226 / 751
四章
6
しおりを挟む
ヨシノの言っていることは、どこまでが本当でどこからが嘘なんだろう?
ガストン家の馬場の果てしなく続く柵に腰かけて、クリスと並んで馬を走らせる吉野を目で追いながら、答えのでない問いを、サウードは何度も繰り返し自問していた。
「殿下は乗馬はなさらないのですか?」
背後からかけられた声に、サウードは柵から下りてすっとその横に佇むと、「今はね」と長身の相手を見上げ、上品な仕草で右手を差しだした。
挨拶を交わし視線を馬場に移したガストン卿は、目を細めて穏やかに頬笑んでいる。
「殿下を初め、クリスは学友に恵まれている。喜ばしいことです」
「そうだね。エリオットでは、彼の傍らに立つことが今やステイタスのひとつだもの。クリスは労せずしてその位置を得ている。これも計算のうちなの?」
「何のことでしょうか、殿下?」
笑みを絶やさず穏やかに話す初老の紳士に、サウードはニコリともせずに言葉を続けた。
「ヨシノ・トヅキと同室の権利を勝ち取るのは、あなたでも高くついたんじゃないのかな? それはヨシノ自身への評価だったの? それとも、ルベリーニをバックにつけたソールスベリーへの評価?」
「殿下はどちらだと思われますか?」
「僕ならヨシノへ投資するよ」
「ほう、それはなぜでしょう? 教えていただけますでしょうか?」
サウードは遠く馬を駆る吉野とクリスから、すぐ脇に佇むクリスの父親に視線を戻し、どこかぼんやりとその顔を見つめた。
「あなた方英国人は、金で買えないものは何なのかよくご存じだ。ヨシノは、彼は、何なら金で買えるのかを心得ている。あなた方が買えないと思っているものに、彼が幾らの値段をつけて買いつけるのか知りたいんだ。僕は、投資家だからね」
言うだけ言うと、もう傍らの紳士には興味をなくしたように顎をしゃくる。「イスハ―ク、馬の用意を」サウードは、ひらりと柵を飛び超えた。そして、少し離れた場所に繋いである自分の馬へと歩き出す。
「殿下、値段のつけられないものにこそ、価値があるのですよ」
笑いを含んだ声でその背に呼びかけるガストン卿に、サウードは一瞬足を止めて振り返り、鷹揚な視線を向けた。
「それさえ担保にとるのが、あなた方、銀行家だろう?」
微かに笑みを浮かべ、サウードはイスハ―クの引く馬の鐙に足をかけ、ひらりと跨った。
「お父さまに、お祖父さままでいらしたから、びっくりしてしまったよ!」
クリスは心底驚いたように片手で自分の胸を押さえて、背後の応接間に続く重厚な扉を振り返りながら小声で囁いた。
「いつもはロンドンの自宅にいらっしゃるから、夏季休暇と、クリスマスくらいしかお目にかかることはないのに――」
まだ心臓がドキドキするのか、自分を落ち着かせようと何度も浅く深呼吸を繰り返す。
「へぇ、家族って言っても色々あるんだな。て、俺もそうか――。夏に親父がこっちに来てくれた時に一回会ったっきりだ。お前らは?」
「僕も、年に数回かな」と答えるサウードに、「僕は休暇の度に自宅に帰るからもっと多いよ」と、こちらも驚いたように答えるフレデリック。
「ふーん、で、自分の親に会うのにあんなに緊張するもんなの?」
不思議そうに質問する吉野に、サウードは同意するように頷く。
「そうだね。僕は解るよ。父は、父である以上に、君主だからね」
「まぁ、お前んとこはなぁ」
吉野の相槌に、皆、頷きあった。
「そう、僕もそう、お祖父さまっていうよりも、ハートコート伯爵だよ。それに、シティの――」
最後まで口にすることができないクリスを気遣って、しーん、と、申し合わせたかのように皆押し黙り、沈黙と緊張が覆いかぶさる。
いったん静寂に包まれると、ガストン家の長い廊下に敷かれた深紅の絨毯や、両壁を埋め尽くすほどに延々と続く肖像画が、高い天井から見下ろす煌びやかなシャンデリアや天使の壁画が――、何百年もの歳月を経た歴史の重みでもって、まだ年若い子どもたちを圧迫する。
その重苦しい緊張を破るように、吉野が口を開いた。
「その爺さんですら、さすがに皇太子殿下には挨拶に来るんだな。ま、当然か」
「僕じゃない、きみに会いにきたんだ。前回ここに来た時は、どちらにも会わなかった」
「へぇー、そりゃ、光栄だな。――ヘンリーに伝えておいてやるよ」
吉野は、まっすぐ前を向いたまま気の抜けた口調で応えた。サウードはその横を歩きながら、何か問いた気な様子でじっと彼の横顔を見つめる。
「何?」
いきなり振り向いた吉野にサウードは微かに躊躇して、次いで苦笑して言葉を継いだ。
「きみは、誰に会おうと、気にならないみたいだね」
「そんなことないよ。今、計算中だよ」
「計算? 何の? 出会いの損得計算をしているってこと?」
不愉快そうに眉をしかめたサウードに、吉野は大真面目な顔をして説明し始める。
「そうじゃないよ。この出会いが、俺の投資に影響する可能性と度合いのパーセンテージを割り出しているんだよ」
意味が判らない、とサウードたちは、さらに深く眉間に皺を刻んでいるようだ。
「星は好き勝手に動いている訳じゃないだろ? ちゃんと軌道があって、それに沿って動いている。その速さも、位置も、計算で出せる。俺の立てた数式も同じ。答えに向かって動いているんだ。それに不確定性要素を加味して時々軌道修正を入れてやるんだよ」
「余計に判らないよ」
吉野を挟んでサウードと逆側から、クリスは吉野を覗き込んだ。
「英語で説明するのって、難しいな――。だからな、サウード、お前は英語に堪能だけれどさ、考える時は英語? アラビア語?」
「両方かな、その時による」
「俺は、日本語。でも俺の言語は日本語だけじゃないんだ。俺や飛鳥は、数字でも考える。だから、俺自身の興味関心とは別にさ、脳の別のところで常に考えて、ていうか計算しているんだよ。いろんな、」
「不確定性要素?」
「そう」
やっと判って貰えた、と吉野はにっこりと笑う。
「えっと、それじゃあ僕の父や祖父はその不確定――、なんとかな訳?」
ますます判らないといったふうに唇を尖らせるクリスにも、「そうだな、その一部だ」と吉野は楽しそうににっと応えている。
「今回立てた式の中で面白いのって、この不確定性要素の部分だけだからさ」
「それって、ええと、きみは、僕の父や祖父との出会いを喜んでいるって、受け取っていいのかな?」
小首を傾げて自信なさげに訊ねたクリスを見て吉野はクスクスと笑い出し、「それでいいよ」とその背中をパシっと軽く張った。
フレデリックは、相変わらず訳が判らないといった素振りで肩をすくめている。呆気に取られているとしかみえなかったサウードが、意外にも、いかにもすっきりした様子で急に笑い出す。
「解った。きみって人は、矛盾の塊なんだ」
「そうか?」
吉野も笑っている。
「きみの数字は、きみの言葉にうまく翻訳できないんだ。だから意味を取り違える」
「あ、それはあるな」
「理解できたよ」
堰を切ったように笑うサウードに、「ずるいよ! 何が解ったの? 僕は全然解らないよ!」と、クリスは不思議そうに目を見開いて、彼の着ている白い民族衣装、サウブの袖先を引っ張った。
「ヨシノは、大嘘つきだけど、嘘つきじゃない。これは、彼の式の中で矛盾しない。そういうことだよ」
「ますます解らないよ!」
つい先ほどまで静寂の支配していた重厚な廊下に、クリスの拗ねたような甲高い声と、賑やかな笑い声が響き渡っていた。
ガストン家の馬場の果てしなく続く柵に腰かけて、クリスと並んで馬を走らせる吉野を目で追いながら、答えのでない問いを、サウードは何度も繰り返し自問していた。
「殿下は乗馬はなさらないのですか?」
背後からかけられた声に、サウードは柵から下りてすっとその横に佇むと、「今はね」と長身の相手を見上げ、上品な仕草で右手を差しだした。
挨拶を交わし視線を馬場に移したガストン卿は、目を細めて穏やかに頬笑んでいる。
「殿下を初め、クリスは学友に恵まれている。喜ばしいことです」
「そうだね。エリオットでは、彼の傍らに立つことが今やステイタスのひとつだもの。クリスは労せずしてその位置を得ている。これも計算のうちなの?」
「何のことでしょうか、殿下?」
笑みを絶やさず穏やかに話す初老の紳士に、サウードはニコリともせずに言葉を続けた。
「ヨシノ・トヅキと同室の権利を勝ち取るのは、あなたでも高くついたんじゃないのかな? それはヨシノ自身への評価だったの? それとも、ルベリーニをバックにつけたソールスベリーへの評価?」
「殿下はどちらだと思われますか?」
「僕ならヨシノへ投資するよ」
「ほう、それはなぜでしょう? 教えていただけますでしょうか?」
サウードは遠く馬を駆る吉野とクリスから、すぐ脇に佇むクリスの父親に視線を戻し、どこかぼんやりとその顔を見つめた。
「あなた方英国人は、金で買えないものは何なのかよくご存じだ。ヨシノは、彼は、何なら金で買えるのかを心得ている。あなた方が買えないと思っているものに、彼が幾らの値段をつけて買いつけるのか知りたいんだ。僕は、投資家だからね」
言うだけ言うと、もう傍らの紳士には興味をなくしたように顎をしゃくる。「イスハ―ク、馬の用意を」サウードは、ひらりと柵を飛び超えた。そして、少し離れた場所に繋いである自分の馬へと歩き出す。
「殿下、値段のつけられないものにこそ、価値があるのですよ」
笑いを含んだ声でその背に呼びかけるガストン卿に、サウードは一瞬足を止めて振り返り、鷹揚な視線を向けた。
「それさえ担保にとるのが、あなた方、銀行家だろう?」
微かに笑みを浮かべ、サウードはイスハ―クの引く馬の鐙に足をかけ、ひらりと跨った。
「お父さまに、お祖父さままでいらしたから、びっくりしてしまったよ!」
クリスは心底驚いたように片手で自分の胸を押さえて、背後の応接間に続く重厚な扉を振り返りながら小声で囁いた。
「いつもはロンドンの自宅にいらっしゃるから、夏季休暇と、クリスマスくらいしかお目にかかることはないのに――」
まだ心臓がドキドキするのか、自分を落ち着かせようと何度も浅く深呼吸を繰り返す。
「へぇ、家族って言っても色々あるんだな。て、俺もそうか――。夏に親父がこっちに来てくれた時に一回会ったっきりだ。お前らは?」
「僕も、年に数回かな」と答えるサウードに、「僕は休暇の度に自宅に帰るからもっと多いよ」と、こちらも驚いたように答えるフレデリック。
「ふーん、で、自分の親に会うのにあんなに緊張するもんなの?」
不思議そうに質問する吉野に、サウードは同意するように頷く。
「そうだね。僕は解るよ。父は、父である以上に、君主だからね」
「まぁ、お前んとこはなぁ」
吉野の相槌に、皆、頷きあった。
「そう、僕もそう、お祖父さまっていうよりも、ハートコート伯爵だよ。それに、シティの――」
最後まで口にすることができないクリスを気遣って、しーん、と、申し合わせたかのように皆押し黙り、沈黙と緊張が覆いかぶさる。
いったん静寂に包まれると、ガストン家の長い廊下に敷かれた深紅の絨毯や、両壁を埋め尽くすほどに延々と続く肖像画が、高い天井から見下ろす煌びやかなシャンデリアや天使の壁画が――、何百年もの歳月を経た歴史の重みでもって、まだ年若い子どもたちを圧迫する。
その重苦しい緊張を破るように、吉野が口を開いた。
「その爺さんですら、さすがに皇太子殿下には挨拶に来るんだな。ま、当然か」
「僕じゃない、きみに会いにきたんだ。前回ここに来た時は、どちらにも会わなかった」
「へぇー、そりゃ、光栄だな。――ヘンリーに伝えておいてやるよ」
吉野は、まっすぐ前を向いたまま気の抜けた口調で応えた。サウードはその横を歩きながら、何か問いた気な様子でじっと彼の横顔を見つめる。
「何?」
いきなり振り向いた吉野にサウードは微かに躊躇して、次いで苦笑して言葉を継いだ。
「きみは、誰に会おうと、気にならないみたいだね」
「そんなことないよ。今、計算中だよ」
「計算? 何の? 出会いの損得計算をしているってこと?」
不愉快そうに眉をしかめたサウードに、吉野は大真面目な顔をして説明し始める。
「そうじゃないよ。この出会いが、俺の投資に影響する可能性と度合いのパーセンテージを割り出しているんだよ」
意味が判らない、とサウードたちは、さらに深く眉間に皺を刻んでいるようだ。
「星は好き勝手に動いている訳じゃないだろ? ちゃんと軌道があって、それに沿って動いている。その速さも、位置も、計算で出せる。俺の立てた数式も同じ。答えに向かって動いているんだ。それに不確定性要素を加味して時々軌道修正を入れてやるんだよ」
「余計に判らないよ」
吉野を挟んでサウードと逆側から、クリスは吉野を覗き込んだ。
「英語で説明するのって、難しいな――。だからな、サウード、お前は英語に堪能だけれどさ、考える時は英語? アラビア語?」
「両方かな、その時による」
「俺は、日本語。でも俺の言語は日本語だけじゃないんだ。俺や飛鳥は、数字でも考える。だから、俺自身の興味関心とは別にさ、脳の別のところで常に考えて、ていうか計算しているんだよ。いろんな、」
「不確定性要素?」
「そう」
やっと判って貰えた、と吉野はにっこりと笑う。
「えっと、それじゃあ僕の父や祖父はその不確定――、なんとかな訳?」
ますます判らないといったふうに唇を尖らせるクリスにも、「そうだな、その一部だ」と吉野は楽しそうににっと応えている。
「今回立てた式の中で面白いのって、この不確定性要素の部分だけだからさ」
「それって、ええと、きみは、僕の父や祖父との出会いを喜んでいるって、受け取っていいのかな?」
小首を傾げて自信なさげに訊ねたクリスを見て吉野はクスクスと笑い出し、「それでいいよ」とその背中をパシっと軽く張った。
フレデリックは、相変わらず訳が判らないといった素振りで肩をすくめている。呆気に取られているとしかみえなかったサウードが、意外にも、いかにもすっきりした様子で急に笑い出す。
「解った。きみって人は、矛盾の塊なんだ」
「そうか?」
吉野も笑っている。
「きみの数字は、きみの言葉にうまく翻訳できないんだ。だから意味を取り違える」
「あ、それはあるな」
「理解できたよ」
堰を切ったように笑うサウードに、「ずるいよ! 何が解ったの? 僕は全然解らないよ!」と、クリスは不思議そうに目を見開いて、彼の着ている白い民族衣装、サウブの袖先を引っ張った。
「ヨシノは、大嘘つきだけど、嘘つきじゃない。これは、彼の式の中で矛盾しない。そういうことだよ」
「ますます解らないよ!」
つい先ほどまで静寂の支配していた重厚な廊下に、クリスの拗ねたような甲高い声と、賑やかな笑い声が響き渡っていた。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
霧のはし 虹のたもとで
萩尾雅縁
BL
大学受験に失敗した比良坂晃(ひらさかあきら)は、心機一転イギリスの大学へと留学する。
古ぼけた学生寮に嫌気のさした晃は、掲示板のメモからシェアハウスのルームメイトに応募するが……。
ひょんなことから始まった、晃・アルビー・マリーの共同生活。
美貌のアルビーに憧れる晃は、生活に無頓着な彼らに振り回されながらも奮闘する。
一つ屋根の下、徐々に明らかになる彼らの事情。
そして晃の真の目的は?
英国の四季を通じて織り成される、日常系心の旅路。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
夏の嵐
萩尾雅縁
キャラ文芸
垣間見た大人の世界は、かくも美しく、残酷だった。
全寮制寄宿学校から夏季休暇でマナーハウスに戻った「僕」は、祖母の開いた夜会で美しい年上の女性に出会う。英国の美しい田園風景の中、「僕」とその兄、異国の彼女との間に繰り広げられる少年のひと夏の恋の物話。 「胡桃の中の蜃気楼」番外編。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
平凡なSubの俺はスパダリDomに愛されて幸せです
おもち
BL
スパダリDom(いつもの)× 平凡Sub(いつもの)
BDSM要素はほぼ無し。
甘やかすのが好きなDomが好きなので、安定にイチャイチャ溺愛しています。
順次スケベパートも追加していきます
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
僕が美少女になったせいで幼馴染が百合に目覚めた
楠富 つかさ
恋愛
ある朝、目覚めたら女の子になっていた主人公と主人公に恋をしていたが、女の子になって主人公を見て百合に目覚めたヒロインのドタバタした日常。
この作品はハーメルン様でも掲載しています。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる