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プロローグ 帝国
初夏の朝 1
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老人は微睡から覚めた、老人がこの世界に来てから熟睡等という贅沢からは縁遠く、この日も老人は薄い眠りと願望の入り混じった夢を行きつ戻りつしつつ朝を迎える事となった。
夢に戻りたいと老人は思う、仲が良いとは決して言えない娘夫婦の嫌味たらしい声と愛らしくも小憎らしい孫の声を夢の中では聞けるのだ、それも馴染み深い母国語で、天井の低い狭い部屋で食卓を囲む夢に帰郷の願いを駆り立てられた、
「懐かしい」
老人はそう呟いた、目尻から涙が落ちる、実年齢と乖離した肉体をそれはジワリと耳まで濡らし耳朶に溜まる。
老人は天井を見上げる、朝日が透ける白い天蓋に室内プールの照り返しがさざ波のような泡のような影を映し出し老人の朝を寿ぐ、朝であった、老人は朝迄眠れたようである。
老人は上体を起こした、意識と身体の乖離を感じる、ここ数年その差はより顕著に感じられる、体調が悪いわけではない、気分が優れないというわけでもない、まして身体は快活に動き、声も意識も往時のそれ、いやそれ以上だとさえ感じる、ただ、不愉快なのだ、ただただ不愉快なのであった。身体に引き摺られていると感じる瞬間が存在し、魂が置いて行かれる恐怖を感じる、時折己の背中を己が見ていると錯覚する、その背中も声も顔も自分の思い描いた為政者のそれではなく、狭量で感情的な若者のそれである。
老人は我知らず溜息を吐いた、その瞬間、老人の意識は薄れ皇帝の意識が目覚めた。
「陛下、お目覚めですか」
年の頃は7・8歳であろうか、宮の一人がグラスと水差しを盆にのせ音もなく側に寄る、その姿は下穿きのみのほぼ全裸であった、健康的な白い肌と朝日を照り返す金髪に青く澄んだ瞳が理知的に輝く、美しい少年である。
「サイアスであったか、水を・・・」
「かしこまりました」
サイアスと呼ばれた少年はグラスの半分程度に水を注ぎ、それを寝台の男へ手渡す、男はそれを嚥下すると寝台を降り室内プールへ歩み寄る、適当に伸ばした頭髪を掻きむしりながら冷水に浸かり、サイアスを呼びつけた。
「清拭せよ」
「かしこまりました」
サイアスは盆をサイドテーブルへ置き、男の背へ歩み寄るとプールサイドから素手で男の身体にこびり付いた汚れを落としていく。男は中肉中背で筋骨逞しいわけではなくかといって肥満体でもなかった、肌の張りがやや失われてはいたが壮年の健康な特質する事の無い身体である、サイアスはその独特の臭気を放つ汚れを細心の注意を払い落としていく、背が終わると、水へ浸かり両の腕、胸元、両足とその身体を清めていった、最後に股間へと手を伸ばすと、汚れを一通り落としたのを確認した後、水へ潜るとその男根を咥え込み舌を器用に蠢かす。男のそれは反応を示し徐々に硬化膨張しやがてすっかり怒張した。
サイアスが息継ぎの為顔を上げると、
「もう、よい」
男はそういって立ち上がりプールを出る、サイアスは慌ててベッドサイドからローブを取り上げ恭しくその背に掛けると帯を閉めた。
「秘書官を執務室へ、それとここの始末をしておくように」
「かしこまりました」
サイアスはそういって畏まる。
男は濡れた足跡を残し隣室へと姿を消す、サイアスはそれを会釈のまま見送った。
サイアスは隣室の扉が閉まる音を聞き、ほうと安堵の溜息を吐く、今朝は男からの叱責は無く褒められもしなかったが、男は自分の拙い奉仕を喜んでいたようだ、すくなくとも男根はそう言っていた、いつかお喜び頂ける日がくるだろうかと、奉仕の喜びに頬が緩む、と同時に研鑽が必要だなと自分を戒めサイドテーブルの呼び鈴を振った、すぐさま少女が一人寝室へと入ってくる、
「お呼びでしょうか」
少女は面を伏せたまま傅いた、この少女もまた下穿きのみのほぼ全裸である、
「わたしが呼びました、秘書官を執務室へお呼び下さい。それと清掃員を」
「かしこまりました」
少女はすっと立ち上がり退室する。それを見届けたサイアスは召使用の棚からタオルを取り出し己の身体を拭き上げると、汚れ物用の籠を手にし寝台へ向かう、寝台から上掛けを取り外し手早く纏め籠の中へ、異臭が鼻につく、男の汚れと同じ臭気であった。
寝台にはあらぬ方向に首を捩じられた裸の少年が歪な恰好で横たわっていた、口元から大量の涎、しまりの無くなった排泄器官から糞尿が垂れ流され、光を無くした両目は苦悶の為か飛び出している。
昨晩の遊興の残滓であった、男の夜伽の名残である。
サイアスはそれを恍惚と見詰める、寝台の少年はサイアスの友人であった、宮に召し上げられたのは1年程度前であったか、庭園で戯れ共に食べ共に寝た間柄であった。サイアスとは違い真っ黒い肌と黒く固い巻き髪、黒真珠のような大きな瞳を持ち、すらりと長い手足と幼年ながら引き締まった肢体が美しく、剣での遊びも駆けっこも双六遊びでさえ彼には勝てなかった。
それが今は何も言わぬ肉塊となり捨てられた人形の様を寝台に描いている、サイアスはその手にそっと触れた、冷たく弛緩した肉の中に凝り固まった芯の存在が感じられる、滑るようにその腕を撫で上げ、醜く膨れた首筋を伝って頬に触れる、血涙が凝固し滑らかな肌ざわりから一転ザラザラと指先を苛む、変色し口中に収まっていない膨れた舌にサイアスは思わず口づけすした。
見事な死に様である、絞首の苦しみか、窒息の苦しみか、はたまた力任せに捩じられた無力さか、見事な苦しみの様を体現している、されど尚美しいとサイアスは感じ羨望の思いでその死に顔を胸に抱いた。
暫くして先程の少女が現れ、サイアスの側へ歩み寄る、
「樽を用意してあります、お手伝い致しましょうか」
彼女の言葉にサイアスは恍惚の無想から緩やかに脱し、
「・・・ありがとう、お願い致します」
そう言ってサイアスは少年を寝台に横たえ、慣れた手つきでその遺体をシーツで包み込む、
「そちら側を・・・」
少女に下半身をサイアスは上半身を抱え退室する、廊下には目を潰された宦官が二人木樽を抱え控えていた、その木樽に少年を詰めると、
「後はいつも通りに、洗い物は後ほど」
とサイアスは少女へ伝える、少女は宦官の首輪に繋がれた鎖を掴み、かしこまりましたと宮の裏口へ2人の宦官を曳き去った、小柄で全裸同然の少女に獣のように扱われる宦官の姿はいつ見ても酷く滑稽である。
寝室に戻ったサイアスは残った洗い物を籠へ纏めベッドメイクを済ませた。
長い冬を終え春らしくなってきた清浄な朝の出来事である、サイアスは軽い労働の喜びと奉仕の法悦に包まれ、寝台の横に跪くとこの部屋の主アングレーム帝国皇帝、エマニュエル・キオ・アングレーム・ヴィルシェーズ一世の御名をそっと呟くと、流れるように胸に3つの線を引き、感謝を込め祈りを捧げるのであった。
「失礼致します」
扉を2度ノックし聞き耳を立てていると入室を促す声を辛うじて聞き取れた、ガネス秘書官は軽く深呼吸し重い扉を開け呟くようにそう言って入室する。
早朝だというのに光の無い部屋の中央に前時代的な床に寝そべるソファーが敷いてありそこに皇帝キオ一世が横臥していた、独特な香とソファーの四方を囲む蝋燭の灯が儀式めいた陰鬱さを強調し空気が一段重く感じられた、ガネス秘書官はゴクリと唾を飲み込む、いつ来てもこの部屋の威圧感には慣れなかった。
「参上致しました陛下」
腰を折り曲げたまま主の元に歩み寄るとその足元へ跪く、
「今日の議題は」
皇帝はこちらを見ずにそう問い掛ける、その視線は空を飛び部屋の入り口上部へ飾られた絵画へ向いていた。
「はい、獣人掃討・・・北方開放戦の状況報告がボアルネ筆頭将軍より、ドリュー税務大臣より本年の予算配分案の提示、スフォルツァ公爵からの嘆願書となっております」
「嘆願書とは」
「スフォルツァ公爵より使者と共に昨日届けられました、朝議会の場にて開示するよう公爵のご要望です」
「・・・ふん、税が高いか兵をよこせか・・・わかった」
やれやれといった感じで皇帝は立ち上がると、
「着替えて向かう、朝議会は始めていてかまわん」
「はっ、そのように」
ガネス秘書官は再び腰を折り曲げたまま後退ってドアに尻をぶつけ、失礼致しますと後ろ手に重い扉を開け退室した、扉が閉まり切ると安堵の息を漏らしゆっくりと腰を伸ばす、さてとと独り言ち朝議会の開かれる食堂へと足早に歩き出す、その頭の中では議題の討議順についてキリキリと組み換えが進んでいた。
夢に戻りたいと老人は思う、仲が良いとは決して言えない娘夫婦の嫌味たらしい声と愛らしくも小憎らしい孫の声を夢の中では聞けるのだ、それも馴染み深い母国語で、天井の低い狭い部屋で食卓を囲む夢に帰郷の願いを駆り立てられた、
「懐かしい」
老人はそう呟いた、目尻から涙が落ちる、実年齢と乖離した肉体をそれはジワリと耳まで濡らし耳朶に溜まる。
老人は天井を見上げる、朝日が透ける白い天蓋に室内プールの照り返しがさざ波のような泡のような影を映し出し老人の朝を寿ぐ、朝であった、老人は朝迄眠れたようである。
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老人は我知らず溜息を吐いた、その瞬間、老人の意識は薄れ皇帝の意識が目覚めた。
「陛下、お目覚めですか」
年の頃は7・8歳であろうか、宮の一人がグラスと水差しを盆にのせ音もなく側に寄る、その姿は下穿きのみのほぼ全裸であった、健康的な白い肌と朝日を照り返す金髪に青く澄んだ瞳が理知的に輝く、美しい少年である。
「サイアスであったか、水を・・・」
「かしこまりました」
サイアスと呼ばれた少年はグラスの半分程度に水を注ぎ、それを寝台の男へ手渡す、男はそれを嚥下すると寝台を降り室内プールへ歩み寄る、適当に伸ばした頭髪を掻きむしりながら冷水に浸かり、サイアスを呼びつけた。
「清拭せよ」
「かしこまりました」
サイアスは盆をサイドテーブルへ置き、男の背へ歩み寄るとプールサイドから素手で男の身体にこびり付いた汚れを落としていく。男は中肉中背で筋骨逞しいわけではなくかといって肥満体でもなかった、肌の張りがやや失われてはいたが壮年の健康な特質する事の無い身体である、サイアスはその独特の臭気を放つ汚れを細心の注意を払い落としていく、背が終わると、水へ浸かり両の腕、胸元、両足とその身体を清めていった、最後に股間へと手を伸ばすと、汚れを一通り落としたのを確認した後、水へ潜るとその男根を咥え込み舌を器用に蠢かす。男のそれは反応を示し徐々に硬化膨張しやがてすっかり怒張した。
サイアスが息継ぎの為顔を上げると、
「もう、よい」
男はそういって立ち上がりプールを出る、サイアスは慌ててベッドサイドからローブを取り上げ恭しくその背に掛けると帯を閉めた。
「秘書官を執務室へ、それとここの始末をしておくように」
「かしこまりました」
サイアスはそういって畏まる。
男は濡れた足跡を残し隣室へと姿を消す、サイアスはそれを会釈のまま見送った。
サイアスは隣室の扉が閉まる音を聞き、ほうと安堵の溜息を吐く、今朝は男からの叱責は無く褒められもしなかったが、男は自分の拙い奉仕を喜んでいたようだ、すくなくとも男根はそう言っていた、いつかお喜び頂ける日がくるだろうかと、奉仕の喜びに頬が緩む、と同時に研鑽が必要だなと自分を戒めサイドテーブルの呼び鈴を振った、すぐさま少女が一人寝室へと入ってくる、
「お呼びでしょうか」
少女は面を伏せたまま傅いた、この少女もまた下穿きのみのほぼ全裸である、
「わたしが呼びました、秘書官を執務室へお呼び下さい。それと清掃員を」
「かしこまりました」
少女はすっと立ち上がり退室する。それを見届けたサイアスは召使用の棚からタオルを取り出し己の身体を拭き上げると、汚れ物用の籠を手にし寝台へ向かう、寝台から上掛けを取り外し手早く纏め籠の中へ、異臭が鼻につく、男の汚れと同じ臭気であった。
寝台にはあらぬ方向に首を捩じられた裸の少年が歪な恰好で横たわっていた、口元から大量の涎、しまりの無くなった排泄器官から糞尿が垂れ流され、光を無くした両目は苦悶の為か飛び出している。
昨晩の遊興の残滓であった、男の夜伽の名残である。
サイアスはそれを恍惚と見詰める、寝台の少年はサイアスの友人であった、宮に召し上げられたのは1年程度前であったか、庭園で戯れ共に食べ共に寝た間柄であった。サイアスとは違い真っ黒い肌と黒く固い巻き髪、黒真珠のような大きな瞳を持ち、すらりと長い手足と幼年ながら引き締まった肢体が美しく、剣での遊びも駆けっこも双六遊びでさえ彼には勝てなかった。
それが今は何も言わぬ肉塊となり捨てられた人形の様を寝台に描いている、サイアスはその手にそっと触れた、冷たく弛緩した肉の中に凝り固まった芯の存在が感じられる、滑るようにその腕を撫で上げ、醜く膨れた首筋を伝って頬に触れる、血涙が凝固し滑らかな肌ざわりから一転ザラザラと指先を苛む、変色し口中に収まっていない膨れた舌にサイアスは思わず口づけすした。
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暫くして先程の少女が現れ、サイアスの側へ歩み寄る、
「樽を用意してあります、お手伝い致しましょうか」
彼女の言葉にサイアスは恍惚の無想から緩やかに脱し、
「・・・ありがとう、お願い致します」
そう言ってサイアスは少年を寝台に横たえ、慣れた手つきでその遺体をシーツで包み込む、
「そちら側を・・・」
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「後はいつも通りに、洗い物は後ほど」
とサイアスは少女へ伝える、少女は宦官の首輪に繋がれた鎖を掴み、かしこまりましたと宮の裏口へ2人の宦官を曳き去った、小柄で全裸同然の少女に獣のように扱われる宦官の姿はいつ見ても酷く滑稽である。
寝室に戻ったサイアスは残った洗い物を籠へ纏めベッドメイクを済ませた。
長い冬を終え春らしくなってきた清浄な朝の出来事である、サイアスは軽い労働の喜びと奉仕の法悦に包まれ、寝台の横に跪くとこの部屋の主アングレーム帝国皇帝、エマニュエル・キオ・アングレーム・ヴィルシェーズ一世の御名をそっと呟くと、流れるように胸に3つの線を引き、感謝を込め祈りを捧げるのであった。
「失礼致します」
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早朝だというのに光の無い部屋の中央に前時代的な床に寝そべるソファーが敷いてありそこに皇帝キオ一世が横臥していた、独特な香とソファーの四方を囲む蝋燭の灯が儀式めいた陰鬱さを強調し空気が一段重く感じられた、ガネス秘書官はゴクリと唾を飲み込む、いつ来てもこの部屋の威圧感には慣れなかった。
「参上致しました陛下」
腰を折り曲げたまま主の元に歩み寄るとその足元へ跪く、
「今日の議題は」
皇帝はこちらを見ずにそう問い掛ける、その視線は空を飛び部屋の入り口上部へ飾られた絵画へ向いていた。
「はい、獣人掃討・・・北方開放戦の状況報告がボアルネ筆頭将軍より、ドリュー税務大臣より本年の予算配分案の提示、スフォルツァ公爵からの嘆願書となっております」
「嘆願書とは」
「スフォルツァ公爵より使者と共に昨日届けられました、朝議会の場にて開示するよう公爵のご要望です」
「・・・ふん、税が高いか兵をよこせか・・・わかった」
やれやれといった感じで皇帝は立ち上がると、
「着替えて向かう、朝議会は始めていてかまわん」
「はっ、そのように」
ガネス秘書官は再び腰を折り曲げたまま後退ってドアに尻をぶつけ、失礼致しますと後ろ手に重い扉を開け退室した、扉が閉まり切ると安堵の息を漏らしゆっくりと腰を伸ばす、さてとと独り言ち朝議会の開かれる食堂へと足早に歩き出す、その頭の中では議題の討議順についてキリキリと組み換えが進んでいた。
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