32 / 35
王立アルカディア魔法学園編
27.実力テスト②
しおりを挟む
「お待たせ致しました。では、次。そうですね…。貴方は如何ですか?フェリクス・クリスティアン。」
「……分かりました。お願いします。先生」
「よろしい。では何に致しますか?」
「魔法で。召喚魔法は使用可能なんですか?」
「え⁉︎君もう召喚魔法使えるんですか⁉︎勿論良いに決まってるじゃない!へー、今回は当たり多いなぁ」
当たりって、、。ホント、クセが強いよ先生。。
「ありがとうございます。」
「楽しみですね。では始めましょうか。」
その先生の声と同時にフィリクス様が呪文を唱え始めた。この世界には何種もの召喚魔法があるけど、上級召喚になる程、呪文も何を言っているのか聞き取れなくなる。それでも召喚魔法が潰えてないのは、召喚される側、精霊が人間を選ぶからだ。
フェリクス様の呪文は理解できない言葉。つまり、最低でも中級精霊を呼び出している。
先生は興味深げに眺めていた。余裕ありすぎでしょ。確かに先生と生徒だから実力差はあると思うけど、13歳で既に召喚魔法が使えるだけじゃなく、呼び出してるのは中級以上だよ?本当に大丈夫かな…。
パァーーーッッ
すると、いきなりフェリクスを中心に辺り一面強烈な光で包まれたかと思うと赤と金色に輝く、「フェニックス(不死鳥)」が現れた。アレ、、どう見ても中級どころか上級だよっ……
「ほう…。中々どうして、。凄いですね。貴方、本当に13歳ですか?でも不死鳥なら納得です。貴方の家系、火の精霊王に愛されてましたね。」
「はい。特に私は本家、クリスティアン公爵家の嫡子ですから、小さい頃からバカみたいに特訓しましたよ((クスッ。それで?先生はどんな精霊を呼び出すんですか?」
特訓って、、。才能が無いと、そもそも召喚成功しないでしょうよ……。
「ふふっ。そんな焦らないで下さい。今呼び出しますから。」
すると、先生も意味分からん呪文を唱え始めた。僕のクラスメイト&担任、チート過ぎでしょ。。
パァーーーッッ
先生の周りにも光だし、見た目は前世でいう人魚、だけど、恐ろしい力を持つという事で有名、だけど、召喚できる者は限られている「セイレーン」が召喚された。こっちも上級ですよ。ハイ
「へー。火には水をって事ですか。相性最悪ですね…。でも其方にも不死鳥は天敵の筈、寧ろ同等の上級精霊だと尚更じゃないですか?」
「ふふ。そうですか?」
おぉぅ。先生、腹黒そう…(すんません)
「チッ。フェニックスよ、行け。」
『ハー…。まぁた、荒れてんなぁ。てか、向こうのセイレーンじゃねぇか!えーやだよ。メンドい…』
うっわ、喋った。ホント、ファンタジーな世界だな。ココ。
『ちょっと気持ち良く歌を歌ってたんだから邪魔しないでくれる?エドガー。ふぁあぁ…。うっわ、不死鳥のクソジジイじゃない。もうちゃっちゃと終わらせましょう。てか、私より、ウンディーネ呼び出した方が早かったでしょ。。((ボソッ』
「いや、俺、一様先生だかさ。手加減はしてやらないとww ま、宜しく!セイレーン。」
はい、もうコレ落ちこぼれ確定じゃん。お疲れ様でしたっ.°(ಗдಗ。)°.僕っっ!!
『誰がクソジジィだよ!』
『アンタだよ!』
そう御二方?が叫んだ後、パッと姿が消えたと思ったら上空でバチバチ殺り合ってた_:(´ཀ`」 ∠):
結局、熾烈を極めた戦いはフェリクス様の魔力切れで幕を閉じた。
でも僕、申し訳なくも暫くぼーっとしていた。何故ならとてつもなく綺麗だったから。セイレーンは泳ぐ様に、フェニックスは舞う様に戦っていた。どちも召喚主とお似合いだった。僕も自分だけの精霊を召喚してみたいな……。
「皆さんも召喚の授業があるので楽しみにしてて下さいね♪運が良ければ精霊と契約・加護ゲット出来るかもしれませんよ!」
僕の思いに回答する様に先生が口にした言葉。
この世界、やりたい事が多すぎるっ!!
koko
お久しぶりです!更新が遅くなってしまい大変申し訳ありませんm(__)m
実は私、学生の身でありまして、中間考査近くでバタバタしてしまいました(~_~;)
すみませんっっ
「……分かりました。お願いします。先生」
「よろしい。では何に致しますか?」
「魔法で。召喚魔法は使用可能なんですか?」
「え⁉︎君もう召喚魔法使えるんですか⁉︎勿論良いに決まってるじゃない!へー、今回は当たり多いなぁ」
当たりって、、。ホント、クセが強いよ先生。。
「ありがとうございます。」
「楽しみですね。では始めましょうか。」
その先生の声と同時にフィリクス様が呪文を唱え始めた。この世界には何種もの召喚魔法があるけど、上級召喚になる程、呪文も何を言っているのか聞き取れなくなる。それでも召喚魔法が潰えてないのは、召喚される側、精霊が人間を選ぶからだ。
フェリクス様の呪文は理解できない言葉。つまり、最低でも中級精霊を呼び出している。
先生は興味深げに眺めていた。余裕ありすぎでしょ。確かに先生と生徒だから実力差はあると思うけど、13歳で既に召喚魔法が使えるだけじゃなく、呼び出してるのは中級以上だよ?本当に大丈夫かな…。
パァーーーッッ
すると、いきなりフェリクスを中心に辺り一面強烈な光で包まれたかと思うと赤と金色に輝く、「フェニックス(不死鳥)」が現れた。アレ、、どう見ても中級どころか上級だよっ……
「ほう…。中々どうして、。凄いですね。貴方、本当に13歳ですか?でも不死鳥なら納得です。貴方の家系、火の精霊王に愛されてましたね。」
「はい。特に私は本家、クリスティアン公爵家の嫡子ですから、小さい頃からバカみたいに特訓しましたよ((クスッ。それで?先生はどんな精霊を呼び出すんですか?」
特訓って、、。才能が無いと、そもそも召喚成功しないでしょうよ……。
「ふふっ。そんな焦らないで下さい。今呼び出しますから。」
すると、先生も意味分からん呪文を唱え始めた。僕のクラスメイト&担任、チート過ぎでしょ。。
パァーーーッッ
先生の周りにも光だし、見た目は前世でいう人魚、だけど、恐ろしい力を持つという事で有名、だけど、召喚できる者は限られている「セイレーン」が召喚された。こっちも上級ですよ。ハイ
「へー。火には水をって事ですか。相性最悪ですね…。でも其方にも不死鳥は天敵の筈、寧ろ同等の上級精霊だと尚更じゃないですか?」
「ふふ。そうですか?」
おぉぅ。先生、腹黒そう…(すんません)
「チッ。フェニックスよ、行け。」
『ハー…。まぁた、荒れてんなぁ。てか、向こうのセイレーンじゃねぇか!えーやだよ。メンドい…』
うっわ、喋った。ホント、ファンタジーな世界だな。ココ。
『ちょっと気持ち良く歌を歌ってたんだから邪魔しないでくれる?エドガー。ふぁあぁ…。うっわ、不死鳥のクソジジイじゃない。もうちゃっちゃと終わらせましょう。てか、私より、ウンディーネ呼び出した方が早かったでしょ。。((ボソッ』
「いや、俺、一様先生だかさ。手加減はしてやらないとww ま、宜しく!セイレーン。」
はい、もうコレ落ちこぼれ確定じゃん。お疲れ様でしたっ.°(ಗдಗ。)°.僕っっ!!
『誰がクソジジィだよ!』
『アンタだよ!』
そう御二方?が叫んだ後、パッと姿が消えたと思ったら上空でバチバチ殺り合ってた_:(´ཀ`」 ∠):
結局、熾烈を極めた戦いはフェリクス様の魔力切れで幕を閉じた。
でも僕、申し訳なくも暫くぼーっとしていた。何故ならとてつもなく綺麗だったから。セイレーンは泳ぐ様に、フェニックスは舞う様に戦っていた。どちも召喚主とお似合いだった。僕も自分だけの精霊を召喚してみたいな……。
「皆さんも召喚の授業があるので楽しみにしてて下さいね♪運が良ければ精霊と契約・加護ゲット出来るかもしれませんよ!」
僕の思いに回答する様に先生が口にした言葉。
この世界、やりたい事が多すぎるっ!!
koko
お久しぶりです!更新が遅くなってしまい大変申し訳ありませんm(__)m
実は私、学生の身でありまして、中間考査近くでバタバタしてしまいました(~_~;)
すみませんっっ
1
お気に入りに追加
2,007
あなたにおすすめの小説
主人公の兄になったなんて知らない
さつき
BL
レインは知らない弟があるゲームの主人公だったという事を
レインは知らないゲームでは自分が登場しなかった事を
レインは知らない自分が神に愛されている事を
表紙イラストは マサキさんの「キミの世界メーカー」で作成してお借りしています⬇ https://picrew.me/image_maker/54346
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
普通の学生だった僕に男しかいない世界は無理です。帰らせて。
かーにゅ
BL
「君は死にました」
「…はい?」
「死にました。テンプレのトラックばーんで死にました」
「…てんぷれ」
「てことで転生させます」
「どこも『てことで』じゃないと思います。…誰ですか」
BLは軽い…と思います。というかあんまりわかんないので年齢制限のどこまで攻めるか…。
強制悪役令息と4人の聖騎士ー乙女ハーレムエンドー
チョコミント
BL
落ちこぼれ魔法使いと4人の聖騎士とのハーレム物語が始まる。
生まれてから病院から出た事がない少年は生涯を終えた。
生まれ変わったら人並みの幸せを夢見て…
そして生前友人にもらってやっていた乙女ゲームの悪役双子の兄に転生していた。
死亡フラグはハーレムエンドだけだし悪い事をしなきゃ大丈夫だと思っていた。
まさか無意識に悪事を誘発してしまう強制悪役の呪いにかかっているなんて…
それになんでヒロインの個性である共魔術が使えるんですか?
魔力階級が全てを決める魔法の世界で4人の攻略キャラクターである最上級魔法使いの聖戦士達にポンコツ魔法使いが愛されています。
「俺なんてほっといてヒロインに構ってあげてください」
執着溺愛騎士達からは逃げられない。
性描写ページには※があります。
オレが受けなんてありえねえ!
相沢京
BL
母親の再婚で財閥の家族になってしまった勇人。
父親が後継者争いに巻き込まれないようにと全寮制の男子校に転入した。
そこには兄がいると聞かされていたが、すでにオレの偽者がいた。
どうするオレ?
拉致されたり、宇宙人みたいな奴が転校してきたり
兎に角厄介ごとに巻き込まれる主人公の話です。
お願い***********
お気に入り、誤字・脱字や感想などを頂き誠にありがとうございます。
未熟な私ですが、それを励みに更新を続けていきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる