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さらに次も初めて
しおりを挟むそれから5日ほど、陛下は僕のお尻を指で攻め続けた。僕はヒィヒィ言いながら、快感に身を委ねて乱れに乱れた。
不安だったけど、陛下はそんな僕のことを最高だと言って抱きしめてくれる。
本当にこれでいいの?
「へい、か、、愛しています。あぁ、、あ、あ、やぁ、、はぁ、はぁ、、」
「もうそろそろ余を受け入れてくれるか?」
「はい。もちろんです。」
「そうかそうか。シオンはいい子だ。」
陛下はその太く長い凶器とも言えるそれを、僕の尻にぬらぬらと擦り付け、ズププっとゆっくりと僕の中に入ってきた。
圧迫感が凄い、、苦しくて逃げようとするが、それは陛下にガッチリ腰を掴まれていて無理だった。
「ひぐぅ、、ぐっ、、う、、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、、う、、」
「シオン、力を抜いて余を見よ。まだちょっとキツイか・・・。」
「ゆるしてぇ、、くるし、、うぐ、、くっ、、はぁ、はぁ、、はぁ、、う、、、」
苦しくて涙が出て溢れた。
「よしよし、大丈夫だ、すぐによくなる。」
僕の中を広げるように押し入ってくる陛下に、いやいやと頭を振りながら逃げたい衝動にかられる。
しかし僕の中は陛下に連日攻め立てられて、受け入れ体制が整ってしまっていたようで、ジュププっと音を立ててどんどん陛下を飲み込んでいく。
「くぁ、、はぁ、はぁ、はぁ、、」
「今日は浅いところまでにしておこうか。まだ慣れないシオンを虐めすぎてもいけないしね。」
僕は陛下のその言葉にホッと息を吐いた。
もう、これ以上は無理だと思った。
目一杯に広がったお尻、お腹の圧迫感が凄くて、涙がどんどん溢れてくる。
でも、僕の中に陛下を感じる。それがとても幸せなことだと思った。
「へ、いか、、僕の中に陛下を感じます。嬉しい・・・。」
「はぁ、シオン、余を煽るな。せっかく今日はこれで我慢してやろうと思っていたのに。
しばらくはこのまま動かないでいてやるから、余を十分に感じていろ。」
「はい。」
僕は陛下を感じる自分のお腹に手を当ててそっと撫でた。
「ふぅ、可愛すぎるのも困りものだな。もう動きたくなってきた。シオンのために我慢するか。」
「陛下、キス、してほしいです。」
「よし、してやろう。シオン、肌を重ねている時は要求を素直に言うんだよ。」
「はい。」
陛下は仰向けに寝た僕を抱き起こしてキスをしてくれたけど、力の抜けた僕は自分の体重で沈み込んで陛下の凶器が一気に奥まで貫いた。
「ひぃぁぁああ!!-----」
僕は盛大に背中を反らしてピクピクと痙攣しながら意識が薄れていった。
「おっと、頭から倒れたら危ない。抱き起こしたのは失敗だったか・・・。無理をさせてしまったな。シオンごめんな。
しかし、シオンは可愛いな。本当に愛おしい。お漏らしまでして。ふふふ」
「あ、、僕、勝手に寝てごめんなさい・・・。」
「いいんだ。余が無理をさせてしまった。」
意識を取り戻すと、僕は陛下に抱きしめられて横になっていた。しかし、お腹が重く苦しい。もしかして、そう思って下腹部に目をやると、僕と陛下はまだ繋がったままだった。
「くっ、、う、、」
「苦しいか?時間をおいて少しは馴染んだと思ったが、今日はもうやめておくか?」
「そ、れでは、陛下が、、お辛いのでは?」
苦しさに耐えながら、額に汗を滲ませ必死に言うと、陛下は僕の髪を梳かすようにそっと撫でてくれた。
「じゃあ今日は口でしてもらおうかな。」
「はい。」
陛下は優しい。きっと激しく動いたりしたかったんだと思う。気持ちいいのを途中で止めて我慢するなんて辛いのに、僕のために待ってくれる。
明日はもっと、しっかり耐えられるように頑張らないと。
そう思ってたのに、陛下は今日は休むと言った。
「僕が昨日上手くできなかったからですか?」
「連日だったからな。無理させてすまなかったな。」
僕は泣きそうになった。
このままでは陛下に見捨てられるのではないかと怖くなった。
「お願いです、陛下。僕の中に入れてください。僕は耐えてみせます。」
「シオン、ちゃんと休みなさい。抱きしめて寝てやるから。そんな悲しそうな顔をするな。余はお前の心も体も大切にしたい。」
「はい。」
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