【短編】抱けない騎士と抱かれたい男娼

cyan

文字の大きさ
上 下
9 / 10

初めての続き

しおりを挟む
 

「・・・テオ、ごめん。出てしまった。」
「ふはっ、ちょっと待って、キースこんな時に笑わせないでよ、、ひーヤバイ、ふははは、、え?でも全然萎えてなくない?」
「萎えてはないけど、ごめん。」
「いいよいいよ。気にしないで。このまま動ける?」
「あぁ。動ける。」


「ぅあ、、あぁ、、ほんとに、ヤバイ、、すごい、、ぁ、、ほんとに、、ぁぁああ、、」

俺がゆっくり抽挿を繰り返していると、テオがビクビクと体を揺らして大丈夫なのかと不安になった。

「大丈夫か?」
「大丈夫、気持ちよすぎて飛びそうなだけ、、こんなの初めてだよ、、、ぁあ、、ほんとに、すごい、、あぁ、、」

気持ちいいならよかった。
俺も気持ちいい、さっき出たのにまた出てしまいそうだ。


「キース、寝て。僕が上で動きたい。」
「あぁ、分かった。」

俺がそのまま後ろに倒れると、テオは俺の上に乗って俺の腹に手を置いた。
テオは細いし小さいから軽いな。

「あぁ、すごい、、ほんとすごい、、こんなの知っちゃうともうダメ、、あぁ、、奥まで入っちゃいそう、、、」

奥?もう奥じゃないのか?
あれ?でも腸だからもっと腹の中まで繋がっているのか?

「あ、あ、あ、、入っちゃうぅ、、ひっ、、んぐ、、はぁ、はぁ、、キースも動いて、、、」
「分かった。」

俺が下からテオを突き上げてやると、テオはその綺麗な髪を振り乱して、中もギュウギュウと締めつけてくる。


「あぁ、だめ、、ほんとに、だめ、、あぁ、、はぅ、、あぁ、、あぁ、あぁ、、キース、、キース、、」

俺の腹にはテオから溢れた白い液が飛んでいて、テオもいつの間にか何度かイッていたんだと気付いた。

俺がまたテオの奥に出してしまうと、テオはビクビクと痙攣しながら、俺の上に倒れてきた。


「もうだめ、、もう動けない。」
「そうか。分かった。」

そのままテオを抱きしめていると、俺のものもゆっくりとおさまっていった。


「ぁ、、はぁぁん、、んんん、」

テオの中から俺を引き抜くと、それだけでまたテオは白い液を飛ばした。

「テオ、大丈夫か?」
「うん。」

俺は浄化をかけると、そのままテオを抱きしめて寝た。
これは夢か?いや、夢じゃない。最高だった。テオは可愛いし、気持ちよかった。
一度抱いたら、もっとテオが愛しくなってしまった。
ずっとここに、俺の側にいてほしい。でもそれは俺の思いであってテオはどう思っているんだろう。



朝起きると、テオが俺の胸に縋り付いていた。
珍しいな。いつも大人しく抱きしめられてはいるが、自分から密着してくるなんてことはなかった。

「テオ、おはよう。大丈夫か?辛いのか?」
「おはよう。辛くはない。」
「ゆっくり休めよ。俺は仕事に行ってくる。」
 
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

モフモフになった魔術師はエリート騎士の愛に困惑中

risashy
BL
魔術師団の落ちこぼれ魔術師、ローランド。 任務中にひょんなことからモフモフに変幻し、人間に戻れなくなってしまう。そんなところを騎士団の有望株アルヴィンに拾われ、命拾いしていた。 快適なペット生活を満喫する中、実はアルヴィンが自分を好きだと知る。 アルヴィンから語られる自分への愛に、ローランドは戸惑うものの——? 24000字程度の短編です。 ※BL(ボーイズラブ)作品です。 この作品は小説家になろうさんでも公開します。

完結・オメガバース・虐げられオメガ側妃が敵国に売られたら激甘ボイスのイケメン王から溺愛されました

美咲アリス
BL
虐げられオメガ側妃のシャルルは敵国への貢ぎ物にされた。敵国のアルベルト王は『人間を食べる』という恐ろしい噂があるアルファだ。けれども実際に会ったアルベルト王はものすごいイケメン。しかも「今日からそなたは国宝だ」とシャルルに激甘ボイスで囁いてくる。「もしかして僕は国宝級の『食材』ということ?」シャルルは恐怖に怯えるが、もちろんそれは大きな勘違いで⋯⋯? 虐げられオメガと敵国のイケメン王、ふたりのキュン&ハッピーな異世界恋愛オメガバースです!

王太子からは逃げられない!

krm
BL
僕、ユーリは王家直属の魔法顧問補佐。 日々真面目に職務を全うしていた……はずなのに、どうしてこうなった!? すべては、王太子アルフレード様から「絶対に逃げられない」せい。 過剰なほどの支配欲を向けてくるアルフレード様は、僕が少しでも距離を取ろうとすると完璧な策略で逃走経路を封じてしまうのだ。 そんなある日、僕の手に謎の刻印が浮かび上がり、アルフレード様と協力して研究することに――!? それを機にますます距離を詰めてくるアルフレード様と、なんだかんだで彼を拒み切れない僕……。 逃げられない運命の中で巻き起こる、天才王太子×ツンデレ魔法顧問補佐のファンタジーラブコメ!

鈍感モブは俺様主人公に溺愛される?

桃栗
BL
地味なモブがカーストトップに溺愛される、ただそれだけの話。 前作がなかなか進まないので、とりあえずリハビリ的に書きました。 ほんの少しの間お付き合い下さい。

仕事ができる子は騎乗位も上手い

冲令子
BL
うっかりマッチングしてしまった会社の先輩後輩が、付き合うまでの話です。 後輩×先輩。

幽閉王子は最強皇子に包まれる

皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。 表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。

【完結】イケメン騎士が僕に救いを求めてきたので呪いをかけてあげました

及川奈津生
BL
気づいたら十四世紀のフランスに居た。百年戦争の真っ只中、どうやら僕は密偵と疑われているらしい。そんなわけない!と誤解をとこうと思ったら、僕を尋問する騎士が現代にいるはずの恋人にそっくりだった。全3話。 ※pome村さんがXで投稿された「#イラストを投げたら文字書きさんが引用rtでssを勝手に添えてくれる」向けに書いたものです。元イラストを表紙に設定しています。投稿元はこちら→https://x.com/pomemura_/status/1792159557269303476?t=pgeU3dApwW0DEeHzsGiHRg&s=19

魔術師の卵は憧れの騎士に告白したい

朏猫(ミカヅキネコ)
BL
魔術学院に通うクーノは小さい頃助けてくれた騎士ザイハムに恋をしている。毎年バレンタインの日にチョコを渡しているものの、ザイハムは「いまだにお礼なんて律儀な子だな」としか思っていない。ザイハムの弟で重度のブラコンでもあるファルスの邪魔を躱しながら、今年は別の想いも胸にチョコを渡そうと考えるクーノだが……。 [名家の騎士×魔術師の卵 / BL]

処理中です...