寝取りチンポ vs 異世界【邪神によって異世界に送り込まれた俺に与えられたスキルが寝取りチンポだった件】

第三世界(うたかたとわ)

文字の大きさ
上 下
146 / 155

キリノのお店で食事

しおりを挟む
 なけなしのお金をはたいてクリーニング(新品みたい夢加工)をした。俺のスーツの半分の値段に泣きそうだった。



 どうしよう。夢加工した風早のスーツが俺のロッカーに2日間眠っている。



 仕事は秒で終わるから毎日暇なのに。風早に会いに行けない。犯されそうで怖くて行けない。



 ロッカーの中の風早のスーツを見つめ、ため息をつくとパタンと扉を閉めた。



 「たーなか君。今日も早ぅいねぇ」



 「ぎゃーー。」



 俺ぇ? オールっしょ。



 聞いてもない事を言いながら手を内側に入れパリピポーズをする風早。



 「な、ななな」



 「ななな? たなーか君。今日、遊び行こう?」



 「いいい、いや」



 「うっし。じゃぁ、6時にむーかえにくーるね」



 何でどうしていやだいやだ……朝の風早の無体で仕事は散々だった。それでも昼前には終わったけど。毎日する事を見つけるのも大変なんだ。今日は現実逃避したくて特に仕事に飢えていた。先輩の仕事も頼み込んでさせて貰った。透けさんから大変喜ばれたからよしとしよう。



 大丈夫だ。風早はパリピα。6時の約束なんて忘れてるはずだ。ちなみに俺は山田だ。





 「ーーたーなかくーん。あーそびま、しょー」



 オーマイガッ。



 就業時間修了ピッタリに席を立った俺。ダッシュでフロアを出る。しかし、パリピのくせに時間前行動の風早が現れ捕まった哀れな俺は馴れ馴れしく肩を組まれ夜の町に連れ去られてしまった。



 くたびれた大きめのスーツに身を包んだモサい俺と、パリピαの人気者風早は目立った。



 「ウェーイ。かぜはやー。昨日も来たのに元気だねー。それ何?」



 トン、トン、トントトン、バチ、バチ。



 「ウェーイ。友達っしょ」



 肘や腕を交差しながらパリピ挨拶をする風早とパリピダチ。



 大変だ。いつの間にか友達になっている。パリピは人類みな兄弟なのか。



 「ウケるー。お兄さん背ぇ高いねー」



 何がウケるのか。俺は全くウケていない。



 俺は背筋を丸めて甘いだけの酒をチビチビと流し込んだ。勝手に出されてきたがこれはいくらなんだろうか。給料日前とクリーニング代で懐が厳しいんだ。おい、止めろまだ飲んでる途中で次を出して来るんじゃない。



 風早は俺を無理矢理連れてきて遊ぼうと言った癖に、パリピ仲間に囲まれて俺には見向きもしない。



 「お兄さん。楽しんでる? 風早、人気者だから寂しいね?」



 「い、いえ、お構いなく」



 近い。パリピは何故こんなに近いのか。



 ピタリと隣につかれて俺が体ごとそっぽを向けばガシッと肩を組まれて無理矢理男の方を向かされる。



 「でも、今日ラッキーだよ。姫が来るから」



 姫? 姫と言えば皇族の……いやまさかあの方がこんな片田舎に。もしそうなら子供の頃に遊んだ以来か。



 ムワッ。


 俺が男にベタベタと触られながら思案していると嗅いだ事のある甘ったるい匂いが店中に充満した。



 ドクンッ。



 「うっ」



 「うっへぇ。姫、最初から飛ばしてるぅ。風早ロックオンじゃん」



 男が見ている方を見れば姫と思わしき女性が頬を赤らめ風早の方へゆっくりと歩んでいた。



 はっはっ、フワフワと雲の上を歩くように進む姫からはΩのヒート特有の匂いが放たれている。



 ドクンッ。ドクンッ……



 あんな匂いを垂れ流して危険すぎる。 



 好きなαを自分の物にするための捨て身の誘惑。αが鋼の精神で拒否すればΩである彼女は店中の人間の慰め物になる未来が待っている。



 ――おかしい。息があがる。体が熱い。顔をあげられない。



 「ひゅうっ、風早も年貢の納め時ってやつかぁ」



 朦朧となりながら顔を机に縫い付けられる中、女からの熱烈なキスを受ける風早が見えた。



 









 「――はぁ、はぁ、はぁ……」



 気が付けば風早の背中があった。背負られた体が熱くてヒートを起こしたのだと知る。



 「い、いや、だ。下ろし、て」



 「んー? 山田君のお家行こーね。近くて最高だねぇ。」



 いやだ。どうして俺の幽霊アパートを知ってるんだ。お家行って何をする気だ。俺のお尻に入れるのか。αはΩのヒートには抗えない。まてよ。姫はどうした。俺の知ってるおひい様とは程遠かったが。あの姫もヒートを起こしていただろう。風早はそんなに俺のお尻に入れたいのか。まさか、運命の番ってやつなのか。男と運命の番なんて御愁傷様だな。



 「カギカギっとぉ」



 「んんっ」



 バカ。ポケットなんかに鍵を入れるか。股間が破裂する。



 「うはっ。随分古風な鍵だねぇ。俺、好き」



 風早はニコニコと鍵を鍵穴に入れグルグルと回すと家主の前で不法侵入をはかる暴挙に出た。



 「うはっ。紐でつける電気初めて見た」



 不法侵入者である風早はカチカチと紐を引っ張り電気をつけた。



 「……何て顔してぇんの」



 「はぁ、はぁ、はぁ……」



 何ってヒートだし、と恨みがましく風早を睨むと頬を挟まれた。熱を含んだ垂れ目が俺の目の前に迫ってくる。やばい。俺のヒートにあてられた風早に犯される。



 「や、やだ。お尻に突っ込まないでっ」



 俺の言葉をうけ、迫っていた風早の顔が止まった。



 俺はヒートの熱と犯される恐怖に泣き出していた。



 「……はぁ。入れないよ。俺、言ったよね?」



 風早は怒ったように俺に言うと、コツンと額をくっつけた。



 こ、この格好は。



 「けど、このままじゃ辛いでしょ?」



 風早はカチャカチャと俺のベルトを外すとギンギンの俺のそれを取り出した。



 「や、やめて」


 俺は力の入らない体で風早の体を押したがびくともしない。クチャネチャと俺の大事な所を扱う風早。



 「あっ、あっ、んんっ……い、いやっ、だ。かぜ、はやっ、入れないでっ」



 必死に首をふりヒート中の快楽に抗う俺の首の裏を掴んだ風早は自身に引き寄せるとお互いがお互いの肩に顎を乗せるほど密着した。



 「入れないって。……けど、一緒に気持ちよく、なろ?」



 耳元で囁きながら風早は俺の耳に噛みつくと耳穴に舌を入れた。

 

 「ああっ、だ、だめっ……」



 いつの間にか取り出した風早のと俺のが一緒に擦り合わされ、足は上に下にと絡み合った。



 気持ちいい。こんなのΩのヒートにあてられた時以来だ。あの時はボディガードがΩと無理矢理離してくれたから大事にはいたらなかった。



 けど、ここにはボディガードはいない。俺はヒート中のΩ。



 「んあっ、ああっ、んんっ……」



 耳になめ回されながら下半身はなぶられ、あまつさえ僅かに突き上げられている。風早の腰の動きが卑猥だ。俺は性交でこんな動きしたことがない。



 「イく? イきそう? イく時教えて、ね」



 綺麗な顔がイく顔見たいから。



 「――イ、くっ」



 体に力が入り足先が伸び顎を上げた。目を閉じて過ぎた快感に脳天が突き抜けた。



 真っ白な世界の中、薄目を開けると風早の恋する乙女のような惚けた顔に絶望した。

 

 だめだ。掘られる。



 

 いや、結果は掘られなかったけどな。風早は思ったより自制心のきくパリピαらしい。
しおりを挟む
感想 51

あなたにおすすめの小説

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます

neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。 松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。 ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。 PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

荷物持ちの代名詞『カード収納スキル』を極めたら異世界最強の運び屋になりました

夢幻の翼
ファンタジー
使い勝手が悪くて虐げられている『カード収納スキル』をメインスキルとして与えられた転生系主人公の成り上がり物語になります。 スキルがレベルアップする度に出来る事が増えて周りを巻き込んで世の中の発展に貢献します。 ハーレムものではなく正ヒロインとのイチャラブシーンもあるかも。 驚きあり感動ありニヤニヤありの物語、是非一読ください。 ※カクヨムで先行配信をしています。

おじさんが異世界転移してしまった。

明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか? モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。

処理中です...