34 / 36
幸せな時
しおりを挟む「ジョル、、身体が熱い、、おねがい、もうきて、、ジョル、もうきて、、あ、あ、あ、、はぅ、、、ぁああ、、」
「ごめん、こんなの使って。すぐに良くしてやるからな。」
媚薬の香を吸い込んだクラウディオは火照りを抑えられずにジョルジーノを求めた。
ジョルジーノはすぐに自分の昂ったものにオイルを纏わせてクラウディオの中に潜り込んだ。
「ひぁ、、あ、ぁああ、、すごい、、ジョル、すき、、ジョル、気持ちいいよ、あ、あ、あ、ジョル、気持ちいいよぉ、、あ、あ、、」
「ディオ、奥好きだよな。ちゃんと奥も突いてやるからな。」
余裕があるようにクラウディオに話しかけるジョルジーノもまた、全然余裕などなかった。かろうじて保たれた理性は全てクラウディオを慈しむことに使われた。
ジョルジーノが律動を速め、パンッパンッとリズミカルに腰を打ちつけると、クラウディオの体はビクビクと跳ねる。
「はぅ、、あ、あ、あ、ジョル、あ、すごいの、すごいの、、あ、おく、すごい、、あ、もっときて、もっと、ジョルがほしいの、あ、あ、ぁぁあああ、、」
「ディオ、気持ちいいよ。もうイキたいだろ?一回イッておくか?こっちも一緒に扱いてやるよ。」
「はぅ、あ、、あ、ぁあ、ふぁ、あ、ジョル、すき、、りょうほうはだめぇ、、おかしくなっちゃう、ゃああ、、たすけて、、ジョル、、」
「大丈夫だ、俺が付いているから。」
「ぁあ、もう、イッちゃう、でちゃうよぉ、、ジョル、、あ、ぁああ、、ゃぁぁああ」
ジョルジーノがクラウディオの血管が浮き上がるほど昂ったものを優しく扱きながら抽挿を続けると間も無く、クラウディオから白濁したものがピュルルーと飛び出していった。
「ディオ、可愛すぎる。次は一緒にイこうな。」
「うん。」
自分で言って「え?」って顔してるけど、やっぱり体は覚えてるんだ。
「ジョル、きて、、ジョル、、好きだよ、、あ、あ、あ、、まって、、あ、気持ちいい、、ゃあ、、ジョル、、あ、あ、ぁぁああ、、」
「もうイキそうだ。ディオ、、ぅ、んん、、」
「あ、あ、ぁあ、、あ、あ、、ぁぁぁああああ、、」
ジョルと一緒にイけた。幸せ。
ジョルは熱を治めたものを私の中からズルリと、抜いた。
一度浄化かけておくか。私の腹にも自分のものが飛び散っているしな。
「ジョル・・・、ジョルがあんなの使うから、足りない。抱いてほしい。もう二度抱いたから私のことは抱きたくないか?」
「そんなことない。ディオなら何度でも抱きたい。ディオこそいいのか?同じ奴とは何度もしないんだろ?」
「他の奴とはしないが、ジョルとならしたい。好きだから。」
ジョルが好きだと言ってくれたから、私も自分の想いを素直に告げることができた。
ジョルに抱かれたこともそうだが、好きだと伝えることができて、私の満たされずにずっと燻っていた想いはかなり楽になった。
「ディオ、いつから俺のこと好きなんだ?」
「ずっと前から。ジョルは?」
「そうか。俺はあの街で初めて会った日だと思う。」
「そっか。」
記憶はまだ戻っていないようだが、ジョルが私にもう一度恋してくれたことがとても嬉しかった。
愛していると言ってもいいだろうか?
記憶が戻っていないジョルには重いか・・・。
いつか言える日が来る。まだ私たちにはたくさん時間があるんだから、それを待とう。
13
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
薬師は語る、その・・・
香野ジャスミン
BL
微かに香る薬草の匂い、息が乱れ、体の奥が熱くなる。人は死が近づくとこのようになるのだと、頭のどこかで理解しそのまま、身体の力は抜け、もう、なにもできなくなっていました。
目を閉じ、かすかに聞こえる兄の声、母の声、
そして多くの民の怒号。
最後に映るものが美しいものであったなら、最後に聞こえるものが、心を動かす音ならば・・・
私の人生は幸せだったのかもしれません。※「ムーンライトノベルズ」で公開中
置き去りにされたら、真実の愛が待っていました
夜乃すてら
BL
トリーシャ・ラスヘルグは大の魔法使い嫌いである。
というのも、元婚約者の蛮行で、転移門から寒地スノーホワイトへ置き去りにされて死にかけたせいだった。
王城の司書としてひっそり暮らしているトリーシャは、ヴィタリ・ノイマンという青年と知り合いになる。心穏やかな付き合いに、次第に友人として親しくできることを喜び始める。
一方、ヴィタリ・ノイマンは焦っていた。
新任の魔法師団団長として王城に異動し、図書室でトリーシャと出会って、一目ぼれをしたのだ。問題は赴任したてで制服を着ておらず、〈枝〉も持っていなかったせいで、トリーシャがヴィタリを政務官と勘違いしたことだ。
まさかトリーシャが大の魔法使い嫌いだとは知らず、ばれてはならないと偽る覚悟を決める。
そして関係を重ねていたのに、元婚約者が現れて……?
若手の大魔法使い×トラウマ持ちの魔法使い嫌いの恋愛の行方は?
王子様のご帰還です
小都
BL
目が覚めたらそこは、知らない国だった。
平凡に日々を過ごし無事高校3年間を終えた翌日、何もかもが違う場所で目が覚めた。
そして言われる。「おかえりなさい、王子」と・・・。
何も知らない僕に皆が強引に王子と言い、迎えに来た強引な婚約者は・・・男!?
異世界転移 王子×王子・・・?
こちらは個人サイトからの再録になります。
十年以上前の作品をそのまま移してますので変だったらすみません。
【完結】お嬢様の身代わりで冷酷公爵閣下とのお見合いに参加した僕だけど、公爵閣下は僕を離しません
八神紫音
BL
やりたい放題のわがままお嬢様。そんなお嬢様の付き人……いや、下僕をしている僕は、毎日お嬢様に虐げられる日々。
そんなお嬢様のために、旦那様は王族である公爵閣下との縁談を持ってくるが、それは初めから叶わない縁談。それに気付いたプライドの高いお嬢様は、振られるくらいなら、と僕に女装をしてお嬢様の代わりを果たすよう命令を下す。
最高の魔術師は平凡な容姿で騎士を志す 【BL】
高牧 まき
BL
ジェフリー・レブルはオメガにして最高の魔法使い。次期王妃とうわされている魔法宮長官だ。
しかしある日のこと、辞表を残してジェフリー・レブルは忽然と姿を消した。
そして同じころ、ジェフ・アドルという名の青年(姿を変えたジェフリー)が、騎士見習いとして騎士団の任命書を受け取った。
そんなジェフリーの騎士団員独身寮の同室は、よりにもよってアルファの同期、リチャード・ブレスコットだった。
純情将軍は第八王子を所望します
七瀬京
BL
隣国との戦で活躍した将軍・アーセールは、戦功の報償として(手違いで)第八王子・ルーウェを所望した。
かつて、アーセールはルーウェの言葉で救われており、ずっと、ルーウェの言葉を護符のようにして過ごしてきた。
一度、話がしたかっただけ……。
けれど、虐げられて育ったルーウェは、アーセールのことなど覚えて居らず、婚礼の夜、酷く怯えて居た……。
純情将軍×虐げられ王子の癒し愛
仮面の兵士と出来損ない王子
天使の輪っか
BL
姫として隣国へ嫁ぐことになった出来損ないの王子。
王子には、仮面をつけた兵士が護衛を務めていた。兵士は自ら志願して王子の護衛をしていたが、それにはある理由があった。
王子は姫として男だとばれぬように振舞うことにしようと決心した。
美しい見た目を最大限に使い結婚式に挑むが、相手の姿を見て驚愕する。
『ユキレラ』義妹に結婚寸前の彼氏を寝取られたど田舎者のオレが、泣きながら王都に出てきて運命を見つけたかもな話
真義あさひ
BL
尽くし男の永遠の片想い話。でも幸福。
ど田舎村出身の青年ユキレラは、結婚を翌月に控えた彼氏を義妹アデラに寝取られた。
確かにユキレラの物を何でも欲しがる妹だったが、まさかの婚約者まで奪われてはさすがに許せない。
絶縁状を叩きつけたその足でど田舎村を飛び出したユキレラは、王都を目指す。
そして夢いっぱいでやってきた王都に到着当日、酒場で安い酒を飲み過ぎて気づいたら翌朝、同じ寝台の中には裸の美少年が。
「えっ、嘘……これもしかして未成年じゃ……?」
冷や汗ダラダラでパニクっていたユキレラの前で、今まさに美少年が眠りから目覚めようとしていた。
※「王弟カズンの冒険前夜」の番外編、「家出少年ルシウスNEXT」の続編
「異世界転移!?~俺だけかと思ったら廃村寸前の俺の田舎の村ごとだったやつ」のメインキャラたちの子孫が主人公です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる