154 / 1,062
本編
20話 ガラス鏡はロールケーキとともに その10
しおりを挟む
「で、あれは一体どういう事なのよ」
スイーツの皿が片付けられ、ミナとレインが満足して宿舎へ戻り、オリビアがソフィアと共に皿洗いに引っ込んだ所でブノワトとコッキーが皆の視線を集めた、
「どういう事と言われても困るんですが、ソフィアさんからの依頼で作ってみたんですよ」
「そうですね、私はねーさんから依頼を受けて言う通りにしたまでです、びっくりですよね」
ブノワトとコッキーはなんとも困った顔である、
「でも、あんた達が慌てる理由は良く分かるわ、これはあれね、とんでもないわね」
ユーリは鏡をみつめる、
「製法とか聞いてもいいですか?」
サビナが静かに問うと、
「えっとですね」
とブノワトが口を開いた瞬間に、
「あー、それは黙っといた方がいいかもよー」
と前掛けで手を拭いながらソフィアが入ってきた、
「えー、でもー」
とブノワトがソフィアを見る、
「そうね、サビナさんやこの場にいる人なら話しても良いとは思うけど、正直、暫くは秘密にした方がいいとも思うわ」
「そうですね、私もソフィアさんの意見に賛同しますわ」
エレインが静かに言った、
「そうは言いますけど・・・」
サビナは口をへの字に曲げている、
「そうよ、仕組みはかなり簡単なの、真似し易いのよね」
「そうですか・・・というと、あれですか、製品化も考えているんですか?」
「うーん、それは私の範疇じゃないけど、そうね、さっきも二人には話したんだけど、完成品とは言えない状態なのよね」
「これでですか?十分実用に耐えると思いますけど」
とアニタ、
「それはだって、銅鏡しか見てない人からしたらとんでもないけどね、もっと良くなるのよ」
「そうなんですかー」
「すいません、ソフィアさん」
エレインが立ち上がると真剣な目でソフィアを見る、
「この商品の権利を譲っていただけませんか?お金なら言い値で払います」
おおーと小さな歓声が上がる、
「権利って、ま、そう思うわよね」
とソフィアは椅子に座ると、
「うーん、私もこんなに上手くいくとは正直思ってなかったのよね、ほら、コッキーさんのガラスのケースを見てね、出来るかもなーって思ってね、それとブノワトさんの技術もしっかりしたものだったし、私としては半分賭けのようなもんだったのよね」
ソフィアは明るく笑い飛ばす、
「いや、笑いごとでは無くてですね」
エレインは真剣である、
「うん、でね、ある意味私の手を離れてはいるのよ、だって、あんた達もう駄目って言っても作るでしょ?」
とソフィアはブノワトとコッキーを見る、
「そうですね・・・」
「はい、作りたいです」
「そうなるでしょ、さらに改良点も教えちゃったしね、という訳で、エレインさんが口説くべきは私じゃなくてこっちの二人よ、それと、可能であればあれね、工場ごと取り込まないといけないと思うわ」
話しがやや大きくなってくる、
「その意見には賛成ね、ソフィアの言う事には一理あるわ、少々強引だけど、取り込むのはソフィアじゃなくて職人の方ね」
ユーリがソフィアの意見に賛同した、
「・・・いや、すいません、そうなると・・・」
とエレインは眉間に皺を寄せて席に着く、
「難しくなるわよねー、で、案としては二つの工場?工務店と独占契約を結んで六花商会でガラス鏡を一手に引き受ける事ね、二つの工場で生産して、売るのは六花商会、どうかしら?」
とソフィアはブノワトを見る、
「はい、それであれば商工ギルドを後ろに置けば有効な契約が結べると思います、実際に貴族向けの家具屋さんとかそういった形を取っていると聞いてます」
「ね」
とソフィアはエレインを見る、
「しかし、それでは、ソフィアさんの利益が無いですよ」
「そうかしら、私としては面白ければいいんだけど・・・」
「あー駄目よソフィア、あんたはホントそういうところが駄目駄目よ」
ユーリが目を細めてソフィアを睨む、
「えー、何よー、いいじゃない気楽でー」
「全く、昔っからあんたはそうなんだから、何でもできるくせに適当で、タロウさんによく似てるわ、似たもの夫婦ってほんとよね」
「いや、あの人と一緒にしないでよ」
「一緒にするわよ、まったく、いい、あれは私達の生活を変えかねない品なのよ、一家に一枚どころか一人に一枚は絶対に売れるわ」
「あら、ユーリもそう思う?」
「思うわよ、それをそんな簡単に手放して、面白ければなんていい根性してるわね」
「じゃ、こうしましょう、私が納得できる品が出来るまでは販売は出来ないって事にして、私にお金を払いたいのであればその時にあらためて相談って事にしましょう、今、この瞬間に決める事ではないわよね、それに・・・」
とソフィアはニヤリと笑い、
「さらにガラス鏡を使った良い物があるのよね、それはそれこそ貴族相手に大儲け出来る筈よ」
「え、さらに上があるんですか?」
「ふふん、あれは凄いわよ、さらに研究所の技術が加わったら最強ね」
「えっ、こっちを巻き込むつもり?」
「そうよー、クロノ・・・じゃなかった、私達の求める所に一歩近づけるわ」
「ふぬー、その話あとでゆっくり聞かせなさい」
「はいはい、忘れてなかったらねー」
「ちょっと、ソフィア」
「ま、そういう事で、じゃ、私からの条件ね、お二人には私が納得できるだけの品を作る迄は製品として売らない事、それを破ったらどうしようかしら?他の工務店とお付き合いするようになるだけ・・・かしらね」
「いや、それは、嫌です」
「はい、私も」
ブノワトとコッキーは悲しそうな顔である、
「別に難しい条件じゃないでしょ、簡単に出来るとは思って無いし、さっき話したように小さい品から開発していけばいいのよ、で、エレインさんの方は早急に二つの工務店と独占契約を結ぶことね、ついでにあれよ、他の商品も商会で売れるようにすればいいのだわ」
ソフィアは実に簡単に言い放った、
「・・・しかし、そんな簡単には・・・」
「そうよ、簡単では無いわよね、でも、商会としては必要な事でしょ、このままあの店舗だけで慎ましくやっていくの?飲食も楽しいけど、エレインさんの出自はこういう高級品も扱ってこそだと思うわよ、さらに言えば研究所の品々も今後普及させたいんじゃないの?コンロは材料が少ないからだけど、紫大理石とか溶岩板とかガラスケースもね、そこにある保存箱も、ちゃんと商品化して販売する事を考えないと研究所の遊び道具で終わるわよ」
ソフィアの意見にユーリは頬をひくつかせ、他一同は静かに納得するのであった。
スイーツの皿が片付けられ、ミナとレインが満足して宿舎へ戻り、オリビアがソフィアと共に皿洗いに引っ込んだ所でブノワトとコッキーが皆の視線を集めた、
「どういう事と言われても困るんですが、ソフィアさんからの依頼で作ってみたんですよ」
「そうですね、私はねーさんから依頼を受けて言う通りにしたまでです、びっくりですよね」
ブノワトとコッキーはなんとも困った顔である、
「でも、あんた達が慌てる理由は良く分かるわ、これはあれね、とんでもないわね」
ユーリは鏡をみつめる、
「製法とか聞いてもいいですか?」
サビナが静かに問うと、
「えっとですね」
とブノワトが口を開いた瞬間に、
「あー、それは黙っといた方がいいかもよー」
と前掛けで手を拭いながらソフィアが入ってきた、
「えー、でもー」
とブノワトがソフィアを見る、
「そうね、サビナさんやこの場にいる人なら話しても良いとは思うけど、正直、暫くは秘密にした方がいいとも思うわ」
「そうですね、私もソフィアさんの意見に賛同しますわ」
エレインが静かに言った、
「そうは言いますけど・・・」
サビナは口をへの字に曲げている、
「そうよ、仕組みはかなり簡単なの、真似し易いのよね」
「そうですか・・・というと、あれですか、製品化も考えているんですか?」
「うーん、それは私の範疇じゃないけど、そうね、さっきも二人には話したんだけど、完成品とは言えない状態なのよね」
「これでですか?十分実用に耐えると思いますけど」
とアニタ、
「それはだって、銅鏡しか見てない人からしたらとんでもないけどね、もっと良くなるのよ」
「そうなんですかー」
「すいません、ソフィアさん」
エレインが立ち上がると真剣な目でソフィアを見る、
「この商品の権利を譲っていただけませんか?お金なら言い値で払います」
おおーと小さな歓声が上がる、
「権利って、ま、そう思うわよね」
とソフィアは椅子に座ると、
「うーん、私もこんなに上手くいくとは正直思ってなかったのよね、ほら、コッキーさんのガラスのケースを見てね、出来るかもなーって思ってね、それとブノワトさんの技術もしっかりしたものだったし、私としては半分賭けのようなもんだったのよね」
ソフィアは明るく笑い飛ばす、
「いや、笑いごとでは無くてですね」
エレインは真剣である、
「うん、でね、ある意味私の手を離れてはいるのよ、だって、あんた達もう駄目って言っても作るでしょ?」
とソフィアはブノワトとコッキーを見る、
「そうですね・・・」
「はい、作りたいです」
「そうなるでしょ、さらに改良点も教えちゃったしね、という訳で、エレインさんが口説くべきは私じゃなくてこっちの二人よ、それと、可能であればあれね、工場ごと取り込まないといけないと思うわ」
話しがやや大きくなってくる、
「その意見には賛成ね、ソフィアの言う事には一理あるわ、少々強引だけど、取り込むのはソフィアじゃなくて職人の方ね」
ユーリがソフィアの意見に賛同した、
「・・・いや、すいません、そうなると・・・」
とエレインは眉間に皺を寄せて席に着く、
「難しくなるわよねー、で、案としては二つの工場?工務店と独占契約を結んで六花商会でガラス鏡を一手に引き受ける事ね、二つの工場で生産して、売るのは六花商会、どうかしら?」
とソフィアはブノワトを見る、
「はい、それであれば商工ギルドを後ろに置けば有効な契約が結べると思います、実際に貴族向けの家具屋さんとかそういった形を取っていると聞いてます」
「ね」
とソフィアはエレインを見る、
「しかし、それでは、ソフィアさんの利益が無いですよ」
「そうかしら、私としては面白ければいいんだけど・・・」
「あー駄目よソフィア、あんたはホントそういうところが駄目駄目よ」
ユーリが目を細めてソフィアを睨む、
「えー、何よー、いいじゃない気楽でー」
「全く、昔っからあんたはそうなんだから、何でもできるくせに適当で、タロウさんによく似てるわ、似たもの夫婦ってほんとよね」
「いや、あの人と一緒にしないでよ」
「一緒にするわよ、まったく、いい、あれは私達の生活を変えかねない品なのよ、一家に一枚どころか一人に一枚は絶対に売れるわ」
「あら、ユーリもそう思う?」
「思うわよ、それをそんな簡単に手放して、面白ければなんていい根性してるわね」
「じゃ、こうしましょう、私が納得できる品が出来るまでは販売は出来ないって事にして、私にお金を払いたいのであればその時にあらためて相談って事にしましょう、今、この瞬間に決める事ではないわよね、それに・・・」
とソフィアはニヤリと笑い、
「さらにガラス鏡を使った良い物があるのよね、それはそれこそ貴族相手に大儲け出来る筈よ」
「え、さらに上があるんですか?」
「ふふん、あれは凄いわよ、さらに研究所の技術が加わったら最強ね」
「えっ、こっちを巻き込むつもり?」
「そうよー、クロノ・・・じゃなかった、私達の求める所に一歩近づけるわ」
「ふぬー、その話あとでゆっくり聞かせなさい」
「はいはい、忘れてなかったらねー」
「ちょっと、ソフィア」
「ま、そういう事で、じゃ、私からの条件ね、お二人には私が納得できるだけの品を作る迄は製品として売らない事、それを破ったらどうしようかしら?他の工務店とお付き合いするようになるだけ・・・かしらね」
「いや、それは、嫌です」
「はい、私も」
ブノワトとコッキーは悲しそうな顔である、
「別に難しい条件じゃないでしょ、簡単に出来るとは思って無いし、さっき話したように小さい品から開発していけばいいのよ、で、エレインさんの方は早急に二つの工務店と独占契約を結ぶことね、ついでにあれよ、他の商品も商会で売れるようにすればいいのだわ」
ソフィアは実に簡単に言い放った、
「・・・しかし、そんな簡単には・・・」
「そうよ、簡単では無いわよね、でも、商会としては必要な事でしょ、このままあの店舗だけで慎ましくやっていくの?飲食も楽しいけど、エレインさんの出自はこういう高級品も扱ってこそだと思うわよ、さらに言えば研究所の品々も今後普及させたいんじゃないの?コンロは材料が少ないからだけど、紫大理石とか溶岩板とかガラスケースもね、そこにある保存箱も、ちゃんと商品化して販売する事を考えないと研究所の遊び道具で終わるわよ」
ソフィアの意見にユーリは頬をひくつかせ、他一同は静かに納得するのであった。
0
お気に入りに追加
156
あなたにおすすめの小説
悪行貴族のはずれ息子【第1部 魔法講師編】
白波 鷹(しらなみ たか)【白波文庫】
ファンタジー
★作者個人でAmazonにて自費出版中。Kindle電子書籍有料ランキング「SF・ホラー・ファンタジー」「児童書>読み物」1位にWランクイン!
★第2部はこちら↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/162178383/450916603
「お前みたいな無能は分家がお似合いだ」
幼い頃から魔法を使う事ができた本家の息子リーヴは、そうして魔法の才能がない分家の息子アシックをいつも笑っていた。
東にある小さな街を領地としている悪名高き貴族『ユーグ家』―古くからその街を統治している彼らの実態は酷いものだった。
本家の当主がまともに管理せず、領地は放置状態。にもかかわらず、税の徴収だけ行うことから人々から嫌悪され、さらに近年はその長男であるリーヴ・ユーグの悪名高さもそれに拍車をかけていた。
容姿端麗、文武両道…というのは他の貴族への印象を良くする為の表向きの顔。その実態は父親の権力を駆使して悪ガキを集め、街の人々を困らせて楽しむガキ大将のような人間だった。
悪知恵が働き、魔法も使え、取り巻き達と好き放題するリーヴを誰も止めることができず、人々は『ユーグ家』をやっかんでいた。
さらにリーヴ達は街の人間だけではなく、自分達の分家も馬鹿にしており、中でも分家の長男として生まれたアシック・ユーグを『無能』と呼んで嘲笑うのが日課だった。だが、努力することなく才能に溺れていたリーヴは気付いていなかった。
自分が無能と嘲笑っていたアシックが努力し続けた結果、書庫に眠っていた魔法を全て習得し終えていたことを。そして、本家よりも街の人間達から感心を向けられ、分家の力が強まっていることを。
やがて、リーヴがその事実に気付いた時にはもう遅かった。
アシックに追い抜かれた焦りから魔法を再び学び始めたが、今さら才能が実ることもなく二人の差は徐々に広まっていくばかり。
そんな中、リーヴの妹で『忌み子』として幽閉されていたユミィを助けたのを機に、アシックは本家を変えていってしまい…?
◇過去最高ランキング
・アルファポリス
男性HOTランキング:10位
・カクヨム
週間ランキング(総合):80位台
週間ランキング(異世界ファンタジー):43位
異世界でお取り寄せ生活
マーチ・メイ
ファンタジー
異世界の魔力不足を補うため、年に数人が魔法を貰い渡り人として渡っていく、そんな世界である日、日本で普通に働いていた橋沼桜が選ばれた。
突然のことに驚く桜だったが、魔法を貰えると知りすぐさま快諾。
貰った魔法は、昔食べて美味しかったチョコレートをまた食べたいがためのお取り寄せ魔法。
意気揚々と異世界へ旅立ち、そして桜の異世界生活が始まる。
貰った魔法を満喫しつつ、異世界で知り合った人達と緩く、のんびりと異世界生活を楽しんでいたら、取り寄せ魔法でとんでもないことが起こり……!?
そんな感じの話です。
のんびり緩い話が好きな人向け、恋愛要素は皆無です。
※小説家になろう、カクヨムでも同時掲載しております。
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
異世界転生してしまったがさすがにこれはおかしい
増月ヒラナ
ファンタジー
不慮の事故により死んだ主人公 神田玲。
目覚めたら見知らぬ光景が広がっていた
3歳になるころ、母に催促されステータスを確認したところ
いくらなんでもこれはおかしいだろ!
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる