【短編】抱けない騎士と抱かれたい男娼

初めて

　
「テオは綺麗だな。しなやかというか、騎士団の奴らみたいなゴツい体とは違う。」
「まぁね。鍛えてないから筋肉とかないし、キースの方がしっかり筋肉がついてるし引き締まってて綺麗だと思うよ。そして、それ・・・ちょっと信じられないくらいの大きさなんだけど・・・。」
「あ・・・すまん、粗末なものを見せた。」

テオに股間を指さされ、俺は咄嗟に自分のものを手で隠した。


「粗末？それ本気で言ってんの？僕の見ても？逆だよ逆。そんな大きいの僕でも見たことない。勃ったらもっと大きくなるんだよね？入るかな？」
「入らないなら無理に入れなくても・・・。」
「入れてみたい。キースのだもん。」
「そ、そうか。」

「僕の胸とか触りたい？」
「触ってもいいのか？触っていいならどこでも触りたいが・・・。」
「いいよ。好きなように触って。」
「分かった。」

好きなようにと言われても・・・、困った。
恐る恐る手を伸ばし、テオのぷっくりした乳首に触れるとフニッとして柔らかかったが、その感触を楽しんでいるとどんどん芯を持っていく。

「ぁ、、はぁ、、そんなに優しくされるの初めて、、気持ちいい、、もっとして、両方して、、」
「分かった。」

気持ちいいのか。少し硬くなった乳首をクニクニと揉んでいると、テオの口から甘い吐息が漏れた。
それで俺は調子に乗ってテオの乳首に唇を這わせ、舌で優しく撫でながらチュウっと吸ってみる。

「はぁん、、気持ちいい、、ぁ、、優しくされると気持ちいいって知らなかった、、」

「ここも触っていいか？」
「いいよ。」

俺はテオの立ち上がった可愛いところをそっと包んで撫でていると、テオが愛おしくて仕方なくなった。


「テオ、好きだ。キスしてもいいか？」
「いいよ。そんなこと聞かなくていいよ。僕は今キースのものなんだから。後ろも触ってほしい。」
「分かった。」

唇に触れ、さっきテオがやったみたいにテオの口の中を舐めていくと、テオの舌が俺の舌に触れてきた。慌てて舌を引っ込めると、テオの舌は俺の舌を探してるみたいで、そっと舌を戻してみると、テオに舌を絡められた。気持ちいい。

「ぁ、、はぁ、、ぁあ、、、んん、、」

「キース、気持ちいい？」
「気持ちいい、、もっとしたい。」
「いいよ。」


夢見心地のままテオが用意したオイルを指に纏って、テオの尻に指を入れた。
こんなに狭いところに入るのか？無理に入れたら痛いんじゃないか？

「あぁ、、そこ気持ちいい、、ぁ、、ぁ、ヤバイ、、キースの手、気持ちいい、、ぁ、」
「ここ？」

「そう、、ぁ、、まって、すごい、何それ、あぁ、だめ、もうイッちゃいそう、、ぁ、、やぁ、、挿れて、もう挿れて、、」
「いいのか？大丈夫か？」

「うん。挿れてほしい。キース、、お願い、、」


入るかな？と言ったテオの言葉に少し不安になるが、挿れてと言っているのだからと、意を決して俺の昂ったものをテオの尻に当てた。

「挿れるよ。」
「うん。きて。」


「んぐっ、、凄い、もっときていいよ、、ぁ、あぁ、、」

テオは俺の腕を掴んで、ギュッと握った。やっぱり痛いのか？


「大丈夫か？」
「ん、大丈夫、、まだ全然入ってないんだよね？もっと奥まできていいよ、、」
「分かった。」

テオが大丈夫と言うんだから大丈夫なんだろうと、俺はゆっくりテオの中に進んでいくが、正直もう出そうなんだ・・・。
テオの中が気持ちよすぎてどうしよう、まだ挿れている途中なのに出たとか情けなさすぎる。
グッと我慢しながら進んでいくと、行き止まりみたいだった。

「はぁ、、すごい、、奥まで余裕で届いてる、、ちょっと苦しいけど、動いていいよ。」

ここがテオの中なんだな。と少し気を抜いた途端に、テオがキュウッと締め付けてきたから、あっけなく出てしまった・・・。