、目を瞠ったままで掠れきった声をあげて喘いでいる。
「………ッひ………ッンンン………ッううう」
「トールのここは、もう、オレなしじゃ、満足できねえだろ」
ぐっしょりとだらしなく体液にまみれた下半身は、半勃ちのままカウパーを引いて、東流の腹の上で揺れている。
たまらずぐっと抱きしめて中へと放つと、東流の腕がオレの頭の裏に回って強く抱き寄せられる。

「……ンァ……っつは……ッ、オマエ……にしか……よくじょう、しねえ……よ」

唾液で濡れた唇で囁かれる言葉に、かっと体温が急上昇する。
腹に押し付けられた東流の肉竿は堅く熱を持ち、オレの腹へと脈動を伝えてくる。
東流はぐっと力を込めて、胎内の俺の肉を押しつぶすように締め付け、長い足を俺の腰へと絡めつけて引き寄せる。

「ンッ……っは………ぁ…ン、……はやく………おれンなか……オマエのザーメンで満タンにしろ」

腰を揺らし挑発するようないつもの命令口調で囁くトールの言葉に、オレの抑えはきかなくなる。
指を東流の唇に突っ込み、ぐぷぐぷっと既に種を植え付けたアナルへ何度も腰を打ちつけ、指先で東流の舌を摘んで咥内を蹂躙する。

「んぐ………っつんぐ………っつ」

鼻を鳴らして涎を垂れ流しながら悶える姿は本当に可愛らしい。
歯で乳首のピアスをひっかけて引っ張り、背筋を反らせて呻く東流の体へ、大量の精液を注ぎ込み、東流のペニスの先端を激しく指で擦って、びしゃっびしゃっと潮を吹かせる。

「トール……まだまだ………だよ。……もっといっぱいにしてあげるからね」
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