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夏休み編
何も怖くない →side Y
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あ、気を失ってる……。
我に返って見下ろすと、東流が白目を剥いていて涎と涙まみれで気を失って痙攣している。
なぜかすごく愛らしく思えて、ぎゅっと抱き寄せて暫く身体の熱を味わう。
こんなにも、すべて委ねてくれるのがまるで夢のようだ。
ずるっとペニスを引き抜いても、まったく反応がなく弛緩して開いたままの脚からくぷくぷっと精液をこぼす。
うわ、やばいくらいエロ過ぎだろ、この構図。
思わずスマホを取り出したオレを、誰がとめられるだろう。いや、とめられない。
「ほんとに、何でもしてくれるんだよな」
男に、二言はないって東流はよく口にするけど、有言実行はなかなかないよな。
本当に東流がオレに全部くれるキモチなんだなって思うと、本当に嬉しい。
そっと膨らんだままの彼のペニスから、ずるっとプジーを引き抜くと、どくどくっとたまった精液が溢れてくる。
オレが望んだから、辛いだろうにオスの快感もささげてくれる。
本当に、まったくもって……、まっすぐで可愛いひとだ。
ぱっさぱっさになっている髪をそっと撫でる。
「トール、超愛してるよ。すっごい大好き」
硬くて分厚い胸板に頬をすりすりと埋める。
ちょっとケロイドになった腹筋も、ごつごつして心地いい。
キラキラしている胸元のピアスは、俺が選んでイニシャル入りのもの。
いつも着け続けてくれるという気持ちが、俺の独占欲を満たす。
指をかけてはじくようにして弄り回しているとびくんと胸元が震える。
「……う………っ……っ…」
気がついたのか東流は、体を震わせて俺に焦点を合わせるように細い目を大きく開く。
ちょっとぼんやりして、オレを見つけるといつもより柔らかい表情で笑みを浮かべた。
「おきた?」
問いかけると、軽く頭をふって額に大きな掌を乗せて軽く横に振る。
「あァ…………のうみそ…トんじまった」
でも、わずかに濡れた口元に浮かぶのは笑み。
「うーん、そんだけキモチヨカッタってこと?」
問いかけると、一瞬の間と浅黒い肌が僅かに赤く染まる。
「ん………まあ…………な。…………ああ」
「あ、いま、恥ずかしがってる?」
掌で隠されて表情は見えないけども、耳が赤くてちょっと熱をもっている。
「ああ………なんか、そうだな、やっぱり、恥ずかしいな」
「可愛い!…………もー、トール、なんなの、それ、いまの顔、ちょー可愛いから」
思わず体を抱きしめてひっつくと、掌をちらっとあげてオレの顔をじっと見つめる。
そして、口元を緩めてまぶしいように目を細めて笑顔を向ける。
「…………オマエのがカワイイ」
うわー。
ホントにバカップルってこんなんいうんだよな。
イイヨもう、バカップル万歳。
色々あったけど、すげえ幸せ。
きっと強姦なんかしなくても、素直に好きだと言っていても、きっと東流は受け入れてくれたのかもしれない。
結果論だけども。
そっと覗く目が熱くまたたいている。
「俺は、オマエが好きだ、ヤス」
真っ直ぐで、周りからは恐怖されるほど鋭い瞳。
「いいの?オレと一緒にいたら、いつもこーだよ」
頬を撫でて、じっと見返す。
「……イーヨ」
即答されるのは、迷いの無いいつもの肯定。
「ホントに?」
「イーヨ」
何度も聞き返すとちょっと面倒そうな表情を浮かべて、トールは俺の腰に腕を回してくる。
「そんな簡単に言うなよ」
「くどいなァ……俺はオマエと一緒にいてえんだよ。ちっと変態はいってっけど、死ぬようなことはしねえだろ。…………だから、なんも怖くねえよ」
くっくっと可笑しそうに笑いながら不敵な表情を浮かべて見つめてくる。
何にも負けない不屈の精神。
「もーーー、トール、大好きー」
抱き返して、ぎゅっと体をすりつける。
「ヤス、今日テンションたけえな」
とんとんと宥めるように背中をたたく大きな掌。
「そりゃ、トールを全部オレにくれたから………だろ」
オレの言葉を聞くと、東流ははふっと天井をしばらく見つめてから、オレの額の真ん中に唇をぐっと押し付けた。
「…………そうだな。喜べ」
我に返って見下ろすと、東流が白目を剥いていて涎と涙まみれで気を失って痙攣している。
なぜかすごく愛らしく思えて、ぎゅっと抱き寄せて暫く身体の熱を味わう。
こんなにも、すべて委ねてくれるのがまるで夢のようだ。
ずるっとペニスを引き抜いても、まったく反応がなく弛緩して開いたままの脚からくぷくぷっと精液をこぼす。
うわ、やばいくらいエロ過ぎだろ、この構図。
思わずスマホを取り出したオレを、誰がとめられるだろう。いや、とめられない。
「ほんとに、何でもしてくれるんだよな」
男に、二言はないって東流はよく口にするけど、有言実行はなかなかないよな。
本当に東流がオレに全部くれるキモチなんだなって思うと、本当に嬉しい。
そっと膨らんだままの彼のペニスから、ずるっとプジーを引き抜くと、どくどくっとたまった精液が溢れてくる。
オレが望んだから、辛いだろうにオスの快感もささげてくれる。
本当に、まったくもって……、まっすぐで可愛いひとだ。
ぱっさぱっさになっている髪をそっと撫でる。
「トール、超愛してるよ。すっごい大好き」
硬くて分厚い胸板に頬をすりすりと埋める。
ちょっとケロイドになった腹筋も、ごつごつして心地いい。
キラキラしている胸元のピアスは、俺が選んでイニシャル入りのもの。
いつも着け続けてくれるという気持ちが、俺の独占欲を満たす。
指をかけてはじくようにして弄り回しているとびくんと胸元が震える。
「……う………っ……っ…」
気がついたのか東流は、体を震わせて俺に焦点を合わせるように細い目を大きく開く。
ちょっとぼんやりして、オレを見つけるといつもより柔らかい表情で笑みを浮かべた。
「おきた?」
問いかけると、軽く頭をふって額に大きな掌を乗せて軽く横に振る。
「あァ…………のうみそ…トんじまった」
でも、わずかに濡れた口元に浮かぶのは笑み。
「うーん、そんだけキモチヨカッタってこと?」
問いかけると、一瞬の間と浅黒い肌が僅かに赤く染まる。
「ん………まあ…………な。…………ああ」
「あ、いま、恥ずかしがってる?」
掌で隠されて表情は見えないけども、耳が赤くてちょっと熱をもっている。
「ああ………なんか、そうだな、やっぱり、恥ずかしいな」
「可愛い!…………もー、トール、なんなの、それ、いまの顔、ちょー可愛いから」
思わず体を抱きしめてひっつくと、掌をちらっとあげてオレの顔をじっと見つめる。
そして、口元を緩めてまぶしいように目を細めて笑顔を向ける。
「…………オマエのがカワイイ」
うわー。
ホントにバカップルってこんなんいうんだよな。
イイヨもう、バカップル万歳。
色々あったけど、すげえ幸せ。
きっと強姦なんかしなくても、素直に好きだと言っていても、きっと東流は受け入れてくれたのかもしれない。
結果論だけども。
そっと覗く目が熱くまたたいている。
「俺は、オマエが好きだ、ヤス」
真っ直ぐで、周りからは恐怖されるほど鋭い瞳。
「いいの?オレと一緒にいたら、いつもこーだよ」
頬を撫でて、じっと見返す。
「……イーヨ」
即答されるのは、迷いの無いいつもの肯定。
「ホントに?」
「イーヨ」
何度も聞き返すとちょっと面倒そうな表情を浮かべて、トールは俺の腰に腕を回してくる。
「そんな簡単に言うなよ」
「くどいなァ……俺はオマエと一緒にいてえんだよ。ちっと変態はいってっけど、死ぬようなことはしねえだろ。…………だから、なんも怖くねえよ」
くっくっと可笑しそうに笑いながら不敵な表情を浮かべて見つめてくる。
何にも負けない不屈の精神。
「もーーー、トール、大好きー」
抱き返して、ぎゅっと体をすりつける。
「ヤス、今日テンションたけえな」
とんとんと宥めるように背中をたたく大きな掌。
「そりゃ、トールを全部オレにくれたから………だろ」
オレの言葉を聞くと、東流ははふっと天井をしばらく見つめてから、オレの額の真ん中に唇をぐっと押し付けた。
「…………そうだな。喜べ」
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